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天竜浜名湖鉄道:自立維持か行政依存か <静岡新聞 2011/09/24 08:50>を編集

 天竜川で発生した川下り船転覆事故を受け、静岡県から常勤取締役を受け入れる天竜浜名湖鉄道。3代続いた静岡県OBに代わり民間からトップを迎え、赤字脱却へ経営再建を進めてきたが、再び行政の力を頼る事態になった。民間発想による自立的経営を維持するのか、行政依存への回帰か。事故で表面化した危機管理体制の不備について、出資する静岡県や沿線7市町の責任論もくすぶる中、第3セクターの経営の在り方をめぐる議論の着地点は見えない。

 2011/09/19の臨時取締役会で新しい常勤取締役に内定したのは、天竜浜名湖鉄道を所管する静岡県交通政策課課長の鈴木茂樹(51)。遺族への補償対応や原因究明の調査に追われる社長の名倉健三を補佐し、社内の安全対策強化などの重責を担う。

■収支改善
 2009年に社長に就任した名倉は遠州鉄道出身。天竜浜名湖鉄道の社長に就く前は系列ホテルの代表取締役社長を務めていた。
 「鉄道はサービス業」を唱え、経費削減やイベント列車企画など、民間ならではの視点で経営改革に当たり、2010/03期決算の当期純利益は9期ぶりに534万円の黒字となった。

 地元は事故と静岡県からの派遣を複雑な気持ちで受け止める。天竜区選出の浜松市議の一人は「静岡県のOBが社長だった時代から安全管理は甘かった。今の経営陣だけの責任ではないはず」と主張。「民間活力で再生してきたのに、親方日の丸に戻るのはいかがなものか。果たしてうまくいくのか」と話す。

■緊急措置
 「あくまでも緊急的な措置だ」
 静岡県文化・観光部部長の出野勉は、鈴木の常勤取締役派遣について、最大出資者としての立場や他の自治体の要望を考慮した上での決定と強調する。このため、任期は2011/04からの新経営体制移行がめどとなる。
 ただ、新体制の在り方そのものをめぐっては、「これまでお任せだった反省はある。補助金の支出や地域の足を守る観点で行政が経営に関わり、支えることが必要」(静岡県幹部)、「天竜浜名湖鉄道全体の事業と川下りは分けて考えなければいけない。浜松市がどう経営に携わっていくかは分からない」(浜松市幹部)など自治体間で温度差もあり、最終結論まで時間がかかりそうだ。

■底流にある課題
 静岡文化芸術大学教授(社会・地域デザイン)の黒田宏治は「天竜浜名湖鉄道に限らず、国鉄時代の不採算路線を引き継いだ第3セクターはそもそも経営的に難しい事業。事故を踏まえた対策は欠かせないが、底流にある課題をいま一度見つめ直すべき」と指摘。「民と官のどちらがやるかではなく、むしろ役割分担をしっかり考えることが重要だ」と訴える。

◇天竜浜名湖鉄道の歴代社長◇
 1986/08~1997/06 榛村純一(当時の掛川市長)
 1997/06~2002/03 中山祐次(静岡県OB)
 2002/04~2002/06 中谷良作(当時の天竜市長)
 2002/06~2005/03 杉山直哉(静岡県OB)
 2005/04~2005/06 中谷良作(当時の天竜市長)
 2005/06~2009/05 井口健二朗(静岡県OB)
 2009/06~現在 名倉健三(遠州鉄道)
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阪神三宮駅に戦前の梁復活へ 改良工事中“発見” <神戸新聞 2011/09/24 15:10>を編集

 大規模な改良工事が進む阪神三宮駅(神戸市中央区小野柄通8、地下駅)で、ホームの天井をはがしたところ、1933(昭08)年の開業当時のアーチ形の梁が姿を現した。阪神電気鉄道は当初計画を変更し、リニューアル後も駅舎の一部として保存することを決定。2013年春、レトロな雰囲気を残した駅に生まれ変わる。

 改良工事は2007年に着手。火災発生時の避難経路の確保やバリアフリー化などを目的に、東口の新設と併せ、西側の改札口も拡張する。

 ホームの天井は空調機器や配管を覆うため、ホームから高さ約3.6mの位置に張られていたが、2011/04から撤去作業を本格化。すると、阪神神戸駅として開業した当時のアーチ形の梁(ホームから高さ5.6m)が現れた。コンクリートの状態は良好で、アーチに施された装飾も残っていた。

 2011/07下旬、3本の線路のうち、南側にある3番線(折返し線)の降車ホームを撤去して、線路を南の壁際に移設したところ、2・3番線ホームが広くなり、ホームからアーチ全体を見渡せるように。クリーム色のアーチが連なる広々とした空間に「天井でふさぐのは惜しい、という声が上がった」と阪神電鉄三宮工事事務所長の村田豊喜。新たな天井を張る当初の計画を変更し、アーチを残すことを決めた。
 阪神電鉄によると、残すのは、東西の改札口の工事などに支障が出ないホーム中央部(長さ約70m)。ただ、コンクリ片の落下防止を目的にアーチ表面を補強するため、表面の装飾は隠れてしまうという。阪神電鉄は他に、駅の柱に張られた開業当時のタイルも一部残す考え。布地のような表面が特徴で、新調するタイルにも同じような模様を用いるという。内装デザインを担当する阪神電鉄工務部課長の植村弘は「古きよきものを生かしたデザインにしたい」と話している。

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阪神三宮東口改札、予定通り来春完成 藤原新社長 <神戸新聞 2011/06/09 10:48>を添削

 阪神電鉄社長の藤原崇起(59)は2011/06/08、阪神三宮駅東口改札の新設工事が順調に進み、予定通り2012年春に開業できる見通しであることを明らかにした。また、阪神なんば線で相互に乗り入れている近鉄の特急電車を阪神本線で運行することについては「両社で協議を始めた」と述べた。

 阪神三宮駅の改良工事では、西側に1カ所しかない改札口を東側にも設けるほか、2013年春には西側改札口を改装する。駅に3本ある線路の配置も変更。(現状では)三宮より西から来る乗客が三宮で阪神なんば線の電車に乗り換える場合、ホームをまたいで移動しなければならない。そのため乗入れ線路を中央に移し、乗換えをスムーズにする。藤原は「阪神なんば線の利便性を高め、利用増につなげたい」と話した。

 また、三宮と伊勢志摩・名古屋を結ぶ特急の運行については両社で協議を開始したが、「運行システム上、特急を定期的に走らせることは現状では難しい」と説明。その上で「近鉄のダイヤと付き合わせて試運転にまず取り組み、臨時運行ができるのか、需要はどれぐらいあるのかなどを見極めて判断したい」と課題を挙げた。
スカイマーク、関空~新千歳、関空~那覇線開設へ 当初3カ月は780円で販売 <MSN産経 2011/09/09 19:21>を編集

 スカイマークは2011/09/09、仙台~新千歳、仙台~成田の2路線を2012/04に、関西空港~新千歳、関西空港~那覇の2路線を2012/05にそれぞれ開設すると発表した。各路線とも就航から3カ月間はキャンペーン価格として一部座席を大幅な割引価格で提供、仙台線は片道980円、関空線は片道780円とする。

 便数は仙台~新千歳が1日3往復、仙台~成田は1日1往復。関空~新千歳は1日2往復、関空~那覇は1日1往復でそれぞれスタート。2012/06から関空~新千歳は1日4往復、関空~那覇は1日3往復に増便する予定。
 スカイマークの関空就航は、2006年に関空~羽田が撤退して以来となる。関空発着路線の大人普通運賃は、ともに1万4800円。ネット購入などで最安で5800円で購入できる。

 ANAなどが出資する格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションも2012/03から関空~新千歳を1日3往復、関空~福岡を1日4往復運航する予定。スカイマークの新路線開設で、関空発着の国内線は価格競争が一段と激しくなりそうだ。
新東名高速:御殿場~三ケ日 2012年に先行開通 <毎日新聞 2011/08/26 19:51>を編集

 中日本高速道路会社(NEXCO中日本)は2011/08/26、2020年度に全面開通を予定する新東名高速道路のうち、静岡県内の御殿場JCT~三ケ日JCT 約162kmを2012/04~06をめどに先行開通させると発表した。
 部分開通区間は、新東名全区間(海老名南JCT~豊田東JCT)約254kmの6割強を占める。新富士、新清水、浜松浜北など計10カ所のICと7カ所のSA・PA(休憩施設)が設置される予定だ。
 新東名高速は東名高速の北側を並走し、東名の渋滞緩和と事故・災害時の迂回ルートとなる。中日本高速社長の金子剛一は会見で「新東名は東名の北側に位置し、津波の影響を受けない。東名との二重運用で日本の大動脈の信頼性を確保できる」と利点を強調した。

 中日本高速によると、2014年度には西側の愛知県ルート(豊田東JCT~浜松いなさJCT)も部分開通する予定。
 2011/09/21 09:15頃、神戸電鉄粟生線 鈴蘭台西口~鈴蘭台(神戸市北区鈴蘭台西町1)を走行していた普通電車(小野発新開地行き、4両編成)の運転士が線路上に土砂が崩れているのを見つけ急停止したが、先頭車両が土砂の上に乗り上げた。
 神戸北警察署や神戸電鉄によると、崩れたのは線路脇の斜面で高さ約3m、幅約11m(約30m3)。乗客約120人に怪我はなく、約600m離れた鈴蘭台駅に徒歩で移動した。神鉄粟生線は鈴蘭台~木津で不通となり、バスによる代替輸送を実施。それ以外の区間は折返し運転を続けている。

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神鉄粟生線が運転再開 <神戸新聞 2011/09/21 17:44>を編集

 2011/09/21午前、神戸電鉄粟生線で線路上に土砂が崩れ、運転を見合わせていた神鉄粟生線鈴蘭台~木津は、2011/09/21 17:05頃、土砂の撤去と線路の点検を終え、約8時間ぶりに運転を再開した。
JR西日本9月定例社長会見 <JR西日本 2011/09/14>を編集

2 最近の営業・輸送状況
(集計表省略)
(1) 運輸取扱収入の状況
(省略)

(2) 新幹線・在来線特急・アーバンネットワークのご利用状況
(省略)

(3) 山陽・九州新幹線直通運転開始半年のご利用状況について
(集計表省略)
(一部省略)
 2011/04~2011/06の航空機による輸送人員と、新幹線の輸送人員(自動改札機の入場実績)を合算すると、京阪神~熊本方面において対前年比137%、京阪神~鹿児島方面において126%となっており、旅行のお客様のパイが約3割拡大していると考えられます。私どもも各種キャンペーンを行うことにより九州地区の魅力を訴求してまいりましたが、その効果が新幹線のみならず航空機においても現れ、旅行のお客様全体のパイが拡大したものと考えております。

# <神戸新聞記事 2011/09/14 20:46>を編集
 JR西日本は2011/09/14、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業後、京阪神から鉄道か航空機で南九州に移動する人のうち、鉄道の占める割合が熊本行きで約6割(開業前約3割)、鹿児島行きで約4割(開業前1割)に拡大したことを明らかにした。社長の佐々木隆之が会見で述べた。来春、新大阪~鹿児島中央の「みずほ」「さくら」を増便させる考えも示した。
 鉄道は2011/04~2011/06、京阪神~熊本が前年比2.4倍、京阪神~鹿児島が4.5倍と急増、航空機は約15%減った。佐々木は「航空と鉄道の全体でほぼ3割増え、パイが拡大した」と強調した。
 来春のダイヤ改正までに直通車両10編成を加える予定で、現在1日15往復の直通運転を増やす方針。ただ、京阪神から九州への乗客に比べて九州から来る人は半分程度といい、佐々木は「九州で関西の魅力をPRしていきたい」と述べた。
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3 「熊本・宮崎・鹿児島デスティネーションキャンペーン」の開催について
(省略)

4 JR京都線、JR神戸線における列車折り返し設備の新設について
 安定輸送対策として、JR京都線、JR神戸線において列車折返し設備を新設し、ダイヤの乱れを局所化する取組を行います。整備箇所は尼崎駅、吹田駅、灘駅です。整備完了予定は、尼崎駅が2012/01、吹田駅が2012/02、灘駅が2012/03です。
 整備により輸送がどのように改善されるかについて吹田駅を例に説明します。京都~吹田において大規模な輸送障害が発生した場合、大阪駅以西における運行について、これまでは普通列車と快速列車を大阪駅で折返し運転させ、これにより新快速列車は折返しができず1本も運転させることができませんでした。
 そこで、吹田駅に折返し設備を新設することにより、普通列車の大阪~吹田の運転が可能となり、快速列車も吹田駅折返しとして大阪~新大阪における運転を確保し、新快速列車については大阪~姫路の運転を確保することが可能になります。このような設備を尼崎駅と灘駅にも設置します。


# <神戸新聞記事 2011/09/15 08:21>を編集
 JR西日本は2011/03/14、JR神戸線、JR京都線で人身事故などでダイヤが乱れたときの影響範囲を小さくするため、2012/03までに尼崎、吹田、灘の3駅構内に電車の折返し設備を設けると発表した。
 尼崎駅では、12両編成でも下り線から上り線に折り返せるよう、引上線を延長。吹田駅、灘駅では上り線から下り線に移る渡り線を各2本設ける。投資額は約17億円。
 この整備で、吹田~京都で事故があれば京都~姫路で止めていた新快速の運転が大阪~姫路で可能に。大阪~灘の事故では全電車が西明石~大阪で運転できなかったが、普通は西明石~灘で運転できるようになる。「最低限、姫路方面から三ノ宮への輸送は確保できる」という。
 JR西日本によると、京阪神では運休や30分以上の遅れが出るトラブルが年間約300件起き、JR神戸線、JR京都線では、事故の影響が広範囲に及ぶことが課題になっている。
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5 節電の取り組みについて
(省略)
新金谷駅に転車台、全線正面運転へ <MSN産経 2011/09/13 10:58>を編集

 大井川鉄道(静岡県島田市)は、新金谷駅構内にSL機関車の向きを変える転車台(ターンテーブル)を新設し、2011/10/07から運用を始める。
 大井川鉄道の目玉であるSLはこれまで、千頭行きは機関車が正面を向いて走るが、金谷行きは向きが逆となる逆行運転を強いられていた。「格好悪い」「期待外れ」などと鉄道ファンをがっかりさせていたため、弱点の解消を狙う。

 ターンテーブルはこれまで千頭駅にしかなく、イベント時に使う程度で活用されていなかった。新金谷駅に新設して一対での運用が可能となり、今後のSLは運行列車すべてが正面を向いて走る。

 新金谷駅に新設されるターンテーブルは全長17.5m、重さ22.8t。観光施策の一環で工事費約9000万円は島田市が拠出した。機関車を載せて回転する橋桁は、名古屋鉄道で1988年に作られたものを改造して再利用している。手動でも扱うことが可能で、イベントなどで鉄道ファンに取扱いを体験してもらうことなどを想定している。大井川鉄道は「近くでSLの動きを観察でき、SLを身近なものに感じてもらえれば」と話している。

 大井川鉄道によれば、逆行運転している金谷行きのSLは、これまでゴールデンウイークや紅葉シーズンなど限られた時期にしか満席にならなかったという。集客の面でも期待しており、2011/10/07のSLフェスタにあわせて使用を始める予定だ。

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お尻が前のSLでは…転車台設置で解消へ <2010/11/07 読売新聞>を編集

 島田市(静岡県)は2011年秋をメドに、大井川鉄道のSLの向きを回転させるための転車台を、新金谷駅近くに整備する方針を固めた。

 1976年のSL復活以来、金谷行きの列車の運行で強いられてきた逆行運転(機関車のお尻を前に向けた状態)が解消される。島田市は、設計費用などを盛り込んだ関連議案を、11月定例議会に提出する。

 大井川鉄道は、JR東海道線と接続する金谷駅(島田市)を始発に、終着の千頭駅(川根本町)まで約40kmでSL列車を運行し、利用客は年間約28万人と静岡県内有数の集客力を誇る。ただ、転車台は千頭駅にしかなく、千頭駅で方向転換すると同じ列車が次に金谷駅側を出発する際、機関車のお尻が先頭に来てしまう。

 このため千頭発の列車は、機関車の向きはそのままで側線を利用して先頭位置に移動させており、SLのお尻が前方を向いた不格好な運転を強いられてきた。結果的に、千頭駅の転車台も通常運行では出番がなく、イベントなどで活用されるだけの状態となっている。

 転車台を金谷駅側にも整備して千頭駅の転車台と合わせて活用すれば、上下線とも機関車を前向きにして客車の進行方向先頭に付けることが出来る。

 島田市によると、新転車台は金谷駅の1駅先にある新金谷駅南側の市有地などに設置し、周辺を「SL広場」(仮称)として整備する。また、観光客らが転車台を手でも動かせるよう設計する。島田市はSLを地元の観光資源と位置づけており、転車台の整備で更なる観光客増加につなげたい考えだ。

 2011/09中旬までに整備し、2011/10に島田市が開催する鉄道愛好者や家族連れを主な対象にしたSLや鉄道に関するイベントに合わせて、転車台を稼働させる。

 島田市長の桜井勝郎は「静岡空港の開港もあり、大井川流域の観光開発の一環として転車台を設置したい」と話している。
ホームと反対のドア開く JR播但線の普通電車 <神戸新聞 2011/09/06 20:25>を編集

 2011/09/06 08:10頃、JR播但線 鶴居駅(兵庫県市川町)で、普通電車(2両編成、姫路発寺前行)の車掌が、ホームと反対側のドア1組が開いているのを見つけた。車内の乗客3人はホーム側のドアから降り、怪我はなかった。運転士はドアを閉め直し、運転を再開。この電車と上りの1本がいずれも6分遅れ、20人に影響した。

 JR西日本によると、この電車は車両1両の両側に4組ずつドアが付いている。鶴居駅など無人駅では、1両目の先頭と最後尾のドア2組だけを開閉。運転士は鶴居駅でホーム側のドアを開けるボタンを押したが、反対側のドア1組も開いたという。

 JR西日本は故障の可能性が高いとみて、網干総合車両所(兵庫県太子町)で原因を調べている。

# <JR西日本プレスリリース 2011/09/06>を編集
播但線 鶴居駅 駅停車中にホームと反対側のドアが開く

1.発生日時:
 2011/09/06(火)08:10頃

2.場所
 播但線 鶴居駅構内
    
3.列車名
 下り普通電車(ワンマン)103系2両編成 姫路07:24発 寺前08:17行
 乗客人員3人
 ※ 当該列車は姫路~福崎は4両編成、福崎駅で2両切り離して前2両が寺前行となります。

4.概況
 08:10頃、鶴居駅を発車する際、運転士が出発するためにドアを閉めたところ、全てのドアが閉まっていることを知らせるランプが点灯していないのを認めると同時に、車内改札のため乗車していた車掌が1両目1番後の反対側(左側)ドアが開いていることを発見しました。
 当該運転士と車掌がお客様の転落や怪我のないことを確認した後、ホーム側の扉およびホームと反対側の扉が閉まったことを確認しました。その後、車掌が当該ドアの安全監視を行って運転を継続し、寺前駅に6分遅れて到着しました。
 なお、鶴居駅で3名のお客様が降車され、鶴居~寺前はご乗車のお客様はおられませんでした。

※ ホームと反対側のドアが開いたのは、1両目の4カ所のうち一番後ろのドア1カ所。
※ ワンマン列車の乗降は1両目の1番後ろのドアから乗車、1両目の1番前のドアから降車。
※ 播但線の列車は運転士によるドアボタンの開閉操作後、お客様がドア横の押ボタンを押して乗降。
(以下略)
JR姫新線:播磨新宮駅 油漏れについて <JR西日本 2011/09/01>を編集

1 発生日時
 2011/08/31(水)23:59頃

2 場所
 姫新線 播磨新宮駅構内

3 列車名
 姫路23:16発 播磨新宮23:45行 下り普通列車 4両編成 乗客数約10名

4 概況
 2011/08/31 23:59頃、当該列車の運転士は、播磨新宮駅到着後に列車の点検をしたところ、2号車の床下から燃料が漏れているのを発見しました。その後、検査係員が検査を行ったところ、燃料タンクからエンジンへ燃料を送るパイプの継ぎ目のボルトが緩んでおり、そこから燃料(軽油)が漏れていることが判明しました。
 当該車両の走行経路を確認した結果、姫路駅と播磨新宮駅の線路上に油の付着を発見しています。

※注釈 燃料は軽油、約200Lが漏れたと推定されます。
※注釈 燃料が漏れた走行区間は22.1km。
※注釈 車両の他の床下機器には異常は認められず、また、漏れた軽油の発火などはありませんでした。
※注釈 お客様に怪我などはありませんでした。

5 原因
 燃料タンクからエンジンへ燃料を送るパイプの継ぎ目のボルトが緩んでいたため。

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JR姫新線:特急列車の油漏れについて <JR西日本 2011/06/11>を編集

1 発生日時
 2011/06/10(金)23:00頃

2 場所
 西鳥取車両支部

3 列車名
 大阪18:05発 鳥取22:33行(播但線経由)下り特急列車「はまかぜ5号」6両編成

4 概況
 2011/06/10 23:00頃、西鳥取車両支部で係員が、当該列車の4号車の燃料計が、ゼロを表示しているのを認めました。このため列車の点検をしたところ、4号車床下にある燃料フィルターに亀裂(1カ所、長さ25mm)が入っており、そこから燃料(軽油)が漏れていることがわかりました。
 当該車両の走行経路を確認した結果、姫路駅と豊岡駅の線路上に油が付着していました。また、寺前駅、生野駅の線路上に油が付着しているのを確認しました。

※注釈 燃料フィルターは、燃料タンクからエンジン本体へ燃料を供給する経路の途中に取り付けられており、燃料の不純物を取り除く装置です。
※注釈 燃料は軽油、約400Lが漏れたものと推定されます。
※注釈 車両の他の床下機器には異常は認められず、また、漏れた軽油の発火などはありませんでした。
※注釈 お客様に怪我などはありませんでした。 

5 原因その他
 燃料フィルターに亀裂が入り、油漏れが発生しましたが、亀裂の原因については調査中です。
神戸空港で小型機パンク、一時滑走路閉鎖 発着24便に影響 <神戸新聞 2011/08/30>を編集

 2011/08/30 12:10頃、神戸空港で、訓練飛行中の小型機が着陸した際、後部のタイヤ2本がパンク、滑走路上で立ち往生した。神戸空港は滑走路を閉鎖。着陸予定の旅客機4機が上空で待機した後、関西空港などに行先を変更した。
 15時ごろ、空港滑走路の閉鎖が解除され、神戸空港は運航を再開した。
 この事故で発着便計24便が欠航、遅れ、関西空港など近隣の空港に目的地を変更するなどし、計800人以上に影響が出た。

 神戸市や神戸水上警察署によると、小型機は神戸空港にパイロット養成の拠点を置く本田航空の所有で、男性教官(58)の他、法政大学航空操縦学専修4年の女子学生(22)、男子学生(22)が搭乗。女子学生の操縦で着陸後すぐに離陸するタッチ・アンド・ゴーの訓練をしていた。着陸後、突然機体のバランスが崩れたため教官が確認したところ、後部タイヤ2本がパンクしていたといい、本田航空は「一般的にブレーキのかけすぎで、タイヤがパンクすることがある。原因を調査し、対策を講じたい」としている。

 神戸市によると、この小型機は、神戸空港内にパイロット養成拠点を置く本田航空の所有。法政大学航空操縦学専修の学生ら3人が乗っていたが、いずれも怪我はなかったという。
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# 順調なようですね。

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法政大学:パイロット養成拠点開講 神戸空港 <神戸新聞 2011/08/08 13:04>を添削

 法政大学が神戸空港に設けたパイロット養成拠点 法政大学飛行訓練センターで2011/08/08、開講式があった。理工学部航空操縦学専修で学ぶ4年生が、プロに必要な資格取得を目指し、飛行訓練などに取り組む。神戸空港での養成機関は、ヒラタ学園(神戸市中央区)に次いで2校目。

 法政大学は2008年、理工学部機械工学科に航空操縦学専修を開設。駐機場の確保などから神戸空港ターミナルビルに拠点を新設し、訓練は本田航空(埼玉県川島町)に委託している。

 法政大学飛行訓練センターでは、すでに事業用操縦士免許を取得している4年生が双発プロペラ機の飛行訓練を行い、さらに高度な技術を身に付ける。

 開講式後、1期生の4年生6人が早速実習に臨んだ。飛行訓練は2011/08/15ごろから始めるという。
# 神戸高速鉄道は「鉄道施設の保有に特化した事業形態に変更」(ホームページより)されていますので、駅での表示と合わせて、阪神神戸高速線、阪急神戸高速線として扱います。

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神戸高速線:線路が浸水 ダイヤ乱れる <神戸新聞 2011/08/29 00:31>を編集

 2011/08/28 07:00頃、阪神神戸高速線 大開~高速長田間で、地下の線路に水がたまっているのを走行中の普通電車の運転士が見つけた。後続の運転を取りやめるなど66本のダイヤが乱れ、約5000人に影響した。
 阪神電鉄によると、水たまりは大開駅の西450m付近で約20mにわたって見つかり、最大深さ約10cm。両駅間にある排水ポンプの制御装置が停止しているのが確認されたという。手動で装置を再稼働させると水位は下がった。
 地下を通る線路は、湧き水などを線路脇の排水溝を通じてポンプで処理し、地上に出す仕組み。神戸高速線には9カ所にポンプがあり、そのうちの1機が故障したという。阪神電鉄が原因を調べている。
神戸垂水コンテナ船衝突:2等航海士を書類送検→略式起訴→罰金命令→即日納付 <神戸新聞 2011/08/23 22:58>を編集

 オランダ船籍のコンテナ船 フレボディジェック(9983t)が、明石海峡大橋下の岸壁に衝突した事故で、神戸海上保安部は2011/08/23、業務上過失往来危険の疑いで、ウクライナ人の2等航海士(26)を書類送検した。この2等航海士は業務上過失往来危険罪で略式起訴され、神戸簡裁で罰金40万円の略式命令を受け、即日納付した。

 送検容疑は、2011/08/19、大阪港に向け航行中のコンテナ船に乗務していた際、眠気を覚えながら、交代を呼ぶなどの措置をしないまま自動操舵で船を航行させ、04:40頃、神戸市垂水区東舞子町の岸壁に衝突させた疑い。
 神戸海上保安部によると、この2等航海士は午前0時からロシア人船長と当直乗務に当たっていたが、午前1時頃に船長が操舵室を離れた後は1人で操船と見張りをしていた。事故の1時間ほど前、現場から約33km南西にある航路を示すブイを通り過ぎた後、居眠りを始めたという。
 衝突によってコンテナ船は船首底部が損傷し浸水。岸壁は、幅約2mにわたって壊れた。

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神戸垂水コンテナ船衝突:当直航海士が居眠り、当直が1人 <神戸新聞 2011/08/19 13:09>を編集

 2011/08/19 04:40頃、兵庫県立舞子公園(神戸市垂水区東舞子町)に隣接する岸壁に、オランダ船籍のコンテナ船 フレボディジェック(9983t、全長約140m)が衝突、船首底部が約5~6m岸壁にめり込み、岸壁も幅約2mにわたって壊れた。ロシア人船長以下15人の乗組員や、現場周辺にいた市民に怪我はなかった。船首上部が一部浸水したが沈没の危険はなく、燃料油の流出もなかった。

 神戸海上保安部は船を神戸港に曳航するとともに、業務上過失往来危険容疑も視野に捜査を始めた。

 神戸海上保安部によると、コンテナ船は中国江蘇省の連雲港から大阪港に向かう途中で、明石海峡を東進。海峡は右側通行だが、西行きの航路部分を突っ切り、衝突した。事故当時、ウクライナ人2等航海士(26)が一人で、操舵室で当直をしていたという。船は自動操舵で時速約30kmで航行していたとみられる。

 2等航海士は神戸海上保安部の調べに対し「事故の約10分前に、現場から約8.5km南西にあるブイを通り過ぎたのは覚えているが、その後居眠りをしてしまった」などと話しており、大阪湾海上交通センター(淡路市)からの国際無線での警告にも気づかなかったという。2等航海士は午前0時から勤務していた。

 明石海峡航路では2008/03、船舶3隻が衝突し計4人が死亡・行方不明になる事故が発生するなど、過去にも多くの事故が起きている。

 第五管区海上保安部は2010年、新たに航路への進入経路を設定。スムーズな航行を図るとともに、航行する船舶に対し、国際無線の常時受信や手動操舵への切り替えを呼び掛けていた。

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コンテナ船が岸壁に衝突 神戸垂水 <神戸新聞 2011/08/19 09:09>を編集


 2011/08/19 04:40頃、、兵庫県立舞子公園(神戸市垂水区東舞子町)付近の岸壁に、オランダ船籍のコンテナ船 フレボディック(9983t、長さ140m)が衝突、船首が岸壁に突き刺さった状態になり、岸壁が幅約2mにわたって壊れた。フィリピン人の乗組員ら15人が乗っていたが、怪我はなかった。浸水しているが沈没などの危険はなく、燃料油の流出もないという。

 神戸海上保安部などによると、コンテナ船は中国江蘇省の蓮雲港から大阪港に向かう途中。当時波の高さは1mと比較的穏やかだったという。

 神戸海上保安部は船を神戸港に曳航するとともに、業務上過失往来危険容疑も視野に、ロシア人船長らから事情を聴く方針。
JR西日本:普通電車、加速区間を短縮し26%節電 <読売新聞 2011/08/18 17:34>を編集

 JR西日本の明石電車区(明石市)が、消費電力を最大で26%削減できる普通電車の運転法を開発、酷暑で関西電力の綱渡りの電力供給が続くなか、JR神戸線で節電に貢献している。JR西日本では2011/07、他の全ての電車区にも同様の運転法の開発を指示、全社的にエコ運転を行う準備を始めた。

 電車は、駅を発車してモーターをフル回転させ最高速度に加速するまでの間に最も電気を使う。明石電車区では2008年の夏、若手運転士7人が、加速区間を短くして最高速度も低く抑え、ダイヤも厳密に守れるエコ運転法を探った。その結果、時速75km/hまで加速すると決められている鷹取~須磨海浜公園では、60km/hで加速をやめて惰行運転しても、ダイヤ通りの1分22秒で走れることがわかった。モーターを回す時間を10秒短くできた。
 西明石~大阪の他の25駅間で同様の運転法を開発し、消費電力を計測した。最新型の321系電車で走ると、通常運転で最大516kWhの電気を使うが、エコ運転だと354kWhまで削減できた。上り下りの列車14本で比較すると、8~26%の節電率だった。
 全ての321系電車が西明石~大阪で1年間エコ運転した場合の最大の見積りでは、299万kWhの節電、1095tのCO2削減に貢献でき、電気代も3900万円安くできるという。
北近畿タンゴ鉄道 経営改善に模索続く <神戸新聞 2011/08/16 11:56>を添削

 京都府と京都府北部の市町を中心に、兵庫県と豊岡市も出資する第3セクター 北近畿タンゴ鉄道(KTR、京都府福知山市)の経営改善に向けた動きが活発化している。沿線の2府県7市町などでつくる北部地域総合公共交通検討会が2011/04に発足し、年内に改善策をまとめる計画。しかし、関係する自治体が多いため、運賃値上げ、減便、各自治体が出す補助金の負担割合など課題が山積しており、決着に向けては難航が予想される。

 KTRは1990年、豊岡市と京都府舞鶴市を結ぶ旧国鉄の赤字路線 宮津線を引き継ぐ3セクとしてスタート。赤字は続き、各自治体の資金で穴埋めしてきた。しかし2009年度、経常損失が7億円を超えると、補助金で補填ができなくなった。
 経営改善の検討会立ち上げのきっかけは、補助金支出を巡る京都府と兵庫県の不協和音。京都府が求める兵庫県と豊岡市の負担合計3706万円に対し、兵庫県側が支払ったのは豊岡市の1853万円に1000万円を加えた2853万円。2010年度も合計3681万円の要求に対し、応じたのは計2840万円だった。

 毎年一定割合の負担を求める京都府に対し「KTRが廃線になった場合、代替交通手段の利用に必要な補助額」を拠出根拠とし、「この試算を超える額は出せない」とする兵庫県。両者の折り合いがつかなかったことが、抜本的な改革着手を後押しした。

 3セク鉄道は旧国鉄の赤字路線を自治体が引き継いだケースが多く、乗客数が極端に少ないなど経営環境がおおむね悪い。第3セクター鉄道等協議会に加盟する35社のうち、2010年度は31社が赤字。KTRの赤字額は1996年度から15年連続で最多となっている。

# 黒字なのは智頭急行、伊勢鉄道、北越急行、鹿島臨海鉄道かな? 鹿島臨海は貨物が好調。他は全てJR特急が乗り入れ。

 2011/07/20に京都市内で開かれた検討会の第2回会合では、事務局の京都府が、運賃値上げと運行本数削減の2本柱による改革案を提示した。KTRは消費税率アップの時を除いて、運賃を値上げしたことはない。運行本数は利便性向上のため旧国鉄時代よりむしろ増やしてきており、両案に着手すれば大きな方針転換。だが、路線が最も長い京丹後市は「値上げと運行本数の削減がそのまま経営改善につながるかは分からない。利用促進策にもっと力を入れるべき」とする。一方、豊岡市は確実な赤字削減策への着手を求めており、自治体間には温度差がある。

 KTRを含め、多くの3セク鉄道は、沿線の人口減と加速する過疎化で収益の好転は期待しにくい。検討会座長で、交通政策に詳しい神戸大学大学院経営学研究科教授の正司健一は「設備投資費も含め、各自治体がどの程度なら補助できるかを考え、その額に応じたレベルでの鉄道維持に切り替える時期に来ている」と話している。

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KTR 公的支援や減便など議論へ 京都府が検討委設置 <京都新聞 2011/02/01 22:16>を添削

 京都府は今春、京都府などが出資する第3セクター 北近畿タンゴ鉄道(KTR)をはじめとした京都府北部の公共交通の今後を考える検討委員会を設置する。特に赤字が続くKTRへの公的支援や減便など経営改善策について今秋に方向性をまとめる考え。地元市町や有識者のほか兵庫県にも参加を呼びかける。

 KTRは乗客の減少で20期連続で赤字を計上しており、京都府、沿線市町、兵庫県から毎年4~5億円の経営対策補助金の拠出を受けて経営を維持している。2010/06に始まった舞鶴若狭自動車道の無料化実験で乗客がさらに減っており、抜本的な対策が迫られている。

 検討委員会では、KTRの利用促進策のほか運行本数を間引くなどのコスト削減策を議論する。参考として、一部路線を廃止し路線バスで代替する手段についてもコスト、利便性、影響を調べる。

 兵庫県との間で経営対策補助金の負担割合について折り合いがつかず、2009年度は800万円の不足額が生じた経緯があることから、今後の補助金の在り方についても兵庫県や地元市町と合意形成を図る考えだ。
JR西日本がミリング式レール削正車を公開 <MSN産経 2011/08/10 21:59><神戸新聞 2011/08/11 08:33>を基に

 JR西日本は国内の鉄道事業者で初めて、レールの表面を削って整えるミリング式レール削正車を導入し、2011/08/10、報道陣に公開した。2011/09以降、京阪神の在来線のレールの保守作業で使用する。

 車両(全長21.5m、重さ68t)はオーストリアのリンジンガー製。ディーゼルエンジンで動き、合金製超硬カッター刃を装備した車輪状のミリングホイールが、レールの表面を0.3~1.0mm削り取る仕組み。1時間に最大約1kmの作業が可能。従来の砥石式の車両では作業区間を何度も往復しないと削れなかったが、新型車は1回の走行で削ることができ、作業時間を1/6に短縮。削りかすは吸引装置で回収し、粉塵を出さない。価格は約12億円。

 この日は、御着基地(姫路市四郷町山脇)でデモ運転と安全祈願式が催され、オーストリア大使館職員やリンジンガー社社長らが出席。オーストリア式の式典もあり、モーツァルトの曲を流し、シャンパンで祝った。
大阪駅ホーム屋根をガラス張りに 雨防止と眺望確保 <共同通信 2011/07/01 20:00>を添削

 JR西日本は2011/07/01、大阪駅のホーム上にある屋根の一部をガラス張りにすると発表した。雨の吹き込み防止と眺望の確保が目的で、2011/03末の完成を目指す。3~10番線までの4つのホームが対象。2011/08下旬から工事を始め、既存の屋根は随時撤去する。

 2011/05に全面開業した新しい大阪駅に設置されたドーム屋根は、各ホームから吹き抜けの構造で開放感が売り。ホーム上の屋根は両端を除いて撤去する予定だったが、雨天時に風向きや風速によって雨が吹き込むケースがあることが判明。一部の屋根をガラスに取り換えることにした。
新型特急電車「287系」の概要について <JR西日本 2011/08/04>を添削

 京都・大阪地区から和歌山・南紀地区を結ぶ特急「くろしお」に使用する新型特急形電車を投入しますので、その概要についてお知らせします。

新型特急電車「278系」

詳細

1.形式:287系特急形直流電車

2.投入車両数:51両(6両編成6本、3両編成5本)

3.最高運転速度:時速130km

4.安全性向上のための対策
 さらなる安全性向上のため、287系「こうのとり」と同様に車体の構造強化を行います。
 ・オフセット衝突対策
 ・衝撃吸収構造の採用

5.デザイン
 ・先頭形状については、287系「こうのとり」などと同様に、「サンダーバード」などJR西日本の特急のデザインを踏襲しつつ、新たなデザインとしました。
 ・現行の283系「オーシャンアロー」、381系「くろしお」でも馴染みのあるオーシャングリーン色のラインを採用しました。

6.客室設備
 287系「こうのとり」などと同様に、新型「サンダーバード」のコンセプトを踏襲した客室設備とし、車内での居住性、快適性を向上させます。

【快適な車両】
 ・座席の座り心地を向上するとともに、足元のスペースを広げます。
 ・女性のお客様が安心、快適にご利用いただけるよう、女性専用トイレを設定します。

【バリアフリー対応】
 ・急病のお客様や、授乳など幅広くご利用いただける多目的室を設けます。
 ・車イス対応トイレを設置し、誰もが快適にご利用いただけるようにします。
 ・グリーン車の全座席、普通車の車両最前部・最後部座席にモバイル用コンセントを設置します。
JR京都線 摂津富田・茨木間新駅設置などについて <JR西日本プレスリリース 2011/07/29>を添削

 2011/07/29、茨木市、大京・関電不動産・オリックス不動産JV、JR西日本との間で、JR京都線 摂津富田・茨木間の新駅設置等に関する基本協定書を締結しましたので、お知らせいたします。

1 設置位置
 所在地:大阪府茨木市庄一丁目
 

2 計画概要(案)
 駅施設、自由通路、駅前広場、駐輪場、アクセス道路など

3 概算工事費
 約60億円(駅施設および自由通路)

4 開業予定
 2018年(平成30年)春
http://mtbclubminato.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-c05e.html
が適当かな。
JR西日本のリリース見るだけでも、なんでそれやってなかったの?というものばかりです。

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山陽新幹線保守車両追突脱線事故:運転士ら2人起訴猶予 <神戸新聞 2011/07/26 23:06>を添削

 2010/07、山陽新幹線の須磨トンネル(神戸市須磨区)で起きた保守用車両の追突脱線事故で、神戸地検は2011/07/26、業務上過失往来危険と業務上過失傷害の疑いで書類送検されたJR西日本グループ会社 大鉄工業(大阪市)の子会社の運転士(28)と作業責任者(64)を起訴猶予処分とした。

 事故は2010/07/22 04:15頃に発生。2人の乗車する保守用車両が作業を終えて車両基地に戻る途中、須磨トンネル(神戸市須磨区北落合3)で、止まっていた別の保守用車両に追突、この車両の運転士の男性(当時22)が軽傷を負った。

 兵庫県警は、車両が走行していると思い込み、非常ブレーキの操作が遅れたなどとして2011/01、2人を書類送検していた。

 この事故で、山陽新幹線は新大阪~姫路で約8時間半、運転を見合わせ、東海道新幹線の利用者を含め約6万8000人に影響が出た。(後略)

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山陽新幹線保守車両追突脱線事故:運転士ら2人を書類送検 <神戸新聞 2011/01/25>を添削

 2010/07、山陽新幹線の須磨トンネル(神戸市須磨区)で起きた保守用車両の追突脱線事故で、兵庫県警捜査一課と須磨警察署は2011/01/25、業務上過失往来危険と業務上過失傷害の疑いで、追突した保守用車両の運転士(27)と作業責任者(64)を書類送検した。

 兵庫県警捜査一課によると、追突した車両は、JR西日本のグループ会社 大鉄工業(大阪市)の所有で、2人は大鉄工業の子会社の社員。送検容疑は、2010/07/22 04:15ごろ、作業を終えて基地に戻る途中、神戸市須磨区北落合3の須磨トンネルで、非常ブレーキなどの作動が遅れ、停止していた別の保守用車両に追突、運転士の男性(22)に軽傷を負わせるなどした疑い。

 兵庫県警は、追突された車両が走行していると思いこみ、非常ブレーキが遅れた運転士の過失と、通常ブレーキで追突を避けられると判断し、指示などを怠った作業責任者の過失が合わさり、事故が起こったと判断。送検に当たり、厳重処分に次いで重い相当処分の意見を付けたという。(後略)
神戸市営地下鉄海岸線:開通10年赤字770億円 <神戸新聞 2011/07/08 10:26>を添削

 2001年に開業した神戸市営地下鉄海岸線(新長田~三宮・花時計前、7.9km)が、2011/07/07で10周年を迎えた。神戸市南部の住民の足として定着したとはいえ、乗客数の伸び悩みは深刻。累積赤字は約770億円(2010年度末見込み)と開業当初の10倍に膨らむなど、収支計画の見通しの甘さは否めない。赤字脱却の特効薬は見当たらないが、神戸市などは2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」関連イベントや大規模用地の活用に期待をかける。

 海岸線は、人口流出や高齢化が進む兵庫区、長田区の臨海部活性化のため、神戸市が総事業費約2400億円を投じた。
 沿線地域では、神戸市が地下鉄事業と同時に進める住宅整備や大型施設の誘致などで人口減少に一定の歯止めがかかった。しかし、神戸市が当初1日平均8万人、5年後には13万人と見込んでいた乗客数は、2010年度で4万2000人にとどまる。
 単年度の赤字幅は縮小傾向にあるが、神戸市は「営業収益の黒字転換は当面難しい」とする。神戸市は2007年、2020年度の乗客予測数を5万3000人に下方修正。西神山手線を含めた地下鉄全体で赤字解消のめどを2043年度に先送りした。

 そんな中、神戸市が沿線で進めてきた兵庫運河周辺の遊歩道整備事業に思わぬ援軍が現れた。2012年放送される大河ドラマ「平清盛」。沿線には清盛の供養塔などが立つ清盛塚(兵庫区)などゆかりの地が数多くあり、神戸市は「地域の魅力を発信できるチャンス」と意気込む。

 また、新たな利用者が見込める事業として、中央卸売市場西側跡地(約6ha)と中部下水処理場跡地(約2.4ha)の活用構想がある。いまのところ計画は具体化していないが、大学関連施設の誘致などで若者を中心とした集客や人口増を狙う。

 神戸市交通局長の吉武準一は「沿線は大きな可能性を秘めた地域が多い。住民と連携し、乗客増につなげたい」と話している。
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 「風見鶏」の柳の下のドジョウを狙っても、期待は薄そうですね。
関西初 マリオットホテル、3年後に開業 近鉄の超高層ビル <MSN産経 2011/07/07 08:29>を添削

阿部野橋ターミナルビルタワー館(仮称)の模型の前で握手する二村隆(近鉄ホテルシステムズ社長)とポール・フォスキー(マリオット・インターナショナル アジア太平洋地域ホテル開発担当上級副社長)

 近畿日本鉄道は2011/07/06、アメリカのホテルチェーン マリオット・インターナショナルと提携し、建設中の高さ300mルの超高層ビル 阿部野橋ターミナルビルタワー館(仮称、大阪市阿倍野区)に 大阪マリオット都ホテル を開業すると正式に発表した。世界的な知名度を持つマリオットを誘致し、訪日外国人客の取り込みを図る考えだ。

 新ホテルは、ビルと同じ2014年の開業を予定。マリオットブランドのホテルは国内34カ所め(名古屋、沖縄、東京に次ぐ)で、関西初となる。関西国際空港と電車1本で行き来できるJR天王寺駅の近くにあり、外国人観光客やビジネスマンを中心に利用を見込む。開業3年後の客室稼働率80%を目指す。

 阿部野橋ターミナルビルの38~55階にある376の客室のうち西側の64室は、浴室から大阪市内が一望できる。約40平方メートルの客室はツイン、ダブルが中心。宿泊代は未定だが、1室3万円前後の見通し。

 沿線人口の減少で輸送量が伸び悩む近鉄は、グループをあげて訪日外国人の取り込みに力を入れている。近鉄の専務の高松啓二は「マリオットは世界中からの集客が見込める」とブランド力に裏打ちされた集客力に期待を示す。

 マリオットはすでにJR名古屋駅上の超高層ビル内などでもホテルを手がけている。マリオットのアジア太平洋地域ホテル開発担当上級副社長 ポール・フォスキーは「日本は食べ物や文化の面で訪問先として魅力があり、成長力は大きい」と、関西進出の理由を強調した。
JR函館線特急部品脱落:ボルト破損が原因 <asahi.com 2011/07/07>を添削

■金属疲労か
 岩見沢市のJR函館線で2011/07/05、特急「スーパー宗谷2号」(稚内発札幌行き、4両編成)の補機駆動軸などが走行中に脱落した事故は、駆動軸につながるボルト4本すべてが破損したためだったことが2011/07/06、分かった。石勝線事故を受け、推進軸や駆動軸が落ちないよう国から点検を指示されていたが、今回のボルトは点検していなかった。

 落ちたのは先頭車両の4号車の部品で、エンジンから油圧装置に動力を伝える鋼鉄製の補機駆動軸の一部やオイルの量を示す表示器付きの給油口など計3つ。

 2011/07/05会見したJR北海道 運輸部長 藤原一夫らによると、岩見沢駅の札幌寄り1km先から200mにわたって落ちていた。4号車のエンジンオイルのタンク底部は落ちた部品が当たって穴が開いたとみられており、部品が見つかった付近から約9.3km、油漏れの跡が続いていた。

 JR北海道が事故車両を調べたところ、補機駆動軸につながるボルトが4本すべて破損していた。藤原は「ボルトが折れたために駆動軸が不安定となり、脱落した」と話した。うち3本の破断面には金属疲労で広がったとみられる縞状の筋が見つかったが、「なぜボルトが折れたかは調査中」と言うにとどめた。

 JR北海道は2011/07/05、脱落した車両と同一構造の23両について、補機駆動軸につながるボルトを一斉点検し、取り換える作業を始めた。

 2011/05下旬にあった石勝線特急の脱線炎上事故では、落下した推進軸が線路に乗り上げて脱線した。今回、脱線する可能性があったかについて、藤原は「ケース・バイ・ケースだが、他社ではあった」と述べ、否定しなかった。

 JR北海道によると、補機駆動軸が落下したのは1993年以降、(1) 2005/03の函館線・深川駅構内、(2)2009/11の根室線・芽室駅構内、(3)2011/04の函館線 国縫~北豊津、の3例ある。ただ、いずれもボルト破損が原因ではなかったという。

■見えぬ部分、点検対象外 石勝線事故後
 国土交通省は2011/05末、石勝線事故を受けて推進軸や補機駆動軸の脱落を未然に防ぐよう、JR北海道に点検を指示していた。なぜ今回、大事故の教訓は生かされなかったのか。

 JR北海道は指示を受けてから2011/06/07まで、該当する487両について目視や打音でボルトの緩みがないかを点検した。しかし、対象は目に見えるボルトに限られた。今回破損したボルトは外から見えず、こうしたボルトは点検対象から外していた。

 運輸部長の藤原は「見えない部分の点検までは、要らないだろうと判断した。誠に申し訳ない」と釈明した。ただ、JR北海道によると、今回破損したボルトを最近点検したのは2002年。油圧装置周辺のトラブルが道内で相次ぎ、メーカーに不具合がないかチェックしたのが最後だという。

 JR北海道は4年に1回、もしくは50万km走行した時点で部品の検査をし、8年に1回の割合では詳細な検査もしている。車両床下を外し、必要に応じて交換する大がかりな検査だが、まとまった部品ごとにチェックするため、一つ一つの部品の状況は把握できないという。幹部の一人は「これまでの検査のあり方を見直さないとならない」と語った。

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JR北海道特急:函館線で駆動軸が脱落 タンクにも穴、油漏れ <共同通信 2011/07/05 16:57>を添削

 2011/07/05 11:45ごろ、北海道岩見沢市のJR函館線を走行中の特急「スーパー宗谷2号」(稚内発札幌行き、4両編成)で、異常を知らせる表示が出たため、運転士が幌向駅で緊急停車した。点検した結果、先頭4号車床部にある発電用の駆動軸などが落下した他、エンジンオイルのタンクに穴が開き、油漏れが起きていた。

 JR北海道は幌向駅で運行を取りやめ、乗客165人は後続の特急に乗り換えた。

 JR北海道によると、脱落した駆動軸はエンジンから発電装置に動力を伝える部品で、長さ約34cm。他に油圧装置の部品も落ちていた。詳しく原因を調べる。
神戸~小豆島フェリー航路16年ぶり復活 <神戸新聞 2011/07/06 12:30>を添削

記念式典で就航を祝う小豆島町副町長 竹内章介と小豆島町議会議長 秋長正幸

 神戸と香川県・小豆島を結ぶジャンボフェリー(神戸市中央区)の定期航路が2011/07/06開設され、第1便の「りつりん2」(3664トン)が神戸港新港第3突堤に入港した。フェリーの定期航路は16年ぶりの復活。

 神戸(阪神)~小豆島にはかつて2社がフェリーを運航していたが、高速道路網の発達などで客数が減少し、1995年までに廃止された。その後、2006年には高速船の航路が開かれたが2年後に廃止され、以降は定期旅客船が途絶えていた。

 小豆島から乗客107人と乗用車など11台を乗せた第1便は10:30に入港。乗客らに関係者から記念品が贈られた。ターミナルでは入港セレモニーがあり、船長の藤田守男に初入港の記念盾が贈られた。

 1日3往復、所要時間は約3時間。運賃は大人片道1800円、往復2990円、普通車(運転手1人の運賃含む)が片道4990円。

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神戸~小豆島航路が復活 2011/07/06にも定期便 <MSN産経 2011/05/20 02:19>を添削

■ジャンボフェリーが申請

 神戸と小豆島(香川県)を結ぶ航路復活に向け、ジャンボフェリー(神戸市中央区)は2011/05/19、国土交通省神戸運輸監理部に運航ダイヤなどの認可申請をしたと発表した。近く認可される見込みで、2011/07/06にも1日3往復の定期便が就航する。

 神戸~小豆島の海路は観光客の減少や高速道路料金の大幅値下げなどの影響で、2008年に唯一の定期便だった高速船ラ・ベルメール(セラヴィ観光汽船)が廃止。航路の復活は困難とされてきた。

 ところが、小豆島などを会場として2010年に開かれた瀬戸内国際芸術祭の成功をきっかけに観光客が急増。小豆島を舞台にした映画「八日目の蝉」の効果もあり、ジャンボフェリーが「航路の需要が見込める」と判断。神戸と小豆島を結ぶ定期航路の開設に向け、フェリーの試験寄港などの準備を進めていた。

 申請したダイヤは、神戸港と小豆島・坂手港を約3時間(神戸港発の夜行便は約6時間)で結ぶ1日3往復計6便。神戸港と高松港を結ぶジャンボフェリーの既存航路を利用して坂手港に寄港する。予定料金は、片道で一般旅客が大人1800円、普通車(運転手1人の料金を含む)が4990円、車両の同乗者が大人1200円など。いずれも終期未定のキャンペーン料金。

 この日の認可申請に立ち会った小豆島町長の塩田幸雄は「小豆島は観光資源も産業も豊かな島。関西の玄関口である神戸を通じて全国に小豆島の魅力を発信していきたい」と期待を込めた。

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小豆島~神戸フェリー復活 <2011/05/11 読売新聞>を添削

■2011/07/06から定期航路
坂手港に試験寄港するフェリー(小豆島町の坂手港で)=小豆島町提供

 小豆島町は2011/05/10、小豆島坂手港~神戸港のフェリーの定期航路が2011/07/06に開設されると発表した。ジャンボフェリー(神戸市中央区)が運航している高松東港~神戸(新港第3突堤)便の1日4往復のうち2~3往復が坂手港に寄港する。小豆島と神戸を結ぶフェリーの定期航路は、1995年以来16年ぶりの再開となる。
# 現在は関西汽船の季節便しかない。

 小豆島町によると、定期航路を復活させて観光振興につなげたいと、ジャンボフェリーに打診した。ジャンボフェリーは、2010年開催された瀬戸内国際芸術祭で小豆島を訪れる観光客が大幅に増えたことや、2011/03/16、2011/03/19両日に実施した坂手港への試験寄港の結果、乗客の増加が見込めると判断し、開設を決めた。

 坂手港~神戸港は約3時間。寄港しても高松から神戸までの所要時間はこれまでとほぼ同じ約4時間。2011/07の開設に向け、ジャンボフェリーは近く、事業計画の変更を国土交通省に届け出る。

 高松市内で2011/05/10記者会見した小豆島町長の塩田幸雄は「瀬戸内海の復権と小豆島の産業や文化の発展につながる」と述べた。

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■ 神戸~小豆島の定期航路
 利用客の減少などで加藤汽船のフェリーが1995/02に廃止。高速船びっぐあーす=五島産業汽船が2006年で廃止。ラ・ベルメール=セラヴィ観光汽船が2008/04に廃止。
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