ゴンドラ同士接近、非常停止 新神戸ロープウエー <神戸新聞 2010/05/29>
2010/05/29正午すぎ、新神戸ロープウエー風の丘駅(神戸市中央区葺合町)で、ゴンドラ同士が接近しすぎたのに係員が気付き、非常停止させた。当時、ゴンドラ65台に乗客約50人が乗っており、約30分間宙づり状態となった。けが人はなかった。
管理する神戸リゾートサービスによると、上りのゴンドラ1台が風の丘駅に到着する際、激しく揺れながら進入したため、振れ止めガイドに引っかかった。後続のゴンドラとの間隔が規定の3mよりも迫ったため、係員が手動で安全装置を作動させた。宙づりとなったゴンドラの乗客を最寄り駅で降ろし、車で地上駅などに運んだ。その後、終日運行を取りやめた。
神戸リゾートサービスによると、当時、風はほとんどなく、乗客が動いたためにゴンドラが傾いた可能性がある。2010/05/30は平常通り運行する。
PR