電車の全ドア、停車前に開く JR兵庫駅 <神戸新聞 2010/06/15>を添削
2010/06/15 00:10ごろ、JR神戸線 兵庫駅(神戸市兵庫区)で、普通電車(西明石発大阪行き、7両編成)が兵庫駅に停車する直前、ホーム側のドア28カ所がすべて開いた。乗客約80人に怪我はなかった。電車は運転を取りやめ、乗客は後続に乗り換えて7分遅れで出発。約500人に影響した。
JR西日本によると、電車は2005/07に製造された321系車両。停止位置まで数十cmのところを、時速2〜3kmで走行中にドアが開いた。車掌(23)がドアの開閉スイッチを見ると、プラスチック製の開扉用押しボタンと中のバネが外れていた。車掌はボタンに触れておらず、駅に入る直前にスイッチ付近から「バチッ」という音がしたといい、このときに外れたとみられる。
本来、ボタンが外れてもドアは開かない構造。JR西日本は原因を調査中。同型スイッチがある車両の緊急点検もしている。
(以下、読売新聞)
JR西日本によると、直前の新長田駅を出発直後、何らかの異常でボタンのバネが壊れ、ボタンを押した状態になったとみられる。車両は、時速5km超ではボタンを押しても扉が開かないよう設定されており、兵庫駅構内でスピードを落とした時点で開いた。
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