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山手線恵比寿駅に可動式ホーム柵 JR在来線で初 <MSN産経 2010/06/26>を添削

 乗客の転落事故や自殺防止のため、JR 東日本が山手線各駅への導入を進めている可動式ホーム柵のうち、恵比寿駅の工事が終わり、2010/06/26の始発から運用が始まった。

 可動式ホーム柵は都市部の地下鉄のほか、新幹線が一部で導入しているが、JR在来線での運用は初めて。JR西日本は2010/05、JR東西線 北新地駅への設置を発表している。

 JR東日本は平成20年2017年春までに山手線の全29駅にホーム柵を設置する計画で、先行して恵比寿駅と目黒駅の工事を進めていた。目黒駅のホーム柵は2010/08からの予定。

 JR東日本によると、管内の駅ホームで起きた自殺は2005〜2010年度が計555件で、うち山手線は62件(11%)。自殺以外の転落や車両との接触などは2005〜2010年度が計 245件で、山手線は47件(19%)。

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山手線に転落防止柵設置へ 恵比寿、目黒駅を手始め <共同通信など 2008/06/03>

 JR東日本は2008/06/03、乗客がホームから転落する事故を防ぐため、山手線の全29駅に可動式ホーム柵を設置すると発表した。総工費は約550億円。2010年度に恵比寿駅と目黒駅で使用を始め、2017年度までに全駅に順次拡大する。

 新幹線では一部導入されているが、JR各社の在来線での設置は初めて。自殺者の飛び込みでダイヤが乱れることが多いJR中央線も、次の導入候補の1つとして今後検討する。

 可動式ホーム柵は線路とホームを仕切って、電車のドアと連動して開閉する仕組み。東京メトロなどでは導入が進んでいるが、JRでは車両によってドアの位置が違ったり、古いホームを設置に耐えられるように構造改良する必要があるなどの後ろ向きな理由で導入が遅れていた。

 約20億円で電車が定位置に自動停止するシステムを車両に搭載し、約30億円で恵比寿、目黒の両駅にホーム柵を設置。運行への影響を検証後、残りの駅に導入する。1駅の停車時間は10秒程度長くなるとのこと。
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