神戸市バス売上金不明問題:窃盗容疑で神戸市が告訴状 <神戸新聞 2010/07/02>を添削
神戸市バスの石屋川営業所(神戸市灘区)で売上金の一部がなくなっていた問題で、神戸市交通局は2010/07/01、「通常の事務処理では生じない不自然なもの」と結論付け、窃盗容疑で灘警察署に告訴状を提出した。
神戸市交通局は、中央営業所での売上金の不明を受け、全8営業所の売上金と車内の運賃徴収データを照合。石屋川営業所では2009/12/04〜2010/01/15の各金曜日のうち5回で、計132枚の千円札が不足していた。神戸市交通局は「機械の精度上発生する誤差ではない」とし、金庫から盗まれたと判断した。一方、調査できた2008/10〜2010/03の石屋川営業所の不明金は約100万円に上り、こちらも金曜日の不足が目立っている。
神戸市バス営業所の不明金をめぐっては、中央営業所で2010/01、売上金を保管する金庫に鍵が差し込まれたままになっているのを職員が発見、調べたところ売上金の一部がなくっていた。神戸水上警察署が窃盗容疑で捜査している。
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神戸市バス売上金不明問題:2営業所で600万円不明 <神戸新聞 2010/05/31>を添削
神戸市バスの中央営業所(神戸市中央区)で売上金の一部がなくなっていた問題で、神戸市交通局は2010/05/31、新たに石屋川営業所(神戸市灘区)でも不明金があった、と発表した。神戸市交通局によると、調査できた2008/10〜2010/03の両営業所の不明金は、計約590万円に上る。
神戸市交通局は、銀行で精算した売上金と車内の運賃徴収データを照合。その結果、全8営業所のうち中央営業所で約490万円、石屋川営業所で約100万円の不明金があった。石屋川営業所では、金曜日の不足が目立つなど不自然な点もあった。両営業所とも室内で金庫を保管しているが、外部から侵入した形跡はない。
中央営業所では2010/01、売上金を保管する金庫に鍵が差し込まれたままになっているのを職員が発見、調べたところ売上金の一部がなくっていた。神戸水上警察署が窃盗容疑で捜査している。
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過去も含め、従業員がみんなで補填すればよい。
石屋川営業所は「勝手に他路線に応援、超勤手当を詐取」というのも過去にありましたね。
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神戸市バス売上金不明問題:営業所の不要の鍵悪用? <神戸新聞 2010/04/17>を添削
神戸市バスの8つの営業所に置かれる金庫の鍵複数本の在りかが分からなくなっている。
鍵は全営業所共通で神戸市役所などにもあるが、2010/01に売上金がなくなった中央営業所(神戸市中央区)の金庫は、これらとは別の鍵で開けられたとみられる。神戸市によると、2005年以前の鍵の管理簿がなく、総数が把握できない。不要になった鍵が使われた疑いもあり、神戸市は特別調査チームを設置、解明を進める。
中央営業所では2010/01/03朝、出勤した職員が、売上金を保管する金庫に鍵が差し込まれたままになっているのを発見。確認すると約5万円がなくなっていた。被害届を受けた兵庫県警神戸水上署が窃盗事件として捜査している。
神戸市によると、神戸市交通局各営業所共通の鍵は計36本あり、所長、取引先銀行、神戸市が保管。差し込まれていた鍵とは別に、中央営業所で管理する鍵は、割印をした封筒の中に入っており、他の35本とともに使われた形跡はなかった。鍵は約10cmの円柱形。複雑な突起があり、合鍵をつくるのはほぼ無理。このため、神戸市が過去に鍵を紛失したケースなどがなかったか調査したところ、2005年以前は鍵の管理簿がなかったことが判明。現在と同型の鍵を導入した1987年以降、営業所の統廃合や古くなった鍵を新調していたことも分かった。神戸市は「不要になった鍵が流出、悪用された疑いもある」と指摘。「鍵を持っている者がいる」といった情報も寄せられている。
神戸市バスの車内で徴収した運賃は運転手が料金箱ごと営業所に持ち帰り、そのまま現金に触れずに金庫へ移し換える。金庫を開けるのは、売上金を回収する銀行員だけ。中央営業所では2009/10〜2009/12の売上金の銀行精算額が、料金箱の運賃徴収データより約95万円少なかった。データの残る2004年以降では少なくとも数百万円の差額がある。何者かによって金庫から売上金が継続的に抜き取られていた疑いも浮上している。
被害を受け神戸市は2010/04、金庫の鍵を付け替え、全営業所に監視カメラを設置。吉武準一・交通局長は「鍵の管理が杜撰だった。徹底的に調査する」と話している。
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杜撰というのは管理しているときに使う言葉です。管理してないんだから杜撰も何もない。
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