大阪地下鉄長堀鶴見緑地線:ホーム柵空白駅の門真南、2011夏にも解消 <MSN産経 2011/01/20>を添削
大阪市営地下鉄・長堀鶴見緑地線で唯一、大阪市外にあるため転落防止用の可動式ホーム柵の設置対象外となっていた門真南駅(大阪府門真市)に、2011年度ようやく柵が設置されることが2011/01/19、分かった。大阪府と門真市が2011年度予算案に設置費用の一部計約2300万円を計上する方針を固めたためで、早ければ2011年夏にも柵の空白駅が解消される見通しとなった。
大阪市交通局は当初、2010年度中に全17駅でホーム柵を設置すると計画。門真南駅については大阪市外にあるため、大阪市外の施設を大阪市が全額負担するのは大阪市民の理解が得られないなどと考え、約1億円の費用のうち約2300万円分の負担を大阪府に要請した。
しかし大阪府は、すでに大阪市営地下鉄・谷町線 大日駅(守口市)へのエレベーター設置費も負担していることを理由に「余裕がない」と拒否。地元の門真市も負担の肩代わりを見送っていた。
その後、利用者から「行政の都合で1駅だけ安全対策ができないのはおかしい」などと縦割り行政に批判が集中。大阪市長の平松邦夫も2010/07、大阪府知事の橋下徹に直接、負担を働きかけていた。最終的に大阪府は門真市と協議し、2011年度予算案で2300万円を半額ずつ負担することで合意した。
長堀鶴見緑地線では、門真南駅を除く大阪市内16駅のホーム柵の設置は2011/02/10に完了する見通し。今回の合意で、門真南駅では約半年遅れとなる2011年夏にも設置が実現する見通しとなった。
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大阪市営地下鉄既設路線第1号! 2010/07/07(水)大正駅の可動式ホーム柵の使用を開始します <大阪市交通局 http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kotsu/0000086798.html>など
大阪市交通局は、2010/07/07(水)から、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線 大正駅の可動式ホーム柵の使用を開始する。
可動式ホーム柵は、大阪市営地下鉄としては、2006/12に開業した今里筋線に初めて導入された。既設路線で可動式ホーム柵の使用を開始するのは、今回の大正駅が初めて。
既設路線については、まず長堀鶴見緑地線へ導入することとし、2007年度から車両の改造などに取り組んできた。2010/06/18の終電後、大正駅での可動式ホーム柵本体の設置工事に着手していた。
今後、長堀鶴見緑地線に続いて、2014年度には千日前線にも導入する予定。
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