225系新型近郊電車の営業運転開始について <JR西日本社長記者会見プレスリリース 2010/09/15>を基に。
225系新型近郊電車は、2010/12/01から営業運転を開始予定。
225系には、0番代と5000番代の2種類があります。0番代は最高時速130kmで2列・2列のシート、5000番代は最高速度120kmで2列・1列のシートであり、(0番代を110両、5000番代を116両の)合計で226両を投入する予定です。
# 0番代は敦賀~京都~大阪~神戸~姫路~上郡・播州赤穂(JR神戸線、JR京都線、山陽本線、赤穂線、琵琶湖線、湖西線、北陸本線、草津線)に、5000番代は大阪・新大阪~天王寺~和歌山~周参見(阪和線、関西空港線、紀勢本線、大阪環状線、北方貨物線)に投入。
また、営業運転を開始するにあたり車両展示会を予定しており、神戸駅・大阪駅では2010/10/23に、京都駅・天王寺駅では2010/10/24にそれぞれ予定。
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近畿車輛製造:試運転中に屋根の部品落下 JR西日本の新型車両 <神戸新聞 2010/05/19>を添削
2010/05/18 18時ごろ、JR西日本網干総合車両所(兵庫県太子町福地)で、試運転を終えた新型電車225系の2両目の屋根上にあるヒューズ箱の蓋がなくなっているのを、JR西日本社員が見つけた。走行中に落下したとみられるが、まだ見つかっていない。
JR西日本によると、蓋は強化プラスチック製で、縦約40cm、横約60cm、高さ約5cm、重さ約3kg。225系車両は2010/05/18 10:25頃、製造元の近畿車両 本社(東大阪市)を8両編成で出発し、永原駅(滋賀県長浜市)で折り返し、網干総合車両所まで走行した。途中のおごと温泉駅(大津市)で蓋を確認しており、おごと温泉駅から網干総合車両所までの間に落下したとみられる。
225系は尼崎JR脱線事故を教訓に衝突時の安全性を高めた車両で、2011/03にもJR神戸線やJR京都線などで運行を始める予定。今回の試運転はJR西日本に引き渡す前に近畿車両が実施した。
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JR西日本、新型車両投入へ 安全性を向上 <神戸新聞 2009/09/16>を添削
JR西日本は2009/09/16、鉄道事故が起きた際の被害を軽減するため、安全性を高めた新型車両「225系」を、京阪神エリアを走る新快速などに導入すると発表した。約300億円を投じて約200両を順次製造し、実際に走るのは2010年度内。
JR西日本はJR宝塚線尼崎脱線事故を受け、研究機関や車両メーカーと安全性向上の検討を重ねてきた。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)も2007年にまとめた調査報告書の所見で、JR西日本に対策を講じるよう指摘している。
#↑該当車両は新快速とは関係ないけどね。
最大の特徴は正面からの衝撃を吸収する点。先頭部の一部の強度を高めることで、衝撃力を上に逃がす。踏切で立ち往生した大型車と時速60kmでぶつかった場合、乗客にかかる衝撃を半減させる効果がある。また、万一の時につかみやすいよう、吊り革を1両あたり約60個多い約130個に増やし、リングを大きくする。色も白からオレンジに変える。手すりは角張った部分を丸くし、衝撃が体の一部に集中しないように工夫する。
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