六甲道~灘の新駅「まや駅」 JR西日本が設置発表 <神戸新聞 2010/12/14>を添削
JR西日本は2010/12/14、JR神戸線六甲道~灘(神戸市灘区)に新駅「まや駅」(仮称)を設置すると正式に発表した。開業予定は2016年春で、総事業費は約40億円。駅の西側には折返し運転ができる渡り線も新設し、ダイヤが乱れた際の影響を抑制する。
駅の位置は、灘駅から約900m東、六甲道駅から約1.6km西の神戸市灘区灘南通5。線路上に改札口がある橋上駅で、エレベーターとエスカレーターを1基ずつ設ける。乗降客は年間1万4000~2万人程度を見込む。
新設する渡り線は、上り電車が「まや駅」で折り返して下り線に入るための線路。現在、西明石~大阪に渡り線はなく(※)、この区間の上り線で電車が運転を見合わせると、姫路方面からの上り電車はすべて西明石止まりになっていた。今回の渡り線設置により、「まや駅」から東の上り線でトラブルがあっても折り返せるため、西明石~三ノ宮の運行は確保できるという。
※下り→上りの渡り線は神戸駅、須磨駅にあります。
駅の南北の遊休地には、駅と直結したマンション(約730戸)を三井不動産レジデンシャル(東京)と共同で建設するほか、北側に駅前広場を整備する。工事は2011年度から始まる予定。
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JR神戸線 六甲道~灘に新駅 2016年開業目指す <神戸新聞 2010/10/06>を添削
JR西日本が神戸市灘区のJR神戸線 六甲道~灘(2.3km)に新駅を設置する方針を固めたことが2010/10/06、分かった。駅名は「まや駅」を軸に検討中で、総工費は約40億円。2016年春の開業を目指す。阪神の西灘駅や阪急の王子公園駅などに近く、乗客の獲得競争が激化しそうだ。
新駅は、灘駅から約900m東の神戸市灘区灘南通4付近。JR西日本が保有する遊休地を活用し、ホームの上に改札口がある橋上駅を建設する。折返し運転が可能な線路も設け、ダイヤが乱れた際の影響も抑える。
計画に合わせ、JR西日本は三井不動産レジデンシャル(東京)と共同で、駅周辺に大規模な分譲マンション(約730戸)を建設する。土地の売却収入を駅の建設費に充てるため、神戸市の負担は発生しない見通し。こうした手法による新駅開発はJR西日本では初という。
予定地の周辺はJR貨物の神戸港駅につながる支線や機関車を付け替える線路などがあったが、神戸港駅が2003/11に廃止されたのに伴い、広大な遊休地が発生。JR西日本が跡地利用を検討していた。
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場所は東灘信号所の東端。阪急の王子公園駅はJR灘駅のほぼ真北なので、あまり影響はなさそう。それよりも問題は、阪神の西灘駅と大石駅。駅北の人間はかなりJRに流れそう。
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