2008/11/19 18:45ごろ、山陽新幹線 徳山駅で、博多発東京行き「のぞみ50号」が発車した直後、男性客がドアをこじ開けてホームに降りた。新幹線は急停止し、安全点検のため約15分間停車。後続の1本も11分遅れ、計600人の足に影響した。
JR西日本によると、男性は福岡県内にある大学の学生。発車直後に運転士が、ドアが閉まったときに点灯するランプが消えたのに気づいて急停車させた。ホームの駅員が駆けつけると、学生が後ろから2両目の2号車のドアを無理やり開けて降りようとして、ドアに挟まっていた。その後、自力で降りた。
徳山駅で駅員が事情を聴くと、学生は「徳山駅で降りる予定だったが、寝過ごした。あわてて降りようとした」と説明。山口県光市在住で、博多〜徳山の特急券などを持っていた。 山口県警周南警察署は、鉄道営業法違反の疑いで事情を聴いている。
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