京阪電車内に虫ばらまく 「驚くの楽しい」 西宮の会社員逮捕 <神戸新聞など 2008/11/25>
京阪電鉄の電車内で昆虫の幼虫をばらまき乗客に迷惑をかけたとして、大阪府警枚方警察署は2008/11/24、会社員 水田学(35、西宮市上大市2)を威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕した。「足をばたつかせて驚く女性の姿を見たかった」と供述している。京阪電車では同様の被害が今回も含めて計19件起きており、関連の有無も調べている。
水田は、2008/11/24 10:05ごろ、大阪府寝屋川市内の京阪本線を通過中の中之島発出町柳行き臨時特急電車内で、小鳥の餌などに使われる長さ約2cmほどの幼虫「ミールワーム」約200匹をばらまいた。座席下の隙間から、後ろの席にいた女性客の足元に向かってまいた。同列車は清掃作業などのため約3分遅れた。巡回中の京阪電鉄社員が、幼虫がいた座席付近から立ち去ろうとした水田を不審に思い呼び止め、車内を警戒中の大阪府警鉄道警察隊員に引き渡したところ、容疑を認めた。
京阪電車では11月に入り、幼虫が車内で見つかるケースが多発。鉄道警察隊などが警戒していた。逮捕時、水田は鞄の中にフィルムケースに小分けするなどして約3600匹の幼虫を所持していた。
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