東京地下鉄でもメールを可能に 年内にも整備、東京都と孫社長一致 <共同通信 2011/01/20>を添削
東京都副知事の猪瀬直樹は2011/01/20、ソフトバンク社長の孫正義と東京都庁で会談し、東京都営地下鉄の車両が駅間を走行中にも携帯電話のメールやデータを送受信できるようにするため、年内にアンテナを設置する方向で一致した。費用については、ソフトバンク、NTTドコモ、KDDIなど17社で構成する(財)移動通信基盤整備協会が負担する見通し。東京都が47%の株式を保有する東京メトロも2011/01/20、協会側とアンテナ設置で協議を続けているとして「近日中に合意形成ができると考えている」とのコメントを発表した。
携帯電話が普及し、走行中にもメールなどを使いたいとの要望が強まっており、地方の地下鉄にも波及しそうだ。
この日の会談は、孫が短文投稿サイトのツイッターで提案、猪瀬が応じた。
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大阪地下鉄の携帯アンテナ設置、孫社長がツイッターで直訴 平松市長も即前向き回答、一気に加速? <MSN産経 2011/01/18>を添削
走行中の車内で携帯電話のメールなどが使えない大阪市営地下鉄の電波環境の改善を求めて、ソフトバンク社長の孫正義がツイッターで大阪市長の平松邦夫にアンテナ工事許可を直訴したところ、これを見た平松が大阪市交通局幹部に情報収集を指示、即座に前向きな回答をした。この答えを受け、孫も工事を担当する業界団体に早期のアンテナ設置を促す意向を表明。ツイッター上だけのトップ交流で、携帯電話の環境改善が一気に加速しそうだ。
約74万人のフォロワー(特定閲覧者)がいる孫正義のツイッターに2011/01/15、携帯電話の利用者から「東京メトロでも(スマートフォンが)サクサク使えるようにならないか」と書き込まれたことが発端。孫が「メトロ側が工事させていただけるならぜひやりたい。皆で運動しませんか?」と応じると、「大阪市営地下鉄も」「名古屋でも」などの要望が相次いだ。
孫が平松が開設しているツイッターに「地下鉄でもメールなどできるように携帯のアンテナ工事を許可いただきたくお願いします」「何年も前から検討中といわれ困っています」などと直訴したところ、平松も即座に反応。大阪市交通局長に直接電話するなどして事実関係の調査を指示した。
その結果、携帯電話会社などでつくる業界団体「移動通信基盤整備協会」が2010/10、大阪市営地下鉄でアンテナ設置に向けた電波測定実験をしており、今後、工事の計画案を提出する段階にあることが判明。平松は2011/01/18、改めて市長室に担当者を集めて事実関係を確認し、その内容も含めて前向きに検討していく意向をツイッターを通じて返答した。すると、孫も「ありがとうございます。協会長に明日会います。私からも促進いただきます」と応じた。
2010/05にツイッターを始め、2011/01にはフォロワーが1万人を超えている平松は「大企業トップの発言に行政がリアルタイムに反応する動きはツイッターの登場までありえなかった」と、思わぬ交渉の進展に感慨深げだ。
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でもって、電車内で通話する奴は角材で殴る。
移動通信基盤整備協会は総務省と携帯電話会社の天下り組織だね。
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