2月定例社長会見 <JR西日本 2011/02/18>を基に
1 (省略)
2 ホーム安全の取り組み
(1)JR東西線北新地駅可動式ホーム柵の使用開始日
2011/03/12から可動させない「固定柵」として、その後2011/03/27から「可動式ホーム柵」として、2段階に分けて使用を開始する。
(2)可動式ホーム柵の今後の展開
2011年度中に大阪天満宮駅に設置する。北新地駅に続き乗降人員が多い。
現在工事中の北陸新幹線でも可動式ホーム柵を設置したい。関係団体と協議を進める。
(3)全社的なハード対策
○非常ボタンの新設
2012年度までに307駅へ拡大する。(現在263駅)
○CPライン(「Color Psychology」、心理色彩)の整備
# ホームの際に塗った赤色のライン。
2012年度中に55駅へ拡大する。(現在15駅)
○列車接近自動放送の改良
2011年度までに548駅へ拡大する。(現在79駅)
現在は、列車がホームに完全に停車する前に警告を終了する。
すると「警告終了=列車停車」と誤認なさる恐れがある。
そこで鳴動時間を延長し、完全停車or通過終了まで鳴動を継続させる改良をしている。
(4)駅の特情に応じたハード対策
○三ノ宮駅上下ホームにおいてホーム上の有効面積の拡大を実施
天王寺駅で乗務員詰所・キヨスク売店の縮小・移動をし、ホームの有効面積を拡大する取組みを行ったところ効果があったため、三ノ宮駅においても実施した。
○膳所駅ホーム縁に櫛状ゴムを設置
JR奈良線六地蔵駅においてホームと車両の隙間に櫛状のゴムを設置した。ゴムは停車車両に触れても安全上問題はなく、かつ、お客様の体重を支える強度を持っていて、転落防止に効果がある。
膳所駅でも2011/02/25完成予定。
○元町駅、垂水駅上下ホームにおいてホーム上の確認テレビの視認性改良
見やすいモニターへの取替え、大型化、角度の変更などを実施した。
(5)ソフト対策
必要な箇所・時間帯に、尼崎駅や鶴橋駅などでホーム上の配置人数を増加した。
3 (省略)
4 JR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システムの導入
今回、JR宝塚線(福知山線)、JR東西線、学研都市線(片町線)に運行管理システムを導入する。使用開始は2011/03/08。
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