スカイマーク:神戸発着路線を大幅拡充へ <神戸新聞 2009/01/30>を添削
スカイマークは2009/01/30、中期経営計画(2009〜2014年度)を発表し、神戸空港発着の路線を大幅に増やすことを明らかにした。神戸空港を関西の拠点と位置付け、低運賃を武器に路線を拡充する。
SKYは現在、羽田空港を拠点に神戸や福岡など5路線で運航。神戸〜羽田便は1日5往復しており、2009/04から6往復に増やす。
中期経営計画によると、神戸関連は、2009/12に那覇便(1日2往復)の定期運航を開始。2010年には新千歳便(2往復)、福岡便(4〜6往復)を運航し、2011〜2012年には熊本便(3往復程度)を就航させる方針。2014年までに航空機を小型のボーイング737-800型(177席)に統一して現在の10機から20機に増やし、2013〜2014年に仙台、松山便を新設することも検討する。
計画通りなら、SKYの神戸発着路線は6路線増えて7路線となる。他の航空会社の便数を含めると、2010年にも神戸空港の発着回数が上限(1日30往復)を超える可能性が出てきたため、今後、国などに増枠を要望していく。
SKYは神戸〜羽田便の大人普通運賃を1万1500〜1万2000円にするなど低価格戦略を進めており、平均70%以上の高い搭乗率を維持。航空機の機種を統一したり、乗務員らの制服を廃止してウインドブレーカー着用に変えたりしてさらに運航コストを引き下げ、「搭乗率65%で利益の出る体質にしたい」としている。
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