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法政大学:神戸空港にパイロット養成拠点開設へ <神戸新聞 2011/04/14 08:45>を添削
理工学部に航空操縦学コースがある法政大学(東京)が、パイロットの養成拠点を神戸空港に開設することが、神戸市などへの取材で2011/04/13、分かった。2011/07下旬から学生6人を受け入れ、2012年度からは常時20人が訓練を受ける。
開設するのは法政大学飛行訓練センター。訓練用の双発プロペラ機2機を備えるほか、ターミナルビル1階の空きスペースを教室として利用、操縦を模擬体験できるフライトシミュレーターも設置する。
「他空港に比べ離着陸の混雑が少なく、駐機場が確保しやすかった」(法政大学)といい、既に神戸市内に学生寮を確保している。
法政大学は2008年、理工学部機械工学科に航空操縦学コースを設け、パイロット養成を開始。1、2年次は航空工学の基礎を学び、3年次に自家用、4年次に事業用操縦士の免許取得を目指す。パイロットとして航空会社に就職を希望する学生は、さらに高度な訓練を受けることができる。
2011年度は1期生が卒業予定。パイロット志望者6人が、基礎的な訓練を受けてきた埼玉県桶川市から神戸に移る。
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法政大学とスカイマーク(株)がパイロットを目指す本学学生受け入れに関する協定書を締結 <法政大学&スカイマーク 2011/03/31>を添削
スカイマーク株式会社
学校法人法政大学
2011/03/29、法政大学はスカイマーク株式会社と、本学理工学部機械工学科航空操縦学専修を卒業し、パイロットを目指す学生受入に関する協定書を締結いたしました。
この協定書は、パイロットを目指す学生に活躍の場を提供するとともに、人材交流を通じて航空業界の発展に寄与することを目的としております。
具体的には、本学の第1期生のうち2人をスカイマーク株式会社が原則、推薦採用します。入社後1年間は配属先部署(入社後決定)にて地上業務を行い、地上業務期間中の人事考課成績が良好であること、第一種航空身体検査(弊社指定施設)の合格等を条件に、副操縦士訓練生として訓練に入ることとなります。
本学としては、厳しい環境が続く航空業界にあって、今回の協定書締結がパイロットを目指す本学学生のための、大きな進路選択のひとつとなったと考えています。今後もわが国の航空史に大きな足跡を残してきた本学は、「航空のプロフェッショナル」を育成し、社会の期待にこたえていくつもりです。
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法政大学が指定航空従事者養成施設を設置 <法政大学 2010/08/31>を添削
法政大学では、このたび、国土交通省の指定航空従事者養成施設の認定を受けることになりました。
先ごろ、法政大学理工学部(東京都小金井市梶野町3-7-2)機械工学科航空操縦学専修の学生12名が、自家用操縦士のライセンスを取得するための国土交通省航空局による実地試験を受け、このほど全員が合格しました。12名の学生は、2010/04/12から委託先の本田航空(埼玉県桶川市)で飛行訓練を開始、1カ月後にはソロフライト、2カ月後には270km単独野外航法等、ライセンス取得のために必要な訓練をこなし、2010/07/05から航空局の最終試験を受けていました。この間に要した訓練期間は約3カ月半、飛行時間60~70時間という日本では、過去に例の無い程の短期間での偉業の達成でした。
同時にこの訓練課程は、国交省航空局の指定航空従事者養成施設のテストコースとして実施されており、今回の合格により法政大学は指定養成施設の認定を受けることとなります。このことにより、最終技能審査を当施設の技能審査員により実施できること等、より効率的に高い能力の操縦士の養成が可能となります。
国内の操縦士の基礎教育に係る指定養成施設は主なところでは、日本航空、全日空、ジャルエクスプレス、陸自・海自・空自、東海大学等に設置されています。近年注目されている大学によるパイロット教育機関としては、東海大学に続き法政大学が本邦2番目、国内で訓練を行う大学としては第1号の指定となります。
法政大学は指定養成施設を運営するため2010/03に「法政大学飛行訓練センター」を設立、2010/04から自家用課程の指定養成施設(テストコース)の運営にあたってきました。今後、事業用、多発限定、計器飛行証明課程の訓練を順次開始し、それぞれの課程で指定養成施設の取得を計画しています。「日本の空で、日本のパイロットを育成する」、「飛べるエンジニアの育成」のコンセプトのもと、学生は理工学部機械工学科に籍を置きエンジニア教育も同時に受けながら、操縦訓練を受けています。法政大学は、(独)航空大学校の支援を受け、他のパイロット養成機関と連携・協力しながら、若者のパイロットになりたいという夢の実現をサポートし、日本の航空業界を担う人材を育成します。
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