神戸~小豆島フェリー航路16年ぶり復活 <神戸新聞 2011/07/06 12:30>を添削
記念式典で就航を祝う小豆島町副町長 竹内章介と小豆島町議会議長 秋長正幸
神戸と香川県・小豆島を結ぶジャンボフェリー(神戸市中央区)の定期航路が2011/07/06開設され、第1便の「りつりん2」(3664トン)が神戸港新港第3突堤に入港した。フェリーの定期航路は16年ぶりの復活。
神戸(阪神)~小豆島にはかつて2社がフェリーを運航していたが、高速道路網の発達などで客数が減少し、1995年までに廃止された。その後、2006年には高速船の航路が開かれたが2年後に廃止され、以降は定期旅客船が途絶えていた。
小豆島から乗客107人と乗用車など11台を乗せた第1便は10:30に入港。乗客らに関係者から記念品が贈られた。ターミナルでは入港セレモニーがあり、船長の藤田守男に初入港の記念盾が贈られた。
1日3往復、所要時間は約3時間。運賃は大人片道1800円、往復2990円、普通車(運転手1人の運賃含む)が片道4990円。
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神戸~小豆島航路が復活 2011/07/06にも定期便 <MSN産経 2011/05/20 02:19>を添削
■ジャンボフェリーが申請
神戸と小豆島(香川県)を結ぶ航路復活に向け、ジャンボフェリー(神戸市中央区)は2011/05/19、国土交通省神戸運輸監理部に運航ダイヤなどの認可申請をしたと発表した。近く認可される見込みで、2011/07/06にも1日3往復の定期便が就航する。
神戸~小豆島の海路は観光客の減少や高速道路料金の大幅値下げなどの影響で、2008年に唯一の定期便だった高速船ラ・ベルメール(セラヴィ観光汽船)が廃止。航路の復活は困難とされてきた。
ところが、小豆島などを会場として2010年に開かれた瀬戸内国際芸術祭の成功をきっかけに観光客が急増。小豆島を舞台にした映画「八日目の蝉」の効果もあり、ジャンボフェリーが「航路の需要が見込める」と判断。神戸と小豆島を結ぶ定期航路の開設に向け、フェリーの試験寄港などの準備を進めていた。
申請したダイヤは、神戸港と小豆島・坂手港を約3時間(神戸港発の夜行便は約6時間)で結ぶ1日3往復計6便。神戸港と高松港を結ぶジャンボフェリーの既存航路を利用して坂手港に寄港する。予定料金は、片道で一般旅客が大人1800円、普通車(運転手1人の料金を含む)が4990円、車両の同乗者が大人1200円など。いずれも終期未定のキャンペーン料金。
この日の認可申請に立ち会った小豆島町長の塩田幸雄は「小豆島は観光資源も産業も豊かな島。関西の玄関口である神戸を通じて全国に小豆島の魅力を発信していきたい」と期待を込めた。
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小豆島~神戸フェリー復活 <2011/05/11 読売新聞>を添削
■2011/07/06から定期航路
坂手港に試験寄港するフェリー(小豆島町の坂手港で)=小豆島町提供
小豆島町は2011/05/10、小豆島坂手港~神戸港のフェリーの定期航路が2011/07/06に開設されると発表した。ジャンボフェリー(神戸市中央区)が運航している高松東港~神戸(新港第3突堤)便の1日4往復のうち2~3往復が坂手港に寄港する。小豆島と神戸を結ぶフェリーの定期航路は、1995年以来16年ぶりの再開となる。
# 現在は関西汽船の季節便しかない。
小豆島町によると、定期航路を復活させて観光振興につなげたいと、ジャンボフェリーに打診した。ジャンボフェリーは、2010年開催された瀬戸内国際芸術祭で小豆島を訪れる観光客が大幅に増えたことや、2011/03/16、2011/03/19両日に実施した坂手港への試験寄港の結果、乗客の増加が見込めると判断し、開設を決めた。
坂手港~神戸港は約3時間。寄港しても高松から神戸までの所要時間はこれまでとほぼ同じ約4時間。2011/07の開設に向け、ジャンボフェリーは近く、事業計画の変更を国土交通省に届け出る。
高松市内で2011/05/10記者会見した小豆島町長の塩田幸雄は「瀬戸内海の復権と小豆島の産業や文化の発展につながる」と述べた。
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■ 神戸~小豆島の定期航路
利用客の減少などで加藤汽船のフェリーが1995/02に廃止。高速船びっぐあーす=五島産業汽船が2006年で廃止。ラ・ベルメール=セラヴィ観光汽船が2008/04に廃止。
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