姫路市営バス:2010/03に廃止 神姫バスに移譲 協定書に調印 <毎日新聞など 2008/12/11>
姫路市営バス事業の移譲問題で、姫路市長の石見利勝と神姫バス(姫路市)社長の上杉雅彦は2008/12/10、姫路市役所で移譲協定書に調印した。これで、姫路市は2010/03をもってバス事業から完全撤退することが正式に決まった。
姫路市営バスは全16路線34系統のうち28系統が赤字。累積赤字は2007年度末で約10億0800万円、一般会計からの補助は1973年度以来計約152億7800万円にのぼる。姫路市は路線の民間移譲を決め、2008/09に募集要項を発表し、神姫バス1社だけが応募していた。
2009/04にJR姫路駅南側発の9路線を、2010/04にJR姫路駅北側発の7路線を神姫バスに移譲する予定。姫路市は車体を神姫バスへ売却し、運転士約80人は他の部署へ配転する方針。
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