仙台臨海鉄道に機関車8年貸与 出発式 秋田臨海鉄道 <河北新報 2011/11/07>を編集
秋田臨海鉄道(秋田市)が、東日本大震災で津波被害に遭った仙台臨海鉄道にディーゼル機関車を貸し出すことになり、2011/11/06、秋田港駅で出発式を開いた。貸出期間は8年間の予定。
社員ら約40人が参加。秋田臨海鉄道社長の真貝康一が「復興に向けて良いことができ、感慨無量。無事に着くことを祈りつつ送り出したい」と話した。テープカットで祝った後、汽笛を鳴らしながら出発した機関車を拍手で見送った。
仙台臨海鉄道は、所有していたディーゼル機関車3両のうち2両を失った。秋田臨海鉄道は2011/04、3両のうち予備の1両の貸出しを決めた。仙台臨海鉄道が2011/11下旬、運転を再開するのに合わせた。
機関車はJR奥羽線、東北線などを経由して宮城に入る。2011/11/08に宮城県多賀城市の陸前山王駅に到着し、引渡し式が行われる予定。
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