JR西日本 尼崎駅の駅舎増設へ <神戸新聞 2011/12/20 19:58>を編集
JR西日本は2011/12/20、尼崎駅の混雑を緩和するため、駅舎の東側に新しい駅舎を増設すると発表した。駅舎の延床面積は現行の約2.6倍に広がる。2012/05ごろに着工し、2015年春ごろから利用を始める予定。
尼崎駅はホームの上に改札口がある橋上駅で、新しい駅舎は現駅舎(約1700平方メートル)と通路を挟んだ東側に建設する。増設部分は延べ約2800平方メートルで、4本あるホームへの上り下りにはエスカレーターと階段をそれぞれ設置。店舗スペースを3カ所(計850平方メートル)設け、ホーム上の屋根も12、10両編成の電車に対応して延伸する。工事費は約50億円。
尼崎駅はJR神戸線、JR宝塚線、JR東西線の結節駅で、1995年に橋上駅になった。乗降客は1995年度は1日約5万人だったが、新快速電車が停車するなどして利用客が伸び、2010年度には1日約8万人に増えている。乗換え客も1日約4万人に上ることから、ラッシュ時に既存の駅舎やホーム上で混雑が目立っていた。

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