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神戸市バス、乗り継ぎ一部無料へ IC乗車券利用で <神戸新聞 2013/11/25 15:15>を編集

 神戸市交通局は2014年4月から、神戸市バスでPiTaPaやICOCAなどのIC乗車券を利用する乗客を対象に、乗り継ぎ後の運賃を一部無料にする方針を決めた。
 現在は最初のバスで200円を払った後、乗り継いだバスでは、利用する距離や時間にかかわらず、さらに200円が必要となっている。2014年4月以降は、最初の降車時から乗り継ぎ後の降車時までが1時間以内の場合、乗り継ぎ後の運賃(上限200円)は無料とする。

 神戸市交通局によると、2013年度の神戸市バスの乗客見込みは1日当たり約18.6万人で、10年前より2割少ない。乗継割引については利用者からの要望が多かった他、神戸市議会の与党会派も改善を要望。神戸市長の久元喜造は2013年10月の神戸市長選で、公共交通の利便性向上を図るため「鉄道・バスの乗継割引」などを政策に掲げていた。

 神戸市交通局は、2014年春から神戸市バス定期券をIC化する。IC化により降車時の時刻をコンピューターに記録できるようになり、このシステムを利用し割引制度の導入を決めた。
# ↑敬老福祉パスの有料化時に、既に車内の機械はIC化されているので、現時点でも降車時刻は把握できる。定期券だったら乗継割引の対象外じゃないの?

 具体的には、三宮を経由してバスを乗り継いだり、各地の駅を発着する巡回バスで、ルート途中のスーパーや病院に立ち寄り、再度乗車したりするケースがある。乗り継ぎが複数回になる場合は、3回目など奇数回の乗車時にはあらためて運賃が必要となる。

 神戸市交通局は「高齢化が進む中、日常の通院や買い物に使う神戸市バスの利便性を今後も向上させていきたい」とし、各路線のハブとなる乗り継ぎ停留所の設置や、接続時間の改善などについても検討するという。
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