淡路ジェノバラインが最終便を延長
2009/04/01よりダイヤ改正 <淡路ジェノバライン 2009/03/13>より
夜間、明石・神戸方面にお勤めの方、所要で淡路に帰る方の交通の利便性の向上に期するため、このたび夜間便を増便することになりました。より一層のご利用をお待ちしております。
新設便:岩屋発→明石行き 22:20、23:20。明石発→岩屋行き 22:40、23:40
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かろうじて黒字 住民運行バス2カ月 淡路・岩屋 <神戸新聞 2009/02/04>を添削
明石淡路フェリー(たこフェリー)の深夜便廃止に伴い、淡路市の岩屋地区町内会連合会が岩屋ポート〜JR明石駅でマイクロバス運行を始めて2カ月が過ぎた。この間、燃料費や明石海峡大橋通行料を負担し合う形で住民ら約1500人が利用。運行経費はなんとか黒字を維持した。しかし人件費は連合会費から支出しており、住民からは「いつまで続けられるのか」などと、存続を不安視する声もある。
京阪神地域で働く住民たちが淡路島へ帰る交通手段を確保するための緊急措置として、岩屋地区町内会連合会が2008/11末から運行。住民ら6人が運転し、1日2往復の運行を続けている。2カ月間の利用者数は2008/12が823人、2009/01は674人で計1497人。当初見込みよりは約200人少ない。道路運送法に基づく利用料金は設定できないため、住民らがガソリン代などを負担し合う形で、わずかながら黒字は確保した。ただ、運転手らの人件費が約十数万円必要で、連合会費でいつまで賄い続けられるかが懸案。第3セクターとのマイクロバス無償レンタル契約が2009/03末で終了するため、車を新たに手配する必要もある。
岩屋地区町内会連合会では、安定的な運行を続けていくため、特定非営利活動法人(NPO法人)の設立を検討中。マイクロバスを所有する運送業者からNPO法人に運行を委託してもらう形態を考えている。
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帰宅の足を住民が守る 岩屋~明石に深夜バス運行 <神戸新聞 2008/11/19>を添削
淡路市の岩屋地区町内会連合会は2008/11/30から、岩屋ポート〜JR明石駅前で、深夜に限定して地域住民を対象としたマイクロバスを1日2往復運行する。2008/12から深夜便を休止する明石淡路フェリー(たこフェリー)に代わり、京阪神地域で働く住民らが淡路島へ帰る交通手段を確保するため。連合会は「地域の足は地域で守りたい」と話している。
たこフェリーが廃止予定の22時〜翌05時の便は、岩屋地区の住民が1日100人以上利用しており、連合会が緊急措置として深夜の帰宅の足確保に乗り出した。車両は淡路市などが出資し淡路市内で温浴施設「美湯松帆の郷」を運営する第3セクターから、団体利用客送迎用のマイクロバス1台(28人乗り)を無料で借りる了承を得ている。運転は、元バス運転手ら岩屋地区の住民5人が担当。土休日も含めて全日運行する。上り(岩屋ポート発)は23:25発と00:55発。下り(JR明石駅前発)は00:10発と01:40発。所要時間は、いずれも片道40分程度。
道路運送法による国交省への運行登録や許可などが必要ないように、乗車料金は設定しない。ガソリン代や明石海峡大橋通行料など年間1千万円の運行経費は、同連合会と住民が負担する。
連合会の田中孝始会長(48)は「岩屋は島内の他の地域より神戸、明石などへ働きに出ている人が多い。来春は海峡シャトルバスの運行も休止されるため、住民が島外へ転出しないように環境を整えていきたい」としている。
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たこフェリーが24時間運航断念 深夜便を廃止 <神戸新聞 2008/10/02>を添削
明石~岩屋で24時間運航している明石淡路フェリー(たこフェリー)は2008/12/01から22時~05時の便の廃止を決めた。燃料費の高騰に加え、明石海峡大橋の通行料値下げも打撃になった。
明石淡路フェリーによると、燃料の高騰のため、3年前には年間1億3千万円だった経費が、現在は約4億円に膨らんだ。さらに、本四高速が2008/09から自動料金収受システム(ETC)を搭載するトラックや乗用車を対象に大幅割引をしたことも影響。24時間運航の維持を断念せざるを得なくなった。既に2008/06/04から4便減らして運航していた。2008/12からは、1日84便が64便に。上り、下りともに10便ずつ減らし32便ずつとする。始発は岩屋、明石ともに05:00。最終は岩屋発21:55、明石発22:00。
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