北神急行、市営化10年で黒字基調 神戸市が収支見通し <2019/10/24 06:40神戸新聞NEXT>を編集
神戸市は2019/10/23、2020/06から市営地下鉄西神・山手線との一体的運行を目指す北神急行電鉄について、市営化後の収支見通しを示した。市営化当初は多額の減価償却費を計上するため赤字となるが、約10年後から黒字基調で推移し、40年目で累積損益が黒字に転じるとしている。
2019/10/23の神戸市会企業建設委員会で明らかにした。北神急行は谷上と新神戸の2駅を結び、2020年の市営化後、谷上~三宮の運賃は現在の550円のほぼ半額の280円になる見込み。
2021~2028年度の純損益は期間平均で4億2500万円の赤字だが、2029~2038年度は期間平均で6100万円の黒字に転じ、市営化40年目の2059年度は3億2400万円の黒字を確保できると予測。累積損益は2028年度、33億3900万円の赤字だが、徐々に改善し、2059年度に黒字に転じる見通し。
現在、北神急行の乗降客数は1日約2万4500人。市営化後は、運賃値下げの影響で1日約3万3400人まで増えるとしている。その後は人口減少に伴い漸減するが、2059年度まで1日約3万人を維持すると見込む。
~~~~
# バス路線(市バス64系統)の短縮を行わない限り、そんなに増えないと思うけど。
PR