FDAフジドリームエアラインズ、2020/03に神戸~青森線を開設へ <神戸新聞NEXT>を編集
フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は2020/01/21、神戸~青森線を2020/03/29に開設すると発表した。神戸空港で青森と結ぶ定期便が就航するのは2006年の開港以来初めて。1日2便(1往復)を運航し、地域間の新たな交流をつくり出す。
関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港の在り方を話し合う関西3空港懇談会は2019/05、神戸空港の発着枠を1日60便(30往復)から80便(40往復)に拡大することで合意した。運用規制の緩和を受け、FDAは2019/10に初めて乗り入れた。すでに松本、出雲、高知の3路線を展開している。
FDAは2011年から青森~小牧(県営名古屋)線を運航してきた。近年、JALとANAの青森~大阪線(1日計6往復)が旅客を増やしており、関西と青森の移動需要がさらに拡大すると見込んで、神戸線の開設を決めた。伊丹の西にある神戸空港の立地を生かし、愛媛、岡山、広島など中国四国の広域から旅客を取り込みたい考えだ。就航1年目の搭乗率は65%を目指す。
新しい路線は11:45神戸発 13:25青森着と、14:10青森発 16:00神戸着。運賃は45日前までに予約する最安タイプで片道1万1000円(2020/06末までの就航記念価格は5500円)。FDAが青森線の開設を決めたことで、神戸空港の残りの発着枠は6便(3往復)となる。
FDAは、76・84人乗りの小型機で採算性を確保しながら、地方都市間を結ぶ独自の路線展開が特徴。(後略)
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