バス3路線廃止、三木市が計画案 各地で住民説明会 <2020/7/16 05:30神戸新聞NEXT>を編集
三木市は北播磨総合医療センター方面行きバスの見直し計画案を策定し、各地区で住民説明会を始めた。計画案では10路線中3路線の運行を廃止。約半数の路線で減便を図る一方で、神姫バス三木営業所を経由する便は充実させた。運行の見直しは2020/10から実施する予定という。
計画案は、2019年度のバス利用状況などを踏まえて作成した。「口吉川・高畑ルート」「緑が丘・青山ルート」「自由が丘東ルート」の運行を取りやめる。一方、「自由が丘西ルート」と「緑が丘駅・三木南・三木ルート」を青山5丁目まで延伸し、廃止路線の一部地域を補う形となった。
利用実態に合わせて減便や集約化を進め、往復計96便を計56便に減らした。半面、三木営業所を経由するバスは往復計21便増やし、三木営業所で乗り継ぎする方式でアクセスを強化。「通院だけではなく、買い物利用にも対応できるようにした」という。
2019/04~09は、北播磨総合医療センター方面行きのバスは1便当たりの平均利用者が2.4人で、利用者1人当たりの三木市補助金額は2530円だった。三木市の担当者は「市民の足として路線を残したいが、乗ってもらうことが維持の前提条件でもある」と打ち明ける。
2020/07/15に別所地区の住民を対象に三木市立教育センター(三木市福井)であった説明会では、都市整備部長の増田秀成が神戸電鉄や他のバスを挙げ、「(医療センター方面行きのバスとともに)他の公共交通も上手に利用してもらいたい」と要望した。(後略)
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