新開地~夙川間、始発から運転見合せ 阪急神戸線脱線事故 <2020/11/24 09:24神戸新聞NEXT>を編集 <2020/11/24 09:27神戸新聞NEXT>を追記
阪急神戸線は2020/11/24も始発から新開地~夙川間で運転を見合わせ、再開のめどが立っていない。JRなどが振替輸送を実施している。
# 同日09:20過ぎから順次運行を再開した。
阪急によると、車と衝突した特急電車は2020/11/24未明に西宮車庫に移動させたが、事故により現場周辺の信号設備が壊れているという。
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踏切に無人の車が進入か 阪急神戸線で脱線事故 <2020/11/24 00:06 神戸新聞NEXT>を編集
2020/11/23 19:40頃、阪急神戸線六甲~御影の高羽踏切(神戸市灘区宮山町1)で、新開地発大阪梅田行き特急電車(8両編成)が軽ワゴン車と衝突し、先頭車両が脱線した。車は大破したが、運転していた神戸市内の男性(42)は車内におらず無事だった。乗客約400人もけがはなかった。
阪急によると、先頭車両の最前方の台車が進行方向の左側に約40cm脱線した。阪急神戸線は新開地~夙川の上下線で終日運転を見合わせた。現場は阪急六甲駅から東に約200mの住宅街の一角。
兵庫県警灘警察署によると、男性は配送会社従業員で、踏切の北約10mに駐車し車から離れていた。「サイドブレーキの引きが甘かったかもしれない」と話しており、無人の車が坂道を下り踏切に進入したとみられる。男性は事故直後に119番した。
運輸安全委員会は2020/11/24に、鉄道事故調査官2人を現地に派遣する予定。
事故後、乗客は阪急が車外に誘導し、座席を滑り台代わりにして線路に降ろした。乗客は足早に振替輸送のJR方面へ歩きだしたり、携帯電話で連絡を取ったりしていた。周囲では、近隣住民らが心配そうに様子を見守っていた。
中央付近の車両に乗っていた男性は「車両のパンタグラフの辺りから『キィー』と大きな音がした。横転すると覚悟するほどのジェットコースターのような揺れもあった」と動揺した様子だった。
別の男性は「電車が止まり、車内にガソリンのにおいが漂っていた。アナウンスで『駅の渋滞です』、次に『パンタグラフが故障した』、最後に『事故です』と3回内容が変わった」と話した。
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