JR西の信号トラブル「今後は乗客誘導と復旧作業を同時進行」 乗客2時間半閉じ込め受け <2021/11/22 22:10神戸新聞NEXT>
JR西日本は2021/11/22、JR神戸線摩耶駅で2021/11/19夜に発生した信号トラブルの原因と対策をまとめた。原因については、信号を制御する装置の基板の不具合と推定。今後は、同様のトラブルに備えて早期復旧手順や、乗客の誘導と復旧作業を同時進行する体制を整えるという。
JR西日本によると、2021/11/19 20:30ごろ、敦賀発播州赤穂行き下り新快速電車の運転士が、摩耶駅で信号機に異常を発見し停車。修理や仮復旧が想定通りに進まずに乗客の誘導が遅れ、摩耶駅近くに停車した上り快速電車内の乗客も含め計約1700人が約2時間半、車内に閉じ込められた。
これまで信号トラブルは同じ色のまま変わらない例が多かったが、今回は適正でない他の色に変わったり点滅したりした。基板が不具合を起こした原因は不明としている。
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新快速などに1700人が2時間半閉じ込め 2021/11/19夜のJR西日本信号トラブルで <2021/11/20 12:26 神戸新聞NEXT>
JR神戸線摩耶駅で2021/11/19夜に起きた信号トラブルで、摩耶駅近くで停車した米原発播州赤穂行き下り新快速電車に乗っていた乗客約1200人が、20:30すぎから23:10ごろまで約2時間半、車内に閉じ込められていたことが分かった。
JR西日本によると、三ノ宮~灘間の線路上で停車した姫路発野洲行き上り快速電車の乗客約500人も約2時間半、車内に閉じ込められた。23時すぎに降車し、灘駅まで線路上を歩いたという。
この事故で47本が運休し、約2万8000人に影響が出た。
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