神戸空港リムジンバス:廃止相次ぐ中、徳島線が好調 <神戸新聞 2009/02/07>を添削
神戸空港に発着するバスの利用が軒並み低迷する中、明石海峡大橋を経由して徳島市を結ぶ路線だけが好調を維持している。徳島空港にも東京便はあるが、神戸発に比べて運賃が高く、便数も少ないことから、バス代を使ってもメリットがある。貴重なお得意さまに、神戸市空港事業室は「今後も積極的なPR活動を繰り広げ、さらに需要を掘り起こしたい」としている。
■東京行き 便数多くて運賃安い
近畿運輸局などによると、2006/02の開港時、神戸空港には12のバス会社が1日約90往復乗り入れていたが、利用低迷で路線廃止が相次ぎ、現在は6社約40往復に半減。淡路島、西脇など兵庫県内5方面のほかは徳島市内だけとなっている。
神戸空港発着のバスの乗客数は、
2006年度=約8.6万人、2007年度=約4.9万人、2008年度(見込み)=約4万人
と減少の一途。だが徳島路線は、
2006年度=約2.4万人、2007年度=約2.5万人、2008年度(見込み)=約2.2万人
と堅調で、全体の半数近くを占める。
徳島路線は本四海峡バス(神戸市)など3社が共同運行し、到着便が13、出発便が11ある。神戸空港〜徳島は約2時間半〜3時間を要するが、ある社の担当者は「神戸〜東京便の運賃の安さが決め手。バス代3400円を払ってもお釣りがくる」と話す。神戸〜東京便は新幹線と競合し、価格競争を繰り広げている。運賃が抑えられた神戸〜東京便に比べ、徳島〜東京便は普通運賃(片道)で1万5千円以上高いといい、便数も神戸が4便多い。また、徳島には就航していない札幌、沖縄などへの便を神戸から利用する観光客も多い。
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これをスカイマーク効果と呼びます。
しかし、徳島空港は必要ないってことだなこりゃ。
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