競合区間に100円きっぷ 試験販売 <2009/02/23>
神戸市は「都心回遊切符」として、地下鉄海岸線 三宮・花時計前〜ハーバーランドの大人運賃を現在200円の半額の100円に値下げする切符を試験的に販売する。 JRの三ノ宮〜神戸、神戸高速鉄道の阪急三宮〜高速神戸はいずれも120円で、値下げで対抗する。
都心回遊切符の名称で、駅売店などで販売を予定。2009/04から2009/08までを予定。実験で効果があれば、今秋の「神戸ビエンナーレ2009」、年末の「神戸ルミナリエ」など大型イベント期間中の実施も検討する。
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利用していて気がつく客の動向は、
1.旧居留地・大丸前から乗ってきて、新長田で西神山手線に乗り換える客が多い。
2.和田岬近辺でマンションが建ったせいか、乗降客が多くなった。
さて、白と出るか黒と出るか。多分真っ黒。
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累積赤字583億 開業7周年 <神戸新聞 2008/07/04>を添削
神戸市営地下鉄海岸線は、人口流出や高齢化が進む神戸市のインナーシティ(兵庫区と長田区南部)の活性化のため建設された。しかし、乗客数は1日約4万人と低迷。累積赤字も583億円(2007年度末見込み)に上る。
2001年に開業した地下鉄海岸線の当初の需要予測は1日平均8万人、2005年後以降は13万人が利用すると見込んでいた。しかし、ふたを開ければ、初年度は約3万4千人と予測の半分以下。微増を続け、2006年度にようやく4万人を突破。2007年度もほぼ同数と頭打ちになっている。
こうした現状を踏まえ、神戸市は昨年、開業10年(2010年度)、20年(2020年度)の乗客予測数をそれぞれ、一日約4万5千人、約5万3千人と大幅に下方修正した。
乗客数が伸び悩む最大の要因は、神戸市の沿線開発事業や、長田、兵庫区の沿線人口の回復の遅れ。神戸市は工場跡地の大型店誘致など23事業に着手しているが、財政難や景気低迷から、現在までに10事業しか完成していない。阪神・淡路大震災前に比べ、沿線人口が長田区が約79%、兵庫区が約92%(2008年6月1日現在)にとどまっている。
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震災の時点で、地下鉄計画を廃棄し、市電を復活するのが良かったのではないでしょうか?
今からでも、路面電車を復活させて地下鉄を閉鎖する手もあるのではないでしょうか。
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