東急大井町線:開かないはずの2両のドア開く <毎日新聞 2009/03/18>
2009/03/18 16:40ごろ、東急大井町線 戸越公園駅(東京都品川区戸越5)で、普通電車(大井町発二子玉川行き、5両編成)が停車した際、通常は開かない後ろ2両のドアが開くトラブルがあった。幸い転落した乗客はなく、安全確認後に運行を再開したが、念のため自由が丘駅で運転を取りやめた。
東急電鉄によると、戸越公園駅はホームが短く、後ろ2両がはみ出すため、線路に設置された発信器からの電波によって、はみ出した車両のドアは開かない仕組みになっている。同様に東急大井町線 九品仏駅でも4両のみ開く。
東急電鉄はシステムが故障した可能性があるとみて、原因を調べている。この電車は1985年に運転を開始した8090系車両で、2009/03/15の月例検査では異常はみられなかった。
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東急大井町線:事故調の調査結果 <2008/02/28>
http://araic.assistmicro.co.jp/jtsb/railway/serious/detail2.asp?ID=1706
原因:各車両下に設置されている電気配線を車両間でつなぐ栓受内に水が侵入し、短絡回路が形成され、走行中に1ノッチでは戸閉だが、2ノッチに入れると扉開になってしまっていた。
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東急大井町線:走り出すとドアが開く <2006/03/11>
2006/03/11 10:50ごろ、東急大井町線 大井町駅(東京都品川区)を発車した二子玉川行きの普通電車(5両)で、走行時に全車両の右側ドアが開いたことに運転士が気づき、約170m走ったところで非常停止した。約200人の乗客にけがはなかった。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は事故につながりかねないトラブル(重大インシデント)として、2006/03/13に調査官2人を派遣する。
東急電鉄によると、この電車は大井町駅出発直前にも閉まっているはずの全部の右側ドアが一時的に20〜30cm開いた。点検して出発したが再び約60cm開いた。当時、時速約50kmだったが、立っている乗客は少なかった。
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