阪急:神戸〜京都に直通列車 57年ぶり <2009/04/02>
阪急は、この春、嵐山へ便利な臨時直通列車を大増発する。昨秋運行し好評だった西宮北口〜嵐山の臨時直通列車に加え、高速神戸や宝塚線からの直通列車のほか、嵐山〜河原町の直通列車も運行する。また、嵐山情報をご紹介するガイド「嵐山にゆきたくなる本」を阪急電鉄の各駅ほかで無料配布する。
神戸〜京都を乗換えなしで営業運転するのは、1949〜1952年に運行していた直通特急以来57年ぶり。宝塚線から京都線に乗り入れる電車も、1968年で廃止された「直通特急歌劇号」以来41年ぶり。
昨年秋に西宮北口〜嵐山で運行した臨時電車が平日の5日間で3800人が利用するなど好評だったことから、今春も運行を決めた。
1.嵐山行き臨時直通列車の運行
(1)川西能勢口〜嵐山
1)運行期間:
04/13(月)〜04/15日(水)1日1往復(6両編成)
2)停車駅・時刻:
川西能勢口10:08発⇒桂から各駅に停車、嵐山11:33着
嵐山15:51発、桂まで各駅に停車⇒川西能勢口17:25着
(2)豊中〜嵐山
1)運行期間:
04/16(木)〜04/17(金)1日1往復(6両編成)
2)停車駅・時刻
豊中10:19発⇒桂から各駅に停車、嵐山11:33着
嵐山15:51発、桂まで各駅に停車⇒豊中17:14着
(3)高速神戸〜嵐山
1)運行期間:
04/20(月)〜04/21(火)1日1往復(6両編成)
2)停車駅・時刻:
高速神戸10:01、三宮10:05発⇒桂から各駅に停車、嵐山11:33着
嵐山15:51発、桂まで各駅に停車⇒三宮17:32、高速神戸17:36着
(4)西宮北口〜嵐山
1)運行期間:
04/22(水)〜04/24(金)1日1往復(6両編成)
2)停車駅・時刻:
西宮北口10:21発⇒桂から各駅に停車、嵐山11:33着
嵐山15:51発、桂まで各駅に停車⇒西宮北口17:10着
(5)河原町〜嵐山
1)運行期間:
05/02(土)〜05/06(水・祝)嵐山行き10本、河原町行き12本(6両編成)
2)停車駅:
河原町・烏丸・桂〜嵐山
3)運行:所要22〜24分
嵐 山行:10:42、11:02、11:22、11:42、15:42、16:02、16:22、16:42、17:02、17:22発
河原町行:10:09、10:29、10:49、11:09、11:29、15:10、15:29、15:49、16:09、16:29、16:49、17:09発
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阪急:西宮〜嵐山に直通列車 38年ぶり <神戸新聞>を添削
阪急電鉄が大阪万博以来38年ぶりに、神戸線・京都線を直通運転する臨時列車を走らせる。
臨時列車は2008/11/17から5日間、6両編成で、西宮北口〜嵐山を1日1往復運行する。西宮北口〜十三と、桂〜嵐山の各駅に停車する。
行きは西宮北口10:20発⇒嵐山11:33着、帰りは嵐山15:51発⇒西宮北口17:17着。
神戸線 西宮北口駅を出た列車は、京都線と交わる十三では嵐山に向かわず、いったんターミナルの梅田まで進んだ後に折り返して京都線に入る。梅田ではドアを開けず、その後の十三も通過する。
両線とも特急を利用し十三で乗り換えた場合より、所要時間は15〜30分程度長くかかるが、阪急は需要はあると見込む。
阪急は1949年から1952年ごろまで、神戸(三宮)〜京都(大宮)に「神戸京都直通特急」を運行。1968年ごろまで京都線方面から宝塚行き「歌劇号」、大阪万博が開催された1970年には、神戸線方面から京都線経由で千里線の臨時駅に向かう万博直通列車もあった。いずれも十三駅で折り返す経路だったが、現在は十三駅構内の工事で待避線が使えないため、今回のルートとなった。来年以降の臨時直通列車については今年の利用状況を見て検討する。
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