神戸〜釜山フェリー:無期限休止 <2009/04/16>
8年ぶりに復活した神戸〜釜山(韓国)の定期フェリーが無期限休止になることが2009/04/15、分かった。世界同時不況や大幅な円高ウォン安で、収益の9割を占めていた韓国からの旅客や積荷が激減した。関係者は韓国からの観光客増に期待を寄せていたが、神戸港へ寄港したのはたった4回に終わった。
韓国のフェリー会社 パンスターラインが2009/01/10から運航。ラウンジや免税店などがある豪華船が土曜日に神戸港を発着していた。しかし、2009/02には、運航船2隻のうち1隻が故障、寄港を一時休止した。船の修理が完了し、パンスターラインは2009/04/04から神戸寄港を再開すると発表していたが、わずか2日後の2009/04/06、同航路の廃止を決定した。
パンスターラインの総代理店サンスターラインによると、リーマンショックなどの影響が出始める2008/10まで旅客数が右肩上がりだったが、ウォン安で物量ともに激減。定員約680人の旅客は、採算ラインの7割に届かず、最近は半分程度しか埋まっていなかった。
今後は神戸寄港を取りやめた上で、運航船を1隻に集約し、週5日運航していた大阪〜釜山便も2009/04/13から週3日に減便。予約客はすべて大阪便に振り分ける。
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神戸〜釜山フェリー:2009/04/04に再開 <2009/04/02>
2009/02から船体修理のため一時休止していた神戸〜釜山(韓国)を週1回結ぶ定期フェリーが、2009/04/04、運航を再開する。
2009/04からは毎週土曜日に神戸港を発着。週3便だった大阪からの発着便も週5便となる。
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神戸〜釜山フェリー:一時休止 <2009/02/02>
8年ぶりに神戸〜釜山(韓国)航路を復活させた定期フェリー パンスター号が、2009/02/07から神戸への寄港を一時休止する。
総代理店サンスターラインによると、神戸に就航する2隻のうち1隻のエンジンが故障。使っていた代替船を他の航路に充てることになり、神戸への寄港ができなくなった。週5便就航していた大阪は2009/02/03から2便減の週3便になる。修理が終わる2009/03下旬に再開する見込み。
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神戸〜釜山フェリー:2009/01に就航変更 <神戸新聞 2008/12/17>
神戸市は2008/12/17、2008/12/20に予定されていた神戸と釜山(韓国)を結ぶ国際定期フェリーの就航が、2009/01/10に変更されたと発表した。
神戸市みなと総局によると、2008/12/20に寄港予定だった「パンスター・ドリーム」(2万1535トン)にエンジントラブルが発生した。運行会社のパンスターラインは別のフェリーを使用し、2009/01/10 09:30に神戸ポートターミナルに入港する。
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神戸〜韓国定期フェリー就航へ 7年ぶり誘致 <神戸新聞など 2008/12/09>
神戸と釜山(韓国)を結ぶ定期フェリーが2008/12/20、就航する。韓国のフェリー会社 パンスターラインが運航し、神戸〜韓国航路は7年ぶりの復活となる。神戸市などによる誘致活動が実を結んだ格好で、観光客増加への大きな弾みとなりそうだ。神戸〜韓国航路はマレーシアの会社が定期クルーズ船を運航していたが、乗客の減少などを理由に2001年から休止していた。
パンスターラインは、神戸の観光地としての魅力や在日韓国人が多い点などを重視。現在、釜山〜大阪を週6日運航しているが、毎週土曜日の便を神戸発着に変更する。航行するのは「パンスター・ドリーム」(2万1535トン)と「パンスター・サニー」(2万6847トン)で、ラウンジやサウナ、免税店などがある豪華船。2008/12/20 10:00に神戸ポートターミナル(神戸市中央区)に入港、15:30に出発する。約19時間をかけて、翌朝、釜山に着く。客室料金は1万6000円から。
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