踏切事故で中古車販売業者捜索 <ABC NEWS 2009/12/18>など
神戸市須磨区の山陽電鉄の踏切で、大型トレーラーが線路の一部を壊した事故で、警察は道路交通法違反の疑いで、姫路市の中古車販売会社(有)姫路カーサービスを家宅捜索した。
この事故は2009/12/14 16:30ごろ、神戸市須磨区でダンプカーを積んだ姫路カーサービスの大型トレーラーが、踏切を通過した際、レールを保護する鉄枠がおよそ70cmにわたって折れ曲がったもの。
捜索の直接の容疑は、3.8mの高さ制限を超えた状態でトレーラーを運転したというものだが、警察はトレーラーの荷台に設置された部品がレールに引っかかり、鉄枠が折れ曲がったとみて、過失往来危険罪の疑いでも捜査を進める方針。
復旧工事の間、山陽電鉄は約2時間運転を見合わせ、1万7000人に影響が出た。
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神戸・山電踏切事故 トラック運転手が関与か <神戸新聞 2009/12/17>を添削
神戸市須磨区の山陽電鉄の踏切で、レールを保護する金属製の補助レールが破損した事故で、現場付近に落ちていた車の部品が、姫路市内の会社が所有する大型トラックのものと一致していたことが2009/12/16、捜査関係者への取材で分かった。須磨警察署は、過失往来危険罪や道路交通法違反(通行禁止違反)などの疑いで、トラックを運転していた同社の男性従業員(38)から事情を聴いている。容疑が固まり次第書類送検する。
須磨警察署によると、大型トラックは2009/12/14 16:30ごろ、山陽電鉄 月見山〜須磨寺の離宮道踏切(神戸市須磨区行幸町4)を通過。その際、作業中に車体を安定させるための転倒防止装置が収納されていない状態で、補助レールに接触した疑いが持たれている。踏切に通じる県道では、大型車両は通行禁止だった。
事故の約1時間後、兵庫県警高速隊が、踏切で目撃された車両とみられる大型トラックを加古川市内の加古川バイパスで発見。須磨警察署が事故現場付近に落ちていた転倒防止装置の一部と、トラックの装置を照合したところ一致した。
破損事故により山陽電鉄は東須磨〜山陽須磨で約2時間運転を見合わせたため、直通特急を含む39本が運休するなど約1万7000人に影響した。
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