三田駅~波豆川路線で2020/04増便へ 神姫バスが検討 <2020/02/06 05:30 神戸新聞NEXT>を編集
神姫バスは2020/02/05、2019/10に減便した三田駅と波豆川を結ぶ路線で、2020/04/01のダイヤ改正に合わせて増便を検討していることを明らかにした。減便で三田市立上野台中学校に通う生徒の通学事情が悪化し、地域住民や三田市が神姫バスに復活を要請していた。
神姫バスによると、午前7時台前半に波豆川を出発する便の復活を検討している。増便により、波豆川発三田行きは1日7便となる。
三田駅~波豆川線は利用者が少ないため2019/10に減便したが、波豆川や木器の生徒は06:54発の始発に乗らなければ始業に間に合わないことが判明。三田市教育委員会が2019/12下旬まで、タクシーと公用車で代替輸送する異例の事態となっていた。
神姫バスは2019年末にダイヤを再変更し、生徒が木器バス停で別のバスに乗り換えられるようにした。ただ運行を始めると、片方の路線に発生した遅延がもう一方にも波及してダイヤが混乱することがあり、三田市が改善を要望していた。
一方、三田駅と小柿を結ぶ路線では、(小柿行きの)12往復のうち2往復を途中の高平小学校前止まりとする。これとは別に、三田駅と高平小学校前を結ぶ3往復は1往復を減便。小柿まで行く便が10往復、高平小止まりが4往復となり、(合計14往復で)実質的な減便となる。
神姫バスは「あくまで案の段階だが、地元からの強い要望があり、一度は減便したダイヤの復活を決めた。小柿線は利用実態に合わせた」としている。
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# 2019/10減便時には、三田市役所内の情報共有ミスから、上野台中学校の通学バス減便を三田市教育委員会が把握していなかった。
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