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JR西日本車掌のヒューズ抜き取り:元車掌に有罪「個人的不満で犯行」--大阪地裁判決 <MSN産経 2010/11/29>を添削

 JR西日本の車両から予備電源装置のヒューズを抜き取ったとして、器物損壊と偽計業務妨害の罪に問われたJR西日本天王寺車掌区の当時の車掌、藤田博和(49、京都市下京区、懲戒解雇)に対し、大阪地裁は2010/11/29、懲役2年執行猶予5年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。末弘陽一 裁判官は「車掌という重責を担いながら、会社への個人的不満から犯行に及んだ。身勝手な動機に酌むべき点はない」と述べた。

 判決によると、JR西日本の乗務員に対する適性チェックや2010/03のダイヤ改正以降の勤務内容に藤田が不満を抱き、「会社を困らせようと犯行に及んだ」と指摘した。懲戒解雇され、JR西日本と示談も成立していることから執行猶予を付けた。
 藤田は、事故を起こした電車が、近くの電車に停止信号を送る防護無線などの予備電源装置からヒューズを抜き取って作動不能にし、大規模な点検をさせて会社の業務を妨害しようと計画。2010/03~05、乗務中の車両からヒューズ計22本を抜き、594両を緊急点検させた。

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無線機バックアップ電源装置のヒューズ抜き取りに関する改善策について <JR西日本プレスリリース 2010/11/08>を添削

1 ヒューズ抜き取り事象

(1)動機解明
 本人に確認できた主な内容は以下のとおりです。
 ・職場において大きな不満は持っていなかったが、3年に一度実施される車掌としての知識確認などや大阪環状線での勤務回数の増加に対し不満に感じていた。会社に少し迷惑をかけてやろうと思って今回の行為に及んだ。
 ・当該装置については、防護無線の予備電源装置とは知らず、「無線機の何らかの機械」くらいの認識であった。行為当時は重大なことであるとの認識はなく、自らの行為が事故につながりうる、あるいは列車運行に支障しうると思っていれば今回の行為は行わなかった。

(2)課題認識
 ・社員のストレス・悩みなどの個人的事情に応じた指導、フォローが十分ではありませんでした。
 ・重要装置への阻害行為を想定した対策を実施していませんでした。

(3)改善策
 〔ハード対策〕
 ・バックアップ電源ヒューズが断線もしくは抜き取られた場合に、鳴動するブザーを新たに設置します。
 〔ソフト対策〕
 ・個人面談(年2回定例的に実施するものなど)を充実するなど、より一層個人の事情に応じた指導を充実できる環境づくりに努め、声かけ・フォローの深度化をはかります。
 ・定期健康診断時などにおけるアンケートにより、産業医などが社員のストレスの程度などを把握し、心身両面のフォローを行います。
 ・上記のアンケート結果や定期健康診断の結果などを踏まえ、専門家(産業医、保健師など)のカウンセリングを積極的に実施していきます。
 ・職場の中を小グループ化して職場内の連携を深めることにより、チームワークや一体感を高める効果をあげているケースもあることから、今後その深度化をはかります。

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JR西日本ヒューズ抜取り車掌:懲戒解雇 <毎日新聞大阪 2010/10/09>を添削

 JR西日本の電車から防護無線の予備電源装置のヒューズを抜き取ったとして、偽計業務妨害などの罪に問われたJR西日本天王寺車掌区車掌の藤田博和(49)について、JR西日本は2010/10/08付で懲戒解雇した。
(後略)
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JR西日本の補助スピーカ配線を切断 奈良電車区で4件 <共同通信 2010/11/04>を添削

 JR西日本は2010/11/04、JR大和路線の電車の無線用補助スピーカーの配線が切られていたケースが4件あったと発表した。人為的に切断されたとみられ、内部の人間が関与した可能性がある。JR西日本は「妨害行為で悪質」とし、奈良警察署が器物損壊容疑で捜査している。

 JR西日本鉄道本部安全推進部長の宇都宮道夫は記者会見で「全社的に安全意識向上に取り組む中で、由々しき事態。心配かけて申し訳ない」と謝罪した。

 JR西日本によると、4件はいずれも奈良電車区所属の201系の車両で、2010/06/21~2010/10/29に運転士や検査員が発見。このうち2010/10/29は、久宝寺駅(大阪府八尾市)に停車中の普通電車(JR難波発柏原行き)で、補助スピーカーの音声が出ないのを不審に思った運転士が、壁に引き込まれた直径9mmの配線を引っ張り、刃物のようなもので切られているのを見つけた。

 列車無線は乗務員が輸送指令と通話する装置。補助スピーカーは声が聞き取りにくいトンネル内や橋上で使えるよう1990年に配備された。乗務員は必要に応じスイッチを入れて作動させる。
JR西日本:同僚に特急券割引販売、また発覚 <神戸新聞 2010/09/10>を添削

 JR西日本は2010/09/10、福知山車掌区所属の男性車掌(22)が、私用で福知山線を利用した同僚の女性車掌2人(いずれも24)に、正規料金より安く特急券を販売していた、と発表した。
 JR西日本は既に3人を懲戒処分にしたが、名前や詳しい処分内容は明らかにしていない。
 JR西日本によると、男性車掌は2010/08/20、特急「北近畿17号」(新大阪発豊岡行き)に乗務。車内で、新大阪から福知山に向かう女性2人に対し、正規料金(1360円)より安い篠山口〜福知山の特急券(630円)を販売した。男性車掌は「顔見知りなのでまけてあげようと思った」。女性らも「『いいのかな』と思ったが、そのままにしてしまった」と話している。

 福知山線では、福知山車掌区所属の別の男性車掌も2010/08/18、私用で乗車していたJR西日本の女性運転士に特急券を正規料金より安く販売。問題の発覚を受け、同様の不正がなかったか、JR西日本が調査していた。
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 つまりこれが常態だということだ。

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先輩運転士に特急券を不正販売 JR西日本車掌 <神戸新聞 2010/08/26>を添削

 JR西日本は2010/08/25、男性車掌(25)が私用で福知山線を利用していたJR西日本の女性運転士(24)に対し、正規料金よりも安く特急券を販売していたと発表した。

以下、JR西日本プレスリリースを添削。

1.発生日時
 2010/08/18(水)22:30頃

2.場所
 特急「北近畿21号」新大阪22:05発、福知山23:55行、4両編成、乗客約120名
 4号車(自由席)内

3.概要
 2010/08/18 22:30頃、特急「北近畿21号」に乗務していた車掌が、車内改札中に新大阪〜福知山を私用で乗車中の社員に対し、本来は自由席特急券「新大阪〜福知山(1360円)」を発売すべきところ、「篠山口〜福知山(630円)」を発売していました。
 本事象は、当該列車にご乗車されていた他のお客様から、2010/08/21(土)に篠山口駅のキク象ボックスへ投書があり、その後の調査により判明したものです。

4.関係社員
 特急「北近畿21号」車掌(福知山車掌区・車掌・25歳・男性)
 私用で乗車していた社員(福知山運転所・運転士・24歳・女性)
JR西日本:緊急列車停止装置スピーカー内部に紙 <神戸新聞 2010/09/06>を添削

 JR西日本は2010/09/06、車両計10両で、緊急列車停止(EB)装置の警報ブザーが鳴るスピーカー内部に紙が挟まれていた、と発表した。

 EB装置は、運転士が1分間運転操作をしないと警報ブザーが鳴り、さらに5秒間放置すると非常ブレーキがかかる。
 JR西日本によると、2010/08/31、山陰本線で普通列車が島根県内を走行中、EB装置で非常ブレーキが作動した。運転士が「音量が小さく、ブザーに気付かなかった」と報告。2つあるスピーカーのうち、1つにトイレットペーパーが挟まれていた。
 JR西日本が一斉点検したところ、対象の車両1594両のうち、大阪支社2両、福知山支社1両、米子支社5両、広島支社1両のスピーカー内部に、ティッシュやコピー用紙などが挟まれていたことが判明。紙類が挟まれていたのは、いずれも「ブザーが聞き取りにくい」と運転士の要望で壁面に増設されたスピーカー。
 運転士約1300人の聞き取り調査で、挟まっていた紙を取り除いた事例が2件あったが、紙を挟んだと申告した運転士はいなかった。紙が挟まっていた理由についてJR西日本は「ブザーがうるさかったのではないか」と推測。「機器の適切な取扱いを徹底したい」としている。

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ATS警報装置に運転士らがテープ貼る JR西日本、24両で確認 <朝日新聞 2010/08/18>を添削

 JR西日本の複数の運転士が、電車の運転台に設置されている自動列車停止装置(ATS)のスピーカー部分にテープを貼って、音を小さくしていたことが2010/08/18、分かった。JR西日本は、たとえ音が聞こえなくてもATSは自動的に作動するため安全性に問題はないとしているが、(現場の)勝手な判断でATSの形状を変更するのは好ましくないとしてテープを撤去した。

 JR西日本によると、ATSはブレーキをかける必要性などを運転士に知らせ、必要な操作をしないと自動的にブレーキがかかる。2010/06に運転士から「ATSの音が小さい」と申告があり、該当する320両を調べたところ、103系24両でスピーカーにテープが貼ってあるのが確認された。聞き取りに対し数人の運転士が「ボリュームを絞っても音量が大きすぎる場合があるのでテープを貼って調整していた」と説明した。JR西日本の調査では、テープを貼っていても音は聞こえた。
JR西日本社員逮捕 踏切非常ボタン押し電車運行を妨害 <2009/08/11>

 京都府警城陽警察署は2009/08/10、JR西日本社員の松本雅宏(23、京都府城陽市久世北垣内)を威力業務妨害容疑で現行犯逮捕した。松本はJR京都線 西大路駅(京都市南区)の駅員。城陽警察署によると「遅刻しそうになったので押した」と容疑を認めている。
 逮捕容疑は2009/08/10 07:30ごろ、JR奈良線 久世宮踏切(京都府城陽市久世芝ケ原)の非常ボタンを押し、電車の運行を妨害した容疑。電車が一時停車するなどの影響が出た。城陽警察署によると、2009/07中旬から同じ踏切で、何者かが非常ボタンを押す事案が6回起きており、松本の関与を追及している。
JR西日本車掌:女子高生を包丁で脅しトイレに「乱暴しようと」 <2008/12/18>

 2008/12/18 07:45ごろ、若い男がJR琵琶湖線 野洲駅前の公衆トイレ(滋賀県野洲市北野1)に若い女性を連れ込んだようだ、と野洲駅の駅員が滋賀県警守山警察署に通報した。駆け付けた署員が逃げようとした男を取り押さえたところ、包丁を所持していたため、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。男はJR西日本米原列車区の車掌 楓正嗣(26、京都市下京区富小路通五条下ル)で、「乱暴目的だった」と供述している。

 調べでは、トイレの中から女性の泣き声がしたため、通行人が駅員に連絡した。通報で急行した署員がトイレの扉を激しく叩くと、楓が鍵を開けて「何事もない」と言いながら出てきた。持っていたリュックサックの中に刃渡り約18cmの包丁があった。トイレには高校3年の女子生徒(18)がいた。約60m離れた自転車置場で自転車を止めようとしている際に楓が包丁を突き付け、連れてきたらしい。女子高生は通学途中で、左手を数針縫う怪我をした以外は、目立った外傷はなかった。

 調べに楓は、「借金数百万円の返済のため路上強盗で襲う相手を探していて、たまたま女子高生を見つけ、乱暴しようと思い立った。金を持っていれば奪うつもりだった」と供述している。人通りの少ない場所を探して自宅のある京都市内からJRで訪れた。また、「下着を奪えばブルセラショップに売れると思った」とも供述している。

 JR西日本によると、楓は2006年に入社。2007/12まで現場の野洲駅に駅員として勤務し、車掌になった。事件当日は非番で私服だった。警察に通報し、署員と現場に駆け付けた駅員2人は元同僚だった。JR西日本京都支社次長の今井敏之は「あってはならないことで、誠に遺憾。今後、詳しい状況を確認のうえ、厳正に対処いたします」とコメントしている。

 現場は身体障害者用設備も備えた広い個室になっている多目的トイレ。隣の男子トイレでは2006/06、82歳男性が強盗殺人の被害にあっている。
2008/12/15 白金高輪駅発煙事故に関する調査結果について <東京メトロ・東京都交通局 2008/12/22>

 2008/12/15の都営三田線・東京地下鉄南北線白金高輪駅構内ポイント付近からの発煙事故により、お客様には大変ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんでした。原因と思われる当該箇所を含めた指定場所以外での乗務員の喫煙について、調査を行った結果、以下の事実が判明いたしましたので、対策と併せて下記のとおりお知らせいたします。



1 調査結果


 調査対象人数うち指定場所以外※での喫煙経験者数うち白金高輪駅での喫煙経験者数
東京都交通局8611085
東京地下鉄2751547


※新たに指定場所以外での喫煙が判明した場所
 (1)東京都交通局(現場点検によるもの)
   (トンネル内)都庁前、汐留、光が丘

 (2)東京地下鉄(聞き取り調査によるもの)
   (トンネル内)代々木公園、(有楽町線)池袋、小竹向原、(南北線)市ケ谷、
   (地上部)和光市、新木場

2 対策

(1)東京都交通局
* 乗務中の煙草の携行を禁止し執務心得に明記する。
* 点呼時に煙草を携行していないことを確認する。
* 全線の折返し線等において、管理監督者等による点検を定期的に実施し、異常があった場合には個人を特定し、厳正に対処する。
* 乗務員に対し、規定遵守および火災に対する安全意識向上のための研修を実施する。

(2)東京地下鉄
* 折返し地点に喫煙場所があるため、乗務管区内規に煙草の携行禁止が規定されていなかった東西線乗務管区、有楽町・副都心線乗務管区は、新たに規定する。
* 乗務管区内に煙草の保管場所を指定し、チェック体制を強化する。
* 乗車点呼時に煙草を携行していないことを確認する。
* 全路線を対象に、指定場所以外に喫煙する可能性のある場所を定期的に点検する。
* 当該箇所の側溝の蓋を網目式として、内部を容易に確認できるようにする。
* 当該箇所にサーモカメラを設置し、喫煙があった場合には状況等を特定できるようにする。
* 乗務員に対し、規定遵守および火災に対する安全意識向上のための研修を実施する。

以上

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東京地下鉄:南北線の発煙、運転士のたばこ不始末 吸殻数百本も <asahi.com 2008/12/16>を添削

 2008/12/15夜、東京メトロ南北線・都営三田線の白金高輪駅(東京都港区)内にある側溝付近から煙が出る事故があり、東京メトロと東京都交通局は2008/12/16、運転士による煙草の火の不始末が原因の可能性が高いと発表した。

 地下での喫煙や煙草の携帯は社内規定で禁止されている。側溝には数百本以上の煙草の吸殻があり、東京メトロと東京都交通局は運転士が日常的に煙草を吸っていたとみて調べている。
 東京メトロの説明では、2008/12/15 18:10ごろ、白金高輪駅のホームから約150m離れた、折返線脇の側溝から煙が出ているのを回送電車の運転士が見つけた。現場は電車の待機場で東京メトロと東京都交通局の関係者以外は立ち入らない。発煙の影響で、東京メトロ南北線と都営三田線は最大で1時間半、運転を見合わせ、約4万1千人に影響が出た。

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東京地下鉄:白煙で運休、影響4.1万人、吸殻10本以上 <MSN産経 2008/12/15>を添削

 2008/12/15 18:10ごろ、東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線の白金高輪駅構内のポイント付近で、白煙が上がっているのを都営三田線の運転士が見つけ、両線とも一時運転を見合わせた。1時間半後までに全線で運転を再開したが、計約4万1000人に影響した。
 警視庁高輪警察署によると、ポイント付近で10本以上の煙草の吸殻が見つかった。東京メトロなどによると、煙草の燃えかすが発見された当時、まだ熱を持っている状態で、側溝近くにあった。ポイントはホームから約150m離れ、その付近は車両の折返し地点で乗務員が行き来する場合があるほか、トイレも近くにある。
 東京メトロは「禁煙の地下鉄では、事務室などで煙草が吸える場合もあるが、現場近くにそのような部屋はない」としている。
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