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羽田-神戸便の最終を新幹線最終より遅く スカイマークが1時間繰り下げ <2020/1/24 05:30神戸新聞NEXT>を編集

 スカイマークは2020/01/23、午後10時台に神戸空港に到着する羽田~神戸便の運航を2020/03/29に始める方針を固めた。規制緩和で延長された神戸空港の運用時間帯を利用する。
 現在、羽田~神戸便で最も遅いのは、ANAによる羽田20:15発 神戸21:30着便。約1時間繰り下がることになり、東京~神戸間の夜間移動の利便性が高まる。

 また、スカイマークは2020/03/29に始まる夏ダイヤから、1日6便(3往復)の神戸~那覇線を1日10便(5往復)に増やすほか、21:20神戸発 新千歳行きも新たに運航する方針。
# 札幌便は、20:25新千歳発 22:20神戸着と、神戸21:20発 新千歳23:10着。

 フジドリームエアラインズ(FDA)も神戸~青森線の開設を決めており、2019年に拡大した神戸空港の発着枠が、夏ダイヤからすべて埋まることになる。

 新たに就航する羽田~神戸便は21:15羽田発 22:30神戸着。東京~神戸間の輸送で競合する新幹線の最終は現在、20:50東京発 23:39新神戸着。21:23東京発 23:45新大阪着。
(中略)

 夏ダイヤではほかに、ソラシドエアが那覇発神戸行き最終便の到着時刻を21:25から22:00に繰り下げ、ANAも羽田~神戸線最終便の到着を21:30から21:50にする。

 関西、大阪(伊丹)、神戸空港のあり方を官民で話し合う関西3空港懇談会は2019/05、22時までだった神戸空港の運用時間を23時まで延ばし、発着枠を1日60便(30往復)から80便(40往復)に拡大することで合意した。
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FDAフジドリームエアラインズ、2020/03に神戸~青森線を開設へ <神戸新聞NEXT>を編集

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は2020/01/21、神戸~青森線を2020/03/29に開設すると発表した。神戸空港で青森と結ぶ定期便が就航するのは2006年の開港以来初めて。1日2便(1往復)を運航し、地域間の新たな交流をつくり出す。

 関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港の在り方を話し合う関西3空港懇談会は2019/05、神戸空港の発着枠を1日60便(30往復)から80便(40往復)に拡大することで合意した。運用規制の緩和を受け、FDAは2019/10に初めて乗り入れた。すでに松本、出雲、高知の3路線を展開している。

 FDAは2011年から青森~小牧(県営名古屋)線を運航してきた。近年、JALとANAの青森~大阪線(1日計6往復)が旅客を増やしており、関西と青森の移動需要がさらに拡大すると見込んで、神戸線の開設を決めた。伊丹の西にある神戸空港の立地を生かし、愛媛、岡山、広島など中国四国の広域から旅客を取り込みたい考えだ。就航1年目の搭乗率は65%を目指す。

 新しい路線は11:45神戸発 13:25青森着と、14:10青森発 16:00神戸着。運賃は45日前までに予約する最安タイプで片道1万1000円(2020/06末までの就航記念価格は5500円)。FDAが青森線の開設を決めたことで、神戸空港の残りの発着枠は6便(3往復)となる。

 FDAは、76・84人乗りの小型機で採算性を確保しながら、地方都市間を結ぶ独自の路線展開が特徴。(後略)
神戸空港へのバス輸送力向上 神戸市、2020年度着手へ <2020/1/5 06:00神戸新聞NEXT>を編集


 神戸空港へのアクセスを強化するため、神戸市は2020年度、道路拡幅やバスの利便性向上などで輸送力増強に着手する。三宮などの都心部と空港をつなぐ路線バスを大幅増便するとともに、ポートアイランド島内と市街地をつなぐ一部路線で無料化を検討。将来は、連節バスによる大量輸送を可能とし、専用レーンや優先信号などを備えるバス高速輸送システム(BRT)の導入を視野に入れる。神戸市は、規制緩和で発着枠が増え、運用時間延長が決まるなどした神戸空港の利用促進につなげたい考え。

 神戸市は2020年度、新神戸駅付近と神戸空港方面を直結する都市計画道路「生田川右岸線」(約1.5km)の車線拡幅工事に着手。片側2車線を3車線にし、同時に交差点も改良し、朝夕の渋滞解消を図る。さらに将来的には、交通需要の高まりを視野にBRTの導入を検討する方針。ポートアイランドと市中心部をつなぐ港島トンネルを新神戸方面へ延伸することも検討する。

 公共交通による空港アクセスでは、ポートライナーの混雑が課題となっている。ポートアイランドの企業や大学の通勤・通学時間が重なる7:30~9:00には混雑率が最大約160%に上る。神戸市はこの時間帯に、三宮~神戸空港間の路線バスを20分間隔から10分間隔に増便。5年後には5分間隔まで増やす方針。新神戸、三宮から空港まで約20分という近さをアピールし、バス利用を促す。

 また、神戸市立医療センター中央市民病院利用者のバス運賃無料化も検討する。神戸市は、無料の専用バス(約50人乗り)をJR神戸駅前から中央市民病院まで10分間隔で運行する社会実験を2020/01中旬から始める。朝のラッシュ時には来院者のうち約300人がポートライナーを利用しているとみられ、バス利用による通院負担の軽減とポートライナーの混雑解消を目指す。

 2020年春には、市街地から同病院や企業が集積する医療産業都市周辺までほぼノンストップで運行するバスを導入し、需要をにらみながら増便を図るという。

■連絡橋4車線化へ

 神戸市は、神戸空港島とポートアイランドを結ぶ連絡橋「神戸スカイブリッジ」(1187m)を、現在の片側1車線から2車線に拡幅する方針を固めた。2020年度にも設計に着手し、着工は2021年度、大阪・関西万博が開かれる2025年までの完工を目指す。総工費は約25億円を見込む。

 2004年に供用が始まった連絡橋は車線を広げやすい構造になっており、16.7mある道路の幅を東側に3.4m拡張し、計4車線分を確保する。連絡橋は空港島と外部をつなぐ唯一の道路で、車線を広げ渋滞と通行止めのリスクを減らす。

 訪日外国人客の増加などで、関西空港と神戸空港島を結ぶ高速船「神戸関空ベイ・シャトル」の乗船客も増えている。神戸市は万博期間中、会場の夢洲と神戸市内を船で結ぶ乗降場所候補の一つに神戸空港島を挙げており、連絡橋の渋滞が懸念されていた。
FDA、2019/12に神戸~高知便 松本、出雲に続き <2019/10/01 神戸新聞>を編集

 フジドリームエアラインズ(FDA)は2019/09/30、神戸空港と高知空港を結ぶ路線へ2019/12/20に就航すると発表した。1日2往復の予定で、就航1年目の搭乗率は60~65%を目指す。

 FDAは高知~名古屋路線を就航しており、2018年度の搭乗率は69.3%だった。こうした実績から高知を訪れる需要がビジネスと観光双方で底堅く見込めると判断した。

 FDA社長の三輪徳泰は高知市で記者会見し「(神戸と高知の間は)これまでバスで4時間かかったが、45分で行き来できるようになる。相互の交流がより深まってほしい」と話した。

 2019/05に関西3空港懇談会が1日60便(30往復)から80便(40往復)に広げた神戸空港の発着枠を生かし、既にFDAは2019/10/27から松本線、出雲線を1日2便(1往復)ずつ運航する計画を表明。スカイマークの増便と合わせ、高知線の運航が始まると、神戸空港の発着便数は1日72便(36往復)となる。

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神戸空港参入のFDA 松本、出雲に定期便運航へ <神戸新聞NEXT 2019/07/26>を編集

 神戸空港に2019/10から就航するフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は2019/07/26、神戸-松本と神戸-出雲の2路線を運航すると正式に発表した。両地域と結ぶ定期便は、2006年に神戸空港が開港して以来、初となる。関西3空港懇談会が2019/05に決めた発着枠の規制緩和で可能となり、神戸空港の路線網は拡充する。

 松本、出雲への2路線は、2019/10/27から毎日1往復ずつ運航する。ダイヤ、運賃は2019/08末にも決める。FDAは、主に観光需要を見込んでいる。松本は山岳観光が人気で、出雲は出雲大社や松江城など歴史を感じられる町並みが魅力といい、「自動車や鉄道に比べて短い移動時間で、新たな旅行需要を喚起したい」としている。

 使用する航空機は76席と84席の2種類。現在、神戸空港に就航している他社機の半分ほどと小さい。FDAは小型の機体を生かし、地方の中小都市間を結ぶ路線に力を入れている。
# どちらの便にも「エンブラエル170(76席)/エンブラエル175(84席)」を使用。

 神戸から高知など他都市へも2019/10以降に飛ばすことを計画している。具体的な路線は現時点では「未定」としている。
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FDA 神戸空港就航へ 2019/10、松本と高知に定期便 <神戸新聞NEXT 2019/07/03>を編集

 フジドリームエアラインズ(FDA、本社:静岡市)が2019/10、神戸空港に新規就航することが2019/07/02、分かった。神戸~松本と神戸~高知の間でそれぞれ1日1往復(計4便)を運航する方針。神戸空港の発着枠は2006年の開港後、1日60便の上限を課せられてきたが、2019/05に地元の官民、関西3空港懇談会が80便に引き上げることで合意している。

 FDAは、近く国土交通省に新規就航を届け出る方針だ。発着枠が満杯でなかった2015年夏、神戸発着の団体旅行向けのチャーター(貸切)便を期間限定で運航したことはあるが、定期便は初めて。

 関西3空港懇談会は2019/05の会合で、神戸空港の発着枠と運用時間を拡充することを容認。大阪・関西万博がある2025年ごろに国際化を検討することでも合意した。

 FDAは2008年に設立。2009年に国交省から事業認可を取得し、現在は名古屋空港を中心に運航している。
神商議、神戸空港アクセスで神戸市に鉄道整備の検討を要望 <2019.09.02 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸商工会議所は2日、2020年度神戸市政への要望を発表した。市中心部と神戸空港の行き来を快適にするため地下鉄を含めた鉄道整備の検討などを求める内容。同日、家次恒会頭と副会頭5人が市役所を訪れ、久元喜造市長に書面を手渡した。

 神戸空港のアクセス強化は、関西3空港懇談会の合意を受けた航空機発着枠の拡大によって利用者の増加が見込まれるため。現行のポートライナーは通勤時間の混雑が目立ち、市は連節バスを使うバス高速輸送システム(BRT)の導入実験を進めている。

 家次氏らはさらに、神戸空港への国際路線の受け入れも訴える立場。要望書では「新神戸と三宮、空港間の南北アクセスは大量輸送力の整備が急務」とした。

 このほか、三宮とウオーターフロントの再整備加速▽民間施設誘致などを通じた六甲山上の活性化▽中小、小規模事業者の経営強化と人材確保への支援の充実-を盛り込んだ。

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# 地下鉄は地盤面と採算面で無理。
神戸空港、規制緩和の先に(5)近距離便アジアに商機

2019.07.12

神戸新聞NEXT

 8年ほど前。楽天会長兼社長の三木谷浩史が、マレーシア人の男性経営者を伴って神戸市幹部を訪れた。
 この男性は、同国の格安航空会社(LCC)、エアアジアを率いるトニー・フェルナンデス。今も最高経営責任者(CEO)を務める。親交のあった神戸出身の三木谷を頼って神戸市幹部にたどり着き、トレードマークの赤いキャップの下から鋭いまなざしを向けて直談判した。「神戸空港から国際線を飛ばせないか」
 2006年の開港から国内線に限る規制を撤廃し、海外便に門戸を開くよう訴えた。空港から1時間圏内に1千万人が住み、開拓の余地が大きい市場に魅せられたという。「アジア最大のLCCを起こした経営者に、神戸空港はビジネスチャンスと映ったはず」と、関係者は振り返る。エアアジアの日本法人は今、中部国際空港(愛知県常滑市)を拠点に事業を展開する。

     ◇

 神戸空港の国際化に向けた検討が関西3空港懇談会で認められた。航空機は遠距離ほど燃料を大量に積むので、重い機体を離陸させるためには、滑走路を一定の長さにする必要がある。エリア内で唯一、国際便が飛ぶ関西空港は4,000mと3,500m。神戸空港は2,500mにすぎない。かつて神戸沖と目された国際空港の候補地を蹴って、神戸市が建設に舵を切った経緯から「これ以上の規模は国に許してもらえなかった」(神戸市幹部OB)。

 そんな神戸空港から海外へはどこまで飛ばせるのか。主に就航するB737-800型の場合、製造元のボーイングによると、2,500m滑走路ならば航続距離は約5,000kmで、ベトナムやタイまで到達できるという。炭素繊維の複合材で機体を軽くし、燃費効率の高いエンジンを載せたB787やエアバスのA350だとさらに距離は延びる。エアバスは「A350は神戸空港からでも、欧州全土や米国のほぼ全土へ直行できる」と言い切る。

     ◇

 「神戸空港の強みを生かせるのは、韓国や台湾、中国・上海などの近距離便」と話すのは、神戸空港を西の拠点とするスカイマークの社長 市江正彦。搭乗が数時間と短い場合、空港から市街地までの所要時間がより意識されるためで、都心近くの神戸空港は近距離便でその力を発揮できるとの見立てだ。

 一方、好調を維持する関西空港もインバウンド(訪日観光客)が中心で、ビジネス客を十分に取り込め切れていない。「3空港が一体運営される中で、関空のビジネス需要の低調を補完するのは、都心に近くて近距離便とも相性がいい神戸空港」と、航空業界に詳しい関係者は言う。

 2019/05の3空港懇の終了後、神戸商工会議所会頭の家次恒は訴えた。
 「人口減少で国内市場が縮む中、海外市場への挑戦が企業の生き残る道。その重要な手段である空港を充実させなければ、グローバル競争で私たちは負けてしまう」
神戸空港 那覇、長崎、茨城路線で増便へ 規制緩和でスカイマーク <2019/07/04 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸空港の規制緩和の運用が2019/08/01に始まることが2019/07/03、関係者への取材で分かった。
 スカイマーク(SKY)が那覇、長崎、茨城の各路線で1日1往復(2便)ずつ増やす。
 神戸空港の発着枠は一貫して1日60便の上限を課せられてきたが、2019/05に関西3空港懇談会が80便に引き上げることで合意。2006/02の開港から、13年半の歳月を経て規制緩和が実現する。

 スカイマークは神戸空港で7路線を運航し、便数で神戸空港全体の3/4を占める。2019/08/01から増便する3路線のうち、那覇と長崎は1日3往復から4往復、茨城は1日2往復から3往復となる。いずれもビジネス・観光客の利用が多く、搭乗率は8割前後で推移していた。神戸空港の規制緩和は、2019/05/11にあった3空港懇の合意から約3カ月後でのスタートとなる。

 規制緩和の活用を巡っては、フジドリームエアラインズ(FDA)が2019/10、神戸~松本、神戸~高知路線の新規就航を計画している。


好調の神戸空港 結ぶ交通機関には明暗 <神戸新聞 2018/06/30>を編集

 2018/07/01で民営化から3カ月を迎える神戸空港。施設利用は好調だが、「空港までの足」を担う交通機関の利用は明暗が分かれている。
 ポートライナーの乗客数が前年を上回る一方で、2018/04から新神戸駅との間で運行を始めたシャトルバスは1日9便の乗客がわずか十数人と低迷。運行する神姫バスは「ゆったり座って、三宮や新神戸との間を移動できる。もっと多くの人に知ってほしい」と路線のPRに躍起だ。

 神戸空港と三宮を結ぶポートライナーの朝夕の混雑は神戸市にとっても大きな課題。シャトルバスは、アクセス改善を目指して、神姫バスが神戸市との協議を経て2018/04/01に運行を始めた。三宮を境に分断されている神戸市中心部の南北の交通網をつなぐ意味合いもある。
 運行は、新神戸駅発の便が、JR三ノ宮駅北側のフラワーロード沿いで乗客を乗せ、神戸空港に向かう。午前6~8時台に4便がある。一方、神戸空港発の便はいったん新神戸駅に直行した後、三宮に向かう。午後5~9時台に5便を走らせている。いずれも運賃は330円。
 ただ、これまで利用は伸びず、1日当たりの乗客数は、4月が約11人(月間計336人)、GW効果が期待できた5月も約16人(月間計470人)、6月は約14人(6/25までで計345人)となっている。神姫バスは「採算ラインには遠く及ばない」とする。
 時間帯別にみると、午前7時台と午後6時台が多く、現在は空港周辺で働く人の通勤の足として使われているという。

 一方でポートライナー神戸空港駅の乗降者数は、4月が前年同月比10.8%増、5月が前年同月比9.8%増と好調に推移。空港自体の旅客数が4月に前年同月比8%、5月に前年同月比5%増えており、この伸びを反映したとみられる。

 シャトルバスは、神戸空港~新神戸駅を直接結んでおり、ポートライナーと地下鉄を乗り継ぐのに比べ、大きな荷物を持った人たちにとって利便性は高い。訪日外国人客の取り込みも視野に入れている。

 神姫バスの担当者は「まだ乗客が少ない今こそ、ぜひシャトルバスの快適さを試してみてほしい」と呼び掛けている。
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# 空港と新幹線を結ぶ意味がない。おまけに訪日外国人は代表的な交通機関しか使わない。
神戸空港で小型機パンク、一時滑走路閉鎖 発着24便に影響 <神戸新聞 2011/08/30>を編集

 2011/08/30 12:10頃、神戸空港で、訓練飛行中の小型機が着陸した際、後部のタイヤ2本がパンク、滑走路上で立ち往生した。神戸空港は滑走路を閉鎖。着陸予定の旅客機4機が上空で待機した後、関西空港などに行先を変更した。
 15時ごろ、空港滑走路の閉鎖が解除され、神戸空港は運航を再開した。
 この事故で発着便計24便が欠航、遅れ、関西空港など近隣の空港に目的地を変更するなどし、計800人以上に影響が出た。

 神戸市や神戸水上警察署によると、小型機は神戸空港にパイロット養成の拠点を置く本田航空の所有で、男性教官(58)の他、法政大学航空操縦学専修4年の女子学生(22)、男子学生(22)が搭乗。女子学生の操縦で着陸後すぐに離陸するタッチ・アンド・ゴーの訓練をしていた。着陸後、突然機体のバランスが崩れたため教官が確認したところ、後部タイヤ2本がパンクしていたといい、本田航空は「一般的にブレーキのかけすぎで、タイヤがパンクすることがある。原因を調査し、対策を講じたい」としている。

 神戸市によると、この小型機は、神戸空港内にパイロット養成拠点を置く本田航空の所有。法政大学航空操縦学専修の学生ら3人が乗っていたが、いずれも怪我はなかったという。
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# 順調なようですね。

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法政大学:パイロット養成拠点開講 神戸空港 <神戸新聞 2011/08/08 13:04>を添削

 法政大学が神戸空港に設けたパイロット養成拠点 法政大学飛行訓練センターで2011/08/08、開講式があった。理工学部航空操縦学専修で学ぶ4年生が、プロに必要な資格取得を目指し、飛行訓練などに取り組む。神戸空港での養成機関は、ヒラタ学園(神戸市中央区)に次いで2校目。

 法政大学は2008年、理工学部機械工学科に航空操縦学専修を開設。駐機場の確保などから神戸空港ターミナルビルに拠点を新設し、訓練は本田航空(埼玉県川島町)に委託している。

 法政大学飛行訓練センターでは、すでに事業用操縦士免許を取得している4年生が双発プロペラ機の飛行訓練を行い、さらに高度な技術を身に付ける。

 開講式後、1期生の4年生6人が早速実習に臨んだ。飛行訓練は2011/08/15ごろから始めるという。
実名表記原則。

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神戸空港胴体着陸:操縦の男性を書類送検 <2010/11/17、11/18 神戸新聞>を添削

 2010/08/23、神戸空港(神戸市中央区)で小型プロペラ機が胴体着陸した事故で、兵庫県警捜査一課と神戸水上警察署は2010/11/18、航空危険法違反容疑で、プロペラ機を操縦していた山本芳彦(57、大阪府堺市北区大豆塚町2、飲食店経営)を書類送検した。送検の際に付ける処分意見は厳重処分に次いで重い、相当処分。

 捜査関係者によると、山本は2010/08/23 10:30頃、知人が所有するプロペラ機を操縦し、神戸空港に着陸。車輪を出し忘れて胴体着陸したことにより、神戸空港の滑走路を損傷させるなど航空の危険を生じさせた疑いが持たれている。

 兵庫県警などの調べに、山本は容疑を認め、「車輪が出ていないときの警報音を、高度が低くなると出る音と聞き間違えた」などと供述。機体の現場検証でも、安全装置などに異常は認められなかった。

 兵庫県警は、事故原因がはっきりしており、負傷者などもないことから、国土交通省運輸安全委員会の調査結果を待たずに送検する方針を決めた。

神戸空港ビル赤字に…開港後初 <2010/05/31 読売新聞>を添削

 神戸空港のターミナルビルを経営する神戸市の外郭団体 神戸空港ターミナル(株)が2010年度、開港以来初めて赤字の見通しとなった。2010/05/31で撤退する日本航空が使っていた搭乗カウンターなどの賃料が減るため。空きスペースの使い道は未定。

 神戸空港ターミナルは2006年の開港以来、黒字が続き、2008年度決算は1億7800万円の黒字。しかし、2008年度に19億5400万円あった営業収益は、今年度予算ではJAL撤退で14億0500万円となり、4300万円の赤字となる見込み。
 神戸空港ターミナルによると、営業収益の約6割は搭乗カウンター、荷捌き場、事務所など、航空会社が支払う賃料。JALはこのうち約4割を占めていた。また、JAL撤退の影響で、売上げに応じて決まる飲食店などの賃料も減る見込み。
JAL、神戸空港撤退は2010年度 <神戸新聞 2009/09/17>を添削

 経営再建中の日本航空(JAL)が、2009〜2011年度に廃止を検討している国際線と国内線の計50路線の全容が2009/09/16、明らかになった。既に判明していた神戸、静岡、粟国と合わせ、丘珠、奥尻、松本、広島西の計7空港から撤退。アムステルダムなど海外9空港での運航も取りやめる。空港からの撤退は、すべての路線運航やカウンター業務をやめることになる。いずれも赤字路線で、JALは国土交通省の有識者会議に撤退計画を提示した。松本と広島西は他社も含め定期便がなくなる。地方空港の運営に打撃を与えるのは必至で、地元自治体などとの調整は難航しそうだ。
 計画によると、廃止する国内29路線のうち、2009年度は10路線(公表済を含む)を廃止。2010年度は14路線を廃止し、神戸、丘珠、奥尻、広島西からの撤退となる。2011年度は松本、静岡から撤退し、5路線を廃止する。

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 同時掲載の図(原文では写真で掲載されている)を元に加筆すると、

国内線の路線廃止計画
 2009年度廃止公表済:関西〜女満別03/31、那覇〜粟国(RAC)05/31、関西〜釧路08/31、関西〜帯広08/31、伊丹〜種子島(JTA)08/31、関西〜旭川09/30、関西〜青森09/30
 2009年度廃止:羽田〜神戸、中部〜熊本(JEX)、中部〜花巻
 2010年度廃止:中部〜釧路、神戸〜新千歳、神戸〜石垣(JTA)、神戸〜那覇(JTA)、北九州〜那覇(JTA)、丘珠〜釧路(HAC)、丘珠〜函館(HAC)、新千歳〜函館(HAC)、函館〜旭川(HAC)、函館〜釧路(HAC)、函館〜奥尻(HAC)、広島西〜鹿児島(JAC)、広島西〜宮崎(JAC)、岡山〜鹿児島(JAC)
 2011年度廃止:松本〜伊丹(JAC)、松本〜新千歳(JAC)、松本〜福岡(JAC)、静岡〜新千歳、静岡〜福岡
  HAC:北海道エアシステム、JAC:日本エアコミューター、JTA:日本トランスオーシャン航空、RAC:琉球エアーコミューター

国際線の路線廃止計画
 2009年度廃止:成田〜青島、杭州、アモイ、メキシコ。中部〜仁川、パリ。関西〜大連、杭州、仁川、釜山、ロンドン、ハノイ、クアラルンプール。
 2010年度廃止:成田〜ローマ、ブリスベーン、アムステルダム。
 2011年度廃止:成田〜高尾、サンパウロ。関西〜バンコク、デンパサール。中部〜バンコク。

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JALが神戸撤退検討 関西の航空網に打撃の恐れ <2009/09/16>

 経営再建中の日本航空(JAL)が神戸を含む国内7空港から撤退する可能性が出てきた。関西空港でも、中国路線の一部で運休が検討されている。JALのリストラ策で、関西の航空網は大きく打撃を受けることになりそうだ。
(中略)
 神戸市によると、神戸空港の2009年度の収入見通しは18億3500万円で、着陸料は全体の4割にあたる6億8700万円になる。JALグループは神戸空港から羽田、新千歳、那覇、石垣に1日計8便を運航しており、全面撤退すれば神戸発着の3分の1の便がなくなる計算。着陸料収入は激減し、空港経営は一層厳しさを増すことになる。
 JALが神戸撤退を検討する背景には、神戸地区の需要減退がある。神戸空港の利用者数は、2007年度の297万人が、2008年度は13%減の257万人。便数も2006/02の開港時は1日27便あったが、現在は22便になった。

 JALは、大連や杭州など関空発着の中国路線も運休・減便する方針だ。国内の23都市と結ばれている大阪(伊丹)空港発着でも、東北や山陰では、搭乗率が採算ラインと言われる7割を下回る50%以下の路線もある。今後、運休・減便の動き広がる可能性がある。JALは景気の後退が顕著になった昨秋から、首都圏に路線を集中させており、関西地区の比重を下げてきた。2009/10にも、路線の統廃合を含めた経営健全化計画をとりまとめる予定。

 今後、地元自治体はJALに便数を維持するよう求めていくとみられるが、JALの経営危機は深刻で、検討している他社との提携が成立したとしても大幅な路線整理は不可避な情勢だ。

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 いらないよJAL。機材と乗員をスカイマークに無償譲渡して立ち去れ。
市債1982億円どう返済? 神戸空港島の土地売れず <神戸新聞など 2009/02/07>

 神戸空港島(約272ha)を造成するために発行した1982億円に上る市債の償還開始が2009年度に迫っている。
 神戸市は当初、売れた土地代を返済資金に充てる計画だったが、売却は進んでおらず、民間企業向けの分譲用地が約45億円、空港施設用地の土地代金を含めても計約545億円にとどまっている。不足分は一時的に企業会計で立て替えることにしているが、現段階の保有預金でも償還分の全額に足りておらず、神戸市は「企業誘致に努力するしかない」と頭を悩ませている。

 市債の償還期間は2009年度から2014年度までの6年間。年度ごとの償還額は、
 2009年度=265億円
 2010年度=650億円
 2011年度=374億円
 2012年度=280億円
 2013年度=205億円
 2014年度=208億円
となっている。

 神戸市の企業会計「新都市整備事業会計」には、空港島の土地売却額を含め1717億円(2007年度決算時)の預金があるが、すべて使っても空港島関連の市債総額に及ばない。さらに2011年度からポートアイランド2期造成の借金(693億円)の償還も始まるが、その返済にもこの預金を使うため、現時点で単純試算しても、2事業の償還だけで900億円以上の不足が生じる。

 頼みの綱は企業誘致だが、これまで空港島の分譲用地(82.8ha)に進出したのは、レンタカー会社や結婚式場など7社。売却及び賃貸面積は約4.9haと全体の約6%にすぎない。売却が進まない大きな足かせとなっているのが土地利用計画。埋め立ての際、「小型固定翼機能用地」「総合物流施設用地」など細かい利用計画を国に提出して許可を得たため、利用計画に即した誘致を進めなければならない制限がある。工事の経費削減で浮いた財源を基に、2007年度から3年限定で、定期借地や最大半額となる優遇策も導入するなど誘致努力は重ねてきたが、結果には結び付いていない。

 神戸市みなと総局は「不況で新規投資に足踏みする企業も多いが、医療産業都市の集積やスーパーコンピューター誘致など将来性や条件は決して悪くない。今後も積極的に誘致に取り組みたい」としている。
神戸空港リムジンバス:廃止相次ぐ中、徳島線が好調 <神戸新聞 2009/02/07>を添削

 神戸空港に発着するバスの利用が軒並み低迷する中、明石海峡大橋を経由して徳島市を結ぶ路線だけが好調を維持している。徳島空港にも東京便はあるが、神戸発に比べて運賃が高く、便数も少ないことから、バス代を使ってもメリットがある。貴重なお得意さまに、神戸市空港事業室は「今後も積極的なPR活動を繰り広げ、さらに需要を掘り起こしたい」としている。

■東京行き 便数多くて運賃安い

 近畿運輸局などによると、2006/02の開港時、神戸空港には12のバス会社が1日約90往復乗り入れていたが、利用低迷で路線廃止が相次ぎ、現在は6社約40往復に半減。淡路島、西脇など兵庫県内5方面のほかは徳島市内だけとなっている。

 神戸空港発着のバスの乗客数は、
 2006年度=約8.6万人、2007年度=約4.9万人、2008年度(見込み)=約4万人
と減少の一途。だが徳島路線は、
 2006年度=約2.4万人、2007年度=約2.5万人、2008年度(見込み)=約2.2万人
と堅調で、全体の半数近くを占める。

 徳島路線は本四海峡バス(神戸市)など3社が共同運行し、到着便が13、出発便が11ある。神戸空港〜徳島は約2時間半〜3時間を要するが、ある社の担当者は「神戸〜東京便の運賃の安さが決め手。バス代3400円を払ってもお釣りがくる」と話す。神戸〜東京便は新幹線と競合し、価格競争を繰り広げている。運賃が抑えられた神戸〜東京便に比べ、徳島〜東京便は普通運賃(片道)で1万5千円以上高いといい、便数も神戸が4便多い。また、徳島には就航していない札幌、沖縄などへの便を神戸から利用する観光客も多い。
〜〜〜
 これをスカイマーク効果と呼びます。
 しかし、徳島空港は必要ないってことだなこりゃ。
JAL:神戸〜鹿児島便を2009/02に休止 <2008/08/07>

 JALは、神戸〜鹿児島(現在1日2便)を2009/02から運休すると発表した。その他、関西空港発着の便は減便・休止が相次ぐ。
 ANAは、神戸空港に関連する発表はなかった。関西空港発着の便は減便・休止がある。

JALグループ、2008年度下期路線便数計画の一部変更を決定 2008/08/07
http://press.jal.co.jp/ja/release/200808/000986.html

2008年度下期 ANAグループ航空輸送事業計画を修正 2008/08/06
http://www.ana.co.jp/pr/08-0709/08-100.html
神戸空港:熊本便が2008/09/04に復活 <神戸新聞など 2008/07/04>を添削

 神戸〜熊本便を開設する意向を表明していた天草エアライン(熊本県天草市)は、2008/07/01、就航開始日を2008/09/04と発表した。
 片道大人運賃は1万8500円、往復割引運賃は片道1万6500円で、就航記念として9月中は片道1万円とする。
 天草エアラインは、熊本県や天草市などが出資する第3セクターで、1998年に新規設立。所有する航空機はボンバルディア社の小型プロペラ機(39人乗り)1機。
 現在は、天草〜福岡便、天草〜熊本便、熊本〜松山便を運航しているが、8月末で松山線を休止し、神戸線を1日1往復する。ダイヤは熊本10:35発→神戸11:55着と、神戸12:25発→熊本13:55着の1往復。
 なお、神戸線就航に合わせ、熊本〜天草便のダイヤを乗り継ぎに便利な時間帯に変更する予定。神戸〜天草は特別乗継ぎ運賃の片道2万円に設定する。
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