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神戸電鉄車両に落書き 器物損壊容疑で捜査 <神戸新聞 2012/06/11 11:59>を編集

 2012/06/11 06:50頃、神戸電鉄志染駅(三木市志染町中自由が丘)東の線路上で、停車していた4両編成の電車の先頭車両が落書きされているのを神戸電鉄社員が見つけ、三木警察署に通報した。三木警察署が器物損壊事件として調べている。
 三木警察署によると、先頭車両の右側面に幅約15m、高さ約2mにわたり、黒や銀色のスプレーのようなもので、人の顔、電車の模型、線路、トンネルなどが描かれていた。
 神鉄によると、電車は2012/06/10 22:43に志染駅に到着後、2012/06/11 07:25発新開地行きとして運行するため、本線脇の線路に止められていた。
 神鉄は、志染駅に代わりの車両が無く、発車時刻が迫っていたため、落書きされたままの車両を鈴蘭台駅までダイヤ通り運行した。約400人が乗車したという。
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市営地下鉄を標的 落書き全国制覇 意味不明「CUTE」「MTGS」…同一グループの犯行か <MSN産経 2011/11/19 22:04>を編集

 2011/09以降、全国の地下鉄の車両に落書きされる事件が続発している。2011/10末には名古屋市営地下鉄が被害に遭い、全国の市営地下鉄が完全制覇された。地下鉄だけを狙って日本を1周するように犯行が繰り返されており、描かれた図柄や防犯カメラの映像から同一の2人以上のグループによる犯行とみられる。

 各社への取材によると、全国8都市にある市営地下鉄では、2011/09/01の京都を皮切りに、大阪→福岡→神戸→大阪→仙台→札幌→横浜→名古屋の順で被害に遭った。東京メトロも2011/09に落書きされたが、「模倣犯を誘発する可能性がある」として詳細を明らかにしていない。

 市営地下鉄の大半は、警備が手薄になる営業時間を過ぎた01:30から始発までの間に、駅構内や車両基地に停車中の車両が狙われていた。一部の車両基地ではフェンスが破られていたほか、駅構内での被害ケースは営業時間内からトイレなどに潜んでいた可能性もある。
 落書きは2パターンあり、車両の側面に大きく「CUTE」か「MTGS」などとスプレー塗料で書かれていた。意味は分かっていない。各社とも運行ダイヤに影響は出なかったが、落書きを消すために1車両当たり約10万円の費用がかかっている。

 福岡と仙台で防犯カメラに犯人の様子が捉えられていた。福岡では車両基地内で2人組が写り、わずか10分間で作業を終えていた。仙台は駅構内で2人組の姿が撮影されていたが、ともに細かい人相までは判別できなかった。

 東京都営地下鉄を運営する東京都交通局は、次のターゲットになる可能性があるとして、夜間警備を増強。すでに被害を受けた事業者も、次の犯行に備えて警戒を強化している。事態を重く見た国土交通省も全国の鉄道事業者に警備強化を要請する文書を出した。

 列車への落書きをめぐっては、2008年に6都府県の地下鉄の車両などに落書きを繰り返していたとして、スロバキア人とハンガリー人が大阪府警に逮捕された例がある。

■警備体制の見直し必要

 アメリカ中枢同時テロ以降、世界各地で交通機関を狙ったテロが相次いだことを受け、地下鉄を含む鉄道事業者は警備を強化してきた。だが、落書き犯はいとも簡単に犯行を繰り返す。
 鉄道事業者は、駅構内や列車内を制服姿の警察官や警備員が警戒する「見せる警備」を実施。駅構内の防犯カメラも2004年の2万台から、2011年には3倍近くの5.8万台に増やした。
 しかし、今回の落書き犯は、警備が手薄な営業時間外に車両基地のフェンスを破って侵入したり、防犯カメラがない死角を狙うなどその警戒網をかいくぐっている。防衛大学校教授(安全保障)の宮坂直史は「落書きということで見逃されそうだが、厳重に警備しなければならない施設に侵入されることは大きな問題だ」「警備体制を抜本的に見直すべきだ」としている。

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また大阪市営地下鉄に落書き 器物損壊容疑で捜査 幅10mにわたり <MSN産経 2011/10/05 14:24>


スプレーで落書きされた大阪市営地下鉄の車両(大阪市交通局提供)

 2011/10/05 01:30頃、大阪市交通局八尾車庫(大阪府八尾市若林町)で、巡回中の警備員が大阪市営地下鉄谷町線の車体に落書きがあるのを発見し、大阪府警八尾警察署に通報した。八尾警察署が器物損壊容疑などで調べている。

 大阪市交通局などによると、6両編成の1両目の側面に幅約10m、高さ約1.1mにわたり、黄色などのスプレーでアルファベットの文字が書かれていたという。2011/10/05 00:45頃に巡回した際には異常はなかった。北東側にあるフェンスに穴が開けられていた。被害額は約35万円という。
 隣接する八尾南駅では、2011/09/03にも車体に落書きされているのが見つかっている。

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神戸市営地下鉄に落書き 西神中央駅 <神戸新聞 2011/10/03 11:45>を編集



 2011/10/03 04:35頃、神戸市営地下鉄 西神中央駅(神戸市西区糀台5)で、3番ホームに停車中の始発電車(西神中央発 谷上行、6両編成)の車両の一部に落書きがあるのを、車両点検をしていた駅員が発見し110番した。神戸西警察署は悪質ないたずらとみて、器物損壊容疑で捜査している。

 神戸西警察署によると、落書きされていたのは5、6両目。ホーム側の窓ガラスを含む側面全体に白、紫、茶色のスプレーで、「CUTE」や「G」などのアルファベット10文字が書かれていた。ホームに設置されている監視カメラにも黒色の塗料が吹き付けられていた。カメラは乗降時の安全確認用で、録画機能は元々ないという。

 車両は、2011/10/03 00:20頃に西神中央駅に到着。直後に駅員が点検した際は、異常がなかったという。落書きされた車両は定時の2011/10/03 05:23にいったん西神中央駅を出発。名谷駅で別の車両に交換し、ダイヤ通り運行した。落書きは、車両を名谷車両基地に移動させた後、消した。

 神戸市営地下鉄では2011/08/08にも西神車庫(神戸市西区美賀多台9)で、止めてあった車両に落書きされる被害があり、神戸西警察署は関連を調べている。
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# 犯罪の証拠保全はした? 前に大阪地下鉄で問題に。

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大阪:地下鉄車両に落書き <MSN産経 2011/09/03 15:00>を編集

 2011/09/03 04:45頃、大阪市営地下鉄 八尾南駅(大阪府八尾市若林町)で、ホームに止まっていた電車の側面に落書きがあるのを始発前の車両点検をしていた運転士が発見。大阪府警八尾警察署が調べたところ、6両編成の5両目に、縦約1.3m、幅約10mにわたって黒や紫などのスプレーでアルファベットの文字が描かれていた。八尾警察署が器物損壊容疑で捜査している。

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神戸:車庫に侵入、地下鉄車両に落書き <MSN産経 2011.8.8 11:51>を編集

 2011/08/08 06:00頃、神戸市営地下鉄 西神車庫(神戸市西区美賀多台9)で、停車していた車両の側面にスプレーのような塗料で落書きされているのを、運行前に点検していた職員が見つけ、110番した。兵庫県警神戸西警察署が器物損壊容疑で捜査している。

 神戸西警察署によると、6両編成の2両目に落書きされており、縦約1m、横約3m。歯車のような絵や「モーター」などの字が書かれていたという。車庫内の他の車両には被害がなかった。

 車庫の横には高さ約1.5mのフェンスがあるが、乗り越えれば容易に侵入できるという。2011/08/07 06:00頃に点検した際には異常は見つからなかった。
貨物列車飛び乗り 京大生ら3人を書類送検 <MSN産経 2011/11/02 21:37>を編集

 JR湖西線 近江舞子駅(大津市)で2011/08/24、京大生ら男子大学生3人が停車中の貨物列車に飛び乗った事件で、滋賀県警大津北警察署が鉄道営業法違反(運転中の乗降)容疑で3人を書類送検していたことが2011/11/02、捜査関係者への取材で分かった。

 容疑は2011/08/24、近江舞子駅に停車中の貨物列車(21両編成、松山発金沢貨物ターミナル行き)に飛び乗ったとしている。捜査関係者によると、3人は京都大学2年、新潟大学2年、東京外国語大学1年の19~20歳の男子大学生で、愛媛県内の中学・高校時代の同級生。環境省選定の平成の名水百選の1つ針江の生水(滋賀県高島市)に行こうとしていたが、「乗車予定の列車が遅れたため焦っていた」などと動機について話しているという。

 滋賀県警は偽計業務妨害容疑での立件も検討したが、JR西日本が被害届を出さなかったことなどから見送った。

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恐怖の乗車…京大生ら3人が貨物列車のすき間に入り込んだワケ… <MSN産経 2011/10/29 07:00>を編集

 JR湖西線近江舞子駅(大津市西小松)。のどかな田園地帯の中にあるこの駅で2011/08下旬、駅のホームに停車中だった貨物列車に、夏休み中の京都大学生ら3人の男子大学生が飛び乗るというアクシデントが起きた。コンテナと土台車両のわずか幅約60cmの隙間にしゃがみ込み、約7km離れた地点まで走行。だが、運転士に見つかり列車は緊急停車。3人は滋賀県警大津北警察署に鉄道営業法違反の疑いで事情を聴かれた。3人は、駅から約15km離れた地点にある環境省選定の「平成の名水百選」の1つ「針江の生水」(滋賀県高島市)に「行こうとした」と話したという。3人は中学、高校の同級生。どんな思いで無謀な行為に及んだのか。

■わずか60cm幅…しがみつき耐えた

「男の人3人が、止まっていた貨物列車に飛び乗ったようだ」

 2011/08/24 17時頃、JR近江舞子駅のホームにいた男子中学生が、時間調整のため停車していた松山発金沢貨物ターミナル行き貨物列車(21両編成)に飛び乗った男3人に気づき、駅員に知らせた。貨物列車は直後に出発したが、駅員から連絡を受けたJR西日本の運転指令所(大阪市)が、緊急停車を指示。列車は同駅から約7km先の北小松~近江高島間で停車し、運転士が車両を点検したところ、13両目にいた男3人を発見した。

 運転士は3人を降ろし、逆方向から現場付近に走行してきた特急「サンダーバード34号」大阪行きを緊急停車させ、3人を近江舞子駅に連れ戻した。

 貨物列車はそのまま予定通り金沢貨物ターミナル駅に向け発車したが、このトラブルの影響で、JR湖西線などで5本が運休。15本が最大約1時間運転を見合わせ、約3200人に影響が出た。

 一方、特急電車に乗せられた3人は近江舞子駅で降ろされ、大津北警察署員に引き渡された。大津北警察署は、鉄道営業法33条で罰金などの対象になっている運転中の乗降の疑いで3人から事情を聴いた。滋賀県警は慎重に捜査を続けている。

 滋賀県警によると、3人は京都大学2年、新潟大学2年、東京外国語大学1年の当時19~20歳の男子大学生で、愛媛県内にある中学、高校時代の同級生だった。捜査員に対し、3人は「針江の生水に行きたかった」「名水巡りに興味があり、夏休み中、仲がいいメンバーで行ってみようと思った」と話したという。

 それにしても、なぜ貨物列車だったのか。滋賀県警に対し、3人は「乗るはずだった列車が遅れ、焦っていた。ちょうど駅のホームに停車していた貨物列車に乗れそうだったので乗ってしまった」と説明したという。

 当日、京都府内のJR京都線の踏切で大型トラックが立ち往生したため、JR京都線の他、湖西線でもダイヤが乱れていた。捜査関係者によると、3人はJR京都駅で湖西線近江舞子行き普通電車に乗車、針江の生水の最寄り駅、JR新旭駅(滋賀県高島市)まで行こうとしたが、近江舞子駅では電車が約1時間遅れていたという。

■惨事にもなる危険行為

 貨物列車は乗客を想定していない。3人はどのような場所に乗り、7kmの行程を走ったのか。

 貨物列車運行を担うJR貨物関西支社(大阪市)によると、貨物列車は、土台車両にコンテナが1~5個搭載されている。3人が乗った車両のコンテナは1個だったが、コンテナと土台車両のうち人間が入れる空間は幅約60センチ、長さ約2・5メートルしかない。3人はここに並んで手すりにつかまり、しゃがみ込んで乗車していたという。

 貨物列車は通常、時速75~130キロで運行。3人が乗っていた列車は95キロ程度のスピードを出していた。

 JR貨物関西支社の広報担当者は「何らかの原因で急停車すれば、その勢いで外に飛び出ることも考えられ、大惨事になる可能性もあった」と指摘し、「海外の映画やドラマを見ると、貨物列車に乗りこむシーンが出てくるため、簡単にできそうな気がしてしまうかもしれないが、極めて危険。絶対に乗車しないでほしい」と警鐘を鳴らす。

 さらに、貨物列車は基本的には途中下車しない。3人が乗った列車も、近江舞子に停車したのは時間調整のためで、その後は「針江の生水」の最寄り駅・新旭駅には停車せず、福井県敦賀市の敦賀駅までノンストップで運行していた。

 県警によると、3人は捜査員に、憔悴(しょうすい)した表情で、「各駅に止まると思っていた。速度が上がって怖かった。軽はずみな気持ちでした。申し訳ありませんでした」などと、反省の言葉を口にしたという。

 捜査関係者の1人は「3人の乗車がたとえ、だれにも見つからなかったとしても、敦賀に到着するまでは降りられない。敦賀から新旭まで引き返すには、乗車時間だけで1時間ほどかかるうえ、電車待ちなどを考えれば、『針江の生水』には当日中にはたどり着くのは難しかっただろう」と話す。

■名水百選地元は「残念」(略)

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大学生3人 貨物列車に便乗 とんだ名水めぐり 大津 <asahi.com 2011/08/25>を編集

 2011/08/24 17時ごろ、JR湖西線 近江舞子駅(大津市南小松)で、停車中の貨物列車(21両編成)に男性3人が乗り込んだと、ホームにいた男子中学生が駅員に知らせた。貨物列車は金沢に向けて約7km走った後に緊急停車し、運転士が13両目のコンテナ付近にいた3人を見つけた。
 滋賀県警によると、3人は小学時代からの友人で、京都大学、東京外国語大学、新潟大学の19~20歳の学生。「名水めぐりをしていた。(滋賀県高島市の)新旭駅に行きたかったが、次の電車まで時間があったので飛び乗った」と話したというが、貨物列車の次の停車駅は敦賀駅だった。滋賀県警は鉄道営業法違反と業務妨害の疑いで調べている。

 JR西日本は3人をいったん貨物列車の運転席に移動させた。その後、対向の特急「サンダーバード34号」大阪行きを北小松~近江高島間(#駅間に臨時停車!)に緊急停車させて3人を乗り移らせ、近江舞子駅に連れ戻した。この影響で、湖西線などで5本が運休、15本が最大約1時間遅れ、計約3200人に影響が出た。
トラブル続々、JR遅れ 痴漢 線路逃走 鉄橋居座り <神戸新聞 2011/09/30 00:15>を編集

 2011/09/29 17:30頃、JR京都線 新大阪~大阪(大阪市北区)で、走行中の特急「スーパーはくと11号」(京都発倉吉行き)が鉄橋付近に立ち入っている男性を発見、非常停止した。男性は70代ぐらいで、特急の車掌が降りて声をかけても動こうとしなかったため、大阪駅と新大阪駅から計5人の駅員が出動。男性を回送電車に乗せて、大阪府警に引き渡した。

 2011/09/29 18:20すぎには、JR神戸線 芦屋~甲南山手(芦屋市三条町)の三条街道踏切で、普通電車(松井山手発西明石行き)が異音を感じて急停車した。レール上に石が砕けたような跡があり、芦屋警察署は置き石とみて往来危険容疑で捜査している。

 2011/09/29 18:50頃、JR神戸線 須磨駅(神戸市須磨区)で、女子高校生の体を触ったとみられる男性が普通電車(松井山手発西明石行き)から降りてホームを横切り、線路上を逃走。ホームにいた男性2人が追い掛け、約200m東の踏切付近(千守踏切か?)で取り押さえて須磨警察署員に引き渡した。須磨警察署が強制猥褻容疑で捜査している男性は、鍵野俊太(42、須磨区、無職)で、酒を飲んでおり、「痴漢呼ばわりされたので逃げた」と容疑を否認しているという。この普通電車は6分間、現場に停車した。

 JR西日本によると、53本が運休、80本が5~65分遅れ、通勤客ら約6万7000人に影響した。

 18:30~21:40でJR京都線・JR神戸線、19:50~23:15で学研都市線・JR東西線について、阪急、阪神(どちらも高速神戸まで)、大阪市交、京都市交、京阪、近鉄で振替輸送を実施した。
# 喫煙ルームで煙草を吸ってから電車に乗れば、煙を含んだ呼気が車内に排出され、受動喫煙を構成する。喫煙ルームには意味がない。

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阪神と阪急、全駅終日禁煙へ 2011/09/01から <神戸新聞 2011/07/05 19:52>を添削

 阪神電鉄と阪急電鉄は2011/07/05、駅の喫煙コーナーを撤去し、2011/09/01から駅構内とホームを終日禁煙にすると発表した。阪急は、間仕切りのある喫煙ルームについては残す。乗客らから禁煙を求める声が多い上、兵庫県に受動喫煙防止を条例化する動きがあることを踏まえ、決めたという。

 阪神電鉄は三宮駅など地下駅を除き、駅のホーム端に喫煙コーナーを設け、朝夕のラッシュ時は禁煙とする分煙ルールを採用していた。2011/09/01からは灰皿を撤去し、全49駅を終日禁煙にする。

 阪急電鉄も地下駅や三宮駅を禁煙とする一方、大半の駅は阪神と同様の分煙ルールだったが、全86駅(天六を含む)を終日禁煙にする。ただし喫煙ルームがある8駅(梅田、十三、西宮北口、豊中、川西能勢口、茨木市、高槻市、桂)と、設置予定の4駅(塚口、夙川、石橋、北千里)は喫煙ルームでの喫煙を認める。

 駅の禁煙化では、JR西日本が2009/07、京阪神近郊の251駅でホームの全面禁煙化を実施。山陽電鉄、神戸電鉄、北神急行の3社も2011/03、全駅構内を終日禁煙にした。関西の大手私鉄では、南海電鉄が2011/04に駅を全面禁煙にしているが、近鉄と京阪は未だに喫煙所が残っている。

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山陽電鉄、神戸電鉄、北神急行電鉄 2011/03から構内全面禁煙に <神戸新聞 2011/01/26 20:25>を添削

 山陽電鉄、神戸電鉄、北神急行電鉄の私鉄3社は2011/01/26、2011/03/01から全駅構内で終日全面禁煙にすると発表した。また、南海電鉄も関西の大手私鉄5社で初めて、2011/04/01から全面禁煙を実施すると発表。鉄道の禁煙化は今後も広がりそうだ。
# 泉北高速鉄道も2011/04/01から全面禁煙を実施する。

 山陽電鉄、神戸電鉄、北神急行電鉄の3社は、現在も地下駅では全面禁煙を実施しているが、その他の駅では、ホームに喫煙コーナーを設けるなど、分煙で対応していた。しかし、利用者からの全面禁煙要望や、兵庫県受動喫煙防止対策指針で、2010年度までに交通機関の全面禁煙・完全分煙が目標とされていることなどを考慮し、全面禁煙に踏み切ったという。禁煙に伴い、駅ホームの喫煙コーナーを廃止、灰皿を撤去する。

 近畿圏では、JR西日本が2009/07から全面禁煙を実施。阪急、阪神は今後も分煙で対応していく方針、という。
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# 阪急と阪神は運転士・車掌がホームで煙草吸ってますからねぇ。それが廃止できないのでしょう。

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JR西日本:禁煙駅の拡大(2009/07~)
JR西日本3月定例社長会見より <2009/03/26>

【これまで】
 2007/03:運転時間が3時間未満の在来線特急列車の全席禁煙化、それ以外の特急列車の禁煙車両拡大
 2008/10:大阪環状線・桜島線ホームの全面禁煙化

【これから】
 2009/06/01:寝台列車を除いた在来線特急列車などの全面禁煙化、喫煙ルームも廃止する。
 2009/07/01:在来線ホームの禁煙化拡大。アーバンエリアの251駅を終日禁煙にする。

【アーバンエリア】

  • 大阪環状線、桜島線(桜島線)

  • 琵琶湖線(長浜〜米原〜京都)、JR京都線(京都〜大阪)、JR神戸線(大阪〜神戸〜姫路)、山陽本線(姫路〜上郡)、赤穂線(相生〜播州赤穂)、和田岬線(兵庫〜和田岬)

  • JR宝塚線(大阪〜尼崎〜篠山口)、JR東西線、学研都市線(片町線)、おおさか東線

  • 湖西線(山科〜永原)

  • 嵯峨野線(京都〜園部)

  • 大和路線(加茂〜奈良〜JR難波)、JR奈良線、関西本線(加茂〜柘植)、草津線

  • 阪和線、関西空港線、羽衣線(鳳〜東羽衣)

  • 和歌山線、桜井線、紀勢本線(和歌山〜和歌山市)

JR新長田駅で人身事故 振替輸送実施 <神戸新聞 2011/06/27 08:30>を添削

 2011/06/27 07:25頃、JR神戸線 新長田駅で、上りホームから女性が線路内に降りるのを、普通電車(西明石発京都行き)の運転士が発見。非常ブレーキをかけたが間に合わず、女性は死亡した。

 この事故で、JR神戸線は尼崎~西明石で普通電車の運転を一時見合わせ、阪急、阪神、山電、地下鉄、六甲ライナーなどで振替輸送を実施。この電車を含む61本が最大約1時間遅れ、33本が運休した。通勤・通学時間帯と重なったため、約6万人に影響した。

 長田警察署の調べでは、死亡した女性は20~40歳代。身長160~165cmで、紺色のセーター、灰色のズボン、茶色のサンダル姿だった。長田警察署で身元の確認を急いでいる。
貨物列車にブレーキ 高校生逮捕 <NHKオンライン京都 2011/05/24 21:08>を添削

 2011/02、大津市を走るJR湖西線の近江舞子駅で、停車中の貨物列車の手動ブレーキを無断でかけて列車を損傷させたなどとして京都市に住む16歳の高校生が偽計業務妨害の疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは京都市西京区に住む16歳の男子高校生です。警察の調べによりますと、高校生は2011/02/02の09時頃、大津市南小松にあるJR湖西線の近江舞子駅で、雪の影響で臨時停車していた21両編成の貨物列車の3両目に乗り込んで、列車の外側に付いていた手動ブレーキをかけて走行中にブレーキを損傷させたうえ、運行を遅らせたとして偽計業務妨害の疑いが持たれています。
 貨物列車が近江舞子駅を出発した直後にJR西日本に「貨物列車から煙がでている」と通報があったため、JRが25km離れた大津京駅で調べたところ、3両目のブレーキが故障していたということです。このトラブルで貨物列車は5時間半ほど運行が遅れました。
 警察によりますと高校生は鉄道ファンで、当日は撮影のため近江舞子駅にいたということで、「1回ブレーキをかけてみたかった。あとからこわくなって自分からJRに煙が出ていると通報した」と供述し、容疑を認めているということです。
山陽電車線路上に材木 電車接触相次ぐ 姫路 <神戸新聞 2011/04/25 11:53>を編集

 2011/04/24夜から2011/04/25未明にかけて、山陽電鉄 飾磨~妻鹿で、電車が線路上に置かれていた木材などと接触する事故が4件相次いだ。いずれも乗客に怪我はなかったが、飾磨警察署が電汽車往来危険容疑で調べている。

 2011/04/24 22時前、姫路市飾磨区下野田2の線路上で、上り普通電車(山陽姫路発東須磨行き)が、木製の角材(長さ約3m、縦横約6cm)に接触。22:40頃、23:30頃、翌朝05:00すぎにも、電車が線路上の角材や竹製のはしごをはねた。置かれていたのは最初の現場から約1km以内で、電車はいずれも数分間現場に停車した後、運転を再開した。飾磨~妻鹿では、2011/04/20早朝にも木材が置かれており、飾磨警察署が関連を調べている。
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# どうせクソガキだろ。
東京地下鉄でもメールを可能に 年内にも整備、東京都と孫社長一致 <共同通信 2011/01/20>を添削

 東京都副知事の猪瀬直樹は2011/01/20、ソフトバンク社長の孫正義と東京都庁で会談し、東京都営地下鉄の車両が駅間を走行中にも携帯電話のメールやデータを送受信できるようにするため、年内にアンテナを設置する方向で一致した。費用については、ソフトバンク、NTTドコモ、KDDIなど17社で構成する(財)移動通信基盤整備協会が負担する見通し。東京都が47%の株式を保有する東京メトロも2011/01/20、協会側とアンテナ設置で協議を続けているとして「近日中に合意形成ができると考えている」とのコメントを発表した。

 携帯電話が普及し、走行中にもメールなどを使いたいとの要望が強まっており、地方の地下鉄にも波及しそうだ。

 この日の会談は、孫が短文投稿サイトのツイッターで提案、猪瀬が応じた。

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大阪地下鉄の携帯アンテナ設置、孫社長がツイッターで直訴 平松市長も即前向き回答、一気に加速? <MSN産経 2011/01/18>を添削

 走行中の車内で携帯電話のメールなどが使えない大阪市営地下鉄の電波環境の改善を求めて、ソフトバンク社長の孫正義がツイッターで大阪市長の平松邦夫にアンテナ工事許可を直訴したところ、これを見た平松が大阪市交通局幹部に情報収集を指示、即座に前向きな回答をした。この答えを受け、孫も工事を担当する業界団体に早期のアンテナ設置を促す意向を表明。ツイッター上だけのトップ交流で、携帯電話の環境改善が一気に加速しそうだ。

 約74万人のフォロワー(特定閲覧者)がいる孫正義のツイッターに2011/01/15、携帯電話の利用者から「東京メトロでも(スマートフォンが)サクサク使えるようにならないか」と書き込まれたことが発端。孫が「メトロ側が工事させていただけるならぜひやりたい。皆で運動しませんか?」と応じると、「大阪市営地下鉄も」「名古屋でも」などの要望が相次いだ。

 孫が平松が開設しているツイッターに「地下鉄でもメールなどできるように携帯のアンテナ工事を許可いただきたくお願いします」「何年も前から検討中といわれ困っています」などと直訴したところ、平松も即座に反応。大阪市交通局長に直接電話するなどして事実関係の調査を指示した。
 その結果、携帯電話会社などでつくる業界団体「移動通信基盤整備協会」が2010/10、大阪市営地下鉄でアンテナ設置に向けた電波測定実験をしており、今後、工事の計画案を提出する段階にあることが判明。平松は2011/01/18、改めて市長室に担当者を集めて事実関係を確認し、その内容も含めて前向きに検討していく意向をツイッターを通じて返答した。すると、孫も「ありがとうございます。協会長に明日会います。私からも促進いただきます」と応じた。

 2010/05にツイッターを始め、2011/01にはフォロワーが1万人を超えている平松は「大企業トップの発言に行政がリアルタイムに反応する動きはツイッターの登場までありえなかった」と、思わぬ交渉の進展に感慨深げだ。
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 でもって、電車内で通話する奴は角材で殴る。
 移動通信基盤整備協会は総務省と携帯電話会社の天下り組織だね。
 2010/09/29 15:59頃、JR神戸線 宝殿~曽根で列車が通常と異なる音を認めたため、車両と線路を確認しました。

 2010/09/30 21:36頃、JR神戸線 宝殿駅付近で列車が通常と異なる音を認めたため、車両と線路を確認しました。

 2010/10/01 16:24頃、JR神戸線 曽根駅付近の踏切で人が立ち入ったため
姫路・中2死亡事故:フェンス越え線路侵入か <神戸新聞 2010/09/01>を添削

 JR山陽本線 姫路〜英賀保(姫路市岡田)で2010/08/31夜、電車にはねられ死亡した加西市立中学2年の男子生徒(13)は、線路南側のフェンス(高さ約2m)を登って軌道敷地内に入ったとみられることが2010/09/01、姫路警察署への取材で分かった。遺書などは見つかっていない。姫路警察署は事故と自殺の両面で、死亡した経緯などを詳しく調べている。

 姫路警察署によると、フェンスには人がよじ登った跡が残っていた。また、普通電車の運転士は「軌道敷地(幅約10m)の中を行き来する(生徒の)姿を見てブレーキをかけた」などと証言している。

 男子生徒は2009年春、姫路市から加西市に転居。2010/08/31は21時すぎまで事故現場近くの知人宅にいた。2010/09/01は通っている中学校の始業式だったが、学校関係者などによると、ほとんど登校していなかった。

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JR山陽本線 姫路〜英賀保
 2010/08/31 21:30頃、JR山陽本線 姫路〜英賀保(姫路市岡田)で、線路上にいた男性が普通電車(4両編成、上郡発姫路行き)にはねられ死亡した。
 姫路警察署によると、亡くなったのは、加西市立中学2年の男子生徒(13)。普通電車の運転士が約100m手前で、下り線路側から上り線路内に入ってきた人影に気づき、非常ブレーキをかけたが間に合わなかった。現場は陸橋の下で、線路の両側には高さ2mほどのフェンスがあった。男子生徒は携帯電話と学生証を持っていた。
 JR西日本によると、この事故でJR山陽本線は約70分運転を見合せ。4本が運休、16本が最大85分遅れ、約7500人に影響した。

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JR神戸線 東加古川駅、甲子園口駅
 2010/08/31 15:22頃、JR神戸線 東加古川駅(加古川市平岡町新在家)で、加古川市内の男子大学生(23)が、東加古川駅を通過中の新快速電車(8両編成、姫路発長浜行き)にはねられ即死した。
 また、2010/08/31 15:49頃、JR神戸線 甲子園口駅(西宮市)で、京都府嘱託職員の男性(62、京都市)が、甲子園口駅に停車しようとした普通電車(7両編成、須磨発松井山手行き)にはねられ、即死した。
 JR西日本によると、いずれの男性も電車が駅に入ってくる直前、ホームから線路に飛び降りた。

 これらの事故で、JR神戸線は大阪〜姫路で運転を見合わせ、45本が運休、48本が最大88分遅れ、約3万8千人に影響した。
【衝撃事件の核心】「写欲」に負けパシャリ…撮り鉄を異例の立件 <MSN産経 2010/07/10>を添削

 「良いアングルで鉄道写真を撮りたかった」。そんな軽い気持ちで踏切内に入った男性が、書類送検される騒動があった。奈良県内のJR関西線(大和路線)で臨時特急を撮影しようと踏切内にカメラの三脚を置いたとして、奈良県警が、鉄道営業法違反の疑いで、「撮り鉄」と呼ばれる鉄道撮影愛好家を書類送検した事件。男性は不起訴(起訴猶予)処分になったが、奈良県警が書類送検に踏み切った背景には、相次ぐ撮り鉄がらみのトラブルがあった。しかも男性は、同じ公共交通機関である市営バスの運転手。いったい何が、撮り鉄たちを無謀な撮影へと駆り立てるのだろうか。
 
■「良いアングルで写真を撮りたい」

 奈良県警西和警察署によると、事件が起きたのは2010/05/09 09:50ごろ。JR大和路線 王寺~法隆寺の踏切(奈良県斑鳩町目安)で、「線路内に人が立ち入っている」と近くの女性がJR西日本に通報した。法隆寺駅から駆けつけた駅員が線路脇に放置されていたカメラの三脚を発見。付近にカメラを持っていた男性がいたため、西和警察署に連絡した。この影響で5本が最大で16分遅れたほか、2本が運休となり、約1300人に影響が出た。

 西和警察署によると、男性は、神戸市交通局に勤務する市営バス運転手(50、尼崎市)。調べに「道路で撮影していたが、車の交通量が多く、撮影しにくかった。三脚を置いたのは電車の撮影のためで、良いアングルで写真を撮ろうと思い、踏切内に入った」と供述。西和警察署は2010/06/03付で、鉄道営業法違反容疑で男性を書類送検した。男性は平城遷都1300年祭に合わせ、新大阪~奈良で2010/04~06月限定で運行された臨時特急「まほろば」を撮影しようとしていた。
 男性が勤務する神戸市交通局市バス運輸サービス課は「同じ交通事業に携わる者として、誠に申し訳なく遺憾。乗客とJR西日本の関係者に深くおわび申し上げる」とコメントを発表した。

■他府県でも…相次ぐ撮り鉄トラブル

 撮り鉄が電車の運行を妨げるトラブルは2010年に入り、近畿各地で相次いでいる。

 2010/02/14、JR大和路線 河内堅上~三郷(大阪府柏原市)で、鉄道ファンが線路内に立ち入り、快速電車の運転士が運転を一時見合わせた。

 2010/02/20、JR琵琶湖線 草津駅(滋賀県草津市)の近くで、普通電車に乗車していたJR西日本社員が、線路内に人が立ち入っているのを発見し、安全確認のため、緊急停車。JR西日本によると、この日は貸切お座敷列車「あすか」が草津駅から回送で京都方面へ向かう予定で、周辺に鉄道ファンが集結。侵入した人物はカメラの三脚を立てていたが、社員が注意しようとすると逃げた。

 重大事故につながりかねないトラブルに警察も頭を抱えているが、撮り鉄の現場を押さえることは難しく、「通報があって、警察が駆けつけたときには現場からはすでに立ち去っており、確かな証拠がないケースがほとんど」(捜査関係者)。

 奈良県斑鳩町の事件では、JR西日本は「電車が止まったわけではなく、大きな影響はなかった」という理由で、被害届の提出は見送った。しかし、西和警察署は「一歩間違えば、公共交通機関に対して大きな危険を及ぼしかねない」と判断。男性が線路脇に置いたままにしていた三脚も残っていたことから立件は可能とみて書類送検した。
 「今回は物的証拠を押さえたことが大きかった。軽微な犯罪かもしれないが、本人と社会に対して警鐘を鳴らすことで、今後起こり得る重大事案への抑止になると考えている」と捜査関係者。

 奈良地検は2010/06/30、「十分に反省している」などとして男性を起訴猶予としたが、西和警察署によると、鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)罪の罰則は1000円以上1万円以下の科料。大きな額ではないが、線路上に物を放置するなどより悪質なケースでは、2年以上の懲役刑が科される列車往来危険罪の適用も検討される場合がある。

■ブルトレブームの申し子たち

 罰せられるリスクを背負い、さらには命の危険を冒してまで、線路敷地内に侵入する撮り鉄たち。その歪んだ情熱はどこからくるのだろうか。

 書類送検された男性が写真を撮影していた奈良県斑鳩町の現場は、周囲に水田が広がる集落近くの踏切。近所に住む70代の男性は「(事件当日は)カメラを持った3~4人の男性が踏切近くにいた。騒ぎを起こしているという感じではなく、周囲の人に迷惑をかけている感じでもなかった。ただ、事件後はそんな人たちを見かけることも少なくなった」と振り返る。

 事件から1カ月が過ぎた2010/06。現場では、望遠レンズをつけたカメラを手に、男性会社員A(42)がシャッターを切り続けていた。Aは撮り鉄歴30年。書類送検された男性と同じく、「まほろば」号の写真を撮りに来た。
 ただ、事件の感想を聞くと、「この近くにはもっと良い撮影スポットがたくさんあるのに、どうしてこの踏切にこだわったのか」と首をかしげた。撮り鉄ら写真愛好家は、写した風景や対象への気持ちを「写欲」と表現する。「ここは、それほど写欲はそそられない」とA。

 Aによると、撮り鉄が最も熱狂した時代は昭和50年代の「ブルトレ(ブルートレイン、寝台特急)ブーム」の時だった。「当時は老いも若きもブルトレに夢中になった。その時の情熱を忘れず、今も撮影にハマってしまう人は多い」。書類送検された男性についても「そのころは中学生前後。当時から鉄道写真を愛好していたのではないか」と想像した。実際、神戸市によれば、男性は中学生のころから鉄道ファン。写真を撮り始めたのは、就職してからだというが、撮り鉄歴は30年近くになる計算だ。

 相次ぐ撮り鉄のトラブルについて尋ねると、Aはこう話した。「ブログなどネットで写真を披露する場が広がったことも、撮り鉄の行動がヒートアップする一因かもしれない。多くのファンは常識の範囲内で撮影して楽しんでいるが、かっこいい写真を撮り、ネット上で注目されたいという風潮が一部にあるのかも」

 マナーを守らない一部のファンの行動のために、それまで自由に撮影できていたスポットに柵が設けられ、撮影しにくくなるケースもあったというA。「(書類送検された男性は)自分の行動で自分の首を絞めただけだ」と残念そうにつぶやいた。

 神戸市によると、書類送検された男性は、鉄道マニアであることはごく親しい人間に打ち明けていただけで、撮影した写真を何らかの形で公表していたかどうかは不明。西和警察署では反省する素振りをみせたものの、鉄道の撮影をやめるという言葉はなかった。

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奈良の「撮り鉄」男 神戸市交通局職員だった <MSN産経 2010/06/07>を添削

 JRの臨時特急を撮影しようと、踏切内の線路脇にカメラの三脚を置いたとして、奈良県警西和警察署が鉄道営業法違反の疑いで書類送検した男(50、尼崎市)が、神戸市交通局に勤務する神戸市営バスの運転手だったことが2010/06/07、西和警察署への取材で分かった。西和警察署は当初、男の職業を「会社員」と発表していた。

 西和警察署によると、運転手は「いままで道路で撮っていたが、アングルがいいので踏切内に入ってしまった。今後は気をつける」と話している。

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異例、撮り鉄を立件 被害届なくても書類送検 警鐘 <MSN産経 2010/06/04>を添削

 臨時特急を撮影しようと踏切内にカメラの三脚を置いたとして、奈良県警西和警察署が、鉄道営業法違反の疑いで、兵庫県尼崎市の男性会社員(50)を書類送検したことが2010/06/04、西和警察署への取材で分かった。男性は容疑を認めている。
 鉄道撮影の愛好家「撮り鉄」の立件は異例。JR西日本は被害届を出していないが、西和警察署は「全国で撮り鉄をめぐるトラブルが相次ぎ、警鐘の意味がある」としている。

 送検容疑は2010/05/09、JR大和路線 王寺~法隆寺の踏切(奈良県斑鳩町目安)で、臨時特急の写真を撮影するために踏切内の線路脇にカメラの三脚を置いた。このトラブルで2本が部分運休、5本が最大16分遅れ、約1300人に影響した。男性が撮影しようとしていたのは臨時特急「まほろば」で、平城遷都1300年祭を記念して運行していた。

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撮り鉄?JRに遅れ 大和路線、線路脇に三脚 <2010/05/09 MSN産経>を添削

 2010/05/09 09:50ごろ、JR大和路線 王寺~法隆寺の踏切付近(奈良県斑鳩町目安)で「線路内に人が立ち入っている」と、JR西日本に連絡があった。
 安全確認のため付近の電車が徐行し、駆け付けたJR西日本社員が線路脇でカメラの三脚を発見。近くにいた持ち主の男性が返却を求めたため、JR西日本は西和警察署に連絡した。乗客にけがはなかった。西和警察署によると、三脚は男性に返却。JR西日本によると、被害届は出していない。
(後略)
レール継目板766本盗難 吹田の貨物駅、510万円相当 <読売新聞 2010/07/08>を添削

 鉄道・運輸機構 国鉄清算事業西日本支社は2010/07/07、大阪府吹田市で建設が進められているJR貨物の吹田貨物ターミナル駅(仮称)で、レールの継目板766本(計約15t、約510万円相当)が盗まれたと発表した。吹田警察署が窃盗容疑で捜査している。

 鉄道・運輸機構 国鉄清算事業西日本支社によると、レールとレールをつなぐ継目板(鉄製、縦約90cm、横約10cm、重さ約20kg)は2010/05下旬から、工事現場の出入口近くに、計920本を数十本ずつ積み重ね、12ブロック(1ブロック約1.5t)に分けて保管していた。2010/07/05 10時頃、担当者が、このうち10ブロックがなくなっているのに気付いた。2010/06/08に確認した際にはあった。出入口の鍵や周囲のフェンスに異常はなかった。
無法「撮り鉄」撮られてた 大阪府警が人物特定へ JR大和路線不法侵入 <MSN産経 2010/04/20>を添削

線路敷地内侵入者
 大阪府柏原市のJR大和路線で2010/02、撮り鉄と呼ばれる鉄道ファンが撮影のため線路敷地内に立入り、電車のダイヤが大幅に乱れた問題で、違法に敷地内に入り込んでいた数人の人物が撮影されていたことが2010/04/19、分かった。産経新聞に匿名で写真が寄せられた。鉄道営業法違反(鉄道地内立入り)容疑で捜査している大阪府警にも同じ写真が送付されており、撮影の状況などから容疑者の可能性が高いとみて人物の特定を進めている。

 産経新聞社に郵送されてきた写真によると、線路敷地内に入り込んでいたのは4〜5人の男性とみられる。うち3人は茶色や青色のジャンパーにジーパン姿で、人の背丈を越えるものも含め、少なくとも2台の三脚を設置していた。
 同封された手紙や地図によると、写真は、一団から200〜300m離れた線路敷地外から撮影。撮影者は、現場を通過しようとした電車が警笛を鳴らしながら徐行したために、電柱にへばりつくようにして撮影準備をしている複数の人物に気が付いた。敷地内に入り込んだ人物たちは、警笛を鳴らされても動こうとせず、電車はいったん現場付近で停車し最徐行で通過。その後、JR大和路線の運行は一時見合わされ、JRの社員や警察官も駆けつけたため、居合わせたファンの間でも「あいつらが原因ちゃうの?」などと話題になっていた。

 手紙では、このトラブルの後、JR京都線でも同様の問題が起きたことが触れられ「残念を通り越して今後の趣味活動に対する危機感すら感じた」「ふつうの鉄道ファンとして彼らのような行動を許さないという意思表示だけはしておきたい」とも書かれていた。

 大阪府警は、撮影された場所や状況が、実況見分などで運転士らに確認した内容とほぼ一致していることなどから、撮影されたグループの特定を進めている。

 この問題をめぐってはインターネット上でも、真偽の定かではない現場写真や容疑者情報が複数紹介されており、府警はこれらの情報も踏まえたうえで捜査をしている。
加古川で雑草火災 山陽電鉄が一時運転見合せ <神戸新聞 2010/03/22>

 2010/03/22 16:50頃、加古川市加古川町稲屋の加古川河川敷から出火し、雑草など約990平方メートルが焼けた。現場から約200m南の鉄橋に接近中だった山陽電鉄の特急電車など2本が、最長約7分間、最寄駅で運転を見合わせ、約180人に影響が出た。
 山電によると、鉄橋を通過中の上り電車の運転士が、河川敷の煙に気付いて運転指令室に連絡。風などで燃え広がる危険性があることから、安全確認のため電車を停車させた。

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JR神戸線で火災 加古川鉄橋近く 放火の疑い <神戸新聞 2010/03/18>を添削

 2010/03/18 14:30頃、JR神戸線 加古川〜宝殿(加古川市加古川町本町)の加古川に架かる鉄橋のたもとで、煙が上がっているのに近くを通りかかったJR西日本の係員らが気づいた。
 堤防の雑草などが燃えており、係員らは接近する新快速電車(長浜発姫路行き)に発炎筒などで知らせるとともに、消火器で消し止めた。新快速は現場の200〜300m手前で緊急停車。乗客400人に怪我はなかった。
 JR西日本などによると、雑草のほか、軌道下を通る信号ケーブルの一部とそのカバーが長さ約60cmにわたり焼けた。付近に火の気がないことなどから、加古川警察署は放火の疑いもあるとみて捜査している。
 この火災で、JR神戸線は加古川〜宝殿で上下線とも運転を見合わせたが、信号ケーブルを予備回線に切り替え、15時ごろ運転を再開。2本が部分運休したほか、この新快速を含む8本が最大24分遅れるなど約3600人に影響した。
写真
線路下の斜面から上がる炎。信号ケーブルなどが焼けた=2010/03/18 14:30頃、加古川市加古川町本町(JR西日本加古川保線区提供)
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 JR西日本によると、運転を見合せたのは土山〜姫路。15:00〜15:40で山陽電鉄に振替輸送をした。
川西のJR宝塚線踏切 2日連続置き石の疑い <神戸新聞 2010/03/21>を添削

 2010/03/20 16:50頃、JR宝塚線 川西池田〜中山寺の踏切(川西市南花屋敷4)、で、快速電車(同志社前発宝塚行き)の運転士が異音を確認、非常ブレーキで停車した。運転士は線路と車両を確認したが、異常がなかったため6分後に運転を再開した。

 JR西日本によると、踏切内に石が粉砕された跡があった。4本が運休。7本が最大23分遅れ、約4200人に影響が出た。
 03/19夕方にも、同じ踏切内で置き石とみられるトラブルがあり、川西警察署が往来危険容疑で調べている。

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川西のJR宝塚線踏切 異音で快速停車、6700人に影響 <神戸新聞 2010/03/20>を添削

 2010/03/19 16:15頃、JR宝塚線 川西池田〜中山寺の踏切(川西市南花屋敷4)で、快速電車(大阪発篠山口行き)の運転士が異音を聞き、非常停車した。車両や線路に異常が見つからなかったため11分後に運転を再開。現場付近を徐行していた他の電車も27分後に通常の速度に戻した。

 JR西日本によると、踏切内の線路に石を踏んだような跡が1つ見つかった。6本が運休し、14本が最大25分遅れ、約6700人に影響した。

 川西警察署は置き石ではないかとみて、往来危険容疑で捜査している。
明石のJR神戸線 線路脇の雑草焼ける <神戸新聞 2010/03/20>を添削

 2010/03/20 12:24頃、JR神戸線 大久保〜魚住の脇の竹林(明石市魚住町金ケ崎)から出火、雑草など約160平方メートルを焼いて約40分後に消し止められた。
 この火事で、現場付近に煙が立ちこめ、下り貨物列車が約25分間運行を見合わせた。後続も最高46分遅れ、約4800人に影響した。
線路の男性を間一髪救助 中高生の兄弟らに感謝状 <MSN産経 2009/01/20>

 東京消防庁滝野川消防署は2009/01/20、JR尾久駅(東京都北区)でホームから転落した男性会社員(32)を素早く救助したとして、天野貴博(18、東京都荒川区、高校3年)と天野智博(15、中学3年)、天野理香(46、両名の母親)に感謝状を贈った。

 滝野川消防署によると、2009/01/18 21:30ごろ、ホームを歩いていた男性が看板にぶつかり転落。理香が駅員を呼びに行き、貴博が別の2人と飛び降り、ホーム上の智博と大学生2人が助け上げた。転落の男性は頭に軽い怪我。JR東日本によると、約3分後には上野発高崎行き普通電車が進入する予定だった。この間、別の女性が非常停止ボタンを押して電車を止めた。救助に当たったのは計8人で、同署は他の5人にも感謝状を贈る方針。貴博は「目の前で落ちた人を助けたいと思った」と話している。

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 電車が3分後に走ってくる線路にわざわざホームから飛び降りる人間に感謝状を出すバカ消防。何より前に非常ボタン。飛び降りる前に非常ボタン。非常ボタンを押した人間にこそ真っ先に感謝状。ただ飛び降りた自殺志願者には厳重懲戒処分。
電車落書き:落書き目的で来日、2被告に有罪判決−−大阪地裁 <毎日新聞など 2008/12/27>

 電車にスプレーで落書きをしたとして、器物損壊と建造物侵入罪に問われたスロバキア国籍の自称美術家ダリボラ・スピシアク(26)とハンガリー国籍の大学生、タカチ・ビクター(26)に対し、大阪地裁の橋本健裁判官は2008/12/26、懲役2年6月執行猶予5年(求刑・懲役2年6月)をそれぞれ言い渡した。
 判決によると、2人は2008/09/04に大阪市営地下鉄 御堂筋線 新大阪駅の車両置場で落書きをした他、2008/09/14には千葉県市川市で地下鉄に落書きをした。橋本裁判官は2人が落書き目的で来日したと指摘した。

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地下鉄落書き容疑、ハンガリー国籍の男逮捕 大阪府警 <asahi.com 2008/10/11>を添削

 大阪市営地下鉄新大阪駅に忍び込んで電車に落書きしたとして、大阪府警は2008/10/11、ハンガリー国籍のタカチ・ビクター(25)を器物損壊と建造物侵入などの容疑で逮捕したと発表した。大阪府警は仲間とみられるスロバキア国籍のダリボラ・スピシアーク(26)も2008/10/10に建造物侵入容疑などで逮捕しており、大阪府内で9月以降続発した落書き事件がビクターらグループによる犯行とみて調べる。

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スロバキア人、侵入容疑で逮捕 大阪の地下鉄落書き事件 <asahi.com 2008/10/11>を添削

 大阪市営地下鉄御堂筋線の新大阪駅(大阪市淀川区)に忍び込んだとして、大阪府警は2008/10/10、スロバキア国籍のダリボラ・スピシアーク(26)を建造物侵入と鉄道営業法違反容疑で逮捕した。大阪府警は、大阪府内で9月以降続発した電車への落書きがスピシアークら外国人数人のグループによる犯行とみており、器物損壊容疑でも調べる。

 大阪府警捜査1課によると、スピシアークは2008/09/04、新大阪駅構内の線路上に理由なく立ち入った疑いが持たれている。同日未明、車掌が折返線に停車中の新大阪発なかもず行きの電車に幅約16m、高さ約1mにわたってスプレー塗料で「SERC」(ハンガリー語で肉が焼ける音の意味)などと落書きされているのを見つけ、淀川警察署に被害届を出していた。
 スビシアークが2008/09/02に入国して以降、2008/10/08までに大阪市営地下鉄の中津駅、八尾車庫、JR天王寺駅などで車両が落書きされる事件が6件発生。落書きの内容や書き方が似ていることから、大阪府警は同一グループの犯行とみていた。スビシアークらのグループは2008/10/13に出国する予定だった。

 大阪府警などによると、世界各地で電車などに落書きを繰り返すグループが複数ある。2008/06にはオーストラリア人男性らが、東京入国管理局で上陸を禁じられたことがあった。

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大阪市営地下鉄 電車にスプレーで落書き <毎日新聞など 2008/10/04>

 2008/10/04 03:45ごろ、大阪市営地下鉄 森之宮検車場(大阪市城東区森之宮)で、停車中の電車(6両編成)の4両目と5両目がスプレーで落書きされているのを職員が見つけ、城東警察署に届け出た。器物損壊容疑で調べている。
 城東警察署によると、車体の片側側面に縦約1.5m、横約15mにわたってアルファベット文字のような模様が描かれていた。当該電車が入庫した2008/10/03 19時以降に、何者かが侵入して落書きしたらしい。同検車場での落書きは2008/01にもあった。

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神戸市営地下鉄に落書き 名谷車両基地で <読売新聞など 2008/09/23>

 2008/09/23朝、神戸市営地下鉄の名谷車両基地で、スプレーのようなもので車両に落書きされているのが見つかり、警察は器物損壊事件として調べている。
 落書きが見つかったのは、神戸市営地下鉄の名谷車両基地に停めてあった西神・山手線の車両。2008/09/23 05:30ごろ、車両基地の横を走行した地下鉄の車掌が発見した。落書きは6両編成のうち5両にも及んでいて、車体の側面にスプレーのようなもので英語の文字や“2008・KOBE”などと書かれていた。この車両は2008/09/22正午から車庫に入ったままで、職員が仮眠をとった午前1時から午前5時ごろまでの間に何者かが侵入したとみられる。

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地下鉄車両、また落書き 八尾車庫と新大阪駅、同一犯か <毎日新聞など 2008/09/06>

 2008/09/05 05時ごろ、大阪市営地下鉄谷町線の八尾車庫(八尾市若林町1)で、電車2両の側面にスプレーで落書きされているのを点検の職員が見つけた。2008/09/04早朝には、大阪市営地下鉄御堂筋線新大阪駅(大阪市淀川区西中島5)の車両置場で、電車1両の側面にスプレーの落書きが確認されている。ローマ字のようなデザインや色彩が似ており、同一犯の可能性がある。
 大阪市交通局によると、6両編成の先頭2両の側面に幅約7mと約11mにわたって書かれ、端には「OSAKA 08」「JAPAN」の文字などがあった。2008/09/04 22時の巡回で被害はなく、道路に面した金網2カ所が破られていたことから、複数の者が深夜に侵入したとみられる。

 一方、大阪市交通局が警察に被害届を出す前に落書きを消していたことが分かった。通報を受けた八尾警察署は「現場検証ができず、理解できない」と困惑。交通局は「責任者が忙しく、電車を使うので、消してしまったようだ」と釈明している。
京阪電車内に虫ばらまく 「驚くの楽しい」 西宮の会社員逮捕 <神戸新聞など 2008/11/25>

 京阪電鉄の電車内で昆虫の幼虫をばらまき乗客に迷惑をかけたとして、大阪府警枚方警察署は2008/11/24、会社員 水田学(35、西宮市上大市2)を威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕した。「足をばたつかせて驚く女性の姿を見たかった」と供述している。京阪電車では同様の被害が今回も含めて計19件起きており、関連の有無も調べている。

 水田は、2008/11/24 10:05ごろ、大阪府寝屋川市内の京阪本線を通過中の中之島発出町柳行き臨時特急電車内で、小鳥の餌などに使われる長さ約2cmほどの幼虫「ミールワーム」約200匹をばらまいた。座席下の隙間から、後ろの席にいた女性客の足元に向かってまいた。同列車は清掃作業などのため約3分遅れた。巡回中の京阪電鉄社員が、幼虫がいた座席付近から立ち去ろうとした水田を不審に思い呼び止め、車内を警戒中の大阪府警鉄道警察隊員に引き渡したところ、容疑を認めた。
 京阪電車では11月に入り、幼虫が車内で見つかるケースが多発。鉄道警察隊などが警戒していた。逮捕時、水田は鞄の中にフィルムケースに小分けするなどして約3600匹の幼虫を所持していた。
JR大阪駅通り魔:女に実刑判決 <神戸新聞など 2008/11/25>を添削

 JR大阪駅で通行人を切りつけたとして、傷害罪などに問われた大山和歌(38、神戸市西区)に、大阪地裁は2008/11/25、懲役3年6月(求刑懲役4年)の実刑判決を言い渡した。

 判決理由で千賀卓郎 裁判官は「息子と同居できないなどのストレスから、鬱憤を晴らそうとした身勝手な犯行で酌量の余地はない。人が密集する駅での通り魔事件で、刑事責任は軽くない」と述べ、「もう少し人のことを考えて行動してほしい」と説諭した。
 判決によると、大山はJR大阪駅へ向かう途中の電車内で扉に左腕を挟まれたことの腹いせに、2008/06/22午後、JR大阪駅のホームやエスカレーターで女性2人の左腕を剃刀で相次いで切りつけて軽傷を負わせるなどした。
 2008/11/19 18:45ごろ、山陽新幹線 徳山駅で、博多発東京行き「のぞみ50号」が発車した直後、男性客がドアをこじ開けてホームに降りた。新幹線は急停止し、安全点検のため約15分間停車。後続の1本も11分遅れ、計600人の足に影響した。
 JR西日本によると、男性は福岡県内にある大学の学生。発車直後に運転士が、ドアが閉まったときに点灯するランプが消えたのに気づいて急停車させた。ホームの駅員が駆けつけると、学生が後ろから2両目の2号車のドアを無理やり開けて降りようとして、ドアに挟まっていた。その後、自力で降りた。
 徳山駅で駅員が事情を聴くと、学生は「徳山駅で降りる予定だったが、寝過ごした。あわてて降りようとした」と説明。山口県光市在住で、博多〜徳山の特急券などを持っていた。 山口県警周南警察署は、鉄道営業法違反の疑いで事情を聴いている。
関西一のJR撮影地点サントリーカーブにフェンス設置 <asahi.com 2008/10/11>を添削

 鉄道ファンの間で絶好の撮影スポットとして人気があった大阪府島本町の通称サントリーカーブにこの夏、フェンスが設置され、これまでのようにローアングルの迫力ある写真が撮れなくなった。ファンは惜しむが、JR西日本は「安全にはかえられない」と理解を求めている。

 カーブはJR京都線の山崎〜島本(大阪府島本町)にある。サントリーの山崎蒸溜所の南側にあることから、サントリーカーブと呼ばれるようになった。緩いカーブが続いているため、接近してくる列車全体を1カットに収められ、低い位置からの撮影に邪魔なフェンスがない点が魅力だった。JR西日本がホームページに掲載する複数の列車の写真も、ここが撮影ポイントになっている。JR西日本や私鉄の広報写真などを手がける写真家 高松大典(51)は「関西ではナンバーワンの撮影地」と語る。

 JR西日本は2007/11、人身事故防止のためにフェンス整備を強化する方針を打ち出し、京都〜大阪の86kmの営業区間のうち高架などを除く74kmすべてにフェンスを設置することにした。これまではガードレールしかなかったサントリーカーブにも2008/07上旬、約130mにわたって高さ約2mのフェンスが設けられた。
 JR西日本の広報担当者は「運転士は線路ぎりぎりに人がいるだけでも、いつ立ち入られるかと恐怖心を抱く。鉄道ファンには申し訳ないが、理解してほしい」と話している。
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