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関空~洲本航路、2017/07復活 淡路関空ライン→1年で休止撤退

洲本~関空航路2018/07休止へ 就航1年、訪日客呼べず <2018/6/13 14:00神戸新聞NEXT>を編集

 洲本港~関西空港間で高速船を運航している「淡路関空ライン」は2018/06/13までに、運航を休止する方針を固めた。2018/06/13午後にも国土交通省神戸運輸監理部(神戸市中央区)に届け出る。休止は2018/07/13付の見通し。関空に降り立つ訪日外国人客(インバウンド)を淡路島に呼び込もうと、2017/07に10年ぶりに復活させた航路だったが、利用客数が低迷。わずか1年で姿を消すこととなる。

 淡路関空ラインは2017/02設立。インバウンドを関空から島内観光地に招き寄せたい地元経済界などの意向を受け、2017/07/09に就航した。1日5往復を運航し、年間9万人の利用を目指したが、2018/05末までの利用客は約1万5千人にとどまっていた。

 初期投資への補助として洲本市と、島内3市でつくる淡路広域行政事務組合から計6000万円の助成を取り付けたが、それを上回る赤字が発生。初年度となる2018/06月期決算は、最終損益の赤字額が当初予想の2.5倍となる1億5千万円に上る見通し。支援先も見つからず、経営改善の見通しが立たないため運航休止を決めた。

 淡路関空ラインは2018/06/13までに、島内3市に運航休止を説明した。会社は清算せずに残す方針で、淡路関空ライン会長の吉村静穂は神戸新聞社の取材に「航路廃止とは考えていない。燃料費の高騰も足かせとなったので、現行より小型の船での運航など、3市と協議して再開の道を模索する」と話した。

 淡路島~関空間の航路を巡っては、かつて津名港からも定期便が出ていたが、不採算により2001/03に廃止。洲本港では、洲本市などが出資する第3セクターが2001/04に運航を始めた「洲本パールライン」が、高速バスとの競合などから2007/03に運航を取りやめた経緯がある。

【淡路関空ライン】2017/02設立。資本金3250万円。従業員数17人。下着・宝飾販売の「ジェノバ」(大阪市)の子会社で、岩屋港~明石港間で高速船を運航している「淡路ジェノバライン」の兄弟会社。

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10年ぶりに洲本~関空航路の運航を開始 <2017/07/09 21:39 神戸新聞NEXT>を編集

 淡路島の洲本港(洲本市)と関西空港を結ぶ定期船が2017/07/09、10年ぶりに復活した。5往復10便を運航。初日は全便が定刻に発着し、延べ40人が利用した。

 日の出前の4:45。空が朝焼けに染まり始めたころ、関空行きの始発便が洲本港を出発。運航会社・淡路関空ライン(洲本市)の幹部らが船出を見送った。

 洲本港側の始発便の利用者はゼロだったが、第2便には、帰省を終え淡路市から勤務地の中国・上海に戻る建築設計士や、出張で沖縄に向かう洲本市の団体職員、関空見学に向かう洲本市の夫婦、徳島市の夫婦の6人が乗船した。

 関空へは従来、明石海峡大橋を渡り、大阪湾を回り込む必要があったが、直線距離で結ぶ船では所要時間がほぼ半分の65分になる。この日は洲本港発に計26人、関空発に14人が乗船した。

 片道大人2800円、小児1400円。ホームページ、電話で予約できる。

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関空~洲本航路、2017春にも復活へ 訪日客誘致狙う <2016/09/28 06:45 神戸新聞NEXT>を編集

 関西空港と淡路島を結ぶ定期航路の復活を目指している旅客船運航会社「淡路ジェノバライン」(淡路市岩屋)が、2017/04にも関空~洲本港(洲本市)間で運航を開始する方針を固めたことが、2016/09/27までに分かった。増加する訪日外国人観光客(インバウンド)を淡路島内観光地などに誘導するのが主な狙い。関空と淡路島が海路でつながれば、2007年以来となる。

 淡路ジェノバラインは現在、明石港と岩屋港(淡路市)を結ぶ旅客船を運航。淡路ジェノバラインによると、関空~洲本では淡路ジェノバラインが保有する旅客船を使用する予定で、車は運べない。1日の便数は6往復程度を想定している。陸路では高速バスで最短でも約2時間かかるところ、約1時間に短縮されるという。
 淡路ジェノバラインは現在、関空側の船着場の調整などを行っているといい、淡路島内3市などと連携しながら、2017/01末までには国土交通省神戸運輸監理部に事業開始を申請したい考え。

 2016/09/27日に洲本市内であった淡路島内3市長らとの会合で、兵庫県知事の井戸敏三は「(運航が始まれば洲本が)インバウンドにとって四国の玄関口ともなり、淡路島と四国の入り込みが増えるのではと期待している」と話した。

 関空~洲本には、かつて、洲本市などが出資する第三セクターが運航する定期航路「洲本パールライン」があったが、高速バスとの競合で利用者数が低迷し、2007/03に運航を取りやめた。一度廃止された航路が復活するのは全国的にも珍しい。

 航路復活を巡っては、2015/10に淡路ジェノバライン幹部や淡路島内観光業関係者らが一般社団法人「瀬戸内海 島めぐり協会」を設立し、可能性を検討してきた。岬町(大阪府)も洲本港~深日港の航路復活を目指しているが、関空航路が先に運航を開始すれば計画に影響しそうだ。

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2018/06/13 (Wed.) Comment(0) 神戸の海:明石海峡

2018
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淡路島ー神戸が渋滞日本一か GWに50キロ予測

淡路島ー神戸が渋滞日本一か GWに50キロ予測 2018/4/25 20:30神戸新聞NEXT

 神戸淡路鳴門自動車道は、今年のゴールデンウイークで、渋滞日本一となる可能性が出ている。
 本州四国連絡高速道路株式会社の渋滞予測によると、2018/05/05に上りの西淡三原IC~垂水JCT間の渋滞が約50km。関越自動車道花園IC(埼玉県)付近でも2018/05/03に約50kmと予測され、両地点が最長とみられている。

 神戸淡路鳴門自動車道では、2017年も垂水JCTを先頭に約45km渋滞となり、兵庫県内で最長となった。2017年の全国では名神高速関ケ原IC(岐阜県)付近の約51kmが最長だったとみられる。

 今年は4連休となる後半の5/3~5に集中するとみられ、本四高速はピーク時刻を避けた出発や迂回路の利用などを呼び掛けている。上り線を利用する際には、渋滞が発生しやすい垂水JCTを避け、一つ先の布施畑JCTを経由するルートなどを勧めている。

 予測される渋滞発生日と時間帯(かっこ内はピーク時刻)、区間は次の通り。

【5/3】午前8時~午後6時(午後3時)下り=布施畑JCT-東浦IC 約20km
【5/4】午前9時~午後2時(正午)下り=布施畑JCT-淡路IC 約15km
午後3時~午後11時(午後8時)上り=洲本IC-垂水JCT 約40km
【5/5】午後2時~翌午前0時(午後7時)上り=西淡三原IC~垂水JCT 約50km

2018/04/26 (Thu.) Comment(0) 神戸の道路

2018
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JR六甲道駅爆破予告の中3男子 保護観察処分に

JR六甲道駅爆破予告の中3男子 保護観察処分 <2018/3/28 20:40 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市灘区のJR六甲道駅構内に爆破予告のメモが置かれた事件で、威力業務妨害の非行内容で家裁送致された同区の中学3年の男子生徒(15)の少年審判が28日、神戸家裁であり、石間大輔裁判官は男子生徒を保護観察処分とする決定をした。理由は明らかにしていない。

 決定要旨によると、男子生徒は昨年6月6日と同7月21日、駅で爆破予告をすれば家庭教師が自宅に来られなくなるだろうと考え、「セカイヲカエルモノ」と名乗るなどして、同駅の男子トイレに「コノエキバクハツスル」「(電車を)停車サセルナ」などと書いた紙を置き、JR西日本の業務を妨害した。

 JR西などによると、6月の事件では駅が一時封鎖され、上下計54本が運休や部分運休し、乗客約5万人に影響が出た。

 メモが見つかる直前にトイレに出入りする男子生徒の姿が防犯カメラに記録されており、昨年8月以降、威力業務妨害の疑いで2度逮捕されていた。

2018/03/30 (Fri.) Comment(0) 鉄道:新快速!【JR西日本】

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神戸西バイパス全面開通へ 2018年度にも着工 NEXCOに移管 第二神明を値上げして財源確保

要約:第ニ神明を平成30年度内に値上げ。
現行13.2円/km相当(110円、210円の固定料金)を 29.52円/km(高速自動車国道大都市近郊区間) に値上げ。
ただし、しばらくは激変緩和措置で24.6円/km(高速自動車国道普通区間)。

#「神戸西バイパス」と言っても地元ではピンとこない。「第二神明北線」(有料)とその下道(一般道)といった感覚。

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完成まで「150年かかる」はずが… 着工27年の神戸西バイパス新展開 <2018/03/17 07:00 神戸新聞NEXT>を編集

 着工から27年がたつ現在も途切れた状態になっている「神戸西バイパス」(神戸市垂水区~明石市、12.5km)の整備について、国土交通省は2018/03/16、利用者の料金で整備費用を賄う「有料道路事業」を導入する方針を固めた。毎年予算が乏しく、完成までに「150年かかる」(神戸市担当者)とされる事業だが、有料道路事業の導入で、「早ければ5~6年」と大幅な工期短縮が見込まれる。

 神戸西バイパスは垂水JCTと石ケ谷JCTを結ぶ計画で、1991年に着工。1998年の明石海峡大橋開通に合わせて垂水JCT~永井谷JCTの5.6kmが第二神明北線として利用を開始した。
 だが、永井谷JCT以西(6.9km)は約400億円分の工事が残る一方、毎年3億円程度の予算しか付かず、兵庫県や神戸市などが国に対し、事業期間を短縮できる有料道路事業の導入を求めていた。

 国交省は神戸西バイパス整備の原資とするため、並行する第二神明道路の料金を2018年度中に一部値上げする方針。現行の普通車・全区間計320円(一部は無料区間)から上限480円、下限を110円とする。事業主体も国から第二神明を管理する西日本高速道路会社に移行する。

 兵庫県知事の井戸敏三は「将来的には、大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部や播磨臨海地域道路と一体となる重要な基幹道路。兵庫県としても神戸市、明石市と連携し、事業の円滑な推進に協力していく」とコメントした。

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近畿圏の新たな料金の具体例(兵庫県内)<国土交通省>

第二神明道路については、大都市近郊の水準を基本とするが、当面、普通区間を目安に料金水準および上限料金を設定。

【明石西IC→須磨IC(23.0km)】現行320円→新料金ETC480円
【長坂IC→須磨IC(7.5km)】現行210円→新料金ETC200円

注)料金はETC車(普通車)の場合
注)現行の割引は廃止
注)短距離利用の促進により並行一般道の渋滞削減等を図る観点から、利用距離が4.7km以下(1区間利用に限る)であれば下限料金(110円)で利用できる措置を行う。
注)並行する一般道の沿道環境改善などのため、大型車及び特大車について深夜割引(3割引)を導入
注)5車種区分への統一にあたっては負担増などを考慮して段階的に実施(第二神明については、中型1.07、大型車1.55とする(平成33年度まで))
※現在料金所がないICについては料金所の設置後に徴収。

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近畿圏の新たな高速道路料金に関する具体方針(案)<国土交通省>
平成28年12月16日公表
平成29年12月22日改定

近畿圏の高速道路の料金体系については、社会資本整備審議会道路分科会国土幹線道路部会の基本方針(平成28年12月16日)において、大都市圏共通の理念である「料金の賢い3原則」を基本として新しい料金体系を確立することが必要であり、とりわけ、高速道路を賢く使う上で必要なネットワークの充実と賢く使うための合理的な料金体系の整理との両立や、高速道路として一体的なネットワークを形成している路線における管理主体の整理について、特段の対応が必要とされたところである。

近畿圏の関係自治体においては新たな高速道路料金について議論がなされ、国土交通省に対して、料金体系の具体的な提案がなされたところである。
これらの具体的な提案を踏まえ、今後のネットワーク充実のための財源確保も念頭に、円滑な交通処理や確実な債務償還も考慮しながら、近畿圏の高速道路がより効率的に賢く使われるよう、料金に関する具体方針(案)を以下のとおりとりまとめる。

1.今後の具体方針
(1)料金体系の整理・統一とネットワーク整備
阪神高速の料金水準については、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準を基本とする対距離制を導入するが、関係自治体の提案を踏まえ、淀川左岸線延伸部及び大阪湾岸道路西伸部の整備に必要な財源確保の観点から、有料道路事業について、事業費の概ね5割を確保するために、必要な料金を設定する。
この際、利用者の追加的な負担の軽減の観点から、様々な工夫(出資金の償還時期の見直しや料金徴収期限までの追加的な料金負担分の活用等)を行う。
また、物流への影響や非ETC車の負担増などを考慮して、当面、上限料金などを設定する。
その際、短距離利用の促進により並行一般道の渋滞削減等を図る観点から、利用距離が4.3km以下(1区間利用に限る)であれば下限料金で利用できる措置を行う。
併せて、物流を支える車の負担が大幅に増加しないよう、現行の大口・多頻度割引について、当面、継続するとともに、大阪都心部及び神戸都心部を通行しない交通については拡充する。
また、国道43号の沿道環境改善などのため、現行割引のうち、環境ロードプライシング割引や西大阪線に係る割引などについては継続する。
NEXCO西日本の路線の料金水準についても、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準を基本とする対距離制を導入するが、現在、均一料金となっている近畿道、阪和道、西名阪、第二京阪、第二神明については、物流への影響や非ETC車の負担増などを考慮して、当面、上限料金などを設定する。
このうち、現行の割高な料金水準を引き下げることになる第二京阪について、債務の確実な償還の視点やネットワーク整備に必要な財源確保の観点等も踏まえ、大都市近郊区間の料金水準に段階的に引き下げる。
また、早くから整備され、料金水準が著しく低く抑えられている第二神明については、料金水準の統一により多数の車が大幅な負担増となることから、ネットワーク整備の進捗や料金変更の経緯などに留意しつつ、当面、現行の高速自動車国道の普通区間を目安に料金水準を設定する。
車種区分については、5車種区分へ統一を行うが、新しい車種区分及び車種間料金比率に円滑に移行するため、負担増などを考慮して段階的に実施する。

(2)管理主体の統一も含めた継ぎ目のない料金の実現
高速道路会社と一体的なネットワークを形成している路線で、地方道路公社等の管理となっている区間は、合理的・効率的な管理を行う観点から、地方の意向を踏まえ、高速道路会社での一元的管理を行う。
具体的には、新たな料金の導入を踏まえ、大阪府道路公社の南阪奈有料道路及び堺泉北有料道路並びに第二阪奈有料道路(大阪府道路公社及び奈良県道路公社の管理)を速やかにNEXCO西日本に移管し、阪和道や南阪奈道路等との一元的管理に移行する。
また、阪神高速京都線の油小路線及び斜久世橋を速やかにNEXCO西日本に移管し、第二京阪や名神高速等との一元的管理に移行する。
阪神高速京都線の新十条通は京都市に移管して無料で利用できるようにする。

これらの路線の移管に際し、料金体系については、(1)の考え方に従い、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準を基本とする対距離制を導入するが、現在、均一料金となっている南阪奈有料道路、堺泉北有料道路及び阪神高速京都線については、物流への影響や非ETC車の負担増などを考慮して、当面、上限料金などを設定する。
現行の割高な料金水準を引き下げることになる阪神高速京都線や第二阪奈有料道路については、接続する路線との連続性や債務の確実な償還の視点等も踏まえ、第二京阪と同様に、大都市近郊区間の料金水準に段階的に引き下げる。また、現行の割引は廃止する。

また、ネットワーク整備の課題と相俟って、都心部の流入交通の経路選択等に偏りが発生し、これにより特定の箇所に過度な交通集中を招いていること等を踏まえ、大阪及び神戸都心部への流入に関して、料金面で不利にならないよう、交通分散の観点から、経路によらず起終点間の最短距離を基本に料金を決定することとする。

2.新たな高速道路料金の実施時期
新たな高速道路料金については、地方議会の議決など導入にあたって必要となる手続きや広く利用者への周知期間を考慮して、平成29年度の早い時期(第二神明については平成30年度)より実施する。
管理主体の統一を伴うもの等については、移管の手続き等を関係者で協力して進め、準備が整ったものから、平成30年度以降に順次実施する。
なお、管理主体の統一までの間については、基本的に割引料金を含め現行の料金を継続するものとする。

3.その他
(1)戦略的な料金の導入など今後の取組
平成29年度以降順次、阪神高速大和川線や淀川左岸線の開通などの節目を念頭に、料金体系の確立に向けたロードマップを明らかにした上で、道路ネットワークの整備の進展に合わせて導入を行う。
また、その交通に与える影響を検証した上で、対象となる路線や時間帯などを区切り、交通状況に応じた料金施策を導入することとする。
京都縦貫自動車道など日本海側と太平洋側との連携も視野に入れるとともに、京奈和自動車道など関西全体を広域的に俯瞰して、料金体系等の検討を進める。

(2)ETC2.0の普及促進
ETC2.0の早期普及のため、本具体方針(案)に基づく施策をはじめ、ETC2.0の普及促進を進める料金施策の導入を検討するとともに、関係機関とも調整の上、車載器の購入助成の実施も検討する。
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神戸西バイパス着工から26年 整備費確保へ第二神明値上げ案 <2017/12/21 06:00 神戸新聞NEXT>を編集

 着工から26年が経った現在も途切れた状態の「神戸西バイパス」(神戸市垂水区~明石市、12.5km)の整備費を確保するため、兵庫県と神戸市、明石市が、神戸西バイパスと並行する第二神明道路の新たな料金案を国土交通省に提案したことが2017/12/20、分かった。
 国交省が2016年、神戸西バイパス整備の原資として第二神明道路の料金を見直す方針を示し、地元提案を求めていた。2018年度当初にも、西日本高速道路会社(NEXCO西日本)が料金収入でバイパスを整備する有料道路事業が導入され、整備が加速する。提案は2017/12/18付。

 神戸西バイパスの全面開通により、第二神明道路(神戸市須磨区~明石市)の渋滞緩和が期待される。一方、第二神明道路は走行距離によっては料金が上がり、現在の無料区間も有料となる。

 神戸西バイパスは垂水JCT(神戸市垂水区)と石ケ谷JCT(明石市、予定)を結ぶ計画で1991年に着工。1998年の明石海峡大橋開通に合わせ垂水JCT~永井谷JCT(神戸市西区)の5.6kmが第二神明北線として利用開始された。
 以降も国が工事を続けているが進まず、完成まで「150年かかる」(神戸市担当者)とされてきた。有料道路事業導入で「早ければ5~6年」(同)に大幅に短縮される見通し。

 整備費の原資となる第二神明道路の料金は現在、普通車が全区間で計320円(一部は無料区間)。国は2016年末、距離に応じ1キロ29.52(税抜)などとする方針を示した。これに対し兵庫県と神戸市、明石市は今回、激変緩和として1キロ24.6円(税抜)で上限を480円、下限を110円とする案を出した。

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新たな第二神明道路料金に関する提案(神戸市以西の高速道路を賢く使う料金体系)
平成29年12月 兵庫県、神戸市、明石市

 阪神都市圏の高速道路料金は、昨年12月に示された「近畿圏の新たな高速道路料金に関する具体方針(案)」に基づき、本年6月に、対距離制、5車種区分へ統一され、公平かつシンプルでシームレスな料金体系が実現したとともに、大阪湾岸道路西伸部などミッシングリンク解消の観点も踏まえたものとなりました。
 一方、「近畿圏の新たな高速道路料金に関する具体方針(案)」では、第二神明道路など神戸市以西の高速道路料金は、神戸西バイパスなど兵庫県内のネットワーク整備の観点も踏まえ、早急に見直しの成案を得ることとされており、新料金の導入は見送られたところです。
 神戸市以西の道路ネットワークは、さまざまな課題を抱えています。特に神戸から播磨地域にかけての臨海部においては、第二神明道路や国道2号などで慢性的な渋滞が発生しており、地元の産業や沿道環境にも影響を与えております。こうしたことから、高速道路の利便性が高まり、一般道も含めた自動車交通流動が最適化され、阪神圏の高速道路ネットワークと一体となってその機能が最大限発揮される「神戸市以西の高速道路を賢く使う料金体系」を実現していただきたいと考えております。
 つきましては、下記の様な視点について、特にご配慮願います。


1.第二神明道路は早くから整備され、料金水準が著しく低く抑えられていることから、料金見直しにより利用者の大幅な負担増とならないよう配慮するとともに、料金未徴収区間を解消することで、利用者の公平性を確保すること。
 料金見直しにあたっては、より公平かつシンプルな料金体系とするため、対距離制、5車種区分へ見直し、これまでの料金見直しの事例を参考に、現行の高速自動車国道普通区間を目安とする激変緩和措置を講じること。

2.長距離利用者が急激な負担増を伴う場合、物流への影響等を考慮して、上限料金等の激変緩和措置を講じること。また、高速道路の短距離利用促進および一般道路の渋滞緩和を考慮して、ターミナルチャージを設けず、下限料金を適切に設定すること。なお、短距離利用促進のために、1区間の利用であればどの区間でも下限料金となるよう、短距離区間利用割引を導入すること。

3.車種間比率については、物流への影響等を考慮して、これまでの料金見直しの事例を参考に、激変緩和措置を講じること。

4.一般道の沿道環境や物流への影響等を考慮して、大型車と特大車への深夜割引を導入すること。

5.明石方面と神戸都心部間の通行に、北神戸線や神戸山手線、新神戸トンネルを利用しても、第二神明道路と阪神高速神戸線を利用した場合と同じ料金となる「神戸都心流入割引」について、今後も引き続き適用すること。

6.第二神明道路の料金見直しにあわせて、第二神明道路の渋滞解消につながる交通容量拡大などの交通対策や、神戸西バイパスにおける有料道路事業の導入による早期整備など神戸市以西の道路ネットワーク整備を促進すること。また、神戸西バイパスの一般部についても、専用部との同時供用に向けた着実な整備促進を図ること。

7.新料金導入が一般道も含めた自動車交通に与える効果や影響について明らかにすること。

8.新料金の導入に際しては、利用者の理解が得られるよう、効果的な方法で広く周知を図り、速やかに導入すること。

新たな第二神明道路料金に関する提案
(神戸市以西の高速道路を賢く使う料金体系)
【参考資料】
平成29年12月

料金体系の整理と激変緩和措置の導入
①対距離料金制、5車種区分導入
②ターミナルチャージ0円、1kmあたり24.6円(高速自動車国道(普通区間)の水準)
③上限料金設定(480円)、下限料金現状維持(110円)
上記について、効果的な方法で広く周知を図り、速やかに導入すること。

あわせて以下の措置を導入
・中型車、大型車における車種間比率の激変緩和措置
・一般道の沿道環境対策(大型車、特大車の深夜割引)
・全ての1区間料金について下限料金の適用
・阪神高速「都心流入割引」の継続

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神戸西バイパス全面開通へ 2018年度にも着工 <2016/12/20 06:30 神戸新聞NEXT>を編集

 20年近い間途中で途切れた状態になっている神戸西バイパス(神戸市垂水区~明石市、12.5km)の未整備区間に有料道路事業が導入され、2018年度にも本格着工される見通しとなったことが2016/12/19、分かった。兵庫県、神戸市、明石市が料金設定や事業枠組みなどの協議に乗り出す。全面開通へ向け2017年度中に結論を出し、西日本高速道路会社(NEXCO西日本)による2018年度着工を目指す。

 神戸西バイパスは第二神明道路に並走し、垂水JCT(神戸市垂水区)と石ケ谷JCT(明石市)を結ぶ。1991年に着工し、1998年の明石海峡大橋開通に合わせて、垂水JCT~永井谷JCT(神戸市西区)の5.6kmが第二神明北線として利用開始された。
 永井谷JCT以西(6.9km)の未整備区間については国が工事を続けるが、総事業費が膨大で、早期整備には有料道路事業の導入が不可欠。国土交通省はこのほど「神戸市以西の高速道路料金体系について、神戸西バイパスなど兵庫県内のネットワーク整備の観点も踏まえ、早急に見直しの成案を得る」との方針を示した。
 神戸市によると、この方針は「神戸西バイパスの整備に有料道路事業を導入するために料金体系を見直す」と解釈でき、方針の公表は「事実上のゴーサイン」という。国交省は「課題を明確化したのは事実だ」とする。

 神戸市によると、神戸市、明石市、兵庫県は2017年度中にNEXCO西日本と協議を重ね、NEXCO西日本が国交省に申請する見通し。用地買収の約7割は完了し、神戸市の担当者は「本格着工すれば5~6年で完成する」とみる。

2018/03/17 (Sat.) Comment(0) 神戸の道路

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神戸電鉄 粟生線 三木駅 下り駅舎が沿線火災で全焼。三木駅下りホーム使用不能。3/9より再開。

下り駅舎全焼の神鉄三木駅 5日ぶり再開、通常運行に <2018/03/09 21:22 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸電鉄粟生線三木駅の下り駅舎が全焼した火災で、神戸電鉄は2018/03/09、使えなくなっていた下りホームの利用を5日ぶりに再開し、通常ダイヤに戻った。列車は15:14三木駅発から下りホームに入り、乗降客の姿が戻った。

 2018/03/04、駅舎と民家2軒が全焼し、火元の民家に住む男性(68)が死亡した。志染~粟生間は三木駅は2018/03/05の始発から2018/03/09午後まで上りホームのみを使用し、志染~粟生間は朝夕の本数を約半分に減らして運行してきた。

 神戸電鉄はこの日までに焼け残った駅舎の屋根や壁を撤去し、照明や送電設備を整えた。被害のなかったホーム上に改札機を設置し、安全な通路を確保した。

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粟生線は通常ダイヤでの運転を再開します <2018/03/08 神戸電鉄株式会社 経営企画部>

沿線火災の影響により臨時ダイヤで運行しております粟生線は、2018/03/09(金)9:20以降、通常ダイヤでの運転をいたします。また、使用できなくなっていた三木駅下りホーム(小野・粟生方面行)のご利用を、同日15:14発の列車より再開します。
概要は下記の通りです。



粟生線のダイヤについて

通常ダイヤ復帰時刻
3月9日(金)9時20分以降の列車より
 それまでの時間、粟生線は臨時ダイヤにて運転します。
(なお、同日は通常ダイヤと異なる編成両数で運転する列車があります)

三木駅下りホームについて
 利用開始日時 3月9日(金)15 時頃より
 内容 15時14分に三木駅を発車する列車(新開地発小野行)のご乗降より下りホームの供用を開始します。
(15時14分までは下り方面も上りホームでのご乗降となります。)
三木駅下り線の改札機はホーム上に設置します。
なお、ご利用時は旧駅舎と下りホームの間に新たに設けた通路のご利用をお願いします。

その他
 このたびの沿線火災による三木駅の延焼では、多くの皆さまにご心配・ご不便をおかけいたしました。申し訳ございませんでした。
 あわせまして、沿線内外の皆さまから多くの励ましを頂戴しておりますことに感謝申し上げます。

以上
~~~~

3月7日~3月9日の粟生線の運転について <2018/03/06 神戸電鉄株式会社 経営企画部>

3月7日~3月9日の当社粟生線の運転について下記の通りお知らせします。


1. 運転内容
3月7日~3月9日も粟生線は運転本数を削減した臨時ダイヤによる運転を予定しています。
(新開地~志染駅間は通常ダイヤと同じ運転本数、志染~粟生駅間は朝・夕の時間帯に通常ダイヤの半分程度の運転本数)

2. 理由
3月4日に発生した沿線火災の影響で、三木駅での列車の行き違いができず、志染~粟生駅間で正常ダイヤ並の運転本数が確保できないため。

3.振替輸送
振替輸送、バス等による代行輸送はいたしません。
(JR 粟生~神戸駅間の振替輸送は、ご利用状況等を鑑みて3月6日までで終了させていただくこととしました。)

4.その他
現在、三木駅下り線運転再開に必要な安全確認と下りホームの通路確保や券売機・改札機の設置準備をしております。
準備が整い次第、三木駅下り線側のご利用を再開したいと考えていますが、少なくとも本日より数日を要する見込みです。

以上

~~~~
3月6日の粟生線運転について <2018/03/05 神戸電鉄株式会社 経営企画部>

3月6日の当社粟生線運転について下記の通りお知らせします。


1. 日付
2018年3月6日(火)終日

2. 運転内容
3月6日も粟生線は運転本数を削減した臨時ダイヤによる運転をいたします。
(以下、表記を訂正しておりますが3月5日(月)の運転内容と同じです)
新開地~志染駅間は通常ダイヤと同じ運転本数で、志染~粟生駅間は朝・夕の時間帯に通常ダイヤの半分程度の運転本数で運行いたし ます 。

3. 理由
3月4日に発生した沿線火災の影響で、三木駅での列車行き違いができず、志染~粟生駅間で正常ダイヤ並の運転本数が確保できないため。

4. 振替輸送
JR 粟生~神戸駅間での振替輸送を行います。(なお、バス等による代行輸送はいたしません)

5. その他
粟生線全線正常ダイヤへの復帰日時は未定です。

以上
※本日朝にお知らせした資料では内容を的確にお知らせする記述ができておりませんでした。
お詫びして訂正いたします。申し訳ございません。

~~~~
3月5日の粟生線運転について(沿線火災について続報) <2018/03/05 神戸電鉄株式会社 経営企画部>

3月5日の当社粟生線運転について下記の通りお知らせします。


1. 日時
2018年3月5日(月)始発より

2. 運転内容
粟生線は新開地~粟生駅間で、運転本数を削減した臨時ダイヤによる運転をいたします。

3. 理由
3月4日に発生した沿線火災の影響で、三木駅での列車行き違いができず、正常ダイヤによる運転 正常ダイヤによる運転本数が確保できないため。

4. 振替輸送
JR粟生~神戸駅間での振替輸送を行います。(なお、バス等による代行輸送はいたしません)

5. その他
志染~粟生駅間においては、朝夕のラッシュ時帯運転本数が概ね30~45分間隔となります。
また、正常ダイヤへの復帰日時は未定です。

以上

~~~~
沿線火災 について <2018/03/04 神戸電鉄株式会社 経営企画部>

当社粟生線三木駅付近で発いたしました沿線火災についてお知らせします。


1. 日時
2018年3月4日(日)18 時頃

2. 場所
粟生線 三木駅付近(三木駅の住所は三木市末広1-1-35)

3. 状況
18 時頃、三木駅のインターホンに近隣で火災が発生している旨連絡があり、消防に連絡するともに係員が急行した。
あわせて粟生線は志染~小野間で運転を見合わせた。
上り電車は三木駅で運転を取りやめ、お客様全員(11名)に降車いただいた。
下り電車は三木上の丸駅で運転を取りやめ、お客様全員(15名)に降車いただいた。
(ご乗客にお怪我はございません)
18時40分頃、小野~粟生駅間の運転を見合わせ(消火活動に伴う停電のため)

4. 振替輸送
19時50分頃 JR粟生~神戸駅間で振替輸送を開始した。
20時20分頃 志染~小野駅間でバス代行輸送を開始した。(小野~粟生駅間はタクシー代行輸送を実施)

5. 運転再開時刻
未定(本日中の運転再開は困難です)

6. 正常ダイヤ復帰
未定

7. 怪我人
ございません

以上

~~~~
民家から出火、駅舎など3棟全焼 神鉄再開のめど立たず 住民1人不明 <2018/03/04 22:33 神戸新聞NEXT>を編集

 2018/03/04 18時ごろ、三木市末広1の木造2階建て民家兼事務所から出火、隣接する神戸電鉄三木駅の下り駅舎と、別の木造2階建て民家に延焼した。三木市消防本部によると、約1時間45分後に鎮圧したが、駅舎を含む計3棟が全焼した。火元の民家の男性(68)と連絡が取れなくなっているという。
# 翌03/05に遺体で発見。

 近所の住民や消防本部によると、火元の民家兼事務所の事務所スペースはかつて金物店だったが、今は営業していないという。三木警察署によると、男性は妻と2人暮らしで、出火当時、妻は外出中だった。延焼した民家には1人暮らしの女性が住んでいたが、無事だった。

 神戸電鉄によると、火災発生後、新開地~志染間は折り返し運転とし、志染~粟生間は上下線で運転を見合わせ、バスやタクシーで代替輸送を実施した。志染~粟生間は03/05以降も運転再開の目途は立っていない。また関西電力によると、付近で少なくとも数件の停電が発生しているという。

 三木駅は木造平屋の無人駅で、利用客に怪我人はなかった。周囲は煙に包まれ、三木警察署は付近の住民を一時避難させた。火の粉が飛ぶ中、駅を囲むように住民ら数十人が集まり、現場周辺は騒然となった。

2018/03/09 (Fri.) Comment(0) 鉄道:神戸登山鉄道【神戸電鉄】

2018
03
04

地下鉄三宮駅にホーム柵

地下鉄より安全に 可動式ホーム柵稼働 神戸・三宮 <2018/3/3 22:46神戸新聞NEXT>を編集

 ホームからの転落を防止するための「可動式ホーム柵」が2018/03/03、神戸市営地下鉄西神・山手線三宮駅で稼働を始めた。神戸市営地下鉄では初めて。
 三宮駅は1日平均の乗降客が約12万人と、神戸市営地下鉄の駅で最も多い。上下線の両ホームに設置された。

2018/03/04 (Sun.) Comment(0) 鉄道:公営地下鉄の栄光【神戸市営、大阪市営、京都市営】

2018
02
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輸送力強化へ ポートライナー8両編成化を検討

輸送力強化へ ポートライナー8両編成化を検討 <2018/2/16 19:40 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市は2018年度、神戸空港の利用者増が2018/04の民営化によって見込まれることに対応し、三宮と神戸空港を結ぶポートライナーの輸送力を増強するため、編成車両数を現在の6両から8両へ増やすことを検討する。

 ポートライナーの乗客は2016年度に2679万人と、この10年間で1.6倍に増えた。企業や学校のポートアイランド進出が相次ぎ、特に通勤・通学が集中する午前8~9時の混雑が課題となっている。

 終着駅のある神戸空港は、4月の民営化後、運用規制の在り方が話し合われる見通しだ。便数が増え、ポートライナーの乗客が増える場合を見据え、輸送力増強に乗り出す。8両化による費用や効果などを見積もるほか、三宮駅のプラットホーム拡張に向けた予備設計も行う。2018年度当初予算案に関連分の計3500万円を計上した。

 神戸市は空港旅客数の増加に備え、新幹線の新神戸駅と三宮、神戸空港の3カ所を結ぶバス路線の新設も目指す。既に神姫バスなどのバス会社と運行に向けて話し合っている。1便当たりの輸送力を確保するため、2台の車両をつなぐ連節バスを客を乗せずに走らせ、運行に支障がないか調べる。

 また、空港の運営主体が神戸市から関西エアポート神戸へ移ることに伴い、市役所組織を再編。みなと総局にある空港事業部を廃止し、傘下の推進課を空港推進課として経営企画部の下に置く。滑走路などを管理運営する神戸空港管理事務所も廃止する。

2018/02/17 (Sat.) Comment(0) 神戸新交通

2017
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神戸地下鉄と阪急乗り入れ 新神戸、長田駅など候補

神戸地下鉄と阪急乗り入れ 新神戸、長田駅など候補 <2017/11/24 06:00 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市営地下鉄西神・山手線(新神戸~西神中央)と阪急神戸線(梅田~神戸三宮)の相互直通構想で、神戸市と阪急電鉄が接続地点として三宮駅に加え、新神戸駅や長田駅なども候補として検討していることが2017/11/23、関係者への取材で分かった。
 本年度から両者の幹部級で本格協議を始め、神戸市長の久元喜造が2017/10の神戸市長選で相互直通の検討を公約に掲げ再選し、協議加速の機運が高まった。両者は年度内にも、実現可能な2~3案に絞り込む。

 両線の接続ルートについて、阪急側はこれまで「王子公園駅の西側から地下に潜って三宮駅でつなぐ」案を公表してきたが、両者はその他にもさまざまな案を検討している。

 有力案の一つとして、阪急王子公園駅と地下鉄新神戸駅の間を地下で結ぶ案が検討されている。阪急の乗客が新幹線を利用しやすくなる他、新神戸駅一帯の賑わいづくりにつながる。また、市道の地下にトンネルを掘るため用地を確保しやすい上、三宮に比べて地下空間が広く取れるという。

 一方、三宮の西側では、地下鉄の長田駅や板宿駅が候補に挙がる。既にある神戸高速線を利用するので工事費が抑えられるほか、神戸市が再開発に注力する新長田地区の活性化も期待できるという。西側を接続地点とした場合、阪急に加えて阪神電車とも相互直通が可能になる利点がある半面、阪神電気鉄道、神戸高速鉄道、山陽電気鉄道とも協議が必要になる。

 阪急電鉄社長の杉山健博は2017/11/14の記者会見で「(神戸市と)スピード感を持って協議していくことになる」と述べた。神戸市長の久元も2017/11/20の会見で「(阪急電鉄との)協議のスピードをアップしたい」と応じた。
~~~~

神戸地下鉄と阪急乗り入れ 1000億円超の費用課題 <2017/11/24 06:00 神戸新聞NEXT>を編集

 阪急神戸線と神戸市営地下鉄西神・山手線の相互直通は、阪急側が長年唱え続けた悲願ともいえる構想で、人口の維持・増加に力を入れる神戸市と思惑が重なったため、協議が一気に加速している。ただ、最低でも1000億円に上ると見込まれる事業費など乗り越えなければならない課題は多く、実現までの道のりは平坦ではない。

 相互直通構想が浮上したのは2004年にさかのぼる。近畿圏の交通の在り方を審議する近畿地方交通審議会に、既存施設の改良を検討すべき事業として阪急が提案し、近畿運輸局長への答申に盛り込まれたのがきっかけだ。阪急にとっては地下鉄の乗客を取り込めるほか、神戸三宮駅を地下化することで地上を有効活用できることが利点とされる。しかし、神戸市側はまちの中心である三宮が通過駅になることを懸念し、話し合いに応じてこなかった。

 転機となったのは2013年、久元喜造の神戸市長就任だ。従来の神戸市の姿勢に「あまりにも後ろ向きではないか」と疑問を投げ掛ける久元は、相互直通によってまちのにぎわいが増した他都市の事例は多いとして「沿線への定住を促進することで沿線各駅に人を呼び込める大きな可能性がある」との考えを示した。

 2014年度から実務者レベルで勉強会を開き、市内交通網の在り方や旅客動向の変動予測、まちづくりへの影響、接続のための技術・工事上の課題の検証などに取り組んでいる。

 最大のネックは、どの接続案でも1000億円は下回らないという巨額の事業費とその財源だ。神戸市側は急行運転による時間短縮など利便性向上の効果が、費用に見合うのかを検証する一方、阪急も乗客増加や再開発によって投資を回収できるのかを精査している。

 また三宮のターミナル機能低下についても、駅前の商業施設からは「乗り換えがあってこそ商業は成立する」と懸念の声が上がる。久元は2017/11/20の会見で「(相互直通による)懸念があることを踏まえながら、ターミナル機能が低下しないようにどうするかを検討しなければならない」と、本格的な検討を進める意向を示した。

2017/11/24 (Fri.) Comment(0) 鉄道:公営地下鉄の栄光【神戸市営、大阪市営、京都市営】

2017
10
08

神姫バス運転手が走行中意識失う 乗客がハンドル操作し停車

神姫バス:バス運転手が走行中意識失う 乗客がハンドル操作し停車 <2017/10/08 19:07 神戸新聞NEXT>を編集

 2017/10/08 12:50頃、明石市大久保町福田の国道2号で、明石駅発土山駅行き神姫バスが、縁石やバス停の雨よけなどに接触して止まった。運転手(52)が直前に意識を失ったとみられ、異変に気付いた乗客(53)がハンドルを操作したという。

 明石警察署によると、乗客がバス停で降りようと運転席近くにいたところ、運転手が突然、意識を失ったという。運転手は病院に運ばれたが意識不明の重体。乗客は首の捻挫などで軽傷。周辺の車両などとの接触はなく、この乗客以外の乗客6人に怪我はなかった。

 神姫バスによると、運転手は2017/10/08 7:50頃に出社し、点呼時に変わった様子はなかった。約1カ月前の定期健康診断でも問題はなかったという。

2017/10/08 (Sun.) Comment(0) バスバス走る、バスバス速い

2017
09
12

小田急線、列車延焼火災で車両を公開 屋根の一部に変形した焦げ跡

小田急線、列車延焼火災で車両を公開 屋根の一部に変形した焦げ跡 <2017/09/11 21:47 Response>を編集

 東京都渋谷区代々木のボクシングジムが入る建物からの延焼で小田急電車の列車の一部が焼けた火災で11日、小田急電鉄は車両を公開した。

 世田谷区の喜多見検車区に運び込まれた車両は、地上から見る限り火災が起きたとは、まったく思えないステンレス製ボディの銀色を輝かせている。しかし、壁面階段を登り、上から車両を見下ろすと、まるで塗装をはがしたような焦げ跡を残した屋根のある車両が確認できた。

 10日16時5分頃、小田急線参宮橋駅~代々木八幡駅の沿線にある3階建ての建物から出火した火災は、約6分後に現場付近に差し掛かった本厚木発新宿行き普通電車(8両編成)に延焼し、屋根に炎を乗せてゆっくりと動く様子がニュース映像でも流れた。

 焦げ跡を残した車両は、まさしくその炎をのせた車両だ。新宿に向かって2両目、7号車と8号車の連結部から7号車に向かって、ほぼ半分が焼けている。8号車の白い屋根は、7号車に移ると黒く焦げ跡が残り、ところどころ不自然に波打っている。屋根の両側にある雨水が流れる溝も変形し、その中には細かい炭がたまっている。

 小田急電鉄によると、ステンレスボディは燃えないが、屋根一面は、2~3センチの厚さでポリウレタン樹脂が塗られているという。落雷などの影響を避けるための絶縁と防水性を高めるための屋根材だ。ただ、この樹脂の中には不燃材が混ぜられ、鉄道基準にあった難燃性が保たれている。
 「難燃性だから、ぜったいに燃えないというわけではないが、ある程度たてば火は消える」(運転車両部)という水準の材料だ。一部炭化した焦げ跡は、この屋根材ではないかと推定されている。

 確かに、列車内部は炎を乗せて、ゆるゆると進んだとは思えないほど、いつも通りの車内だった。通常の車両と違うと思わせたのは、屋根の燃えた7号車に入った時だ。連結部の扉を開けると、その車両だけに樹脂が燃えた化学性の刺激臭が漂っていた。

 しかし、天井や窓、パネルが取り外された空調の吹き出し口を見ても、火災によるすすなどの汚れはまったくない。屋根の火災から車内は隔絶されていたことを示すものか。

 消防などによる11日の現場検証は終わって、同社はその結果を待つ。また「沿線火災による列車への影響は過去に例がない。今後はこれを教訓として、どういう対応ができるのか検証していく」(CSR・広報部)と話す。
《中島みなみ》

2017/09/12 (Tue.) Comment(0) 鉄道の安全

2017
09
07

神戸関空ベイシャトル、神戸空港の海上誘導灯に衝突。乗客15人が負傷。船長 衝突まで全く気付かず。

株式会社OMこうべ 代表取締役社長 山本朋廣
(運航受託者)加藤汽船株式会社 代表取締役 加藤琢二
~~~~
海上アクセス株式会社は、1988年、民間からの出資を得て、1988年に発足。
1994年より、関西国際空港開港にあわせて神戸~関空間の航路を開設。「神戸マリンルート」(K-JET)としてジェットフォイルで運航開始。2002年航路休止。累積損失は約152億円。
2006年の神戸空港開港にあわせ、高速船「神戸ー関空ベイ・シャトル」として運航再開。2012年2月に民事再生法の適用を申請。2013年1月より神戸市が100%出資する会社に再編。2013年10月に株式会社OMこうべに吸収合併された。
~~~~
加藤汽船株式会社は、もともとはジャンボフェリー等を運行していた会社。
2006年7月14日より海上アクセスから神戸-関空ベイ・シャトルの運航を受託。
~~~~
株式会社OMこうべは、神戸市みなと総局が99.58%を出資する第三セクター。
2012年10月1日、財団法人神戸市開発管理事業団と株式会社神戸ニュータウン開発センターが経営統合。
メイン事業は神戸市須磨区・西区のニュータウン内にあるショッピングセンターの開発・管理・運営。
2013年10月1日、海上アクセス株式会社を吸収合併。
~~~~
~~~~
ベイシャトル事故:高速船衝突事故 運航団体OMこうべに行政処分 国交省 <2017/9/7 19:27神戸新聞NEXT>を編集

 高速船「神戸-関空ベイ・シャトル」が海上の誘導灯に衝突し、乗客15人が負傷した事故で、国土交通省神戸運輸監理部は2017/09/07、運航する神戸市の外郭団体 株式会社OMこうべ に対して、海上運送法に基づき、安全教育計画の提出などを求める行政処分を行った。

 神戸運輸監理部によると、事故後の立入検査や関係者の聞き取り調査で、
 1.レーダーを使用していない
 2.船に見張りを付けていない
 3.救命胴衣の着用を伴う避難指示を徹底できていない
 4.事故後の状況について乗客への説明が不十分
などを確認。適切な操船の実施や「安全管理規程」の順守をしていなかったと判断した。

 神戸運輸監理部は株式会社OMこうべに、全従業員に対する安全教育計画を2017/09/21までに提出し速やかに実施、報告することを求めるとともに、レーダーなどで自船の位置を把握する適切な操船を行うよう命じた。株式会社OMこうべは「真摯に受け止め、安全運航の周知徹底をする。速やかに安全教育計画を作成し、取り組みたい」とした。

 事故については、運輸安全委員会が事故原因を調査しているほか、神戸海上保安部などが業務上過失傷害の疑いで調べている。




[つづきはこちら]

2017/09/07 (Thu.) Comment(0) 神戸の海と神戸港

2017
09
01

JR西日本「PiTaPa」の後払いに対応 2018秋めど

JR西日本「PiTaPa」の後払いに対応 2018秋めど <2017/09/01 21:21 神戸新聞NEXT>を編集

 JR西日本は2017/09/01、ICカード型乗車券「PiTaPa」の支払い方法を後払い式に切り替える、と発表した。近畿圏で2018年秋をめどに実施する。1カ月分の代金を口座から引き落とすため、カードへの事前入金が不要になる。

 私鉄やバス、地下鉄事業者でつくる「スルッとKANSAI協議会」と進める連携の一環。対象の駅は大阪環状線、JR京都線、JR神戸線などを中心に今後詰める。対象外の駅で降りる場合は、現行の事前入金が必要。運賃の割引サービスも計画しているという。1カ月分の利用額を自動的に集計し、月末に支払金額を確定させた上で、指定口座から後日引き落とす仕組み。

 スルッとKANSAI協議会によると、加盟64社のうち、阪急、阪神、神戸市営地下鉄など57社がすでにPiTaPaの後払いに対応している。

~~~~
ICカード乗車券を活用した連携サービスの拡大について
~JR西日本でのPiTaPaカードによるチャージ(入金)不要のポストペイサービスの導入~
2017年 9月 1日

西日本旅客鉄道株式会社
スルッとKANSAI協議会

 西日本旅客鉄道株式会社(「JR西日本」)およびスルッとKANSAI協議会では(中略)JR西日本でのPiTaPaカードによるチャージ不要のポストペイサービスの導入について、合意いたしました。
 これまでPiTaPaカード内にチャージ(入金)していただくことでJR西日本を含む全国相互利用対象エリアでのPiTaPaカードのご利用が可能となっておりましたが、新たにJR西日本の近畿圏エリアにおいてポストペイによるご利用が可能となり、さらには、ポストペイならではの運賃割引サービスを適用します。
(中略)

詳細
1 導入時期
 2018年秋(予定)
2 JR西日本における導入エリア
 近畿圏エリア(予定)
3 上記エリアにおけるJR西日本で導入するPiTaPa割引サービスの概要
 PiTaPaカードで自動改札機をご利用(入場・出場)された際のご利用状況を1カ月間(1日から末日まで)で集計し、ご利用の区間や回数など、JR西日本で定めた条件に適合した場合、ご利用の内容に応じて運賃の割引をするサービスです。

2017/09/01 (Fri.) Comment(0) 鉄道:新快速!【JR西日本】

2017
08
28

山陽電鉄高砂駅周辺の高架化検討 渋滞緩和へ 高砂市、兵庫県など 事業化しても完成までには20年

山陽電鉄高砂駅周辺の高架化検討 渋滞緩和へ 高砂市、兵庫県など <2017/8/26 06:15神戸新聞NEXT>を編集

 兵庫県高砂市が、市内を通る山陽電鉄線の高架化実現に向け、兵庫県や山陽電鉄などと検討を始めたことが2017/08/25、分かった。高砂駅と荒井駅を含む約2kmで事業の実現可能性を探り、工業地帯と市街地を結ぶ踏切の渋滞や事故の解消、駅周辺のまちの活性化などを目指すという。高砂市長の登 幸人が高砂市議会9月定例会で表明する。

 高砂市では山陽電鉄の南側に工業地帯が広がっており、朝夕には通勤の車などによる渋滞が発生している。荒井駅西側にある踏切では、2013年にトラックと電車が衝突し、乗客ら13人が負傷する事故が起きるなど、危険性が指摘されてきた。

 高砂市によると、加古川の西側から法華山谷川の東側を連続で高架化する方向で検討に入る。実現すれば7カ所の踏切が解消される。
 事業は、兵庫県が実施主体となり、高砂市や山陽電鉄にも費用負担などが生じるという。高砂市の見通しでは、3者で1年程度協議を進めた後、2~3年かけて調査し、実現可能性を見定める。早くても着工までに7年程度、最終的な完成には20年前後かかると想定している。事業費は数百億円規模になるとみられる。

2017/08/28 (Mon.) Comment(0) 鉄道:シーサイドライナー【山陽電鉄】

2017
08
03

旧三木鉄道:車両を北条鉄道と樽見鉄道とひたちなか海浜鉄道(旧・茨城交通)に売却

旧三木鉄道、茨城で変わらず元気! 海も見ました <神戸新聞NEXT 2017/07/29>を編集

 2008年に廃止された兵庫県三木市の第三セクター 三木鉄道の車両が、500km余り離れた茨城県の第三セクター ひたちなか海浜鉄道で快走を続けている。白地に赤と青のラインが入った車両が豊かな緑の中を駆けるのどかな風景が人気を呼び、地域ぐるみで存続努力を続けるローカル鉄道の活性化に一役買っている。

 三木鉄道は、三木~厄神 6.6kmを結んだ。1916(大正5)年、播州鉄道が厄神~別所を開業したのがルーツで、後に駅を増やし、経営主体は播丹鉄道→国鉄と変わった。1985年に第三セクターとなった後も利用者の減少で赤字が続き、最終的に2008年に廃止された。
 ひたちなか海浜鉄道は、三木鉄道廃線を受けて2009年に1両を買い取り、2009/08に運行を始めた。三木鉄道は、保有した3両をそれぞれ国内の地方鉄道会社に売却したが、往時のボディーカラーを維持しているのはここだけ。
 1998年製のディーゼルカーで席数57、定員116人。車両番号は三木鉄道時代の「ミキ300-103」のまま。老朽化で色を塗り替える際も「懐かしんでくれる人がいるから」と、あえて同じに保った。椅子などの内装も変えていない。年に100人程度のファンがミキ目当てでひたちなか海浜鉄道を訪れる。
 さらに2017/03、ミキ300-103が沿線の緑の中を疾走する光景が首都圏のローカル鉄道雑誌の表紙に選ばれた。三木鉄道時代を知らない人や、鉄道ファン以外からも「いつ行けばあの車両が見られますか」と、問合せが急増したという。
 ひたちなか海浜鉄道の沿線でも少子高齢化は進むが、観光振興やボランティアによる駅舎の清掃、住民の利用促進運動などにも支えられ、利用者は増加傾向にある。最近は路線延伸や新駅整備の構想が聞かれるほどだ。
 日本民営鉄道協会によると、廃止などで使わなくなった車両を他の会社で再利用する例は少なくない。だが、多くの地方鉄道は少子高齢化などで経営が苦しく「乗客増にまでつながるケースは珍しいのでは」との見方を示す。

 ひたちなか海浜鉄道では、製造から約50年たった車両を走らせたこともあり、間もなく20歳のミキ300-103は当面第一線を務めるという。ひたちなか海浜鉄道管理課の大谷俊幸(33)は「車体の色や車両番号を変えるつもりはない。三木鉄道にはない海沿いを走る姿も人気で、兵庫の人も懐かしい風景との再会や新たな出会いを楽しんでもらえる」。
 ひたちなか海浜鉄道は保有する8両を数日おきに順に走らせている。ミキ300-103の出番は、運行日の2日前に分かる。

【ひたちなか海浜鉄道】
茨城県ひたちなか市の勝田~阿字ケ浦の14.3km、10駅を結ぶ。ルーツの湊鉄道は1907(明治40)年設立で、1913年に勝田~那珂湊が開通し、後に延長。茨城交通に合併されたが、2008/04/01、ひたちなか市と茨城交通が共同出資する第三セクターとなった。沿線には、国営ひたち海浜公園、那珂湊おさかな市場、アクアワールド茨城県大洗水族館などの見どころがある。




[つづきはこちら]

2017/08/03 (Thu.) Comment(0) 鉄道:旧国鉄第3セクター

2017
08
02

東海道新幹線の停電、原因は同相エアセクション停止

東海道新幹線の停電、原因は同相エアセクション停止 <Response 2017/07/13 18:46>を編集

 2017/06/21に発生した東海道新幹線の停電トラブルについてJR東海は2017/07/13、停電は架線と車両の集電装置(パンタグラフ)が不完全接触したことで架線が切れたためと発表した。

 トラブルは2017/06/21に発生。19:37『のぞみ241号』が新大阪駅への入線待ちのため東海道新幹線 京都~新大阪(大阪府高槻市)で停車。11分後の19:48、山陽新幹線の区間を含む京都~新神戸で瞬時停電が発生した。さらに19:53と20:08に同じ区間で停電が発生し、運転を見合わせた。

 職員が現地を確認したところ、架線を構成する電線のうち、パンタグラフと接する部分の電線(トロリ線)が切れているのを発見。復旧作業は深夜の0:47に完了し、7分後の0:54に運転を再開した。これにより東海道・山陽新幹線の乗客約5万1000人が影響を受け、下り12本の列車が一部区間で運休。上下計63本の列車が約3~6時間遅れた。

 JR東海によると、『のぞみ241号』がエアセクションで停車。エアセクションでは2つのトロリ線が並んでおり、12号車のパンタグラフが片側のトロリ線と不完全接触となる範囲(2m程度)で停止した。この地点で『のぞみ241号』が11分間停車し続けた他、大雨の影響で『のぞみ241号』の前方に多数の列車が存在していたことから流れる電流も大きく、これによりトロリ線が熱くなって断線したという。

 エアセクションは、架線に流れる電気を区分する場所。在来線の場合、異なる変電所の境界点に設けられ、セクション内では2つの変電所から伸びる架線が2本並ぶ。ここで列車が停車すると、パンタグラフによって2本の架線が短絡し、発熱して断線に至る場合がある。
 このため、原則としてエアセクション内では停車してはならない。2015/08には、JR東日本の根岸線で列車がエアセクション内で停車。架線が溶けて停電した。2015/11にもJR西日本のJR神戸線で同様のトラブルが発生している。
 一方、新幹線のエアセクションは、列車通過時にセクション前後の架線が同じ電源になる「同相エアセクション」。JR東海は「同一電源であり、一列車あたりの電流も小さいことから、アーク放電を起こしにくく、発生した場合であっても、トロリ線断線には至らない程度であると想定していました」としている。

 JR東海は今回のトラブルを受け、同相エアセクションに停止回避区間を示す標識を新設するとしている。標識の設置は2017/08上旬に完了する予定。

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新幹線停電トラブル 不完全接触が原因で架線断線 <2017/07/13 12:34 神戸新聞NEXT>を編集

 大阪府高槻市の東海道新幹線で2017/06/21、架線が切れて京都~新神戸で送電できなくなり、運行が約5時間ストップしたトラブルで、JR東海は2017/07/13、2本の架線(トロリー線)が並行する区間(エアセクション)で列車が停車した際、パンタグラフと不完全に接触していた架線で熱や放電が発生し、架線が切れたと発表した。JR東海はエアセクションを避けて停車するよう運転士に指示する標識の設置など、2017/08上旬までに対策を終えるという。

 JR東海によると、停電は19:48、19:53、20:08の計3回あり、1回目に切れた架線が車体上部に接触して発生したと説明。架線が切れたのは、パンタグラフと接触不良だった架線に電流が流れ続け、600℃以上の熱や放電が生じたためという。

 JR東海は、当時は大雨でダイヤが乱れ、2本の架線が並行する区間に列車が約11分間停車したこと、近隣の上下線に計12編成の列車が在線していたことなどが同時に起きたことで発生した「ごく稀な現象」とした。

 トラブルの影響で、JR東海は12本が部分運休し63本が遅延、JR西日本は17本が運休し81本が遅延、延べ約8.9万人に影響が出た。

2017/08/02 (Wed.) Comment(0) 鉄道:東海道・山陽・九州新幹線

2017
07
30

神戸市営地下鉄 県庁前駅でエスカレータ火災

神戸市営地下鉄 県庁前駅で火災 運休や遅れ相次ぐ <2017/07/30 12:05 神戸新聞NEXT>を編集

 2017/07/30 4:40頃、神戸市営地下鉄「県庁前駅」構内(神戸市中央区下山手通5)で、職員が電源を入れたエスカレーターから白煙が上がった。白煙は一時収まったが、業者が5:30頃に点検しようとした際、出火した。エスカレーター1基を焼いて、約40分後に消えた。

 神戸市消防局と生田警察署などによると、煙が出たのは改札と西行きホームを結ぶ下りエスカレーター。構内にいた客8人と駅係員3人が避難し、怪我人はなかった。生田消防署などが原因を調べている。

 構内には煙が立ちこめ、周辺に焦げた臭いが広がったという。駅構内のコンビニエンスストアに勤める男性は「5:30頃に出勤した。照明の消えた真っ暗な駅構内に煙が充満していた。すぐ西出口に向かって逃げた」と驚きを隠せない様子だった。

 この影響で、36本が運休し、最大で約2時間40分遅れ、5500人に影響した。

2017/07/30 (Sun.) Comment(0) 鉄道:公営地下鉄の栄光【神戸市営、大阪市営、京都市営】

2017
06
20

JR西日本 カジュアルな長距離列車導入へ 2020年夏までに

JR西日本、料金安めの長距離列車導入へ 2020年夏までに <朝日新聞デジタル 広島敦史 2017/06/20 19:49>を編集

 JR西日本は2017/06/20、京阪神と山陽、山陰地方を結ぶ長距離列車を新しく導入すると発表した。既存の電車を改造し、2020年夏までに走らせる。料金は現在の運賃や特急料金などをベースとし、2017/06/17に運行を始めた豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」(1人25万~125万円)と比べると、かなり安い設定となりそうだ。

 新列車は、旧国鉄時代から走り、滋賀県や岡山県で普通・快速電車として運行している117系を改造。6両編成の約100人乗りで、5両に個室やフルフラットシートなど車両ごとに異なる指定席を設け、残り1両は食事や歓談ができるスペースにする。駅では沿線の飲食物を販売し、夜行の運転も予定している。

 JR西日本社長の来島達夫は2017/06/20の記者会見で、「地域と一体となり、瑞風とは別の気軽に乗れる列車にしたい」と述べた。料金については、「一つの物差し」として大阪~出雲市駅間(約7000~約2万3000円)を例に挙げた。

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3 新たな長距離列車の導入
 2016年11月末にお知らせした「新たな長距離列車」の導入に向けた検討状況について、説明します。
【列車のコンセプト】
 鉄道の強みを活かした、地域と一体となった観光振興推進策の一環として、「気軽に」、「自由に」ご利用いただける「新たな長距離列車」の導入を検討しています。シニア世代をはじめとする幅広い世代や訪日観光の方々にも、西日本各地の魅力に触れていただきたいと考えています。
 コンセプトのキーワードとしては、「多様性」、「カジュアル」、「くつろぎ」を考えています。
 まず「多様性」については、さまざまな旅のスタイルに対応できる複数の種類の座席を設置するとともに、時季によって複数の区間を運行する予定です。
 次に「カジュアル」ですが、リーズナブルな価格設定にして気軽に鉄道の旅を楽しんでいただけるようにします。
 さらに「くつろぎ」ですが、車内でゆったりと過ごしていただけるように、快適性の高い設備と、お客様が歓談や食事で自由に使っていただけるフリースペースを用意する予定です。
 リーズナブルな価格設定としながらも高い快適性を提供して、「カジュアル」と「くつろぎ」の両立をめざします。

【列車の概要】
 訪日観光の方々のご利用も意識して、2020年の東京オリンピック前までには運行を開始できるように準備を進めていきます。運行区間については、京阪神と西日本エリアの複数の観光地を結ぶことを考えています。また、沿線各地の魅力を堪能していただけるように、始発駅や途中駅において、その土地ならではの食べ物やお酒などをお買い求めいただけることも検討していきます。

【列車のイメージ】
 シンプルでありながら快適で落ち着いた空間を提供したいと考えていますが、具体的なデザインなどはこれから検討していきます。

【デザイナー】
 今回の列車のデザインは「株式会社イチバンセン」代表取締役の川西康之氏に依頼しました。2014年に「株式会社イチバンセン」を設立され、これまでに、「えちごトキめき鉄道」のリゾート列車「雪月花」の設計デザインや「土佐くろしお鉄道中村駅」のリノベーションなどを手がけられ、鉄道事業におけるデザイン経験が豊富なデザイナーです。

 車内外のデザインなどの詳細が決まりましたら、あらためてお知らせします。

2017/06/20 (Tue.) Comment(0) 鉄道:新快速!【JR西日本】

2017
06
15

JR西日本:三ノ宮駅・明石駅にホーム柵

JR明石駅 ホーム柵2019年度中に設置 <2017/06/15 22:30 神戸新聞NEXT>を編集

 JR西日本が明石駅に整備を予定しているホームの安全策について、明石市は2017/06/15、昇降式のホーム柵が2019年度中にも設置されると、発表した。障害者団体による署名活動や、明石市の事業費一部負担の迅速な予算化などで優先的に整備されることになる。乗降者数の多い神戸駅や姫路駅よりも先に設置される。

 明石市によると、ホーム柵を整備するのは新快速、特急が停車し、貨物が通過する3・4番線。車両のタイプによってドアの位置や車両数が異なるため、六甲道駅と同様の昇降式になる。ホーム柵の長さは現在、JR神戸線で運行されている最も長い連結の新快速に合わせ、12両分を予定。2017年度中に設計し、2018~19年度に工事、2019年度末にも利用を始めたいという。
 設計費は約3500万円、工事費は約11億円と想定。国とJR西日本が1/3ずつを負担し、残りを兵庫県と明石市が1/6ずつ負担する。

 普通、快速電車が停車する1・2番線の整備時期は未定。明石市は西明石駅などの整備とともに引き続き、設置要望を続ける。

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JR三ノ宮駅ホーム柵 2018年度に稼働 <2017/02/18 07:00 神戸新聞NEXT>を編集

 JR西日本が三ノ宮駅に設置する昇降式ホーム柵を2018年度中に稼働させる方向で調整していることが、兵庫県と神戸市への取材で分かった。JR西日本は2017年度に設計とホームの補強を行い、2018年度に設置工事を進める。

 JR西日本が兵庫県内の在来線駅にホーム柵を設けるのは、六甲道駅上りホームに次いで2駅目。三ノ宮駅では普通と快速が停車する2番線・3番線の12両分に設置するという。新快速や特急が停車する1番線・4番線も2019年度に着手し、2020年度中には完成する見通し。

 ホーム柵は電車が到着するとホーム際に張られたワイヤロープが上がる「昇降式」で、設置費は約9億円に上る見込み。兵庫県と神戸市が合計1/3、国が1/3を助成する。兵庫県と神戸市はそれぞれ、2017年度当初予算案に盛り込んだ。

 JR西日本は、兵庫県内では1日の乗降客が10万人以上の神戸駅、姫路駅、明石駅に加え、転落や接触の事故が多い西明石駅の計4駅に優先してホーム柵を整備する方針を示しており、現在、地元市と整備スケジュールを調整しているという。

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JR京都線 高槻駅に追加でホーム柵を設置 <JR西日本 定例社長記者会見 2016/12/21>を編集

2 JR京都線高槻駅(2番・5番のりば)へ可動式ホーム柵(平成30年春ごろ使用開始予定)
 高槻駅では、既に1番乗場と6番乗場に「昇降式ホーム柵」を導入しておりますが、今回、国や関係自治体のご協力をいただき、新たに2番乗場と5番乗場に、横にスライドする「可動式ホーム柵」を設置する予定です。
 今回設置するのは、京都や大阪方面に向かう快速列車などが発着する乗場であり、車両の扉枚数が統一されているため、可動式ホーム柵を設置することにしました。平成30年春ごろの使用開始を予定しております。

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JR西日本、三ノ宮駅にホーム柵 姫路など兵庫県内4駅も <2016/11/16 22:25 神戸新聞NEXT>を編集

 JR西日本は2016/11/16、JR神戸線の三ノ宮駅とJR京都線の京都駅でホーム柵の設置を具体化させると発表した。記者会見で社長の来島達夫は「時期は未定だが、なるべく早く整備したい」と話した。三ノ宮駅のほか、兵庫県内では1日の乗降客が10万人以上の姫路駅などの3駅に加え、転落・接触事故が多い西明石駅に優先してホーム柵を整備するとした。

 JR西日本は乗降客10万人を超える5府県の計14駅を中心にホーム柵を整備する。
# 乗降10万人以上の14駅
 京都駅、高槻駅、新大阪駅、大阪駅、三ノ宮駅、神戸駅、明石駅、姫路駅、京橋駅、鶴橋駅、天王寺駅、新今宮駅、岡山駅、広島駅

 三ノ宮駅、京都駅には新快速や普通など扉の位置が違う車両が止まるため、既に導入済みの六甲道駅と同様、ワイヤロープが上下に動く「昇降式」を採用するとし、具体的な準備に取りかかるとした。

 兵庫県内で三ノ宮駅以外に優先的に整備を進めるのは、神戸駅、明石駅、姫路駅、西明石駅の4駅。西明石駅は乗降客が約6万人だが、普通電車の終点駅で酔客も多く導入を決めた。管内で最も多い約86万人が移動する大阪駅には来春、JR神戸線・JR京都線の発着ホームに設置する。

 また、三ノ宮駅と西明石駅には乗客の動きなどを検知する「遠隔セキュリティーカメラ」も導入する。カメラで蛇行やホームの混雑などを確認し、危険性があれば駅員がホームで対応する。三ノ宮駅には2016/12/02、西明石駅には2017年春、設置される。

 視覚障害者にホームの内側を知らせる「内方線付き点状ブロック」の整備も加速させる。乗降1万人以上の駅が対象で、計画を3年前倒しし、2017年度末までに対象192駅で完成を目指す。

 転落防止対策として関西の他の鉄道では、神戸市交通局が2017年度、市営地下鉄三宮駅にホームドアを設置し、2023年度をめどに西神・山手線全16駅への設置を目指す。阪神電鉄は2022年度までに梅田駅に設け、阪急電鉄は十三駅への設置を検討している。

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駅ホーム柵新たに15駅整備、新ブランドホテルの開発、駅への宅配ロッカー設置など <2016年11月16日 JR西日本 定例社長会見>より

【ホーム柵の整備方針】
 まずは、ハード対策として「ホーム柵の整備」をご説明します。当社では「可動式」と「昇降式」の2種類の柵の整備を進めているところであります。これまでに在来線と新幹線合わせて11駅に設置してまいりました。来年春には、大阪駅、京橋駅で可動式ホーム柵が使用開始となる予定です。
 当社の整備方針は、国の方針を踏まえつつ「『乗降10万人以上の駅』と、『ホームからの転落事象や列車との接触事象の多い駅』から順次整備していく」というものです。当社管内には、大阪駅をはじめとして乗降10万人以上の駅が14駅ございます。この14駅について、優先して整備すべき「のりば」を選定し、精力的に整備を進めてまいりたいと考えてございます。特に、京都駅と三ノ宮駅につきましては、車両扉枚数が不統一で扉位置が異なる環境にありますが、「昇降式ホーム柵」を整備することで具体的に進めているところでございます。
 また、乗降10万人未満の駅についても、ホームからの転落事象や列車との接触事象の多い駅として、まずは西明石駅への整備を検討しているところであります。ホームからの転落などの事故を防止する手段として、ホーム柵の整備は極めて有効な手段と考えておりまして、今後とも国や関係する自治体の皆様のご協力をいただきながら、精力的に計画を進めてまいりたいと考えております。

2017/06/15 (Thu.) Comment(0) 鉄道:新快速!【JR西日本】

2017
06
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大阪 なにわ筋線 事業化へ

近畿圏における空港アクセス鉄道ネットワークに関する調査結果 <国土交通省 2018/04/11>を編集

調査対象
①なにわ筋連絡線(北梅田駅(仮称)~十三駅 約2.5km)
・なにわ筋線を介して阪急十三駅と大阪都心南部・大阪府南部・関西国際空港とを直結。阪急沿線(京都・神戸・宝塚方面)とこれらの地域とのアクセスを改善。
②新大阪連絡線(十三駅~新大阪駅 約2.1km)
・阪急十三駅と新大阪駅とを直結。阪急沿線(京都・神戸・宝塚方面)と新大阪駅とのアクセスを改善するほか、なにわ筋連絡線及びなにわ筋線を介して新大阪駅と大阪都心南部・大阪府南部・関西国際空港とのアクセスを改善。
③大阪空港線(曽根駅~大阪空港駅(仮称) 約4.0km)
・阪急宝塚線を介して大阪都心部(梅田周辺)と大阪国際空港とを直結。空港アクセス交通のバスから鉄道への転換を促進。
④西梅田・十三連絡線(西梅田駅~十三駅 約2.9km)(※)
・阪急十三駅と大阪地下鉄3号線(四つ橋線)沿線とを直結。阪急沿線(京都・神戸方面)と西梅田地区・大阪都心南部とのアクセスを改善。

本検討では、試算の前提条件として、以下のように設定した。
なお、表中の短縮時間には、乗換時のホームにおける列車待ち時間は含まれていない。
・なにわ筋連絡線は、なにわ筋線が整備されていることが前提。
・大阪空港線は、なにわ筋線・なにわ筋連絡線・新大阪連絡線が整備されていることが前提。
・新大阪連絡線は、なにわ筋線・なにわ筋連絡線が整備されていることが前提。
・西梅田・十三連絡線は、なにわ筋線が整備されていることが前提。
・なにわ筋連絡線・新大阪連絡線同時整備は、なにわ筋線が整備されていることが前提。

(中略)

調査結果のまとめ
なにわ筋連絡線、新大阪連絡線、なにわ筋連絡線・新大阪連絡線同時整備についての費用便益比及び収支採算性は概ね良好であったが、大阪空港線については、40年間で黒字転換する可能性が低いため、採算性の向上策の検討が必要であるが費用便益比は良好。

今後の事業化に向けた検討にあたっては、本調査結果等を参考に、整備により便益を享受する地域の地方自治体が、連携して関係の鉄道事業者等との調整を進め、建設事業費の精度向上、建設スケジュール、建設工事における導入空間の確保等の建設計画や、既存区間も含めた運行計画、整備主体の検討など、構想の検討を深度化することが期待される。

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「なにわ筋線」訪日客増、インバウンドが後押し 関空アクセス改善、事業費負担が課題<産経新聞 2017/05/23 09:10>を編集

 大阪都心を南北に貫く鉄道新線「なにわ筋線」計画が動き出す。
 28年前に構想が持ち上がってから事実上の凍結状態が長く続いたが、インバウンド(訪日外国人)の増加に伴う関西国際空港の利用者の増加が、大阪府・大阪市と鉄道会社を大筋合意へ突き動かした。実現すれば都心と関空の乗り継ぎがスムーズになり、大阪市内の交通を支えることになるが、3千億円を超える事業費の負担が課題となる。

 大阪観光局や関西空港の運営会社によると、2016(平成28)年に大阪府を訪れた外国人観光客は約941万人で、4年連続で過去最高を更新した。特に関空と大阪市中心部を行き来する人が増えている。関空の国際線と国内線を合わせた総旅客数も2016年度は前年度比7%増の2571万人となり、2004年の開港以来の過去最高を2年連続で更新した。

 大阪市内と関空を結ぶ特急列車は現在、新大阪駅を経由するJR西日本の「はるか」と、難波駅を発着する南海電鉄の「ラピート」の2本。西日本最大のターミナルである梅田駅・大阪駅との乗り継ぎが不便なのが長年の課題だ。

 今回の合意までには紆余曲折があった。国の審議会がなにわ筋線を「整備が適当」と答申したのは1989年。その後は巨額の建設費が壁となって議論は停滞し、関空の利用者数が低迷したことも響いた。

 そうした中、大阪府知事だった橋下徹が関空と大阪伊丹空港の経営統合と合わせて、なにわ筋線の早期整備を主張したことで再び機運が高まり、2014年に大阪府・大阪市と鉄道2社の協議が始まった。
 しかし、南海が北梅田駅まで乗り入れる可否をめぐってJR西日本との協議が難航。大阪府・大阪市が両社に歩み寄りを促したこともあり、2017年3月にJR西日本が共同運行を認めたことで実現に大きく近づいたという。

 ただ、事業費は概算で約3300億円と当初の想定より膨らむ。両社はアクセス改善で乗客増が見込めると判断したが、財政難の大阪府・大阪市には重荷だ。

 また、2018年4月に民営化する大阪市営地下鉄は都心部の移動経路を独占することで年間300億円超の黒字を計上してきたが、「なにわ筋線に中間駅ができるので、地下鉄の御堂筋線や四つ橋線と客の奪い合いになる恐れがある」(自民市議)との懸念もある。

 大阪市長の吉村洋文は「大阪には御堂筋線しか大動脈がない。世界の観光客が短い時間で中之島や梅田、京都にも行ける2本目の大動脈をつくることが経済の活性化に必須だ」と強調した。

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なにわ筋線の整備に向けて

2017(平成29)年5月23日
大阪府
大阪市
西日本旅客鉄道株式会社
南海電気鉄道株式会社
阪急電鉄株式会社

なにわ筋線の整備に向けて

 5者(大阪府、大阪市、JR西日本、南海電鉄、阪急電鉄)において、大阪・関西の成長に必要な鉄道ネットワークの強化に向け、以下の取り組みを協力して進めていくことで一致しました。

① なにわ筋線については、以下の計画を基本に国との協議を進め、早期事業化をめざします。
◇整備区間
 JR難波駅~(仮称)西本町駅~(仮称)北梅田駅
 南海新今宮駅~(仮称)西本町駅~(仮称)北梅田駅
◇中間駅
 (仮称)中之島駅……京阪中之島線中之島駅のすぐ東側
 (仮称)西本町駅……地下鉄中央線との交点の南側
 (仮称)南海新難波駅……南海難波駅のすぐ北側
◇総事業費
 概算事業費 約 3,300 億円
◇事業スキーム
  地下高速鉄道整備事業費補助による上下分離方式(想定)
◇整備主体
 第3セクター
◇営業主体及び営業区間
 西日本旅客鉄道株式会社 区間:JR難波駅~(仮称)北梅田駅
 南海電気鉄道株式会社 区間:南海新今宮駅~(仮称)北梅田駅
◇開業目標
 平成42年度末(2031年春)

② なにわ筋線の整備効果や事業性をより一層高めるため、(仮称)北梅田駅北側で阪急十三方面に分岐する路線(なにわ筋連絡線)について、国と連携しながら整備に向けた調査・検討を進めます。

2017/06/05 (Mon.) Comment(0) 鉄道:どっかの鉄道

2017
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播磨臨海地域道路

播磨臨海地域道路:概略ルートなど検討始まる <2017/03/25 07:18 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市西区~兵庫県太子町の約50kmを結ぶ播磨臨海地域道路について、国土交通省 近畿地方整備局は2017/03/24、大阪市中央区で有識者委員会を開き、事業化に向けた概略ルートや構造の検討を始めた。道路整備で目指す政策目標案のほか、自治体や住民の意見を聞き取る案を示した。

 社会資本整備審議会道路分科会の近畿地方小委員会。近畿地方整備局は2016/05、姫路市の飾磨・広畑周辺の臨海部など3区間を優先的に整備する方針を決めていた。

 政策目標案は、製造業の活性化、投資促進、観光周遊の促進、交通事故の削減、災害に強いまちづくり。それに対する意見聴取を、沿線自治体、住民、業界団体などを対象に行っていく。委員からは「ルート選定につながるような意見聴取をしてほしい」などの意見が出た。

 住民らの意見聴取は、次回会合以降に複数のルート案を示した後、再び行う。概略ルートが決まれば、都市計画決定を経て事業化を目指す。

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播磨臨海地域道路:3つの優先区間選定 <2016/05/12 建設通信新聞>を編集

 国土交通省近畿地方整備局は、新設を計画する播磨臨海地域道路について、優先的に整備を進める区間(優先区間)を選定した。
 優先区間は、第二神明~明姫幹線、高砂~飾磨バイパス、飾磨バイパス~広畑の3区間。
 2016/05/09に行われた有識者による社会資本整備審議会道路分科会近畿地方小委員会(第15回会合)で優先区間案を了承。今後、概略ルート・構造の検討を進め、整備による早期の効果発現を目指す。
 播磨臨海地域道路は、兵庫県南西部の太子町、姫路市、高砂市、加古川市、播磨町、稲美町、明石市の4市3町で構成される播磨臨海地域に新設する計画。神戸と明石市境の第二神明道路付近~太子竜野バイパス付近の全長約50kmを結び、並行する現国道2号バイパスなどの混雑解消を図る。
 概略ルート・構造の検討に当たっては、3つの優先区間の東端・第二神明から西端・姫路市広畑付近までの延長約35km区間について、都市計画と環境アセスメントの手続きを進める計画だ。
 小委員会では、地域住民や道路利用者らの「国道2号バイパスへの交通集中がひどい。ほぼ毎日渋滞で使い物にならない」「渋滞に起因する事故が多すぎる」といった意見聴取結果が報告されるなど、早期整備の必要性があらためて示された。

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阪神高速道路(月見山)~第二神明道路(明石西)~加古川バイパス(高砂北)~姫路バイパス(太子東)~太子竜野バイパス(門前西)~と続く国道2号バイパス群。第二神明 明石西までは有料道路(高速道路)だが、そこから西は自動車専用道(無料区間)。したがって渋滞が激しい。

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兵庫県作成_播磨臨海道路1
兵庫県作成_播磨臨海道路2

2017/03/26 (Sun.) Comment(0) 神戸の道路

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山陽新幹線 六甲トンネルから水蒸気か 運休・遅れで混乱

新神戸駅の白煙トラブル、正体は湯気?水蒸気? <2017/03/08 16:00 神戸新聞NEXT>を編集

 山陽新幹線 新神戸駅東側のトンネルから水蒸気が上がり、上下線が運休するなどしたトラブルから2017/03/08で1週間が過ぎた。
 火災と誤認した119番が相次ぐほど煙の量は多かったが、発生した詳しい原因は不明のまま。今後も消防などに通報があれば運行を止めて確認しないわけにはいかず、JR西日本は対策に頭を悩ませている。

 2017/03/01 05:50ごろ、神戸市中央区熊内町の六甲トンネル出入口付近で「白い煙が出ている」と通行人が119番。JR西日本や神戸市消防局などがトンネル内を調べたが、異臭や火災の形跡はなかった。安全確認のため上下11本が運休、49本が最大で約2時間半遅れ、約2万3200人に影響した。

 JR西日本などによると、六甲トンネルは全長約16kmと長いため、内部は湿度が高く、気温は年間を通じてほぼ一定。2017/03/01は17~18度程度とみられ、外気の3.7度とは10度以上の差があった。水分を多く含んだ暖かい空気が、トンネルの外で冷たい空気に触れ、白煙のような水蒸気が発生したとみられる。

 京都大学大学院 工学研究科 社会基盤工学専攻 資源工学講座 計測評価工学分野 教授の朝倉俊弘(トンネル工学)は「冬の朝に吐いた息が白くなるのと同じこと。急に冷え込んだ日の朝には発生しやすくなる」と話す。六甲トンネルでは過去にも発生したといい、現場をよく知るJR関係者は「六甲トンネルの地下に流れる有馬温泉の源泉が影響したのではないか」と推測していたという。

 全国でも同様の現象は起きている。長野県上田市で2016/01、北陸新幹線の五里ケ峯トンネルから水蒸気が出ているのをJR東日本の社員が確認。JR北海道やJR東海などでもあったが、いずれも運行に支障はなく、記録には残っていないという。

 困るのは対策だ。水蒸気が発生する詳細な条件などが分からない上、消防などに通報された場合、今回のように安全確認が終わるまで運行を止めなければならない。

 JR西日本広報部は「消防などと連携を密にし、運行に支障が出るような大きなトラブルにならないようにするしかない」。
 朝倉教授は「新幹線の運行を長時間止めるのは経済的損失が大きい。トンネル内に温度センサーを設置して毎日チェックするなどの具体的な対策を考えるべきだ」と話す。

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山陽新幹線トンネルから水蒸気か 運休、遅れで混乱 <2017/03/01 11:56 神戸新聞NEXT>を編集

 2017/03/01 05:50頃、JR山陽新幹線 新神戸駅東側の六甲トンネル出入口付近(神戸市中央区熊内町)で、「トンネルから白い煙が出ている」と通行人から119番があった。JR西日本などによると、トンネル内に火災の形跡はなく、水蒸気とみられるという。安全確認のため11本が運休、49本が最大2時間半遅れ、約2万3200人に影響した。

 JR西日本によると、急な冷え込みのため、外気とトンネル内で温度差が生じ、水蒸気が発生したとみられる。JR西日本、神戸市消防局、兵庫県警葺合警察署などがトンネルの内部を確認したが、異臭や火災の形跡はなかったという。

 JR西日本は安全確認のため、新大阪~岡山の上下線を始発から、岡山~博多の上下線もその後、運転を見合わせた。08:25に全区間で運転を再開した。
(中略)
 近くの神戸市立布引中学校の男性教頭(50)は「トンネルから、うっすらと蒸気が立ち上っているのが見えた。初めてのことで、職員室でも話題になった」と驚いていた。

2017/03/08 (Wed.) Comment(0) 鉄道:東海道・山陽・九州新幹線

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新たな航空管制施設、神戸に 西日本低空域を担当

新たな航空管制施設、神戸に 西日本低空域を担当 <神戸新聞NEXT 2017/02/08 8:00>を編集

 航空機の管制空域再編を進める国土交通省は、西日本の上空約10kmまでの低空域を一括して管理する「神戸航空交通管制部」を神戸市西区に新設することを決めた。
 訪日外国人の増加で格安航空会社(LCC)などの便数が増える状況に対応し、処理能力を向上させる。将来的に管制官ら約300人を配置したい考えで、2018/10の稼働を目指す。国土交通省は「航空管制の西日本の拠点にしたい」としている。

 日本上空の飛行機は増加傾向で、2015年度は2003年度比45.1%増の165.8万機に達し、管制対応は限界に近いという。国土交通省は2025年度に200万機に対応できるよう、神戸航空交通管制部の新設など、総事業費約350億円の再編プロジェクトを進めている。

 神戸航空交通管制部は国土交通省 神戸航空衛星センター(神戸市西区井吹台東町7)に置く。神戸航空衛星センターは衛星の保守管理などに当たってきたが、衛星の運用停止で2019年度末に廃止されるため、この施設を活用することとなった。
# このセンターが運用しているのは、運輸多目的衛星(MTSAT-1R)「ひまわり6号」。

 2017/04、神戸航空衛星センターに神戸航空交通管制部準備室を設け、建物改修や施設のレイアウト、情報処理システムの導入などを計画する。
 航空管制官ら約150人体制で発足し、現在の那覇の管制エリアを引き継ぐが、2022年度からは主に関西以西の西日本の低空域を一括して担当する。
 2025年度には東日本でも高度別管制が整い、東京・福岡と国内3航空交通管制部体制となる。那覇・札幌の航空交通管制部は、順次廃止される。

【国内の航空管制再編】
 空港周辺は空港内の事務所が担当。それ以外の空域は国土交通省の札幌・東京・福岡・那覇の4航空交通管制部が、それぞれの周辺を高度に関係なく担ってきた。
 国土交通省は2025年度までに、空域を上空約10kmで分け、高い高度は福岡、低い高度は東を東京、西を神戸に新設する航空交通管制部が担い、処理能力を高める計画を進めている。
# 東京航空交通管制部は埼玉県所沢市。

2017/02/08 (Wed.) Comment(0) 航空:どっかの航空

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神戸電鉄粟生線:一部区間で減便 2017/03月下旬にダイヤ改正

2017/03ダイヤ変更で、神鉄は、粟生線は鈴蘭台~西鈴蘭台までは維持するが、以西は知らん。という方針を示しました。

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神戸電鉄粟生線の老朽車両更新支援 沿線4市と兵庫県 <2017/2/27 22:10 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸電鉄粟生線(鈴蘭台~粟生)について、兵庫県、神戸市、三木市、小野市、三田市は2017年度、老朽化した車両の更新を中心に計3億円を支援することで合意した。他路線を含めた神戸電鉄の鉄道事業全体が黒字となり、無利子融資など特例的な支援は2016年度で終えるが、さらなる利用促進に向け形を変えて支援を続ける。
 2017/02/27に三木市で開かれた、神戸電鉄と行政、住民らによる「粟生線活性化協議会」で報告された。

 毎年10億円超の赤字だった粟生線の廃線を回避するため、三田市を除く沿線3市と兵庫県は2012年度から5年間で、神戸電鉄に無利子で計40億円を融資。減収時に三木市、小野市が収入補塡する制度も設けた。
 現在も粟生線単体は赤字だが、全線では2012年度から4年連続で黒字を達成。2016年度も黒字の見込みで、無利子融資や収入補塡は終えることを決めていた。

 新たな支援では、兵庫県と沿線4市による計3億円の他、国の補助も活用し、2017年度に車両2編成を更新。三木市は独自に最大3000万円を上乗せし、神戸電鉄の負担を減らす。1編成(3両)には約6億円が必要で、今後5年間で計5編成の更新を目指す。

 神戸電鉄は43編成を保有するが、この17年間で更新したのは3編成のみで、老朽化が進んでいる。

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ダイヤ変更の実施について <神戸電鉄ニュースリリース 2017/01/13>を編集

 神戸電鉄株式会社では、3月下旬に、ダイヤ変更を実施します。
 今回のダイヤ変更は、2014年6月及び2016年5月(現行ダイヤ)に実施したダイヤ変更以降のお客様の利用状況や需要の動向を鑑み、速達性の向上や他社線との接続の改善などを図るために列車の運行を見直すものです。
 お客様の減少が続く粟生線に関しては、朝・夕ラッシュ時間帯の列車を極力確保しつつ、ご利用の少ない昼間時間帯を中心に一部列車の運行を見直します。
 ダイヤ変更の概要は下記のとおりです。

1.実施時期 2017年3月下旬

2.変更の目的と主な変更内容

(1)速達性の向上
【平日】
 粟生線の朝ラッシュ6時台の上り普通1本を急行に種別変更し、所要時間を短縮します。(粟生~新開地間で、現行より約7分の短縮)
 これにより、6時台の小野発上り4本は、3本が快速、1本が急行となります。

【平日・土休日】
 有馬・三田線の昼間時間帯の新開地発三田行きの下り普通11本(新開地10:23~15:23発)を準急に種別変更し、所要時間を短縮します。(新開地~三田間で、現行より約3分の短縮)
 これにより、同時間帯の新開地発三田行きの21本は、すべて準急となります。

(2)接続の改善
【平日・土休日】
 ①現行4:54発のウッディタウン中央発三田行きの始発を1分30秒繰り上げます。(JR宝塚線上り普通列車への乗換時分を確保)
 ②現行24:09発の三田発岡場行きの発車時刻を5分繰り下げます。(JR宝塚線下り快速列車からの乗換時分を確保)

 JR宝塚線との接続の改善については、2017/03/04に予定されているJR西日本のダイヤ改正内容を踏まえて実施するものです。

(3)輸送効率の向上
【平日・土休日】
 ① 粟生線の昼間時間帯の西鈴蘭台~志染間の列車運行(志染10:35~15:35発、西鈴蘭台10:12~15:12発)を、現行の15分間隔から30分間隔とします。
  新開地~西鈴蘭台間 および 志染~粟生間の列車運行間隔には変更はありません(新開地~西鈴蘭台間は15分間隔、志染~粟生間は1時間間隔)。

 ② ①の変更に伴い、粟生線の昼間時間帯の急行列車(上下各11本)は、上りを準急列車に、下りを普通列車に種別変更します。

# つまり、昼間の時間帯、西鈴蘭台より西に行く電車のうちの半分(志染止まり)を西鈴蘭台止まりにするということだ。

3.その他
 ① ダイヤ変更の実施日は、決定次第お知らせいたします。
 ② 各駅の時刻表は、2017年2月下旬頃に公表する予定です。
 ③ 新年度を控えて定期券の新規購入・買替が最も多い時期のダイヤ変更となるため、お客様へ変更概要を先行してご案内させていただくこととしました。
以上


[つづきはこちら]

2017/01/14 (Sat.) Comment(0) 鉄道:神戸登山鉄道【神戸電鉄】

2016
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阪神高速西伸部 兵庫県と神戸市、各333億円負担へ

阪神高速西伸部 兵庫県と神戸市、各333億円負担へ <2016/12/16 15:00 神戸新聞NEXT>を編集

 国土交通省は2016/12/16、阪神高速の新料金案を示したことに伴い、2016年度の事業化を決めた大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部の総事業費約5000億円のうち、主に利用者からの料金収入で賄う「有料道路事業」で半額を充てる方針を明らかにした。
 残る約2500億円のうち、兵庫県、神戸市の負担は概算でそれぞれ約333億円と見込まれる。

 費用負担の割合は、国(国土交通省)と地元自治体が負担する「公共事業」と、主に阪神高速が利用料金で償還する「有料道路事業」を組み合わせる方式が導入される。
 公共事業分約2500億円のうち、3分の2は国(国土交通省)が負担。残る3分の1のうち、地方交付税で賄われる分を除いた約666億円が地元負担となる見込み。通常は政令指定都市の神戸市負担となるが、兵庫県が折半する方針を示しており、兵庫県と神戸市で各約333億円を負担する計算になる。
 費用負担を巡っては、有料道路事業の割合が高いほど、完成時期が早まるとされる。兵庫県や神戸市など関係5府県市は有料道路事業の割合を拡大することを、国交省に求めていた。

 西伸部は完成に10年程度かかるとされ、財源の見込みが立つことで、今後整備が本格化する見通し。

【大阪湾岸道路西伸部】関西国際空港近くのりんくうJCTと神戸淡路鳴門自動車道垂水JCT(神戸市垂水区)を結ぶ大阪湾岸道路の未整備区間(約21km)。1994年に六甲アイランド北(神戸市東灘区)まで開通。六甲アイランド北~駒栄(神戸市長田区)の14.5kmが、2009年の都市計画決定から7年を経て、2016/04に国土交通省が事業化を決めた。

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阪高湾岸線西伸:神戸の巨大客船入港邪魔しません <2016/04/03 06:55 神戸新聞NEXT>を編集

 2016年度の新規事業化が正式決定した大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部の六甲アイランド北~駒栄の14.5kmのうち、神戸港に架けられる橋桁下の海面からの高さ(航路高)が、約66mに設定されたことが分かった。大型客船入港の妨げにならないよう神戸市などが要望。港の架橋では全国トップ級の高さが確保され、世界最大クラスの客船もくぐれそうだ。

 国土交通省によると、架橋の航路高は六甲アイランド~ポートアイランド間で65.7m、ポートアイランド~和田岬間で59.4m。

 航路高は2009年の都市計画決定時には59mだった。しかし、近年のクルーズブームで海面からの高さが60mを超える巨大外国客船が続々と登場。神戸港に寄港する規模もほぼ毎年過去最大を更新し、2016年3月にはアジア最大で高さ62.9mの「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(16万8666トン)が、初めて寄港した。

 道路の海中トンネル化案もあったが、危険物搭載車両の通行制限や建設費増大で断念。神戸港を管理する神戸市などが、橋の高さについて入港実績を下回らないよう「クァンタム・オブ・ザ・シーズ以上」で国交省に要望していた。

 クァンタム・オブ・ザ・シーズなどを運航する米国企業の日本総代理店を務める「ミキ・ツーリスト」(東京)によると、世界最大客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」(22万5282トン)の公式高さは65m。日本への寄港実績はないものの、橋の高さが65.7mであれば、悪天候などでない限り、数字上は通過できる。

 国交省などによると、国内では女神大橋(長崎港)や明石海峡大橋も65mを確保する。横浜市は横浜ベイブリッジ(高さ約55m)をくぐれない客船にはコンテナバースを使用。東京都は2020年東京五輪を見据え、レインボーブリッジ(高さ約52m)を回避する新客船埠頭の整備を検討している。



[つづきはこちら]

2016/12/17 (Sat.) Comment(0) 神戸の道路

2016
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近畿圏の高速道路新料金 2017/06移行へ

近畿圏の高速道路新料金 2017/06移行へ <2016/12/26 21:19 神戸新聞NEXT>を編集

 国土交通省が近畿圏の高速道路の新料金案を示したことを受け、阪神高速道路や西日本高速道路などは2016/12/26、新料金への移行時期を2017/06とする具体案を発表した。道路会社や路線によって異なる料金水準を36.6円/kmの対距離制に統一。阪神高速は、現行の普通車510~930円を普通車300~1300円にする。

 阪神高速道路、西日本高速道路と日本高速道路保有・債務返済機構は、2016/12/26~2017/01/10に具体案へのパブリックコメント(意見公募手続き)を実施。利用者の声を聞いた上で、兵庫県や神戸市など、関係5府県市の議会の同意を得て決定する。

 新料金案には、
▽利用距離が4.3km以下なら下限の300円に据え置く
▽車種区分を2車種から5車種に変更
▽発着地が同じならルートが異なっても同一料金
▽大口・多頻度割引の継続、拡充
なども盛り込まれている。

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近畿圏の新たな高速道路料金に関する具体方針(案)<2016/12/16 国土交通省 報道発表資料>道路局 高速道路課 から抜粋編集

近畿圏の高速道路の料金体系については、社会資本整備審議会 道路分科会 国土幹線道路部会の基本方針(平成28年9月13日第25回部会で案を公表)において、大都市圏共通の理念である「料金の賢い3原則」を基本として新しい料金体系を確立することが必要であり、とりわけ、高速道路を賢く使う上で必要なネットワークの充実と賢く使うための合理的な料金体系の整理との両立や、高速道路として一体的なネットワークを形成している路線における管理主体の整理について、特
段の対応が必要とされたところである。
これ以降、近畿圏の関係自治体において新たな高速道路料金について議論がなされ、先般、国土交通省に対して、料金体系の具体的な提案がなされたところである。これらの具体的な提案を踏まえ、今後のネットワーク充実のための財源確保も念頭に、円滑な交通処理や確実な債務償還も考慮しながら、近畿圏の高速道路がより効率的に賢く使われるよう、料金に関する具体方針(案)を以下のとおりとりまとめる。

1.平成29年度からの具体方針

(1)料金体系の整理・統一とネットワーク整備
阪神高速の料金水準については、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準を基本とする対距離制を導入するが、関係自治体の提案を踏まえ、淀川左岸線延伸部及び大阪湾岸道路西伸部の整備に必要な財源確保の観点から、有料道路事業について、事業費の概ね5割を確保するために、必要な料金を設定する。この際、利用者の追加的な負担の軽減の観点から、様々な工夫(出資金の償還時期の見直しや料金徴収期限までの追加的な料金負担分の活用等)を行う。

また、物流への影響や非ETC車の負担増などを考慮して、当面、上限料金などを設定する。その際、短距離利用の促進により並行一般道の渋滞削減等を図る観点から、利用距離が4.3km以下(1区間利用に限る)であれば下限料金で利用できる措置を行う。併せて、物流を支える車の負担が大幅に増加しないよう、現行の大口・多頻度割引について、当面、継続するとともに、大阪都心部及び神戸都心部を通行しない交通については拡充する。また、国道43号の沿道環境改善などのため、現行割引のうち、環境ロードプライシング割引や西大阪線に係る割引などについては継続する。

ネクスコ西日本の路線の料金水準についても、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準を基本とする対距離制を導入するが、現在、均一料金となっている近畿道、阪和道、西名阪、第二京阪については、物流への影響や非ETC車の負担増などを考慮して、当面、上限料金などを設定する。このうち、現行の割高な料金水準を引き下げることになる第二京阪については、債務の確実な償還の視点やネットワーク整備に必要な財源確保の観点等も踏まえ、大都市近郊区間の料金水準に段階的に引き下げる。

車種区分については、5車種区分へ統一を行うが、新しい車種区分及び車種間料金比率に円滑に移行するため、負担増などを考慮して段階的に実施する。

(2)管理主体の統一も含めた継ぎ目のない料金の実現
高速道路会社と一体的なネットワークを形成している路線で、地方道路公社等の管理となっている区間は、合理的・効率的な管理を行う観点から、地方の意向を踏まえ、高速道路会社での一元的管理を行う。

具体的には、新たな料金の導入を踏まえ、まずは大阪府道路公社の南阪奈有料道路及び堺泉北有料道路を速やかにネクスコ西日本に移管し、阪和道や南阪奈道路等との一元的管理に移行する。また、第二阪奈有料道路(大阪府道路公社及び奈良県道路公社の管理)などについても、早急に、一元的管理の具体的な成案を得ることとし、引き続き一元的管理の検討・調整を行う。

また、阪神高速京都線の油小路線及び斜久世橋を速やかにネクスコ西日本に移管し、第二京阪や名神高速等との一元的管理に移行する。阪神高速京都線の新十条通は京都市に移管して無料で利用できるようにする。

これらの路線の移管に際し、料金体系については、(1)の考え方に従い、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準を基本とする対距離制を導入するが、現在、均一料金となっている南阪奈有料道路、堺泉北有料道路及び阪神高速京都線については、物流への影響や非ETC車の負担増などを考慮して、当面、上限料金などを設定する。このうち、現行の割高な料金水準を引き下
げることになる阪神高速京都線については、接続する第二京阪との連続性や債務の確実な償還の視点等も踏まえ、第二京阪と同様に、大都市近郊区間の料金水準に段階的に引き下げる。また、現行の割引は廃止する。

また、ネットワーク整備の課題と相俟って、都心部の流入交通の経路選択等に偏りが発生し、これにより特定の箇所に過度な交通集中を招いていること等を踏まえ、大阪及び神戸都心部への流入に関して、料金面で不利にならないよう、交通分散の観点から、経路によらず起終点間の最短距離を基本に料金を決定することとする。

2.新たな高速道路料金の実施時期
新たな高速道路料金については、地方議会の議決など導入にあたって必要となる手続きや広く利用者への周知期間を考慮して、平成29年度の早い時期より実施する。
管理主体の統一を伴うもの等については、移管の手続き等を関係者で協力して進め、準備が整ったものから、平成30年度以降に順次実施する。なお、管理主体の統一までの間については、基本的に割引料金を含め現行の料金を継続するものとする。

3.その他

(1)戦略的な料金の導入など今後の取組
平成29年度以降順次、阪神高速大和川線や淀川左岸線の開通などの節目を念頭に、料金体系の確立に向けたロードマップを明らかにした上で、道路ネットワークの整備の進展に合わせて導入を行う。また、その交通に与える影響を検証した上で、対象となる路線や時間帯などを区切り、交通状況に応じた料金施策を導入することとする。

第二神明など神戸市以西の高速道路の料金体系についても、神戸西バイパスなど兵庫県内のネットワーク整備の観点も踏まえ、早急に見直しの成案を得ることとし、引き続き検討・調整を行う。

京都縦貫自動車道など日本海側と太平洋側との連携も視野に入れるとともに、京奈和自動車道など関西全体を広域的に俯瞰して、料金体系等の検討を進める。

(2)ETC2.0の普及促進
ETC2.0の早期普及のため、本具体方針(案)に基づく施策をはじめ、ETC2.0の普及促進を進める料金施策の導入を検討するとともに、関係機関とも調整の上、車載器の購入助成の実施も検討する。

別紙
近畿圏の高速道路ネットワークにおける管理主体の統一

平成30年度以降に実施予定
○ 大阪府道路公社:南阪奈有料道路、堺泉北有料道路→ネクスコ西日本に移管(H30/04)
○ 阪神高速京都線:油小路線・斜久世橋→ネクスコ西日本に移管(H31/04)
○ 阪神高速京都線:新十条通→京都市に移管して無料に(H31/04)
注)南阪奈有料道路、堺泉北有料道路、油小路線・斜久世橋 及び 南阪奈道路は全国路線網に編入する

車種区分
阪神高速が2車種(普通車、大型車)であるものを、ネクスコ西日本の5車種(軽自動車・二輪、普通車、中型車、大型車、特大車)に変更

近畿圏の新たな料金の具体事例③
【柳原→(3号神戸線)→生田川 (4.6km)】
 現行510円→新料金420円(△90円)

【月見山→(3号神戸線)→生田川 (10.0km)】
 現行510円→新料金590円(80円増)

【伊川谷JCT→(3号神戸線)→生田川 (22.5km)】
 現行720円※→新料金800円(80円増)

【南芦屋浜→(5号湾岸線・3号神戸線)→生田川 (5.9km)】
 現行510円→新料金460円(△50円)
 「住吉浜→摩耶」は一般道を乗り継ぎ

【西宮IC→(3号神戸線)→生田川 (15.1km)】
 現行610円※→新料金750円(140円増)

【からと西→(7号北神戸線・32号新神戸トンネル)→国道2号 (12.9km)】
 現行610円※→新料金680円(△40円)

【西宮山口JCT→(7号北神戸線・32号新神戸トンネル)→国道2号 (22.6km)】
 現行720円※→新料金990円(170円増)

 ※ 西線内々割引適用後の料金

近畿圏の新たな料金の具体事例⑪
 神戸都心部への流入に関して、交通分散の観点から、経路によらず起終点間の最短距離を基本に料金を決定

【第二神明 玉津IC→阪神高速 3号生田川/32号国道2号】
イ:7号北神戸線・32号新神戸トンネル経由(29.5km)
 現行820円※→新料金1,120円(300円増)→特別措置※1 800円(△20円)
ロ:7号北神戸線・31号神戸山手線経由(28.1km)
 現行820円※→新料金1,080円(260円増)→特別措置※1 800円(△20円)
ハ:3号神戸線経由(25.3km)
 現行720円※→新料金800円(80円増)

 ※ 西線内々割引適用後の料金
 ※1 経路によらない同一料金の適用

【阪神高速 7号 前開→3号生田川/32号国道2号】
イ:7号北神戸線・32号新神戸トンネル経由(21.9km)
 現行720円※→新料金970円(250円増)→特別措置※2 800円(80円増)
ロ:7号北神戸線・31号神戸山手線経由(20.5km)
 現行720円※→新料金920円(200円増)→特別措置※2 800円(80円増)

 ※ 西線内々割引適用後の料金
 ※2 阪神高速7号北神戸線の伊川谷JCT~箕谷JCT間の出入口から、31号神戸山手線or32号新神戸トンネルを経由して神戸都心部に流入する場合、第二神明の玉津ICから神戸都心部に流入した場合の最低料金を上限料金とする。

注)料金はETC車(普通車)の場合
注)西線内々割引は、新たな料金の導入までの措置とする


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2016/12/16 (Fri.) Comment(0) 神戸の道路

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