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JR西の信号トラブル「今後は乗客誘導と復旧作業を同時進行」 乗客2時間半閉じ込め受け <2021/11/22 22:10神戸新聞NEXT>

 JR西日本は2021/11/22、JR神戸線摩耶駅で2021/11/19夜に発生した信号トラブルの原因と対策をまとめた。原因については、信号を制御する装置の基板の不具合と推定。今後は、同様のトラブルに備えて早期復旧手順や、乗客の誘導と復旧作業を同時進行する体制を整えるという。

 JR西日本によると、2021/11/19 20:30ごろ、敦賀発播州赤穂行き下り新快速電車の運転士が、摩耶駅で信号機に異常を発見し停車。修理や仮復旧が想定通りに進まずに乗客の誘導が遅れ、摩耶駅近くに停車した上り快速電車内の乗客も含め計約1700人が約2時間半、車内に閉じ込められた。

 これまで信号トラブルは同じ色のまま変わらない例が多かったが、今回は適正でない他の色に変わったり点滅したりした。基板が不具合を起こした原因は不明としている。

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新快速などに1700人が2時間半閉じ込め 2021/11/19夜のJR西日本信号トラブルで <2021/11/20 12:26 神戸新聞NEXT>

 JR神戸線摩耶駅で2021/11/19夜に起きた信号トラブルで、摩耶駅近くで停車した米原発播州赤穂行き下り新快速電車に乗っていた乗客約1200人が、20:30すぎから23:10ごろまで約2時間半、車内に閉じ込められていたことが分かった。

 JR西日本によると、三ノ宮~灘間の線路上で停車した姫路発野洲行き上り快速電車の乗客約500人も約2時間半、車内に閉じ込められた。23時すぎに降車し、灘駅まで線路上を歩いたという。

 この事故で47本が運休し、約2万8000人に影響が出た。
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JR西・阪急・阪神、終電を10~30分繰り上げ 13日ダイヤ改正 <2021/03/12 19:15神戸新聞NEXT>を編集

 JRや阪急、阪神など関西の鉄道各社は2021/03/13、最終電車の繰り上げを伴うダイヤ改正を実施する。新型コロナウイルス禍による深夜帯利用客の激減に対応し、夜間の保守作業時間を確保する目的で、兵庫県内の各駅でも終電が10~30分程度早まる。

 JR西日本は大阪駅発下り最終西明石行きが24分繰り上がって0:04発となるほか、新快速姫路行きも20分前倒す。三ノ宮駅では上下線ともに25分程度早くなる。加古川線と姫新線は変更はないが、播但線は姫路発寺前行きが35分繰り上がり、山陰線は豊岡発の下りが51分の前倒しとなる。

 阪急電鉄は、兵庫県内の各線で平日最大22分の繰り上げに。大阪梅田発西宮北口行きと、神戸三宮から大阪梅田への最終は、いずれも16分繰り上がる。伊丹線の塚口発最終が14分前倒しとなるが、今津線と甲陽線にダイヤ変更はない。

 阪神電鉄は終電時間帯の3本を減らして、10~14分早める。大阪梅田~尼崎の各駅行きなどが影響を受けるほか、神戸三宮発の上り最終も10分繰り上がる。

 このほか、神戸電鉄は三田線・公園都市線の終電で15~21分繰り上げる。山陽電鉄、能勢電鉄は変更しない。
阪高湾岸線の展望施設を断念 兵庫県と神戸市、コロナ禍で財政難 <2021/2/25 05:30神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市臨海部に建設中の大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部で計画されていた海上展望施設について、兵庫県と神戸市が、国や阪神高速道路に計画中止を申し入れ、了承されていたことが2021/02/24分かった。兵庫県と神戸市の要望を受けて計画が進められ、事業費40~50億円(試算値)は県市で負担することになっていたが、新型コロナウイルス禍で財政の見通しが立たず断念した。兵庫県によると、今後、代替施設を検討する予定はないという。

 展望施設は「神戸の港と山が一望できる新たなランドマークを」と、兵庫県と神戸市が、西伸部の工事を担う国土交通省や阪神高速に提案し、2019年に整備案が策定されていた。
 整備案では、神戸・ポートアイランド西側に架かる予定の海上約30mの道路橋の一角に、全長約400mの展望施設を建設。ポーアイの一般道からエレベーターで上がり、景色を見渡せる造りが想定されていた。
 2020年秋に設計に入る予定だったが、コロナ禍が直撃。財政への影響を懸念した神戸市が兵庫県に中止を持ち掛けた。兵庫県は当初難色を示したが、最終的に承諾。2020/12に国や阪神高速に申し出て、受け入れられたという。

 神戸市は「道路と一体構造のため、後になって計画を中止にすると、本体工事に影響が出る。コロナの影響がいつまで続くか不透明な中、早期に判断する必要があった」と説明。兵庫県は「神戸市ができないといっている以上、残念だがやむを得ない」としている。

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阪高高架5m下げに賛否 神戸・ポーアイ内の新設計画 <2020/7/3 15:00神戸新聞NEXT>を編集

 大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部の神戸・ポートアイランドでの建設計画を巡り、国土交通省、阪神高速道路、神戸市が高架道路の高さを当初よりも約5m下げる案を検討している。「(北側に)六甲山や海が見える眺望を遮らないで」という住民らの声を踏まえたが、沿線の2大学は「校舎の真横を高速が走る」と困惑。眺望と学習環境をどう両立させるか、悩ましい事態となっている。

 西伸部を巡っては、2009/03の都市計画決定でルートが決まり、2016年度に事業化された。具体的な設計に向けて、国、阪神高速、神戸市が地元住民の代表らと協議を重ねながら、環境対策も含めた最終計画の策定を目指している。
 住民らが特に求めるのが、北側の景観を極力阻害しないようにする、高架の高さの低減だ。ポーアイからは六甲山や市街地、一定の高さからは神戸港も望めることから、「神戸らしい景観の良さでポーアイに住むことを選ぶ人も多い」(地元住民)という。
 神戸市などが再検討した結果、付近にあるポートライナーの関連施設の高さを下げるなどし、当初案では約19mだった道路の高さを約14mまで下げられると判断。2019/11に新たな案が住民らに示された。

 これに対し、沿線にポートアイランドキャンパスを構える神戸学院大学と、兵庫医療大学の2大学が懸念を示す。
 両大学が現在地に移転したのは、都市計画決定後。西伸部建設を見据えて校舎を配置したが、「ここまで接近して整備されるとは思っていなかった。実験の授業もあり、騒音などの悪影響が出かねない」(大学関係者)と危惧する。
 さらに2大学が「想定外」と戸惑うのが、西伸部の整備に伴い、高速道路下の道路(現在4車線)に近くの臨港道路を付け替え、6車線に拡幅する方針を示していることだ。
 神戸学院大学の担当者は「臨港道路は大型トレーラーの通行が多い。学生だけでなく、グラウンドを使う地域の子どももおり、安全面や排ガスなどの環境面への影響が不安だ」と話す。
 大学側は神戸市などに計画案の再考を求めており、神戸市建設局は「協議内容は大学の担当者にその都度説明してきたが、認識の違いがあったようだ。丁寧に話し合い、双方に納得してもらえる計画案を考えたい」としている。

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大阪湾岸道路の西伸部 展望施設はポーアイ西を要望 <2019/10/01 05:00 神戸新聞NEXT>を編集

 2018/12に着工された大阪湾岸道路(阪神高速5号湾岸線)西伸部について、兵庫県と神戸市が道路整備に合わせて設置を求めている展望施設の要望案が固まった。神戸・ポートアイランド西側、地上30m以上の道路橋に設置する計画で、兵庫県と神戸市は「神戸港と六甲山を見渡せる新たなランドマークになる」と集客効果を強調。国も前向きな姿勢を見せており、具体化に向けて検討を始めている。

 2019/09/30に県庁であった「阪神湾岸地域高速道路網整備促進県議会議員連盟」の総会で兵庫県が示した。

 西伸部は六甲アイランド北(神戸市東灘区)と駒栄(神戸市長田区)を結ぶ14.5kmの区間で、総事業費は約5000億円。2018/12に着工され、完成に10年程度かかると見込まれている。

 兵庫県と神戸市はこの道路沿いに展望施設を設けることを構想。ポートアイランドに架ける道路橋の東西いずれかを候補地としていたが、「ポートタワーや観覧車、花火など神戸の代表的なスポットが見渡せる」との理由で西側を選んだ。

 要望案によると、施設の全長は約400m。高速道路から乗り入れするのではなく、岸壁にエレベーターを設置して、橋の高さ(地上30m以上)まで移動する。そこから、道路を囲むようにして3mほどの通路を設け、360度見渡せるようにする。岸壁のエレベーター周辺には飲食店や駐車場なども設けて集客を図る。

 費用は、明石海峡大橋の展望施設「舞子プロムナード」(神戸市垂水区)を参考に、約40億~50億円と試算。兵庫県と神戸市が全額負担する意向で、国も前向きな姿勢を示しており、現在進めている全体道路の詳細設計に盛り込む方向で調整中という。

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阪神高速5号湾岸線西伸部:大阪湾岸道路の西伸部着工 神戸・長田で安全祈願祭 <2019/03/16 11:57神戸新聞NEXT>を編集

 大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部の最初の着工区間となる神戸市長田区の駒栄工区で2019/03/16、安全祈願祭が執り行われた。

(略)
 安全祈願祭には、工事関係者や地元の自治会長ら約55人が出席。地鎮の儀に続き、阪神高速道路株式会社神戸建設部長の金治英貞が「ようやく本格的な工事のスタートとなり、地元の協力を得ながら、細心の注意で進めていきたい」とあいさつした。

 阪神高速道路株式会社発注の駒栄工区は、神戸山手線との接続部でトンネルを開削し、工期は2023/06までの予定。

 この日は、建設現場体験のイベントもあり、神戸山手線開通時に埋めたタイムカプセルが開封され、当時の小学生が未来の自分に宛てた手紙を手にして、着工を祝った。

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阪神高速5号湾岸線西伸部:神戸港最長、新大橋の姿は? 全長3km、検討大詰め <2018/08/29 14:30 神戸新聞NEXT>を編集

 国と阪神高速道路が計画を進める大阪湾岸道路西伸部で、神戸港の入口に架かる長大橋の形状を巡る検討が大詰めを迎えている。クルーズ客船が通るポートアイランド東側の橋は2本合わせて約3kmと、神戸市最大級の構造物になる予定。工費や強度などを考えれば、斜張橋か吊り橋が有力とされるみなと神戸の「ゲートブリッジ」。検討過程の最前線を取材した。

 東京のレインボーブリッジ(橋長798m)、横浜ベイブリッジ(橋長860m)。各地の港には、街の顔となる橋が架かる。湾岸線西伸部(14.5km)は、六甲アイランドからポートアイランド、ポートアイランドから神戸市兵庫区までの神戸港の計3つの航路をまたぐ自動車専用道路。兵庫県の都市計画決定時の参考図にあるのは3つの長大橋だ。

 国と阪神高速道路によると、要となるのは、六甲アイランドとポートアイランドを結ぶ 新港・灘浜橋(仮称)。航路ごとに2本の橋でつなぐとしても、長い方は主塔間が500~600mと明石海峡大橋を除けば神戸最長となり、下をくぐるクルーズ船などの安全のため、橋桁下の海面からの高さは最低65.7m必要とされる。2016年に初入港したアジア最大級の「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(高さ62.9m)など世界最大クラスの客船も航行可能だ。

 最もシンプルな桁橋は、経済的な面も加味すると長さ150m程度が限界。神戸大橋のようなアーチ橋は建設部材のコストがかさみ現実的ではない。国や阪神高速道路が選択基準と考える、(1)災害に強い、(2)維持管理がしやすい、(3)街のシンボルとなるの3点に、工費や工期も検討すると、斜張橋か吊り橋の2択となりそうだ。仮に斜張橋となっても、ケーブルの張り方や主塔の形などいくつものパターンがある。

 橋は車道のみ片側3車線の計6車線になる見込み。兵庫県が橋のたもとに提案している展望施設の検討はこれから。色に制約はなく「神戸にふさわしい色を探る」としている。

 湾岸線西伸部は2018年内に着工し、総事業費約5000億円、完成まで10年程度かかるとされる。阪神高速の神戸建設部長 金治英貞は「陸から見ても海から見ても、神戸を象徴する景観となる美しい橋を造りたい」と話す。

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阪高湾岸線の西伸、年内着工へ 六アイ北~駒栄 <2018/07/03 06:40 神戸新聞NEXT>を編集

 国土交通省は2018/07/02、阪神高速湾岸線西伸部について年内に着工する方針を明らかにした。東京都内で開かれた阪神間の湾岸エリアなど高速道路の早期整備を求める国会議員連盟の総会で、国土交通政務官の高橋克法が報告した。

 阪神高速湾岸線西伸部は、阪神高速神戸線の慢性的な渋滞を緩和するため、兵庫県や神戸市などが早期整備を求め、2016年に六甲アイランド北(神戸市東灘区)~駒栄(神戸市長田区)間14.5kmの事業化が決定した。総事業費は約5000億円、完成までに10年程度かかるとされる。

 高橋は総会で、六甲アイランド内の工事の入札に関する情報を先月末に公表したことを報告し、「年内の着工に向けて手続きを進める」と述べた。阪神高速道路株式会社社長の幸和範は駒栄地区のトンネル工事着手への手続きを進めていることを明らかにした。

 総会には兵庫県関係国会議員のほか、兵庫県知事 井戸敏三、西宮市長 石井登志郎、神戸市副市長 岡口憲義ら約100人が出席。名神湾岸連絡線の詳細ルート検討、神戸西バイパスの自動車専用道路部と一般道路部の同時開通等を求める要望書が兵庫県、神戸市の議員連盟から国交省幹部らに手渡された。


新開地~夙川間、始発から運転見合せ 阪急神戸線脱線事故 <2020/11/24 09:24神戸新聞NEXT>を編集 <2020/11/24 09:27神戸新聞NEXT>を追記

 阪急神戸線は2020/11/24も始発から新開地~夙川間で運転を見合わせ、再開のめどが立っていない。JRなどが振替輸送を実施している。
# 同日09:20過ぎから順次運行を再開した。

 阪急によると、車と衝突した特急電車は2020/11/24未明に西宮車庫に移動させたが、事故により現場周辺の信号設備が壊れているという。

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踏切に無人の車が進入か 阪急神戸線で脱線事故 <2020/11/24 00:06 神戸新聞NEXT>を編集

 2020/11/23 19:40頃、阪急神戸線六甲~御影の高羽踏切(神戸市灘区宮山町1)で、新開地発大阪梅田行き特急電車(8両編成)が軽ワゴン車と衝突し、先頭車両が脱線した。車は大破したが、運転していた神戸市内の男性(42)は車内におらず無事だった。乗客約400人もけがはなかった。

 阪急によると、先頭車両の最前方の台車が進行方向の左側に約40cm脱線した。阪急神戸線は新開地~夙川の上下線で終日運転を見合わせた。現場は阪急六甲駅から東に約200mの住宅街の一角。

 兵庫県警灘警察署によると、男性は配送会社従業員で、踏切の北約10mに駐車し車から離れていた。「サイドブレーキの引きが甘かったかもしれない」と話しており、無人の車が坂道を下り踏切に進入したとみられる。男性は事故直後に119番した。

 運輸安全委員会は2020/11/24に、鉄道事故調査官2人を現地に派遣する予定。

 事故後、乗客は阪急が車外に誘導し、座席を滑り台代わりにして線路に降ろした。乗客は足早に振替輸送のJR方面へ歩きだしたり、携帯電話で連絡を取ったりしていた。周囲では、近隣住民らが心配そうに様子を見守っていた。

 中央付近の車両に乗っていた男性は「車両のパンタグラフの辺りから『キィー』と大きな音がした。横転すると覚悟するほどのジェットコースターのような揺れもあった」と動揺した様子だった。
 別の男性は「電車が止まり、車内にガソリンのにおいが漂っていた。アナウンスで『駅の渋滞です』、次に『パンタグラフが故障した』、最後に『事故です』と3回内容が変わった」と話した。
スパコン富岳の最寄り駅 「計算科学センター」に <2020/11/17 06:00神戸新聞NEXT>を編集

 ポートライナーの運行会社「神戸新交通」は2020/11/17、スーパーコンピューター「富岳」の最寄駅「京コンピュータ前」(神戸市中央区港島南町7)について、2021/06に名称を「計算科学センター(神戸どうぶつ王国・『富岳』前)」に変更すると発表した。駅名改称にはシステムの書き替えが必要なことから、恒久的な名前に決め、変更に影響が少ない副駅名に富岳を含めることにした。

 先代のスパコン「京」が既に撤去され、2021年度に本格稼働する「富岳」の名も知られるようになり、駅名変更を検討。計算科学分野の研究機関が集積していることにちなんだ名称とした。

 神戸新交通は、交通系ICカードや券売機など機器類のシステム改修などに約7000万円の経費を見込む。担当者は「長く親しまれる名前になってほしい」と期待している。
六甲ケーブル下への直行便運行について <神戸市交通局 2020/10/07>を編集

(前略)JR六甲道駅および阪急六甲駅から六甲ケーブル下への直行便を臨時運行いたします。

1 実施期間
 令和2年10月1日(木曜)~ 令和2年11月30日(月曜) の 毎日運転

2 運行時間
土日祝日
 ● 往路(JR六甲道・阪急六甲 → 六甲ケーブル下) JR六甲道・阪急六甲・六甲ケーブル下のみ停車
  JR六甲道発: 9時~17時30分 【毎時 0分, 30分発】

 ● 復路(六甲ケーブル下 → 阪急六甲・JR六甲道) 六甲ケーブル下・阪急六甲・JR六甲道のみ停車
  六甲ケーブル下発: 9時16分~18時15分
  ※ 運行は概ね30分毎で、六甲ケーブルの到着に合わせて運転します。

平日
 ● 往路(JR六甲道・阪急六甲 → 六甲ケーブル下) JR六甲道・阪急六甲・六甲ケーブル下のみ停車
  JR六甲道発: 9時~17時30分 【毎時 0分, 30分発】

 ● 復路(六甲ケーブル下 → 阪急六甲・JR六甲道) 106系統の全停留所に停車
  六甲ケーブル下発: 12時16分~17時55分

※ 運行は概ね30分毎で、六甲ケーブルの到着に合わせて運転します。

3 そのほか
 ※ JR六甲道・阪急六甲から六甲ケーブル下へは、直行便のほか、16系統、106系統もご利用できます。
 ※ 多客の場合は、臨時便を追加で運行いたします。
 ※ 荒天時は運行を中止いたします。


地下鉄ではねられ死亡 大阪・御堂筋線、13歳少年か <2020/9/10 01:27 共同通信>を編集

 2020/09/09 21:15頃、大阪メトロ御堂筋線の長居~西田辺間で、なかもず発千里中央行きの電車に男性がはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。大阪メトロによると13歳の少年とみられる。乗客約260人にけがはなかった。

 長居駅から約500m離れた地下のトンネル線路上にいるのを運転士が発見。非常ブレーキをかけたが間に合わなかった。長居駅の防犯カメラには、1人でホームから線路に立ち入る姿が写っていた。住吉署が詳しい状況を調べるとともに身元確認を急いでいる。

 上下計20本がいずれも約1時間半遅れ、約8万人に影響した。
https://www.shintetsu.co.jp/release/2020/200907.pdf
2020年9月7日
神戸電鉄株式会社 経営企画部
台風10号による強風のため、粟生線 小野〜粟生駅間で6往復を運休しました

台風10号による強風のため、粟生線 小野〜粟生駅間で6往復の列車を運休しましたので、お知らせいたします。ご利用のお客様にはご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。

1. 日時 2020年9月7日(月)10時55分(小野発)~16時14分(小野着)
2. 運休区間 粟生線 小野~粟生駅間
3. 理由 台風10号の接近・通過に伴い、加古川橋梁付近の風速が強まったため
4. 運転再開時刻 16時55分小野発(新開地発粟生行き)、17時10分 粟生発(粟生発新開地行き)
5. 振替輸送 11時00分~18時00分、JR神戸~加古川~粟生駅間で、振替輸送を実施しました
6. 代行輸送 実施していません
7. 影響 運休本数は12本(上下各6本)、影響人員は約120人
8. その他 運休中、粟生線は新開地~小野駅間で折り返し運転しました
以上
2020年8月 社長会見

 近畿エリアの主要線区を対象に、10分から30分程度終電を繰り上げ、それに伴い、約50本の列車を削減します。
 東京方面からの最終の新幹線との接続をできる限り確保します。
 2021年春のダイヤ改正で実施することとし、線区ごとの具体的な時刻などについては、9月にお伝えします。

~~~~
2019年10月 定例社長会見

仮に、大阪駅発の最終電車を24時に繰り上げた場合、おおむね年間10%ほどの作業日数の減少が期待されます。

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# 現在、平日の大阪駅発の終列車の時刻は、
  西行き24:28発 西明石行き、東行き24:31発 高槻行き
  外回り24:33発 京橋行き 、内回り24:11発 天王寺行き
という図までご丁寧に掲載している。

したがって、この会見は、JR京都線・JR神戸線の各駅停車の終列車、及び大阪環状線の終列車の繰り上げと解釈するのが正しい。


バス3路線廃止、三木市が計画案 各地で住民説明会 <2020/7/16 05:30神戸新聞NEXT>を編集

 三木市は北播磨総合医療センター方面行きバスの見直し計画案を策定し、各地区で住民説明会を始めた。計画案では10路線中3路線の運行を廃止。約半数の路線で減便を図る一方で、神姫バス三木営業所を経由する便は充実させた。運行の見直しは2020/10から実施する予定という。

 計画案は、2019年度のバス利用状況などを踏まえて作成した。「口吉川・高畑ルート」「緑が丘・青山ルート」「自由が丘東ルート」の運行を取りやめる。一方、「自由が丘西ルート」と「緑が丘駅・三木南・三木ルート」を青山5丁目まで延伸し、廃止路線の一部地域を補う形となった。
 利用実態に合わせて減便や集約化を進め、往復計96便を計56便に減らした。半面、三木営業所を経由するバスは往復計21便増やし、三木営業所で乗り継ぎする方式でアクセスを強化。「通院だけではなく、買い物利用にも対応できるようにした」という。

 2019/04~09は、北播磨総合医療センター方面行きのバスは1便当たりの平均利用者が2.4人で、利用者1人当たりの三木市補助金額は2530円だった。三木市の担当者は「市民の足として路線を残したいが、乗ってもらうことが維持の前提条件でもある」と打ち明ける。

 2020/07/15に別所地区の住民を対象に三木市立教育センター(三木市福井)であった説明会では、都市整備部長の増田秀成が神戸電鉄や他のバスを挙げ、「(医療センター方面行きのバスとともに)他の公共交通も上手に利用してもらいたい」と要望した。(後略)

運転手「ぼんやりしていた」確認怠り右折か 神戸市バス衝突事故 <2020/7/9 05:30神戸新聞NEXT>を編集

 JR三ノ宮駅南側の交差点で2020/07/07、神戸市バスと乗用車が衝突し、乗客ら4人が重軽傷を負った事故で、バスの男性運転手(60)が「前を走っていた車が右折したのでついて行った。ぼんやりしていた」などと説明していることが8日、捜査関係者への取材で分かった。

 事故は7日午後8時半ごろ発生。西進中のバスが右折しようとしたところ、東向きに直進してきた乗用車と接触した。

 捜査関係者によると、現場交差点は当時、西進の信号が青で、市バスは右折した前方車両について行った可能性があるという。ただ、道路交通法は交差点で右折する場合、直進や左折する対向車の進行妨害を禁じている。生田署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いもあるとみて市営バスの運転手から事情を聴いている。

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神戸市バス事故 負傷乗客ら肋骨骨折と判明 <2020/07/08 12:14神戸新聞NEXT>を編集

 2020/07/07 20:30頃、神戸市バスと乗用車が衝突した事故で、生田警察署は2020/07/08、乗用車を運転していた男性(20)は会社員で、肋骨を折る重傷を負ったと発表内容を訂正した。2020/07/07の発表では、大学生で軽傷としていた。

 また、当初は軽傷としていたバスの乗客の50代男性も、肋骨を折る重傷だったことが判明。男性は運転席のすぐ後ろの席に座っていた。事故では他に、バスの乗客の20代男性と60代女性が肘や頭に打撲の軽傷を負った。
(略)
バスには乗客約30人が乗っていた。
(略)

~~~~
神戸市バスと乗用車が接触事故、4人負傷 神戸・三宮 <2020/7/7 22:37神戸新聞NEXT>を編集


衝突した神戸市営バスと乗用車=7日午後9時22分


乗用車と衝突して破損した神戸市営バスの乗降口=7日午後9時32分


神戸市営バスと衝突し、牽引される乗用車=7日午後10時1分

 2020/07/07 20:30頃、JR三ノ宮駅南側の三宮交差点で、神戸市営バスと乗用車が衝突し、乗用車を運転していた男性やバスの乗客ら計4人が軽傷を負った。

 兵庫県警生田警察署や神戸市消防局によると、怪我をしたのは車を運転していた大学生の男性(20)と、バスの乗客3人。

 バスは三宮駅ターミナル前発神戸北町行きの64系統で、乗客は約30人。生田警察署によると、バス停を出発し右折しているところ、直進してきた乗用車と接触したという。バスの左側にある乗降口のドアが外れ、乗用車は前方が破損しているという。

 現場は、神戸交通センタービルや神戸阪急が面している交差点。パトカーや兵庫県災害医療センターのドクターカーが出動し、周辺は一時騒然となった。

 2019/04、今回の現場から北約50mの駅前で、市営バスが歩行者を次々はね、6人が死傷する事故があった。
https://www.shintetsu.co.jp/release/2020/200708.pdf
8日未明の大雨の影響で鈴蘭台〜新開地駅間で始発から2往復を運休しました <2020/07/08 神戸電鉄株式会社経営企画部>を編集

2020/070/08未明の大雨の影響により、鈴蘭台〜新開地駅間で、始発から2往復の列車を運休しましたので、お知らせいたします。
ご利用のお客様にはご迷惑をおかけしましたことを、お詫びいたします。

1. 日時:2020年7月8日(水)04:51鈴蘭台発
2. 運休区間:鈴蘭台~新開地駅間
3. 理由:未明の大雨で第2小部川橋梁および第3小部川橋梁付近(鈴蘭台〜鵯越駅間)が増水していたため
4. 運転開始時刻:05:20鈴蘭台発新開地行き、05:41新開地発粟生行き
5. 振替輸送:04:51~05:50、神戸市営地下鉄 谷上〜板宿間で振替輸送を実施
6. 影響:運休本数は4本(上下各2本)、影響人員は約100人
7. その他:他の列車は全て運行しております
以上
播磨臨海道路のルート「内陸・加古川」を選定 <2020/6/29 12:55神戸新聞NEXT>を編集

 「播磨臨海地域道路」のルートについて、国土交通省近畿地方整備局は2020/06/29、公表していた4案から「内陸・加古川ルート」を選定した。事業化の時期は未定だが、実質的な概略ルートの決定で大きな一歩を踏み出す。
 2020/06/29午前、大阪市内であった社会資本整備審議会道路分科会近畿地方小委員会で示された。
(中略)
 4つのルート案は一定の幅を持つ帯状で、「内陸案」とその約1.2km海側に設定した「沿岸案」。さらにそれぞれ東の接続部を加古川BPとする「加古川案」と、第二神明からとする「明石案」があった。

 小委員会では、「内陸・加古川ルート」は国道2号BPへのアクセスが良く、神戸・大阪方面への所要時間の短縮が見込まれる上、臨海部から内陸部への移動で、主要な渋滞の場所を通らなくてもよくなる点が評価された。約5900億円と4案で最も事業費が抑えられることからも、同意する意見が相次いだ。
 また、明石市市長の泉房穂は明石市内が含まれるルートに反対を表明。姫路市は内陸ルートを希望するなど、「内陸・加古川」が地元自治体の立場からも最も受け入れやすかったとみられる。
 一方、沿岸案に比べて大気汚染や騒音などの生活環境と自然環境への影響が懸念されることについて、近畿地方整備局は「今後の路線や構造の検討で影響を軽減させていきたい」と説明した。

 小委員会委員長の山下淳(関西学院大学教授)は「大きな節目を迎えたが、これから新ルートと既存の道路をどう組み合わせるのかが試される。国交省は丁寧で分かりやすい説明を続けてほしい」と話した。

 住民意見などを踏まえた「計画段階評価」の手続きはこれで終了となる。今後は、都市計画や環境影響調査などが進む。

【播磨臨海地域道路】 神戸市西区と兵庫県太子町の約50kmを結ぶ一般国道。2016年、第二神明道路~姫路市広畑区の約35kmが「当面、都市計画・環境影響評価を進める区間」に設定され、片側2車線の自動車専用道路とする整備方針が決まった。播但連絡道路とは姫路JCTで接続する。周辺の渋滞緩和のため、第二神明の明石西ICには直接つながない。

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播磨臨海地域道路:4案提示 各案に長所と短所 一部反発もあり調整難航も <2019/8/7 20:49神戸新聞NEXT>を編集

 播磨臨海地域道路(神戸市西区~兵庫県太子町、約50km)のルート案が2019/08/07、国土交通省近畿地方整備局の有識者委員会で明らかになった。内陸案と沿岸案があり、それぞれ東の接続部を加古川か明石とする計4案。いずれも播但連絡道路とは姫路JCTで接続する。要望の本格化から20年を経て、早期整備に向けた道筋として注目を集める。

 各案とも長所、短所があり、建設費用も約5900億円~約9500億円と幅がある。今後は都市計画決定に向けて地元自治体との協議が始まるが、一部のルート案については反発もあり、調整が難航する局面も予想される。

 ルート案は、第二神明道路~姫路市広畑区の約35kmで、概略的に帯状で提示。この区間は2016年に、第二神明や播但道との接続部など3カ所が整備を優先的に進める区間とされていた。

 内陸案は、住宅地と工業地の間にある緑地や水路を活用。国道2号バイパスへのアクセス性がより高く、大阪・神戸方面への所要時間が短縮すると見込まれるものの、市街地を通ることから生活環境への影響が大きいとされる。
 一方、沿岸案は内陸案の約1.2km南側に想定し、海上や工業地帯を主に高架で走らせる。建設に影響する住宅や工場の数が少ないが、主に海上を通ることから災害時の代替道路としての機能は劣るとされる。
 また2ルート案それぞれで、東の接続部を加古川バイパスからとする加古川案と、第二神明からとする明石案を示した。
 加古川案は加古川市と播磨町の境界を、明石案は明石市と播磨町の境界を臨海部から北上し、JCTを新設。渋滞緩和のため、第二神明の明石西ICには直接接続しない。
 コストが最も低いのは、内陸・加古川案の約5900億円。最も高いのは沿岸・明石案の約9500億円で、内陸ルートの方が建設費用を抑えられる。

 近畿地方整備局は、地域住民らへのアンケートを年内にも行う予定。

【播磨臨海地域道路】
 神戸市西区~太子町の約50kmを結ぶ道路。国道2号バイパスの渋滞解消や物流機能強化に加え、災害時の交通路として兵庫県や地元市町、経済界などが要望。優先的に整備する3区間が設定され、第二神明~姫路広畑の約35kmを「当面、都市計画・環境影響評価を進める区間」として、片側2車線の自動車専用道路とする整備方針が決まった。事業化に向け、国土交通省が概略ルートや構造の検討を進めている。

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播磨臨海地域道路:概略ルートなど検討始まる <2017/03/25 07:18 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市西区~兵庫県太子町の約50kmを結ぶ播磨臨海地域道路について、国土交通省 近畿地方整備局は2017/03/24、大阪市中央区で有識者委員会を開き、事業化に向けた概略ルートや構造の検討を始めた。道路整備で目指す政策目標案のほか、自治体や住民の意見を聞き取る案を示した。

 社会資本整備審議会道路分科会の近畿地方小委員会。近畿地方整備局は2016/05、姫路市の飾磨・広畑周辺の臨海部など3区間を優先的に整備する方針を決めていた。

 政策目標案は、製造業の活性化、投資促進、観光周遊の促進、交通事故の削減、災害に強いまちづくり。それに対する意見聴取を、沿線自治体、住民、業界団体などを対象に行っていく。委員からは「ルート選定につながるような意見聴取をしてほしい」などの意見が出た。

 住民らの意見聴取は、次回会合以降に複数のルート案を示した後、再び行う。概略ルートが決まれば、都市計画決定を経て事業化を目指す。

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播磨臨海地域道路:3つの優先区間選定 <2016/05/12 建設通信新聞>を編集

 国土交通省近畿地方整備局は、新設を計画する播磨臨海地域道路について、優先的に整備を進める区間(優先区間)を選定した。
 優先区間は、第二神明~明姫幹線、高砂~飾磨バイパス、飾磨バイパス~広畑の3区間。
 2016/05/09に行われた有識者による社会資本整備審議会道路分科会近畿地方小委員会(第15回会合)で優先区間案を了承。今後、概略ルート・構造の検討を進め、整備による早期の効果発現を目指す。
 播磨臨海地域道路は、兵庫県南西部の太子町、姫路市、高砂市、加古川市、播磨町、稲美町、明石市の4市3町で構成される播磨臨海地域に新設する計画。神戸と明石市境の第二神明道路付近~太子竜野バイパス付近の全長約50kmを結び、並行する現国道2号バイパスなどの混雑解消を図る。
 概略ルート・構造の検討に当たっては、3つの優先区間の東端・第二神明から西端・姫路市広畑付近までの延長約35km区間について、都市計画と環境アセスメントの手続きを進める計画だ。
 小委員会では、地域住民や道路利用者らの「国道2号バイパスへの交通集中がひどい。ほぼ毎日渋滞で使い物にならない」「渋滞に起因する事故が多すぎる」といった意見聴取結果が報告されるなど、早期整備の必要性があらためて示された。

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阪神高速道路(月見山)~第二神明道路(明石西)~加古川バイパス(高砂北)~姫路バイパス(太子東)~太子竜野バイパス(門前西)~と続く国道2号バイパス群。第二神明 明石西までは有料道路(高速道路)だが、そこから西は自動車専用道(無料区間)。したがって渋滞が激しい。

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兵庫県作成_播磨臨海道路1
兵庫県作成_播磨臨海道路2
新幹線車両基地の計画提案を延期 JR西日本が明石市に連絡 <2020/6/15 20:02神戸新聞NEXT>を編集

 JR西日本がJR神戸線 大久保~魚住間に計画している新幹線車両基地について、明石市は2020/06/15、計画案を3月末に示すとしていたJR西日本から「新型コロナウイルスの影響もあり、延期したい」と伝えられていたことを明らかにした。提案時期については未定という。

 2020/06/15の明石市議会で質問に答えた。新車両基地構想をめぐっては2019/11、リニア中央新幹線の大阪延伸に伴う山陽新幹線の需要増大を見込み、JR西日本が明石を候補地に検討している事実が浮上。2019/12には市長 泉房穂に対し、「2020/03末をめどに計画内容を提案する」と説明していた。

 明石市によると、JR西日本から2020/03末以降も連絡はなかったが、2020/05/29にJR西日本側から「基地の必要性に何ら変わりはない」とした上で、「新型コロナの感染拡大で経営環境にも多大な影響があり、スケジュールなどを見直す可能性がある」と伝えられたという。

 JR西日本広報部は「今後の社会情勢経済情勢を踏まえ、どのような提案ができるか検討している段階」と話している。

 神戸新聞社が入手した資料によると、2037年までに整備し、新駅建設も予定する。基地全体の面積は約30ha。商業地域や宅地なども含め最大100ha超の大規模開発を検討している。

 計画されている農業地域では、明石市が農業用水のパイプラインを整備する予定だったが、事業は凍結。JR西日本の提案のずれ込みで一帯の土地利用計画への影響も懸念される。

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明石大久保~魚住に新幹線基地と新駅 明石市がJR西日本のイメージ図公開 <2019/12/26 19:00 神戸新聞NEXT>を編集

 明石市長の泉房穂は2019/12/26、会見を開き、JR西日本がJR神戸線の大久保~魚住間に計画している新幹線基地と新駅について、JR西日本から提供されたイメージ図を公開した。JR西日本の計画について、明石市が具体的な資料を示すのは初めて。


 図は新駅、車両基地、引込線の大まかな位置を示したもので、泉が2019/12/25、JR西日本本社で担当者から受け取った。JR西日本は「2020/03末をめどに計画内容をあらためて提案したい」と説明したという。

 会見では、明石市が候補地に選ばれた理由を説明。JR西日本は、新大阪駅に近い場所に検査できる場所がほしい、インバウンドや大阪万博を見据えた増便に対応する収容力がある、浸水50cm未満の地域で優位をあげたという。

 計画について、泉は「市民の中にも賛否いろんな声があるのは認識している」とした上で、「明石のまちにプラスかどうかを総合的に判断するべきであり、このようなイメージ図を示されただけの状態では賛成できない」と、これまでの主張を繰り返した。

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明石に新幹線車両基地、在来線新駅 大久保-魚住間に設置 <2019/11/15 05:50 神戸新聞NEXT>を編集

 リニア中央新幹線の大阪延伸で山陽新幹線の需要が膨らむことを見据え、JR西日本が、明石市のJR神戸線 大久保~魚住間の農業地域に大規模な車両基地を計画していることが2019/11/14、分かった。関係者によると、大阪延伸が予定される2037年までに約30haを整備し、新幹線の増発や車両保守の拠点にする。周辺には在来線の新駅に加え、商業地域や宅地など最大で100ha(阪神甲子園球場25個分)を超す大規模開発を検討している。

 国が認可したリニア計画は、品川~名古屋が2027年に先行開業予定。その後、早ければ2037年に新大阪を終点とする延伸を想定している。

 大阪延伸後は品川~新大阪が最短67分で結ばれ、現状(2時間20分前後)の半分程度の所要時間になる。山陽新幹線に乗り継げば、飛行機より新幹線を選ぶ目安とされる「4時間未満」の圏内に、博多までのほぼ全線が入る。検討が進む北陸新幹線の延伸や九州新幹線長崎ルート(博多~長崎)への直通運転も実現すれば、利用者の大幅な増加が見込まれる。

 新大阪駅には現在、東海道新幹線と山陽新幹線が乗り入れるが、ホームは5面8線しかなく、増発用の車両を待機させる場所に乏しい。リニア延伸に合わせて新幹線駅を地下化する構想もあるが、車両保守が難しくなる。現在、新大阪直近の(山陽新幹線の)車両基地は岡山市にしかなく、増発に対応する効率的なダイヤ編成と保守の両面で課題がある。
 候補地選定では、阪神間は市街化されている上、トンネル区間が多く用地確保は困難と判断。まとまった土地が確保できる神戸市西区も検討されたが、立ち退きが必要な建物が少ないことなどから明石市が最有力となった。

 検討している車両基地は新幹線、在来線を含めて約30ha。新幹線用に20線程度、在来線は10線程度を整備する。全体で南北150m、東西1.8kmキロの区域が見込まれている。

 一方、基地周辺には明石市内6カ所目となる(在来線)新駅を設置。開発地域は宅地、商業地域、農業地域を含め、最大で100ha超になる見込み。

 JR西日本と明石市は2019/09、官民一体で鉄道を中心としたまちづくりを目指す「包括連携協定」を兵庫県内で初めて締結。沿線の開発について議論を進めていた。

 新車両基地構想について、JR西日本の幹部は神戸新聞社の取材に対し「明石市が車両基地の候補地に挙がっているのは事実だが、詳細を検討中であり、まだ何も決まっていない」と回答した。
 明石市側は「協定に基づき、新駅開発など地域活性化につながるさまざまな可能性をJR西日本と協議していきたい」としている。

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# 在来線も10線程度整備ということは、現在西明石止めとなっている各駅停車の大久保延伸や、新快速の大久保停車もあり得るか?
相互乗り入れ「投資見合わず」神戸地下鉄と阪急電鉄の協議仕切り直し <神戸新聞NEXT 2020.03.06>を編集

 神戸市営地下鉄西神・山手線と阪急電鉄神戸線を相互乗り入れさせる構想に関し、神戸市と阪急電鉄が、三宮駅周辺の地下に新駅を設けて接続するなどの検討案について「現時点で投資に見合う効果が見込めない」との結論を出したことが2020/03/05、分かった。
 乗り入れ構想は撤回しないが、いったん検討に区切りをつけ、今後も交流人口の増加など社会環境の変化をにらみながら、再検討の時期を探るという。

 相互乗り入れは、阪急の要請に神戸市が応じる形で2018年度に検討を開始。利便性向上や用地確保などの観点から、三宮地区、新神戸駅周辺、新長田駅地区の3カ所を接続地点に想定し、接続方法や運賃、需要予測などを調査してきた。

 必要な事業費は2000億円規模と試算したが、すでに神戸市内はJR、阪急、阪神、山陽電鉄などが運行して東西交通の利便性が高いなどの理由から、相互乗り入れで得られる効果は限定的と推計。事業費回収の見込みが立たないと判断し、具体的な検討をいったん終えたという。

 神戸市は人口減少の対策として、地下鉄沿線などの駅前再整備や周辺での大規模な住宅供給計画を掲げており、今後も事業性を見極めつつ実現の可能性を探る。
予算特別委員会資料 令和2年度予算説明書 <神戸市交通局>を要約

令和2年度主要事業

1.地域における交通利便性の確保 247億5240万円

(1)北神急行線の市営化
令和2年6月1日から、北神急行線の市営化を行う。

(2)神戸北町地区と谷上駅を結ぶ市バス路線の新設等
北神急行線の市営化に合わせて、神戸北町地区と谷上駅を結ぶ新たな市バス路線を設ける。
あわせて市バス近郊区における市バス・地下鉄連絡定期割引を拡大する。(バス5%・地下鉄10%→バス10%・地下鉄10%)

2.駅周辺のリノベーション 5億8590万円
・名谷駅:駅ビルのリニューアルに向けた設計に着手する。
・西神中央駅:西神中央駅付近の交通局所有地の売却のための準備を行う。


3.市バス事故を受けた対策 4397万円


4.人口減少・高齢化社会に対応した持続可能な交通体系の実現

(1)市バスICカード2タッチ化と乗車ポイントシステムの構築 11億7050万円
令和2年度末から市バス普通区においても乗車時にICカードをかざす2タッチ方式に変更。
磁気定期券・磁気カードについては今後廃止。乗車ポイントシステムを導入する。
バス車内の停名表示器を更新し、複数先までの停留所名の表示を可能にする。

(スケジュール)
・令和元年度末~令和2年度 システム構築
・令和2年度中 バス料金箱更新、乗車口IC読取り機設置
・令和2年度末 ICカードの2タッチ化を実施。乗車ポイントシステム運用開始(バス)
・令和3年度 取得データを活用した路線の見直しの検討

(2)市バス配置基準の策定に向けた検討 450万円
輸送力の配分基準を定めた「市バス配置基準」の策定に向けた検討を行う。
(スケジュール)
・令和2年~3年度 有識者会議の設置および基準検討
・令和3年度上半期 市バス配置基準策定

5.市バス運行情報の充実 2711万円
検索サイトでも市バスのリアルタイムの運行情報(遅延時間等)をスマートフォン等で確認できるようにシステムを改修する。
(スケジュール)
・令和2年度 システム改修
・令和3年度中 サービス運用開始

6.海岸線の活性化 2000万円
令和3年度中に、神戸市総合児童センター(子ども家庭センター・こべっこランド)が地下鉄和田岬駅北部に移転を予定していることから和田岬駅のトイレ改修等を行う。
また、ストリートピアノの設置を促進する。

7.西神・山手線ホームドアの設置(債務負担限度額 52億6483万円)
令和2年度は、谷上駅を含む16駅のホームドア設置に向け、設計・施工・監理を実施する事業者を決定する。
令和5年度中に西神・山手線全駅にホームドアを設置完了させる。

8.新型車両の導入 53億1293万円(債務負担限度額42億1905万円)

西神・山手線車両全編成の更新を行う。
既に契約済みの28編成については令和4年度までに順次導入する。令和2年度は6編成を導入する。
また、北神線車両については、令和5年度を目途に全編成を更新する。

9.地下鉄駅施設のユニバーサル対応の推進 6億8309万円

湊川公園駅のエレベーター増設工事に着手。
新神戸駅の改札内下りエスカレーター設置工事の完了。
長田駅のエレベーター更新.
西神・山手線三宮駅では、バリアフリー経路を確保する東西連絡通路の整備を進め、令和2年度中に供用を開始する。

10.乗客増対策の推進 1226万円
2020/2/27 09:24神戸新聞NEXT

電車を緊急停止させ、警察署の壁壊す 40歳男逮捕
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兵庫県警尼崎東署=尼崎市潮江5
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兵庫県警尼崎東署=尼崎市潮江5
 兵庫県警尼崎東署は26日、建造物損壊の疑いで住所不定、自称建築作業員の男(40)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は26日午後10時すぎ、同署1階にある相談室で、備え付けの机を投げて壁をへこませた疑い。

 同署によると、男は同日夕、同県尼崎市のJR尼崎駅で、ホームから落としたかばんを拾うため線路内に降り、駅員とトラブルになっていた。男が酒に酔っていたため、110番で駆け付けた同署員が署内の相談室で保護したところ、「帰らせろ」と暴れだしたという。

 JR西日本によると、男が線路に降りた影響で、尼崎駅周辺を走行していた電車が緊急停止するなどし、最大23分の遅れが生じた。
詳細は三田市のサイトへ。なお実施延期中。
https://www.city.sanda.lg.jp/kotsu/autonomous2020.html
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バスの自動運転、2020/06から実証実験 ウッディタウン <2020/1/23 05:30神戸新聞NEXT>を編集

 経済産業省は2020/01/22、三田市のウッディタウン地区で計画している中型自動運転バスの実証実験について、2020/06~07に実施すると発表した。
 無料で誰でも乗車できる。ウッディタウン中央駅を発着する1周6kmのコースに、15カ所のバス停を設置。2020/02から、バスを誘導する磁気マーカーを道路に埋め込む工事を始める。

 自動運転の中型バスを一般道で走らせる実験は兵庫県内で初めて。運行期間は2020/06/01~07/10頃までで調整している。10時台から16時台まで、12時台を除く毎時20分にウッディタウン中央駅を出発するダイヤとし、バス停の数は当初予定から5カ所増やした。


 経済産業省と国土交通省の共同事業で、神姫バスと三田市が運行に協力する。神姫バスは2019/10、京阪バスや神奈川中央交通など4社と共に選ばれた。
#茨城交通(茨城県日立市)、大津市、京阪バス(滋賀県大津市)、神奈川中央交通(横浜市)、神姫バス(三田市)、西日本鉄道(北九州市、苅田町)

 実験に使うのはいすゞ自動車製の中型バス。東京大学発ベンチャーの先進モビリティが開発したシステムを搭載する。全長9m、幅2.3m、高さ3m。定員は56人で、28人分の座席がある。最高速度は時速50km。

 神姫バスによると、2020/04にもバス車両が三田に到着し、神姫バス三田営業所(ゆりのき台6)の工場でオレンジ色とクリーム色の神姫バスカラーに塗装する。将来の支払い手段となる顔認証システムの装置なども取り付ける。道路にはバスの通行経路に沿って約2800個の磁気マーカーを埋め込む。バスはマーカーの誘導に従ってルートを進む。神姫バスは「多くの市民に自動運転を体験してほしい」としている。

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作業は古典的、磁気マーカー埋設始まる 自動運転バスの実証実験に向け <2020/2/26 05:30神戸新聞NEXT>を編集

 2020/06に予定される中型自動運転バスの実証実験に向け、準備作業が2020/02/25、三田市のウッディタウン地区で始まった。バスを誘導する磁気マーカーを道路に埋め込む工事だが、設置場所を決める作業は何とも古典的。食紅を溶いた水をバスの床下からぽとぽと落とし、赤い線を引く。最先端技術を試す場所に現れたアナログ装置を追った。

 実験は経済産業省などが主催し、2020年度に国内5カ所で行われる。これまでバスの自動運転は小型が中心で、中型は国内で初めて。三田市では2020/06/01~07/10ごろ、神姫バスが定員56人(28座席)の中型バスを走らせる。

 三田市の特徴は、1周約6kmの運行コース上に街路樹が多く、GPSの位置信号が受信しにくいことだ。他の実験地に比べて磁気マーカーで誘導する距離が長く、ほぼ全コースに2m間隔で埋め込む。

 2020/02/25 9時前、ウッディタウン中央駅前のロータリーに1台のバスが滑り込んだ。車体の窓からホースが伸び、下部には何やら装置が付いている。これは噴霧器を改造したもので、車内のタンクには食紅を溶いた赤い水が入っている。噴霧器のノズルは車体の後方中央にあり、バスの中心線が路上に示される。自動運転バスにも同じような場所にセンサーがあり、道路のマーカーがバスを誘導する仕組みだ。

 バスはコースを確認するため2周した後、10時すぎに赤い水を吹きだしながらウッディタウン中央駅を出発した。追跡すると、路上には幅2~3cmの線が延びる。バス停では歩道側に緩やかにカーブし、右折レーンではほぼ直角に曲がっている。

 自動運転バスを開発する東京大学発ベンチャー 先進モビリティの担当者によると、食紅を使うのは水ですぐに流れ、道路を汚さないから。毒性もなく、人や環境に優しい。2017年から始めた小型バスの実験では、約10カ所で同様の工事をしたが「三田市はこれまでになく長い」という。

 バスが線を引くと、待ち構えていた工事部隊の約10人が、2mおきに青い丸印を道路に付けた。来週以降はここに直径3cmの穴を掘り、厚さ2cmのマーカーを埋める。準備作業は2020/03中旬まで続く。

 神姫バス次世代モビリティ推進室課長の中野悠文(42)は「2020/06の実験開始に向け、沿線住民に興味を持ってもらう仕掛け作りもしていきたい」としている。

■自動運転バス実証実験のスケジュール
2020/02/25 磁気マーカー設置工事開始
2020/03/02 道路の穴開け。マーカーを埋め込み
2020/03中旬 工事完了
2020/04上旬 バスが三田に到着。ラッピング作業
2020/04中旬 運行に向けた準備作業開始
2020/06/01 市民が無料で乗車できる実証実験開始
2020/07/10ごろ 実験終了
※日付や時期は予定
有馬線 長田天神踏切での車との接触事故について <神戸電鉄株式会社経営企画部 2020/02/26>を編集

 有馬線の長田天神踏切道(長田~丸山駅間)で車との接触事故が発生したため、有馬線の新開地~鈴蘭台駅間で運転を一時見合わせましたのでお知らせします。ご利用のお客さまには一部区間で運休・折返し運転を行ったため、ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。
1. 発生日時 2020/02/26(水)16:16頃
2. 発生場所 有馬線 長田天神踏切道(神戸市長田区長田天神町3-14-1)(長田~丸山駅間)
3. 当該列車 新開地発三田行準急列車(4両編成・乗客約200人)
4. 状況 16:16頃、同列車が長田天神踏切道を通過する際、遮断桿が完全に降下した踏切道内に軽乗用車が西側から進入してきたため、直ちに非常ブレーキをかけたが接触して停止した。
5. 運転再開時刻 17:27より有馬線の直通運転を再開。
有馬線は、16:16より、新開地~鈴蘭台駅間を運休し、この間、有馬線・三田線は鈴蘭台~三田駅、粟生線は鈴蘭台~粟生駅間で折返し運転
6. 正常ダイヤ復帰 21:00頃(予定)
7. 振替輸送 16:40~18:00まで、北神急行電鉄谷上駅~市営地下鉄板宿駅間で振替輸送を実施。
8. 代行輸送 実施しておりません。
9. 影響 最大遅延54分(当該列車)。運休本数は20本(上下各10本)、影響人員は約4,000人
10. けが人 負傷された方はいらっしゃいません。(ご乗車のお客様、運転士、車のドライバーとも)
以上

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神鉄の踏切で車と電車衝突 20本運休、4000人に影響 <2020/2/26 20:02神戸新聞NEXT>を編集

 2020/02/26 16:15ごろ、神戸電鉄有馬線の長田~丸山間の踏切(神戸市長田区長田天神町3)で、新開地発三田行き下り準急電車と軽乗用車が衝突した。長田警察署などによると、軽乗用車を運転していた女性(84)と乗客約190人に怪我はなかった。

 長田警察署などによると当時、遮断機は下りた状態だった。女性は踏切の手前で停止していたが「後ろを通る車に道を譲ろうと、少し前に出たら踏切内に突っ込んでしまった」と話しているという。この事故で上下計20本が運休したほか、最大54分の遅れが生じ、約4000人に影響した。

神戸新交通ポートアイランド線における地上設備の故障について <神戸新交通 記者資料提供 2020/02/25>を編集

 2020/02/25(火)早朝、三宮駅場内の分岐器が転換しなかったため、三宮駅1番線が使用できない故障が発生いたしました。これにより、多数のお客さまにご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

1.発生日時:2020/02/25(火)04:46

2.経過
04:46
 ポートアイランド線中央司令所において始業時のシステムチェックを行った際、三宮駅継電連動装置重故障が発生。三宮駅場内の3S分岐器(三宮駅1番線東側の分岐器)で、転換確認を行ったところ転換完了の表示が点灯しなかった。
 ただちに係員を派遣し、点検を指示。当該分岐器を手回しにて転換するも転換完了表示が点灯しなかったため、三宮駅を2番線のみ使用して運転することを決定。

06:55
 保守係員の点検により、分岐器は転換しているものの、転換が完了していることを伝える信号が上がっていないことを確認。係員対応による仮復旧にて、三宮駅両番線での運用を開始した。

07:55
 通常ダイヤに回復。

3.原因
 分岐器の転換を確認するためのリミットスイッチ2個のうち、1個のリミットスイッチに接点不良が発生していたため、分岐器は転換しているが、転換が完了している信号が上がらなかった。
 本日11:24、当該リミットスイッチの交換・正常動作を確認し、復旧。

4.影響
 最大遅延 8分 
 影響人員 2,100人
 運休本数 2本(上り1本、下り1本)
有馬線 大池~神鉄六甲駅間 種池第2踏切道で発生した人身障害事故について <2020/02/23 神戸電鉄株式会社経営企画部>を編集

 有馬線の大池~神鉄六甲駅間 種池第2踏切道で人身障害事故が発生したため、有馬線で運転を一時見合わせましたのでお知らせします。ご利用のお客さまには一部区間で運休・折り返し運転を行ったため、ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申しあげます。

1. 発生日時 2020/02/23(日・祝)10:28頃
2. 発生場所 有馬線 種池第2踏切道(神戸市北区有野町唐櫃字南ノ上3183)
3. 当該列車 新開地発三田ゆき準急列車(4両編成 乗客約220人)
4. 状況
10:28 当該列車が大池駅を定時に発車し、種池第2踏切道手前で遮断桿が完全に降下している同踏切道南側から下り線に立ち入る男性を発見、直ちに非常ブレーキをかけたが当該男性と接触した。
10:33 有馬線・三田線の列車は、新開地~谷上駅間、有馬口~三田駅間で折り返し運転を開始した。
11:44 有馬線の列車の直通運転を再開した。
5. 正常ダイヤ復帰 12:00
6. 振替輸送
10:50頃 JR三田~尼崎~神戸駅間で振替輸送を開始した。
13:00頃 振替輸送を終了した。
7. 代行輸送 実施しておりません。
8. 影響
最大遅延 1時間13分(当該列車)
運休本数 上り6本、下り6本
影響人員 約1,700人
9. その他 当該男性は直ちに病院に救急搬送されております。
ご乗車のお客さまでお怪我などをされた方はいらっしゃいません。
以上

神戸新聞によると意識不明の重体とのこと。
在来線車両の新製投入・車内の情報提供の充実 <JR西日本 2020/02/19>を編集

要約すると、

2020~2023年度にかけて、
・225系を144両(12編成)投入。各車両に車椅子・ベビーカースペースを設置。221系を置き換え。
・追い出された221系を大和路線とおおさか東線に投入して、201系(国鉄時代からの車両)を淘汰。
・223系(330両)の車内ディスプレイを強化。
着工から29年 神戸西バイパス未整備区間の起工式 <2020/02/16 18:23 神戸新聞NEXT>を編集

 着工から約30年がたつ今も未整備区間が残る「神戸西バイパス」(神戸市垂水区~明石市12.5km)で、2019年度に全面開通に向けた事業が本格化したのを受け、平野小学校(神戸市西区)で2020/02/16、起工式が開かれた。関係する国、兵庫県、神戸市から議員を含め約250人が参加。円滑な事業進行と早期開通を祈願した。

 神戸西バイパスは第二神明道路の迂回路として計画。垂水JCTと石ケ谷JCTを結ぶ目的で1991年に着工した。1998年の明石海峡大橋開通に合わせ、垂水JCT~永井谷JCT(神戸市西区)の5.6kmが先行して開通した。
 ただ、永井谷JCT以西は事業予算が乏しく長年足踏み状態が続き、完成までに「150年かかる」とも指摘されていた。国が2018/03、整備費用を利用者の料金から賄う有料道路事業の導入を決めたことでようやく道筋がついた。

 起工式では、事業を担う西日本高速道路会社(NEXCO西日本)社長の酒井和広が「全面開通で物流の効率化や交通混雑の緩和などが期待できる。一日も早い完成に向けて努力したい」とあいさつ。その後、工事の安全を祈念し、関係者が鍬入れの儀式に臨んだ。

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第二神明 2019/04から値上げ 北線の延伸の財源に

1.E93 第二神明道路・E94 第二神明道路北線の新たな料金への移行について
 平成31(2019)年4月1日(月曜)から、E93 第二神明道路・E94 第二神明道路北線の通行料金について、高速自動車国道の大都市近郊区間の料金水準としつつ、当面、激変緩和措置として高速自動車国道の普通区間を目安とした料金水準とし、さらに上下限料金を設定します。

普通ETC
阪高3号神戸線→大久保 480円
須磨→大久保 480円
名谷→大久保 390円
高丸→大久保 340円
大蔵谷→大久保 260円
伊川谷→大久保 190円
玉津→大久保 110円
明石西→大久保 110円

軽ETC
阪高3号神戸線→大久保 380円
須磨→大久保 380円
名谷→大久保 310円
高丸→大久保 270円
大蔵谷→大久保 210円
伊川谷→大久保 150円
玉津→大久保 90円
明石西→大久保 90円

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要約:第ニ神明を平成30年度内に値上げ。
現行13.2円/km相当(110円、210円の固定料金)を 29.52円/km(高速自動車国道大都市近郊区間) に値上げ。
ただし、しばらくは激変緩和措置で24.6円/km(高速自動車国道普通区間)。

#「神戸西バイパス」と言っても地元ではピンとこない。「第二神明北線」(有料)とその下道(一般道)といった感覚。

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完成まで「150年かかる」はずが… 着工27年の神戸西バイパス新展開 <2018/03/17 07:00 神戸新聞NEXT>を編集

 着工から27年がたつ現在も途切れた状態になっている「神戸西バイパス」(神戸市垂水区~明石市、12.5km)の整備について、国土交通省は2018/03/16、利用者の料金で整備費用を賄う「有料道路事業」を導入する方針を固めた。毎年予算が乏しく、完成までに「150年かかる」(神戸市担当者)とされる事業だが、有料道路事業の導入で、「早ければ5~6年」と大幅な工期短縮が見込まれる。

 神戸西バイパスは垂水JCTと石ケ谷JCTを結ぶ計画で、1991年に着工。1998年の明石海峡大橋開通に合わせて垂水JCT~永井谷JCTの5.6kmが第二神明北線として利用を開始した。
 だが、永井谷JCT以西(6.9km)は約400億円分の工事が残る一方、毎年3億円程度の予算しか付かず、兵庫県や神戸市などが国に対し、事業期間を短縮できる有料道路事業の導入を求めていた。

 国交省は神戸西バイパス整備の原資とするため、並行する第二神明道路の料金を2018年度中に一部値上げする方針。現行の普通車・全区間計320円(一部は無料区間)から上限480円、下限を110円とする。事業主体も国から第二神明を管理する西日本高速道路会社に移行する。

 兵庫県知事の井戸敏三は「将来的には、大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部や播磨臨海地域道路と一体となる重要な基幹道路。兵庫県としても神戸市、明石市と連携し、事業の円滑な推進に協力していく」とコメントした。

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近畿圏の新たな料金の具体例(兵庫県内)<国土交通省>

第二神明道路については、大都市近郊の水準を基本とするが、当面、普通区間を目安に料金水準および上限料金を設定。

【明石西IC→須磨IC(23.0km)】現行320円→新料金ETC480円
【長坂IC→須磨IC(7.5km)】現行210円→新料金ETC200円

注)料金はETC車(普通車)の場合
注)現行の割引は廃止
注)短距離利用の促進により並行一般道の渋滞削減等を図る観点から、利用距離が4.7km以下(1区間利用に限る)であれば下限料金(110円)で利用できる措置を行う。
注)並行する一般道の沿道環境改善などのため、大型車及び特大車について深夜割引(3割引)を導入
注)5車種区分への統一にあたっては負担増などを考慮して段階的に実施(第二神明については、中型1.07、大型車1.55とする(平成33年度まで))
※現在料金所がないICについては料金所の設置後に徴収。

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近畿圏の新たな高速道路料金に関する具体方針(案)<国土交通省>
平成28年12月16日公表
平成29年12月22日改定

近畿圏の高速道路の料金体系については、社会資本整備審議会道路分科会国土幹線道路部会の基本方針(平成28年12月16日)において、大都市圏共通の理念である「料金の賢い3原則」を基本として新しい料金体系を確立することが必要であり、とりわけ、高速道路を賢く使う上で必要なネットワークの充実と賢く使うための合理的な料金体系の整理との両立や、高速道路として一体的なネットワークを形成している路線における管理主体の整理について、特段の対応が必要とされたところである。

近畿圏の関係自治体においては新たな高速道路料金について議論がなされ、国土交通省に対して、料金体系の具体的な提案がなされたところである。
これらの具体的な提案を踏まえ、今後のネットワーク充実のための財源確保も念頭に、円滑な交通処理や確実な債務償還も考慮しながら、近畿圏の高速道路がより効率的に賢く使われるよう、料金に関する具体方針(案)を以下のとおりとりまとめる。

1.今後の具体方針
(1)料金体系の整理・統一とネットワーク整備
阪神高速の料金水準については、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準を基本とする対距離制を導入するが、関係自治体の提案を踏まえ、淀川左岸線延伸部及び大阪湾岸道路西伸部の整備に必要な財源確保の観点から、有料道路事業について、事業費の概ね5割を確保するために、必要な料金を設定する。
この際、利用者の追加的な負担の軽減の観点から、様々な工夫(出資金の償還時期の見直しや料金徴収期限までの追加的な料金負担分の活用等)を行う。
また、物流への影響や非ETC車の負担増などを考慮して、当面、上限料金などを設定する。
その際、短距離利用の促進により並行一般道の渋滞削減等を図る観点から、利用距離が4.3km以下(1区間利用に限る)であれば下限料金で利用できる措置を行う。
併せて、物流を支える車の負担が大幅に増加しないよう、現行の大口・多頻度割引について、当面、継続するとともに、大阪都心部及び神戸都心部を通行しない交通については拡充する。
また、国道43号の沿道環境改善などのため、現行割引のうち、環境ロードプライシング割引や西大阪線に係る割引などについては継続する。
NEXCO西日本の路線の料金水準についても、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準を基本とする対距離制を導入するが、現在、均一料金となっている近畿道、阪和道、西名阪、第二京阪、第二神明については、物流への影響や非ETC車の負担増などを考慮して、当面、上限料金などを設定する。
このうち、現行の割高な料金水準を引き下げることになる第二京阪について、債務の確実な償還の視点やネットワーク整備に必要な財源確保の観点等も踏まえ、大都市近郊区間の料金水準に段階的に引き下げる。
また、早くから整備され、料金水準が著しく低く抑えられている第二神明については、料金水準の統一により多数の車が大幅な負担増となることから、ネットワーク整備の進捗や料金変更の経緯などに留意しつつ、当面、現行の高速自動車国道の普通区間を目安に料金水準を設定する。
車種区分については、5車種区分へ統一を行うが、新しい車種区分及び車種間料金比率に円滑に移行するため、負担増などを考慮して段階的に実施する。

(2)管理主体の統一も含めた継ぎ目のない料金の実現
高速道路会社と一体的なネットワークを形成している路線で、地方道路公社等の管理となっている区間は、合理的・効率的な管理を行う観点から、地方の意向を踏まえ、高速道路会社での一元的管理を行う。
具体的には、新たな料金の導入を踏まえ、大阪府道路公社の南阪奈有料道路及び堺泉北有料道路並びに第二阪奈有料道路(大阪府道路公社及び奈良県道路公社の管理)を速やかにNEXCO西日本に移管し、阪和道や南阪奈道路等との一元的管理に移行する。
また、阪神高速京都線の油小路線及び斜久世橋を速やかにNEXCO西日本に移管し、第二京阪や名神高速等との一元的管理に移行する。
阪神高速京都線の新十条通は京都市に移管して無料で利用できるようにする。

これらの路線の移管に際し、料金体系については、(1)の考え方に従い、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準を基本とする対距離制を導入するが、現在、均一料金となっている南阪奈有料道路、堺泉北有料道路及び阪神高速京都線については、物流への影響や非ETC車の負担増などを考慮して、当面、上限料金などを設定する。
現行の割高な料金水準を引き下げることになる阪神高速京都線や第二阪奈有料道路については、接続する路線との連続性や債務の確実な償還の視点等も踏まえ、第二京阪と同様に、大都市近郊区間の料金水準に段階的に引き下げる。また、現行の割引は廃止する。

また、ネットワーク整備の課題と相俟って、都心部の流入交通の経路選択等に偏りが発生し、これにより特定の箇所に過度な交通集中を招いていること等を踏まえ、大阪及び神戸都心部への流入に関して、料金面で不利にならないよう、交通分散の観点から、経路によらず起終点間の最短距離を基本に料金を決定することとする。

2.新たな高速道路料金の実施時期
新たな高速道路料金については、地方議会の議決など導入にあたって必要となる手続きや広く利用者への周知期間を考慮して、平成29年度の早い時期(第二神明については平成30年度)より実施する。
管理主体の統一を伴うもの等については、移管の手続き等を関係者で協力して進め、準備が整ったものから、平成30年度以降に順次実施する。
なお、管理主体の統一までの間については、基本的に割引料金を含め現行の料金を継続するものとする。

3.その他
(1)戦略的な料金の導入など今後の取組
平成29年度以降順次、阪神高速大和川線や淀川左岸線の開通などの節目を念頭に、料金体系の確立に向けたロードマップを明らかにした上で、道路ネットワークの整備の進展に合わせて導入を行う。
また、その交通に与える影響を検証した上で、対象となる路線や時間帯などを区切り、交通状況に応じた料金施策を導入することとする。
京都縦貫自動車道など日本海側と太平洋側との連携も視野に入れるとともに、京奈和自動車道など関西全体を広域的に俯瞰して、料金体系等の検討を進める。

(2)ETC2.0の普及促進
ETC2.0の早期普及のため、本具体方針(案)に基づく施策をはじめ、ETC2.0の普及促進を進める料金施策の導入を検討するとともに、関係機関とも調整の上、車載器の購入助成の実施も検討する。
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神戸西バイパス着工から26年 整備費確保へ第二神明値上げ案 <2017/12/21 06:00 神戸新聞NEXT>を編集

 着工から26年が経った現在も途切れた状態の「神戸西バイパス」(神戸市垂水区~明石市、12.5km)の整備費を確保するため、兵庫県と神戸市、明石市が、神戸西バイパスと並行する第二神明道路の新たな料金案を国土交通省に提案したことが2017/12/20、分かった。
 国交省が2016年、神戸西バイパス整備の原資として第二神明道路の料金を見直す方針を示し、地元提案を求めていた。2018年度当初にも、西日本高速道路会社(NEXCO西日本)が料金収入でバイパスを整備する有料道路事業が導入され、整備が加速する。提案は2017/12/18付。

 神戸西バイパスの全面開通により、第二神明道路(神戸市須磨区~明石市)の渋滞緩和が期待される。一方、第二神明道路は走行距離によっては料金が上がり、現在の無料区間も有料となる。

 神戸西バイパスは垂水JCT(神戸市垂水区)と石ケ谷JCT(明石市、予定)を結ぶ計画で1991年に着工。1998年の明石海峡大橋開通に合わせ垂水JCT~永井谷JCT(神戸市西区)の5.6kmが第二神明北線として利用開始された。
 以降も国が工事を続けているが進まず、完成まで「150年かかる」(神戸市担当者)とされてきた。有料道路事業導入で「早ければ5~6年」(同)に大幅に短縮される見通し。

 整備費の原資となる第二神明道路の料金は現在、普通車が全区間で計320円(一部は無料区間)。国は2016年末、距離に応じ1キロ29.52(税抜)などとする方針を示した。これに対し兵庫県と神戸市、明石市は今回、激変緩和として1キロ24.6円(税抜)で上限を480円、下限を110円とする案を出した。

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新たな第二神明道路料金に関する提案(神戸市以西の高速道路を賢く使う料金体系)
平成29年12月 兵庫県、神戸市、明石市

 阪神都市圏の高速道路料金は、昨年12月に示された「近畿圏の新たな高速道路料金に関する具体方針(案)」に基づき、本年6月に、対距離制、5車種区分へ統一され、公平かつシンプルでシームレスな料金体系が実現したとともに、大阪湾岸道路西伸部などミッシングリンク解消の観点も踏まえたものとなりました。
 一方、「近畿圏の新たな高速道路料金に関する具体方針(案)」では、第二神明道路など神戸市以西の高速道路料金は、神戸西バイパスなど兵庫県内のネットワーク整備の観点も踏まえ、早急に見直しの成案を得ることとされており、新料金の導入は見送られたところです。
 神戸市以西の道路ネットワークは、さまざまな課題を抱えています。特に神戸から播磨地域にかけての臨海部においては、第二神明道路や国道2号などで慢性的な渋滞が発生しており、地元の産業や沿道環境にも影響を与えております。こうしたことから、高速道路の利便性が高まり、一般道も含めた自動車交通流動が最適化され、阪神圏の高速道路ネットワークと一体となってその機能が最大限発揮される「神戸市以西の高速道路を賢く使う料金体系」を実現していただきたいと考えております。
 つきましては、下記の様な視点について、特にご配慮願います。


1.第二神明道路は早くから整備され、料金水準が著しく低く抑えられていることから、料金見直しにより利用者の大幅な負担増とならないよう配慮するとともに、料金未徴収区間を解消することで、利用者の公平性を確保すること。
 料金見直しにあたっては、より公平かつシンプルな料金体系とするため、対距離制、5車種区分へ見直し、これまでの料金見直しの事例を参考に、現行の高速自動車国道普通区間を目安とする激変緩和措置を講じること。

2.長距離利用者が急激な負担増を伴う場合、物流への影響等を考慮して、上限料金等の激変緩和措置を講じること。また、高速道路の短距離利用促進および一般道路の渋滞緩和を考慮して、ターミナルチャージを設けず、下限料金を適切に設定すること。なお、短距離利用促進のために、1区間の利用であればどの区間でも下限料金となるよう、短距離区間利用割引を導入すること。

3.車種間比率については、物流への影響等を考慮して、これまでの料金見直しの事例を参考に、激変緩和措置を講じること。

4.一般道の沿道環境や物流への影響等を考慮して、大型車と特大車への深夜割引を導入すること。

5.明石方面と神戸都心部間の通行に、北神戸線や神戸山手線、新神戸トンネルを利用しても、第二神明道路と阪神高速神戸線を利用した場合と同じ料金となる「神戸都心流入割引」について、今後も引き続き適用すること。

6.第二神明道路の料金見直しにあわせて、第二神明道路の渋滞解消につながる交通容量拡大などの交通対策や、神戸西バイパスにおける有料道路事業の導入による早期整備など神戸市以西の道路ネットワーク整備を促進すること。また、神戸西バイパスの一般部についても、専用部との同時供用に向けた着実な整備促進を図ること。

7.新料金導入が一般道も含めた自動車交通に与える効果や影響について明らかにすること。

8.新料金の導入に際しては、利用者の理解が得られるよう、効果的な方法で広く周知を図り、速やかに導入すること。

新たな第二神明道路料金に関する提案
(神戸市以西の高速道路を賢く使う料金体系)
【参考資料】
平成29年12月

料金体系の整理と激変緩和措置の導入
①対距離料金制、5車種区分導入
②ターミナルチャージ0円、1kmあたり24.6円(高速自動車国道(普通区間)の水準)
③上限料金設定(480円)、下限料金現状維持(110円)
上記について、効果的な方法で広く周知を図り、速やかに導入すること。

あわせて以下の措置を導入
・中型車、大型車における車種間比率の激変緩和措置
・一般道の沿道環境対策(大型車、特大車の深夜割引)
・全ての1区間料金について下限料金の適用
・阪神高速「都心流入割引」の継続

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神戸西バイパス全面開通へ 2018年度にも着工 <2016/12/20 06:30 神戸新聞NEXT>を編集

 20年近い間途中で途切れた状態になっている神戸西バイパス(神戸市垂水区~明石市、12.5km)の未整備区間に有料道路事業が導入され、2018年度にも本格着工される見通しとなったことが2016/12/19、分かった。兵庫県、神戸市、明石市が料金設定や事業枠組みなどの協議に乗り出す。全面開通へ向け2017年度中に結論を出し、西日本高速道路会社(NEXCO西日本)による2018年度着工を目指す。

 神戸西バイパスは第二神明道路に並走し、垂水JCT(神戸市垂水区)と石ケ谷JCT(明石市)を結ぶ。1991年に着工し、1998年の明石海峡大橋開通に合わせて、垂水JCT~永井谷JCT(神戸市西区)の5.6kmが第二神明北線として利用開始された。
 永井谷JCT以西(6.9km)の未整備区間については国が工事を続けるが、総事業費が膨大で、早期整備には有料道路事業の導入が不可欠。国土交通省はこのほど「神戸市以西の高速道路料金体系について、神戸西バイパスなど兵庫県内のネットワーク整備の観点も踏まえ、早急に見直しの成案を得る」との方針を示した。
 神戸市によると、この方針は「神戸西バイパスの整備に有料道路事業を導入するために料金体系を見直す」と解釈でき、方針の公表は「事実上のゴーサイン」という。国交省は「課題を明確化したのは事実だ」とする。

 神戸市によると、神戸市、明石市、兵庫県は2017年度中にNEXCO西日本と協議を重ね、NEXCO西日本が国交省に申請する見通し。用地買収の約7割は完了し、神戸市の担当者は「本格着工すれば5~6年で完成する」とみる。
神鉄粟生線で置き石か 走行中に異音、緊急停止 <2020/02/13 23:30 神戸新聞NEXT>を編集

 2020/02/13 17:50ごろ、神戸電鉄粟生線栄-木幡間(神戸市西区押部谷町木幡)で、粟生発新開地行き準急電車の運転士が走行中に異音に気付き、緊急停止した。
 神戸西警察署によると、木幡駅の西約500mの線路上に石の砕けた跡があったという。神戸西警察署は置き石の疑いがあるとみて、電汽車往来危険容疑で捜査している。
鉄路を守るプロ集団 JR神戸線・神戸保線区に1日密着 <2020/02/11 05:30 神戸新聞NEXT>を編集

 通勤通学から物流まで、日々の暮らしを支える鉄道。その線路の安全を守る部署が「保線区」だ。そこには、安全と乗り心地を追求し、ミリ単位の職人技に目を光らせるプロ集団がいる。大動脈、JR神戸線の尼崎~塩屋間を主に管轄する神戸保線区(神戸市兵庫区駅南通5)の1日に密着した。

■08:30 点呼
 「福知山線列車事故で亡くなられた方に哀悼の意をささげ、黙祷」。勤務を前に毎朝、区長の山本康三(57)を中心に、保線区の職員14人が安全を誓う。

 黙祷に続き、当日の工事内容を確認する。「昨日の人身事故の影響でマルタイ(大型機械)での作業が中止になりました」と報告があった。列車の遅れや人身事故の発生で予定が大幅に崩れることも。緊張感を漂わせ、長い1日が始まった。

 保線区の主な仕事は、線路を点検し、工事の日程を決め修繕すること。検査は12種類あり、中にはひたすら線路を歩く作業もある。

■日中 検査と会議
 現場歴20年の係長、國末武司(39)と同僚の小倉孝(28)が快速電車に乗り込む。明石駅から兵庫駅まで、専用の機械で列車の揺れを測定し、線路の状態を調べる。列車の重みでレールは少しずつ沈みこみ、表面が削れる。わずかな誤差でも乗り心地に影響し、放置すれば最悪の場合、脱線につながることもある。小さな変化をつかみ、基準値を超えた箇所は線路のバラストを突き固めるなどして修正する。

 昼食後は来年度の工事に関する会議が開かれた。國末ら5人が測定結果や映像を見比べ、優先して工事すべき場所を検討した。

■23:00 打ち合わせ
 深夜から未明までは、神戸駅構内にある分岐器の手入れ。工事ができるのは、終電から始発までの約3時間半に限られる。この時間も走行する貨物列車や翌朝の電車のダイヤに合わせ、作業の工程管理は1分刻みだ。終了の遅れは許されない。「時間厳守。決して無理な作業はしないこと」。現場責任者の國末の声に力がこもる。

 作業で使う器具には重さが30kgほどある機械も。「腰はやられますよ。こればかりは仕方ないです」と國末は苦笑いする。

■01:21 作業開始
 最終電車が通りすぎた。作業が始まる。

 「ガシャ、ガシャ」。現場に土の匂いが立ちこめる。シャベルでバラストをかき出し、ジャッキを使って列車の振動でずれた枕木の位置を微調整する。バラストを元に戻し、突き固める。仕上げはレールの上に糸を張り、目線をレールの高さに合わせ、ゆがんだ部分がないかのチェックだ。

 「ゴゴゴゴゴ」。時折轟音が響く。神戸線は線路が上下2本ずつあるため、作業をしない線路を貨物列車が頻繁に行き交う。JR西日本は終電時刻を早める計画を明らかにした。國末は「人員が限られる中、作業に充てられる時間が増えるのは大きい」と受け止める。

■04:30 夜明け前

 作業を終え、事務所に戻る。気温は5度を下回っていた。國末は計画書と検査結果を整理してやっと家路につける。「今日は燃えるゴミの日、捨てに行かないと」と笑う。帰って愛娘(2)を抱きしめたい、とも。「まだ寝とるでしょうけど」と笑みがこぼれた。

 鉄路を守るのは「人の力」-。プロ意識と仲間を思いやる高い組織力に胸を打たれた。
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