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神戸で公共交通を考えるsclaps
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ジャンボフェリーとはしけが接触 神戸港 <2019/03/09 08:40神戸新聞NEXT>を編集

 2019/03/09 01:18ごろ、神戸港内を航行していた神戸~高松間を結ぶフェリー「りつりん2」(3651トン)と、タグボートに曳航されていたはしけ「早一号」(610トン)が接触した。

 神戸海上保安部によると、はしけに乗っていた男性1人が頭に軽傷。フェリーの乗客乗員計289人とタグボートの乗員1人に怪我はなかった。両船とも船首部分にへこみなどがあったが、船体の亀裂や油の流出は確認されていない。

 神戸海上保安部によると、フェリーは2019/03/09 01:00に神戸港を出発し、神戸港和田岬防波堤灯台の南西約190m付近を航行中だった。タグボートは姫路港から神戸港に向かっていたとみられる。

 事故後、フェリーは神戸港に引き返し、乗客は2019/03/09 06時ごろまでに全員下船した。神戸海上保安部が詳しい事故原因を調べている。
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株式会社OMこうべ 代表取締役社長 山本朋廣
(運航受託者)加藤汽船株式会社 代表取締役 加藤琢二

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高速船事故「目視のみの操船が原因」 国交省運輸安全委員会 <2018/12/20 10:00神戸新聞NEXT>を編集

 2017/07、神戸空港と関西空港を結ぶ高速船「神戸-関空ベイ・シャトル」が神戸空港沖の灯台に衝突し、乗客ら27人が負傷した事故で、運輸安全委員会は2018/12/20、船長がレーダーや衛星利用測位システム(GPS)を使わず、目視のみで操船していたことが原因だった可能性が高い、との報告書を公表した。

 事故を起こしたのは神戸市の外郭団体「OMこうべ」が運航する高速船「そら」(84トン)。船長と機関長で運航に当たっていた。

 報告書によると、事故が起きた夜間は灯台の光が背後にあるポートアイランドのコンテナターミナルの照明と重なり見えにくい状況だったが、船長はレーダーを見ずに操船し、決められた航路の外にある灯台に接近していることに気付かなかった。船は関空出港後、前を横切る2隻を避けるため基準航路より神戸空港に近い西側を運航していた。

 船長は出港直後、操船を機関長に交代し、スマートフォンを操作しながら2人で雑談していた。神戸空港に近づいて船長に操船を代わった後、機関長は別の作業をして見張りを怠った。報告書は「操舵室内の規律が守られていなかった」ことも事故につながった、と指摘した。

 また、事故後も灯台に接近して航行する船が確認されたため、OMこうべに対し、計器を適切に利用した見張りの重要性など乗組員に対する教育、訓練を徹底するよう勧告した。

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海上アクセス株式会社は、1988年、民間からの出資を得て、1988年に発足。
1994年より、関西国際空港開港にあわせて神戸~関空間の航路を開設。「神戸マリンルート」(K-JET)としてジェットフォイルで運航開始。2002年航路休止。累積損失は約152億円。
2006年の神戸空港開港にあわせ、高速船「神戸ー関空ベイ・シャトル」として運航再開。2012年2月に民事再生法の適用を申請。2013年1月より神戸市が100%出資する会社に再編。2013年10月に株式会社OMこうべに吸収合併された。
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加藤汽船株式会社は、もともとはジャンボフェリー等を運行していた会社。
2006年7月14日より海上アクセスから神戸-関空ベイ・シャトルの運航を受託。
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株式会社OMこうべは、神戸市みなと総局が99.58%を出資する第三セクター。
2012年10月1日、財団法人神戸市開発管理事業団と株式会社神戸ニュータウン開発センターが経営統合。
メイン事業は神戸市須磨区・西区のニュータウン内にあるショッピングセンターの開発・管理・運営。
2013年10月1日、海上アクセス株式会社を吸収合併。
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ベイシャトル事故:高速船衝突事故 運航団体OMこうべに行政処分 国交省 <2017/9/7 19:27神戸新聞NEXT>を編集

 高速船「神戸-関空ベイ・シャトル」が海上の誘導灯に衝突し、乗客15人が負傷した事故で、国土交通省神戸運輸監理部は2017/09/07、運航する神戸市の外郭団体 株式会社OMこうべ に対して、海上運送法に基づき、安全教育計画の提出などを求める行政処分を行った。

 神戸運輸監理部によると、事故後の立入検査や関係者の聞き取り調査で、
 1.レーダーを使用していない
 2.船に見張りを付けていない
 3.救命胴衣の着用を伴う避難指示を徹底できていない
 4.事故後の状況について乗客への説明が不十分
などを確認。適切な操船の実施や「安全管理規程」の順守をしていなかったと判断した。

 神戸運輸監理部は株式会社OMこうべに、全従業員に対する安全教育計画を2017/09/21までに提出し速やかに実施、報告することを求めるとともに、レーダーなどで自船の位置を把握する適切な操船を行うよう命じた。株式会社OMこうべは「真摯に受け止め、安全運航の周知徹底をする。速やかに安全教育計画を作成し、取り組みたい」とした。

 事故については、運輸安全委員会が事故原因を調査しているほか、神戸海上保安部などが業務上過失傷害の疑いで調べている。




深日港洲本港航路社会実験運航の再開 <淡路島テレビジョン 2018/07/02>を編集

2018/07/01(日)~2019/02/28(木)
≪片道料金≫ 大人(中学生以上)1,500円  小人(小学生):500円 ※未就学児は無料
申込み情報 詳しくは、下記関連リンク≪洲本市HP(深日港洲本港航路社会実験運航の再開について)≫をご覧ください。
お問い合わせ 企画情報部企画課交通・航路対策係 TEL:0799-24-7614 
洲本市と大阪府泉南郡岬町では、両市町を中心とした広域交流の促進と地域の活性化を図るべく、かつて結ばれていた旅客船の定期航路の復活に向けた取り組みを進めています。

昨年度に引き続き、平成30年7月1日(日)から8か月間の予定で、岬町の深日(ふけ)港と洲本市の洲本港との間を旅客船で結ぶ社会実験運航を行います。

○運航開催期間
  平成30年7月1日(日)~平成31年2月下旬  

○乗船料 ≪片道料金≫
      大人(中学生以上)1,500円  小人(小学生):500円 ※未就学児は無料

◇片道 約55分
◇定員 約70名
◇輪行バッグで自転車も積載可能

◆乗船予約について◆
 運航ダイヤ、乗船予約、チケットの購入方法等詳細については、深日洲本ライナー予約サイトでご確認ください。
 
※詳しくは、下記関連リンク≪洲本市HP(深日港洲本港航路社会実験運航の再開について)≫をご覧ください。
「燕京」8月で航路廃止 神戸‐天津結ぶ国際フェリー <神戸新聞 2012/09/02 08:15>を編集

 友好都市の神戸と中国・天津を結ぶ国際フェリー「燕京(えんきょう)」(定員399人)が2012/07に突然休航し、そのまま2012/08下旬で航路を廃止したことが、2012/09/01分かった。
 天津と日本をつなぐ唯一のフェリーだったが、収益の柱となる天津からの貨物が減り、採算が悪化していた。友好都市の提携40周年を来年2013年に控え、神戸市は「お祝いムードが盛り上がる矢先に…」と落胆している。

 燕京は1990/03、官民挙げた友好都市記念プロジェクトとして就航。中国の合弁会社が週1往復運航し、神戸~天津を50~60時間で結んでいた。だが2012/07/02、日本側の総代理店チャイナエクスプレスライン(CEL、神戸市中央区)から、取引先に「2012/07/03に神戸を出発する便をもって、当面休航する」と突然通知があった。出港後に一斉メールで知らされた業者もあり、港湾管理者の神戸市も出港当日に知ったという。運航会社は結局、2012/08/20に「収益改善を見込めない」と廃止を決定。現在、船は天津に係留されている。22年間で2265回航海を重ねた。
 チャイナエクスプレスラインによると、年間の乗客数は1万人程度で推移し、売上げの8割は貨物が占めていた。だが近年は燃料費が高騰。中国の物流ルートの変化などで天津から日本への輸出品は減り続け、東日本大震災が追い打ちをかけた。2011/07からは山東省にも寄港して集荷拡大を図ったが、採算が回復できなかったという。
 廃止の知らせに、神戸市みなと総局の担当者は「貴重な航路を失い、神戸港の大きな損失」と肩を落とす。来年に向け、さまざまな記念行事を計画する神戸市国際交流推進部も「阪神淡路大震災や鳥インフルエンザ流行を乗り越え、日中友好のシンボルだった。非常に残念」と意気消沈気味だ。

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燕京号運行終了のお知らせ(チャイナエクプレスライン) <2012/08/21>
神戸~小豆島フェリー航路16年ぶり復活 <神戸新聞 2011/07/06 12:30>を添削

記念式典で就航を祝う小豆島町副町長 竹内章介と小豆島町議会議長 秋長正幸

 神戸と香川県・小豆島を結ぶジャンボフェリー(神戸市中央区)の定期航路が2011/07/06開設され、第1便の「りつりん2」(3664トン)が神戸港新港第3突堤に入港した。フェリーの定期航路は16年ぶりの復活。

 神戸(阪神)~小豆島にはかつて2社がフェリーを運航していたが、高速道路網の発達などで客数が減少し、1995年までに廃止された。その後、2006年には高速船の航路が開かれたが2年後に廃止され、以降は定期旅客船が途絶えていた。

 小豆島から乗客107人と乗用車など11台を乗せた第1便は10:30に入港。乗客らに関係者から記念品が贈られた。ターミナルでは入港セレモニーがあり、船長の藤田守男に初入港の記念盾が贈られた。

 1日3往復、所要時間は約3時間。運賃は大人片道1800円、往復2990円、普通車(運転手1人の運賃含む)が片道4990円。

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神戸~小豆島航路が復活 2011/07/06にも定期便 <MSN産経 2011/05/20 02:19>を添削

■ジャンボフェリーが申請

 神戸と小豆島(香川県)を結ぶ航路復活に向け、ジャンボフェリー(神戸市中央区)は2011/05/19、国土交通省神戸運輸監理部に運航ダイヤなどの認可申請をしたと発表した。近く認可される見込みで、2011/07/06にも1日3往復の定期便が就航する。

 神戸~小豆島の海路は観光客の減少や高速道路料金の大幅値下げなどの影響で、2008年に唯一の定期便だった高速船ラ・ベルメール(セラヴィ観光汽船)が廃止。航路の復活は困難とされてきた。

 ところが、小豆島などを会場として2010年に開かれた瀬戸内国際芸術祭の成功をきっかけに観光客が急増。小豆島を舞台にした映画「八日目の蝉」の効果もあり、ジャンボフェリーが「航路の需要が見込める」と判断。神戸と小豆島を結ぶ定期航路の開設に向け、フェリーの試験寄港などの準備を進めていた。

 申請したダイヤは、神戸港と小豆島・坂手港を約3時間(神戸港発の夜行便は約6時間)で結ぶ1日3往復計6便。神戸港と高松港を結ぶジャンボフェリーの既存航路を利用して坂手港に寄港する。予定料金は、片道で一般旅客が大人1800円、普通車(運転手1人の料金を含む)が4990円、車両の同乗者が大人1200円など。いずれも終期未定のキャンペーン料金。

 この日の認可申請に立ち会った小豆島町長の塩田幸雄は「小豆島は観光資源も産業も豊かな島。関西の玄関口である神戸を通じて全国に小豆島の魅力を発信していきたい」と期待を込めた。

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小豆島~神戸フェリー復活 <2011/05/11 読売新聞>を添削

■2011/07/06から定期航路
坂手港に試験寄港するフェリー(小豆島町の坂手港で)=小豆島町提供

 小豆島町は2011/05/10、小豆島坂手港~神戸港のフェリーの定期航路が2011/07/06に開設されると発表した。ジャンボフェリー(神戸市中央区)が運航している高松東港~神戸(新港第3突堤)便の1日4往復のうち2~3往復が坂手港に寄港する。小豆島と神戸を結ぶフェリーの定期航路は、1995年以来16年ぶりの再開となる。
# 現在は関西汽船の季節便しかない。

 小豆島町によると、定期航路を復活させて観光振興につなげたいと、ジャンボフェリーに打診した。ジャンボフェリーは、2010年開催された瀬戸内国際芸術祭で小豆島を訪れる観光客が大幅に増えたことや、2011/03/16、2011/03/19両日に実施した坂手港への試験寄港の結果、乗客の増加が見込めると判断し、開設を決めた。

 坂手港~神戸港は約3時間。寄港しても高松から神戸までの所要時間はこれまでとほぼ同じ約4時間。2011/07の開設に向け、ジャンボフェリーは近く、事業計画の変更を国土交通省に届け出る。

 高松市内で2011/05/10記者会見した小豆島町長の塩田幸雄は「瀬戸内海の復権と小豆島の産業や文化の発展につながる」と述べた。

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■ 神戸~小豆島の定期航路
 利用客の減少などで加藤汽船のフェリーが1995/02に廃止。高速船びっぐあーす=五島産業汽船が2006年で廃止。ラ・ベルメール=セラヴィ観光汽船が2008/04に廃止。
交通政策審議会第39回港湾分科会の審議について <国土交通省報道発表資料 2010/11/15>

http://www.mlit.go.jp/common/000128541.pdf

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国内最長の大水深コンテナ岸壁運用へ 神戸港 <神戸新聞 2010/11/16>を添削

 神戸・ポートアイランド2期で、2011年度中にも、長さ1,150mと国内最長の大水深コンテナ岸壁が運用を始めることが2010/11/15、分かった。
 神戸・大阪の阪神港を国際コンテナ戦略港湾に指定した国土交通省は、2015年度をめどに、現在の水深16mをさらに2m掘り下げる構想も持つ。大型化するコンテナ船に対応するため、ハード面の整備を進める。

 国土交通省の交通政策審議会港湾分科会が2010/11/15、国交相に神戸港の港湾計画の変更を答申した。

 ポーアイ2期南東端に連続する3つの岸壁(PC15、PC16、PC17)のうち、北端のPC15(これだけが現状、水深15m)を1m掘り下げ水深16mにすることで、この3岸壁の水深がそろう。工費は約5,500万円を見込む。

 水深16mの連続岸壁は国内には横浜港 南本牧埠頭(2バース、750m)や名古屋港 飛島埠頭(2パース、800m)にあるが、1,000mを超えるのは神戸港が初めて。完成すれば、コンテナ9,000個(20ft換算)積みの大型船3隻の同時着岸が可能になる。

 国土交通省によると、大型船がPC15に入れず沖合で待機する滞船が1週間に1回程度ある。滞船による年間損失は約1億円と試算しており、「費用対効果は高い」(国土交通省港湾局)とする。水深18m化に向けては、航路の浚渫など、大規模工事が必要という。

 大型岸壁の整備や内航船によるコンテナの集荷で、神戸市は2015年の外国貿易貨物量を、2008年比2割増の490万個に伸ばしたい考えだ。ただ、水深16m以上の岸壁は既に韓国・釜山港(釜山新港)に17パース4,415m、中国・上海港(洋山深水港)に16パース5,600mが整備されている。
神戸港に80m水柱、発見機雷を水中爆破 <神戸新聞 2010/06/12>を添削


 神戸港で見つかった機雷の水中爆破処理が、神戸市東灘区の六甲アイランド南約2.3kmの沖合で2010/06/12行われた。10:55、「ドーン」という激しい爆発音とともに約80mの大きな水柱が上がった。神戸港での水中爆破処理は11年ぶり。

 海上自衛隊阪神基地隊によると、(中略)爆薬量は推定で500kg。爆発の危険性は低いが、船が行き交う航路上だったため、爆破処理を決めた。

 作業は07:00、海上自衛隊阪神基地隊の掃海艇「つきしま」が出動して始まった。隊員7人がゴムボートで約870m北東に機雷を移動させた後、数十kgの火薬と導火線をセット。遠隔操作で爆破スイッチを押した。衝撃音とともに一瞬、現場周辺の海面が盛り上がった後、高さ約80m、幅50mの黒い水柱が上がった。

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神戸中央航路で機雷処理 2010/06/12午前に航行禁止 <神戸新聞 2010/06/09>を添削

 神戸海上保安部は2010/06/09、神戸市のポートアイランド沖で見つかった機雷処理のため、2010/06/12 08:40〜09:40の1時間と、10:15〜10:50の35分間、神戸港の神戸中央航路を航行禁止にする、と発表した。
(中略)

 2010/06/12朝から作業。六甲アイランドの東南約2.5kmの沖合に移動させた後、水中で爆破処理する。作業開始の2010/06/12 07:30〜17:00ごろは、処理地点の半径600mの海域で停泊を禁止する。

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神戸・ポーアイ沖で機雷見つかる <神戸新聞 2010/06/04>を添削

 2010/06/04、神戸市中央区のポートアイランド2期の約1.5km沖で、円筒形の機雷(直径約40cm、長さ約1.8m)が海底に沈んでいるのを、海上自衛隊阪神基地隊の隊員が確認した。神戸海上保安部によると、水深は約15mで爆発の危険性は低いとみられる。
 神戸海上保安部によると、機雷は2010/05/29、浚渫工事に向けた海底調査中、男性潜水士が不審物として発見。通報を受けて神戸海上保安部などが確認作業を進めていた。
 現場は、大型船舶が行き交う神戸中央航路上に当たる。

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 発注:国土交通省近畿地方整備局 神戸港湾事務所、受注:若築建設・吉田組
神戸港などLED化進む灯台 全国8割完了 <神戸新聞 2010/02/09>を添削

 灯台の明かりを、白熱球から発光ダイオード(LED)へ切替る工事が全国で進められている。省エネを目的に全国で約8割の灯台の工事が完了。海上を照らす光はLED化でより鮮やかに、明るくなりつつある。

 LEDは白熱球に比べ明るく、遠目に見てもはっきり光るのが特徴。信号機や看板、家庭用蛍光灯などにも用いられている。
 海上保安庁は1988年に太陽電池と組み合わせて灯台のLED化に着手。大阪湾から高知沖まで管轄する第5管区海上保安本部によると、管内に設置される603基の灯台や灯標のうち、約400基の工事を終えている。本年度切替え予定の28基で、CO2排出量を10トン削減できる。
 神戸港を含む大阪湾では203基中165基が整備済。神戸第2防波堤南灯台でもこのほど、1931(昭和6)年の初点灯以来、海を照らしてきた直径70cmの巨大レンズが、100個のLEDを並べた灯器に取り換えられた。日中はソーラーパネルで充電し、夜間になれば約6km先まで赤色の光を放つ。
 LED化により、従来1〜2カ月に1回程度必要だった電球交換が不要となり、寿命は半永久的になる。第5管区海上保安本部の三好伸彦・計画運用官は「手間が省ける上、太陽発電で停電に強くなった。100%整備を目指してクリーンエネルギー化を進めていきたい」と話す。

 かつては灯台守が毎晩、火を入れていた海の道しるべ。神戸港を利用する港湾関係者からは「白熱球のぼんやりとした明かりの方が、港に帰ってきた温かみを感じさせてくれた」と懐しむ声も聞かれる。

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 電球交換「工事」が不要になり、公共工事の削減につながることが大きい。道路交通信号のLED化と同じ理屈だ。
さんふらわあ、大阪〜松山〜大分航路廃止へ <神戸新聞 2009/11/19>を添削

 ダイヤモンドフェリー(大分市)と関西汽船(大阪市)が経営統合を目指して設立した「フェリーさんふらわあ」(大阪市)は2009/11/19、2010/02/01で大阪〜松山〜大分航路を廃止すると発表した。
 70年近い歴史を持つ主要航路だが、高速道路料金の値下げ以降、乗客は大きく減少。同社は「民主党政権が打ち出す高速道路無料化など、フェリーを取り巻く環境は極めて厳しい」として航路の廃止に踏み切った。

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2010/02/01(月)出航便より、「神戸〜大分航路」、「大阪〜別府航路」のダイヤを大幅に改編いたします。<フェリーさんふらわあ>を添削

1.サービス改編の概要
・神戸〜大分航路、大阪〜松山〜大分航路、大阪〜別府航路に就航するフェリーサービスを、現行の6隻6便から4隻4便体制へ変更します。
・神戸〜大分航路の日曜日〜木曜日出航のダイヤを前倒しします。
・大阪〜松山〜大分航路のフェリーサービスを休止し、大阪〜別府航路の別府発大阪行きの上り便が新たに松山に寄港します。

2.新しいダイヤ
○神戸〜大分航路
 運航船舶:「さんふらわあ ぱーる」「さんふらわあ ごーるど」
 運航船社:ダイヤモンドフェリー
 【下り便】日〜木出航:神戸18:30発→大分05:50着、金・土出航:神戸19:50発→大分07:20着
 【上り便】日〜木出航:大分19:00発→神戸06:20着、金・土出航:大分19:30発→神戸07:55着

○大阪〜松山〜別府航路
 運航船舶:「さんふらわあ あいぼり」「さんふらわあ こばると」
 運航船社:関西汽船
 大阪=大阪南港コスモフェリーターミナル

 【下り便】大阪19:10発→別府06:50着
 【上り便】別府18:40発→松山22:25着/23:10発→大阪07:35着
ダイヤモンドフェリーと関西汽船 経営統合へ新会社 <神戸新聞 2009/10/10>を添削

 神戸と大分などを結ぶフェリー「さんふらわあ」を共同運航するダイヤモンドフェリー(大分市)と関西汽船(大阪市)は2009/10/09、将来的な経営統合を視野に新会社を設立すると発表した。
 高速道路料金の大幅値下げ以降、フェリー業界では航路廃止や運営会社の倒産が相次いでいる。2社も収支状況が悪化しており、航路の統廃合や人員削減を視野に、新会社設立で生き残りを懸ける。

 2009/03に高速道路料金の大幅割引が始まってから、「さんふらわあ」の旅客数は約5〜18%減少した。2009/06からは大阪〜大分便で神戸と今治への寄港を取りやめたが、乗客減に歯止めがかからず、両社の親会社の商船三井が経営統合の方針を示していた。
 新会社名は「フェリーさんふらわあ」。本社を大阪市北区に置き、2社の営業部門を統括し、2009/11/01から営業を開始する。2社は発行済株式を新会社に取得させる「共同株式移転」で完全子会社となり、段階的に経営統合を進めていく。
 航路や人員削減について、両社は「高速道路無料化が実現すれば、さらに厳しい経営状態となる。将来的に避けて通れない課題」としている。

 全日本海員組合神戸地方支部などによると、高速道路値下げの影響を受け、瀬戸内海航路では少なくとも4社が廃業、7社で航路廃止や減便が決定した。
 (独)航海訓練所の練習船3隻が練習航海から帰国し、2009/06/08午前、神戸港・新港第1突堤に相次いで入港した。帆船「日本丸」(2570トン)、帆船「海王丸」(2556トン)、汽船「銀河丸」(6185トン)の3隻。3隻同時入港は2007年以来で、今回は2009/07/03に出港する。日没後には3隻とも22:00までライトアップされる。
 写真は読売新聞より。
神戸〜釜山フェリー:無期限休止 <2009/04/16>

 8年ぶりに復活した神戸〜釜山(韓国)の定期フェリーが無期限休止になることが2009/04/15、分かった。世界同時不況や大幅な円高ウォン安で、収益の9割を占めていた韓国からの旅客や積荷が激減した。関係者は韓国からの観光客増に期待を寄せていたが、神戸港へ寄港したのはたった4回に終わった。

 韓国のフェリー会社 パンスターラインが2009/01/10から運航。ラウンジや免税店などがある豪華船が土曜日に神戸港を発着していた。しかし、2009/02には、運航船2隻のうち1隻が故障、寄港を一時休止した。船の修理が完了し、パンスターラインは2009/04/04から神戸寄港を再開すると発表していたが、わずか2日後の2009/04/06、同航路の廃止を決定した。
 パンスターラインの総代理店サンスターラインによると、リーマンショックなどの影響が出始める2008/10まで旅客数が右肩上がりだったが、ウォン安で物量ともに激減。定員約680人の旅客は、採算ラインの7割に届かず、最近は半分程度しか埋まっていなかった。
 今後は神戸寄港を取りやめた上で、運航船を1隻に集約し、週5日運航していた大阪〜釜山便も2009/04/13から週3日に減便。予約客はすべて大阪便に振り分ける。

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神戸〜釜山フェリー:2009/04/04に再開 <2009/04/02>

 2009/02から船体修理のため一時休止していた神戸〜釜山(韓国)を週1回結ぶ定期フェリーが、2009/04/04、運航を再開する。
 2009/04からは毎週土曜日に神戸港を発着。週3便だった大阪からの発着便も週5便となる。

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神戸〜釜山フェリー:一時休止 <2009/02/02>

 8年ぶりに神戸〜釜山(韓国)航路を復活させた定期フェリー パンスター号が、2009/02/07から神戸への寄港を一時休止する。
 総代理店サンスターラインによると、神戸に就航する2隻のうち1隻のエンジンが故障。使っていた代替船を他の航路に充てることになり、神戸への寄港ができなくなった。週5便就航していた大阪は2009/02/03から2便減の週3便になる。修理が終わる2009/03下旬に再開する見込み。

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神戸〜釜山フェリー:2009/01に就航変更 <神戸新聞 2008/12/17>

 神戸市は2008/12/17、2008/12/20に予定されていた神戸と釜山(韓国)を結ぶ国際定期フェリーの就航が、2009/01/10に変更されたと発表した。
 神戸市みなと総局によると、2008/12/20に寄港予定だった「パンスター・ドリーム」(2万1535トン)にエンジントラブルが発生した。運行会社のパンスターラインは別のフェリーを使用し、2009/01/10 09:30に神戸ポートターミナルに入港する。

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神戸〜韓国定期フェリー就航へ 7年ぶり誘致 <神戸新聞など 2008/12/09>

 神戸と釜山(韓国)を結ぶ定期フェリーが2008/12/20、就航する。韓国のフェリー会社 パンスターラインが運航し、神戸〜韓国航路は7年ぶりの復活となる。神戸市などによる誘致活動が実を結んだ格好で、観光客増加への大きな弾みとなりそうだ。神戸〜韓国航路はマレーシアの会社が定期クルーズ船を運航していたが、乗客の減少などを理由に2001年から休止していた。

 パンスターラインは、神戸の観光地としての魅力や在日韓国人が多い点などを重視。現在、釜山〜大阪を週6日運航しているが、毎週土曜日の便を神戸発着に変更する。航行するのは「パンスター・ドリーム」(2万1535トン)と「パンスター・サニー」(2万6847トン)で、ラウンジやサウナ、免税店などがある豪華船。2008/12/20 10:00に神戸ポートターミナル(神戸市中央区)に入港、15:30に出発する。約19時間をかけて、翌朝、釜山に着く。客室料金は1万6000円から。
救命ペットボトル広がる 浮輪代わり、製作費200円 <神戸新聞 2008/12/08>を添削

 救命浮輪の代わりに、ペットボトルをリサイクル。高松海上保安部(香川県高松市)が、釣り客が多く訪れる香川県内3カ所の防波堤に使用済ボトルでつくった救命代用具「救命ペットボトル」を設置した。市販の救命浮輪は大きさにより5千〜2万円するが、約200円の製作費用で済む。

 きっかけは2008/08に香川県さぬき市であった救助劇だ。海岸で遊んでいた地元の中学生が沖でおぼれた人を発見。近くにいた子供会の世話役がたまたまペットボトル16本で作ったいかだを持っており、中学生がつかまらせて岸まで引き寄せ、見事に救助した。以前から水辺への救命ペットボトル設置を検討していた高松海上保安部は、あらためて効果を認識。高松市郷東町などの防波堤にある灯台に設置した。

 作り方はこうだ。2L入りペットボトル3本をひもでまとめ、目立つオレンジ色に塗装。遠くまで投げられるように中に少量の砂を入れる。長さ20mのロープを結び付け、もう一方の端を別のボトルの口に入れて底に固定し、投げるときに絡まらないように巻き入れる。大人1人がつかまっても十分な浮力がある。

 この救命ペットボトルは3年前、若松海上保安部(北九州市)の職員が考案。「浮くっちゃボトル」と命名し、管内の防波堤に設置したのが始まりだ。その後、唐津海上保安部や大分海上保安部など各地で導入が進んでいる。
作り方は若松海上保安部がホームページで紹介。http://www6.kaiho.mlit.go.jp/wakamatsu/service/oshirase/050804ukucchya/ukucchya_bottle1.htm

 神戸海上保安部は救命ペットボトルの製作、設置はしていないが、救命代用具になることをPRしている。
神戸空港からクルーズ観光も 北岸に埠頭整備へ <神戸新聞 2008/09/04>を添削

 神戸市は2008/09/03までに、神戸空港島に建設しながら使用を見合わせていた船舶用の岸壁を、2008年度中に着岸できるように整備する方針を固めた。
 岸壁は水深7.5mで、既に利用されている水深4mの岸壁に比べ、より大型の船が着岸できる。神戸市は貨物船やクルーズ客船の誘致を図り、空港の利用促進に弾みをつけたい考えだ。

 今回整備するのは空港島の北岸で、ポートライナーが通る橋脚の東側。空港島の建設時に埠頭用地として計画され、2002年に埋め立てが完成した。ただ空港の開港後も利用する船舶がなく、整備を見合わせていた。
 2008/03、港湾運送最大手の上組(神戸市中央区)が埠頭用地の南側に進出を決め、2008/06に神戸市と契約。これを受け、貨物を荷下ろしする岸壁の整備を図ることになった。今秋にも舗装工事などに取り掛かり、本年度末には終わる。
 広さ約1.2haで、埋立てを含め工事費は約20億円。神戸空港と関西国際空港を結ぶ高速船ベイ・シャトルが使用する岸壁よりも深く、数千tクラスの中型船舶が着岸できる。

 神戸市みなと総局は、航空機と客船を組み合わせた旅行「フライ&クルーズ」のPRに力を入れており、担当者は「貨物だけでなく観光客の増加につながれば」と期待を寄せる。
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