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東海道新幹線の停電、原因は同相エアセクション停止 <Response 2017/07/13 18:46>を編集

 2017/06/21に発生した東海道新幹線の停電トラブルについてJR東海は2017/07/13、停電は架線と車両の集電装置(パンタグラフ)が不完全接触したことで架線が切れたためと発表した。

 トラブルは2017/06/21に発生。19:37『のぞみ241号』が新大阪駅への入線待ちのため東海道新幹線 京都~新大阪(大阪府高槻市)で停車。11分後の19:48、山陽新幹線の区間を含む京都~新神戸で瞬時停電が発生した。さらに19:53と20:08に同じ区間で停電が発生し、運転を見合わせた。

 職員が現地を確認したところ、架線を構成する電線のうち、パンタグラフと接する部分の電線(トロリ線)が切れているのを発見。復旧作業は深夜の0:47に完了し、7分後の0:54に運転を再開した。これにより東海道・山陽新幹線の乗客約5万1000人が影響を受け、下り12本の列車が一部区間で運休。上下計63本の列車が約3~6時間遅れた。

 JR東海によると、『のぞみ241号』がエアセクションで停車。エアセクションでは2つのトロリ線が並んでおり、12号車のパンタグラフが片側のトロリ線と不完全接触となる範囲(2m程度)で停止した。この地点で『のぞみ241号』が11分間停車し続けた他、大雨の影響で『のぞみ241号』の前方に多数の列車が存在していたことから流れる電流も大きく、これによりトロリ線が熱くなって断線したという。

 エアセクションは、架線に流れる電気を区分する場所。在来線の場合、異なる変電所の境界点に設けられ、セクション内では2つの変電所から伸びる架線が2本並ぶ。ここで列車が停車すると、パンタグラフによって2本の架線が短絡し、発熱して断線に至る場合がある。
 このため、原則としてエアセクション内では停車してはならない。2015/08には、JR東日本の根岸線で列車がエアセクション内で停車。架線が溶けて停電した。2015/11にもJR西日本のJR神戸線で同様のトラブルが発生している。
 一方、新幹線のエアセクションは、列車通過時にセクション前後の架線が同じ電源になる「同相エアセクション」。JR東海は「同一電源であり、一列車あたりの電流も小さいことから、アーク放電を起こしにくく、発生した場合であっても、トロリ線断線には至らない程度であると想定していました」としている。

 JR東海は今回のトラブルを受け、同相エアセクションに停止回避区間を示す標識を新設するとしている。標識の設置は2017/08上旬に完了する予定。

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新幹線停電トラブル 不完全接触が原因で架線断線 <2017/07/13 12:34 神戸新聞NEXT>を編集

 大阪府高槻市の東海道新幹線で2017/06/21、架線が切れて京都~新神戸で送電できなくなり、運行が約5時間ストップしたトラブルで、JR東海は2017/07/13、2本の架線(トロリー線)が並行する区間(エアセクション)で列車が停車した際、パンタグラフと不完全に接触していた架線で熱や放電が発生し、架線が切れたと発表した。JR東海はエアセクションを避けて停車するよう運転士に指示する標識の設置など、2017/08上旬までに対策を終えるという。

 JR東海によると、停電は19:48、19:53、20:08の計3回あり、1回目に切れた架線が車体上部に接触して発生したと説明。架線が切れたのは、パンタグラフと接触不良だった架線に電流が流れ続け、600℃以上の熱や放電が生じたためという。

 JR東海は、当時は大雨でダイヤが乱れ、2本の架線が並行する区間に列車が約11分間停車したこと、近隣の上下線に計12編成の列車が在線していたことなどが同時に起きたことで発生した「ごく稀な現象」とした。

 トラブルの影響で、JR東海は12本が部分運休し63本が遅延、JR西日本は17本が運休し81本が遅延、延べ約8.9万人に影響が出た。
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新神戸駅の白煙トラブル、正体は湯気?水蒸気? <2017/03/08 16:00 神戸新聞NEXT>を編集

 山陽新幹線 新神戸駅東側のトンネルから水蒸気が上がり、上下線が運休するなどしたトラブルから2017/03/08で1週間が過ぎた。
 火災と誤認した119番が相次ぐほど煙の量は多かったが、発生した詳しい原因は不明のまま。今後も消防などに通報があれば運行を止めて確認しないわけにはいかず、JR西日本は対策に頭を悩ませている。

 2017/03/01 05:50ごろ、神戸市中央区熊内町の六甲トンネル出入口付近で「白い煙が出ている」と通行人が119番。JR西日本や神戸市消防局などがトンネル内を調べたが、異臭や火災の形跡はなかった。安全確認のため上下11本が運休、49本が最大で約2時間半遅れ、約2万3200人に影響した。

 JR西日本などによると、六甲トンネルは全長約16kmと長いため、内部は湿度が高く、気温は年間を通じてほぼ一定。2017/03/01は17~18度程度とみられ、外気の3.7度とは10度以上の差があった。水分を多く含んだ暖かい空気が、トンネルの外で冷たい空気に触れ、白煙のような水蒸気が発生したとみられる。

 京都大学大学院 工学研究科 社会基盤工学専攻 資源工学講座 計測評価工学分野 教授の朝倉俊弘(トンネル工学)は「冬の朝に吐いた息が白くなるのと同じこと。急に冷え込んだ日の朝には発生しやすくなる」と話す。六甲トンネルでは過去にも発生したといい、現場をよく知るJR関係者は「六甲トンネルの地下に流れる有馬温泉の源泉が影響したのではないか」と推測していたという。

 全国でも同様の現象は起きている。長野県上田市で2016/01、北陸新幹線の五里ケ峯トンネルから水蒸気が出ているのをJR東日本の社員が確認。JR北海道やJR東海などでもあったが、いずれも運行に支障はなく、記録には残っていないという。

 困るのは対策だ。水蒸気が発生する詳細な条件などが分からない上、消防などに通報された場合、今回のように安全確認が終わるまで運行を止めなければならない。

 JR西日本広報部は「消防などと連携を密にし、運行に支障が出るような大きなトラブルにならないようにするしかない」。
 朝倉教授は「新幹線の運行を長時間止めるのは経済的損失が大きい。トンネル内に温度センサーを設置して毎日チェックするなどの具体的な対策を考えるべきだ」と話す。

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山陽新幹線トンネルから水蒸気か 運休、遅れで混乱 <2017/03/01 11:56 神戸新聞NEXT>を編集

 2017/03/01 05:50頃、JR山陽新幹線 新神戸駅東側の六甲トンネル出入口付近(神戸市中央区熊内町)で、「トンネルから白い煙が出ている」と通行人から119番があった。JR西日本などによると、トンネル内に火災の形跡はなく、水蒸気とみられるという。安全確認のため11本が運休、49本が最大2時間半遅れ、約2万3200人に影響した。

 JR西日本によると、急な冷え込みのため、外気とトンネル内で温度差が生じ、水蒸気が発生したとみられる。JR西日本、神戸市消防局、兵庫県警葺合警察署などがトンネルの内部を確認したが、異臭や火災の形跡はなかったという。

 JR西日本は安全確認のため、新大阪~岡山の上下線を始発から、岡山~博多の上下線もその後、運転を見合わせた。08:25に全区間で運転を再開した。
(中略)
 近くの神戸市立布引中学校の男性教頭(50)は「トンネルから、うっすらと蒸気が立ち上っているのが見えた。初めてのことで、職員室でも話題になった」と驚いていた。
「プラスEX」サービス、10月9日(火)スタート! <JR東海社長会見 2012/09/26>を編集

 新幹線の指定席ネット予約&IC乗車サービスを、お手持ちのクレジットカードでもご利用いただける「プラスEX」サービスがはじまります。「プラスEX」は、東海道新幹線専用のサービスで、準備の整ったクレジットカード会社のカードから順次拡大します。

◆「プラスEX」サービス、3つのポイント

1.(株)JCB、三井住友カード(株)、三菱UFJニコス(株)(*1)、トヨタファイナンス(株)等が発行する主なクレジットカード(個人向け)からスタート。
  525円の年会費(税込)で「プラスEX」をご利用いただけます。
  (*1)ニコスブランドは対象外となります。

2.「エクスプレス予約」で定評のある ケータイ・スマホ等からの指定席予約 と、JR東海から郵送でお届けする「プラスEXカード」を使った IC乗車サービス を提供。
  TOICA、Suica等との併用でJR在来線との乗継もスムーズに。(*2~*6)
  (*2)「プラスEX」は、会員本人(おとな1名)のみが利用できるサービスです。
  (*3)一部の乗継行程・設備利用については、ご予約いただけない場合があります。
  (*4)携帯電話・スマートフォンからの予約受付時間は05:30~23:30です。
  (*5)時刻表に表示された発車時刻の6分前まで予約可能です。
  (*6)一部の機種では利用できない場合があります。対応機種やスマートフォン向け画面の提供の詳細は、「プラスEXホームページ」の「ご利用環境」でご確認ください。

 ・予約の変更は、何度でも手数料無料でできます。(*7)
  (*7)変更は、「プラスEXカード」での改札入場前、かつ時刻表に表示された発車時刻の6分前までで、当初の購入日から3か月以内のご利用日の間に限ります。

3.普通車指定席を、いつでも、「ひかり」「こだま」の閑散期の料金で。

 ・たとえば、東京⇔新大阪間では、一年を通じて、「のぞみ」普通車指定席を13,550円(通常期所定額との比較:▲500円)でご利用いただけます。
 ・東海道新幹線(東京~新大阪間の各駅相互間)専用なので、新幹線駅とJR在来線駅との間は、別に運賃が必要です。(*8)
  (*8)「プラスEX」では、「プラスEXカード」を使ったIC乗車サービスのみを提供しますので、「東京都区内」「大阪市内」といった通常の乗車券に適用される、いわゆる「特定都区市内制度」は適用されません。プラスEXでJR在来線と乗り継ぐ場合、全乗車区間の料金は、プラスEXの料金とJR在来線部分の料金の合計となります。

◆サービス開始日:2012/10/09(火)
 ※「プラスEX」への入会受付を同日より開始します。

◆まずは、「プラスEXホームページ」 http://plus-ex.jp へアクセスを。
  ・サービスの詳しい内容、ご入会方法等のご案内はもちろん、お持ちのクレジットカードに「プラスEX」を付加できるか(カードナビ)、主にご利用になる区間(JR在来線駅も含みます)の所定額との比較(運賃ナビ)等、お客様の入会のご判断をサポートします。

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JR東海の新幹線、他社カードでネット予約可能に <日経新聞 2012/09/26 22:36>を編集

 JR東海は2012/09/26、新幹線のインターネット予約サービス エクスプレス(EX)予約 を拡充し、2012/10/09から他社のクレジットカードでも利用できるようにすると発表した。従来は専用のクレジットカードが必要だった。対象カードの拡大に伴いデータを処理するサーバーの能力も増強し、会員獲得に弾みを付けたい考えだ。

 新サービス「プラスEX」では、JCB、三井住友カード、三菱UFJニコス、トヨタファイナンスなどが発行する個人向けのクレジットカードが対象。東海道新幹線区間(東京~新大阪)のみで導入し、使えるカードや区間を順次拡大する。開始に伴うシステム改修費は約7億円。

 2012/10/09から各クレジットカード会社を通じ申し込みを受け付ける。会員登録すれば携帯電話やネット経由で新幹線の予約・変更ができる。2~3週間後に申込者には郵送で専用のIC乗車券が届く。IC乗車券をかざせば改札を通過できる。
 年会費は525円。指定席、グリーン席は通常の所定額に400~500円の割引が適用される。例えば、東京~新大阪の のぞみ普通車指定席は通常期の所定額より500円安い1万3550円(大人片道)。東京~名古屋では400円安い1万0380円となる。
 従来のEX予約と比べて年会費を半額に設定。一方で指定席などの割引額をほぼ半分に抑え、利用状況に応じてグリーン車が利用できるポイント制度がないなどサービスは限定した。

 これまでEX予約の会員は出張で東海道新幹線の利用頻度が高いビジネス客が中心。プラスEXの導入をテコに個人の観光利用など新しい顧客に会員層を広げたい考え。
 EX予約の会員数は2012/08末時点で206万人。2012年度からサーバーの増強を進めており、「会員数が倍近くに増えても耐えられる容量は確保した」(山田佳臣社長)という。

 JR東海は2012/09/26、東海道新幹線の新型車両 N700A が2013/02/08から営業運転を始めることを明らかにした。2013年度までに計13編成を順次投入する。EX予約の拡充とあわせて利用者数の増加を目指す。
東海道新幹線新大阪駅改札内にフードコート「大阪のれんめぐり」開店 <asahi.com 2011/09/28>を編集

 東海道新幹線新大阪駅の改札内にオープンする大阪名物を集めたフードコート「大阪のれんめぐり」が2011/09/28、報道陣に公開された。オープンは2011/09/29。

 出店するのは、
 串カツ店「大阪新世界 元祖串かつ だるま」
 たこ焼き店「たこ家道頓堀くくる」
 ねぎ焼き店「大阪・十三 元祖ねぎ焼 やまもと」
 うどん店「道頓堀今井」
 「炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー屋さん」
の計5店。
 全体をプロデュースした白ハト食品工業社長の永尾俊一(48)は「『大阪に行ったら食べたいグルメ』の一番店を集めた。食い倒れの街をアピールする場所にしたい」と話す。

 JR東海は2007年から、新大阪駅の新幹線ホームの増設や駅コンコースの改良を進めている。改札内の店舗は2011/07から順次改装しており、「大阪のれんめぐり」はその目玉に位置づけられている。
新大阪駅で電光掲示板試験 「さくら」はさくら色に <共同通信 2011/03/08 00:28>を添削


山陽・九州直通新幹線の開業を前に、JR新大阪駅で試験点灯された電光掲示板=2011/03/08 00:19

 山陽・九州直通新幹線の開業を今週末の2011/03/12に控え、新大阪駅で2011/03/08未明、「鹿児島中央」など九州区間の行先、列車名、時刻、番線などを示す新しい電光掲示板が試験点灯された。
 発光ダイオード(LED)がフルカラー化され、新しい列車の「みずほ」は橙色、「さくら」は桜色で表示。新大阪駅の新幹線改札口、コンコース、ホームなどに設置される。

 電光掲示板はJR東海が設置。
 JR東海によると従来は「のぞみ―黄」「ひかり―赤」「こだま―青」の3色しか表現できなかったが、フルカラー化で、687億種類もの多様な色を表示できるようになったという。
 駅名も東海道・山陽新幹線の停車駅に合わせて最大4文字までだったのを、鹿児島中央を表示させるため5文字に対応させた。
山陽新幹線サイレンス・カー、来春終了 利用低調 <神戸新聞 2010/12/26>を添削

 JR西日本は、2011/03/12のダイヤ改正に合わせ、山陽新幹線の「ひかりレールスター」(新大阪~博多)に導入している、車内放送がない「サイレンス・カー」を廃止する。山陽・九州新幹線の直通車両「さくら」(新大阪~鹿児島中央)の運行開始に伴い、車内サービスを統一するためだが、乗客が乗り過ごすなど相次ぐトラブルも影響したとみられる。

 JR西日本によると、サイレンス・カーは、2000/03、ひかりレールスター(8両編成)の運行開始に伴い4号車に設定。年末年始などの繁忙期や緊急時を除き、車内放送が流れない他、車内販売の売り子も乗客から声を掛けられない限り無言のまま移動する。
 当初は「静かな車内で仮眠できる」などとビジネスマンらに好評だったが、停車駅を電光掲示板のみで知らせるため、乗り過ごす乗客が続出。静かな車内ゆえに話し声がうるさい、といった苦情も多く、最近は利用が低迷、他の車両に比べ空席も目立っていたという。
 JR西日本の担当者は「一時期はサイレン・カーから指定席が売れていくほど人気だったのだが…。ちょっと寂しい感じ」と話す。

 ひかりレールスターでは同時に、1~2歳の子どもを対象にした、一部車両でのチャイルドクッション貸出サービスも廃止される。
ポイント操作ミス 山陽新幹線、一時運転見合わせ <MSN産経 2010/10/30>を添削

 2010/10/30 04:35頃、山陽新幹線博多総合車両所(福岡県那珂川町)構内にある線路のポイントで、博多総合車両所~博多の線路状態を点検する確認車が立ち往生した。この影響で山陽新幹線は博多発の上りが、午前6時の始発から約30分間、運転を見合わせた。

 JR西日本によると、確認車が構内を出るために走行中、運転士が進路が誤っているのに気づき、ポイント上で停止した。確認車がポイント上に止まり、線路の安全確認に手間取ったことから、運転再開までに時間がかかったという。
 ポイントに異常はなかった。車両所の係員がポイントを誤った方向に切り替えた上、運転士が間違いに気付くのが遅れたことが原因とみられる。

 JR西日本によると、部分運休を含め10本が運休。16本が最大86分遅れ、約1万人に影響が出た。
最速「みずほ」は朝夕4往復 新大阪から3時間45分 <共同通信 2010/10/20>を添削

 JR九州社長の唐池恒二は2010/10/20、2011/03/12の九州新幹線鹿児島ルート全線開業後、山陽新幹線に直通して新大阪~鹿児島中央を結ぶ最速列車の名称を「みずほ」と決定したと発表した。運行は朝夕に限定し、1日4往復になるとした。福岡市で開いた定例記者会見で述べた。

 「みずほ」の停車駅は、新大阪、新神戸、岡山、広島、小倉、博多、熊本、鹿児島中央となる。
 新大阪~鹿児島中央で現在より77分短縮で3時間45分。新大阪~熊本は1時間近く短縮され、2時間59分で結ぶ。

 唐池はまた、全線開業後のダイヤのイメージとして、新大阪~鹿児島中央の直通列車は最速の「みずほ」とそれに次ぐ「さくら」の両列車を合わせて1時間に1本程度の運行になると説明。このほか、博多~鹿児島中央は「さくら」と各駅停車「つばめ」の両列車を合わせて1時間に1本、博多~熊本間は1時間2本程度を予定しているとした。
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 ↓JR西日本社長会見 2010/10/20
 区間        「みずほ」 現行   短縮時分
 新大阪~熊本    2時間59分 3時間57分 58分
 新大阪~鹿児島中央 3時間45分 5時間02分 1時間17分
 岡山~熊本     2時間14分 3時間06分 52分
 岡山~鹿児島中央  3時間00分 4時間11分 1時間11分
 広島~熊本     1時間37分 2時間29分 52分
 広島~鹿児島中央  2時間24分 3時間34分 1時間10分
 

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九州新幹線:博多~熊本「1時間4本運行」を想定 <毎日新聞 2010/09/12>を添削

 JR九州の会長の石原進は2010/09/11、2011/03に全線開業する九州新幹線で、博多~鹿児島中央の列車を1時間2本、博多~熊本はこれに2本追加して計4本とする運行パターンを想定していることを明らかにした。2010/09/11に熊本市で開かれた日本不動産学会主催のシンポジウムで述べた。

 JR九州はダイヤや料金設定を年末に正式決定する方針。石原会長によると、博多~熊本は朝夕のラッシュ時、さらに1本を追加する可能性もある。また、山陽・九州新幹線直通列車は1時間に1本とする方向で調整している。

 このうち、石原会長は「みずほ」で検討している新大阪〜鹿児島中央の最速列車については「本数は少ないが、おそらく出来ると思う」と述べた。既に運行が決まっている「さくら」とは別名とする理由については「本来『スーパーさくら』のような名がいいと思うが、字数が多いとコンピューターシステムの改修に多額の費用がかかる」と説明した。

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九州新幹線:2011/03/12全通検討 新列車「みずほ」投入 鹿児島~大阪を3時間47分で <西日本新聞 2010/08/24>を添削

 JR西日本とJR九州が、九州新幹線鹿児島ルートについて、2011/03/12全線開通を軸に検討し、全通とともに直通運転が始まる九州山陽新幹線で、新大阪~鹿児島中央を3時間47分で結ぶ「みずほ」の運行を検討していることが2010/08/24、分かった。新大阪~鹿児島中央を所要4時間で結ぶ「さくら」と同じN700系の車両を使い、停車駅を絞ることで時短を実現する。4時間を切る最速新幹線で航空機の利用客を取り込む。

 運行ダイヤは2010/12に発表する予定。JR幹部によると、「みずほ」は東海道・山陽新幹線の「のぞみ」に相当する。山陽区間は現在停車駅が最も少ない「のぞみ」が停車する新神戸、岡山、広島、小倉、博多に停車し、九州区間は熊本、鹿児島中央にのみ停車する見通し。出張客が多い朝晩などに本数を絞って運行する。

 「みずほ」の名称は、かつて東京~熊本・長崎を走った寝台特急名として関西以西の利用客にも親しまれていた。

 九州新幹線のダイヤは、博多~熊本が1時間に4本、うち2本が鹿児島中央行きとする方向で検討している。この2本のうち、新大阪から鹿児島中央まで乗り入れる「さくら」は1時間1本程度で、「みずほ」より停車駅を数駅多くする。
 「みずほ」の運行を、この4本と別にするのか、時間帯によって「さくら」に代えるのか、などは未定。山陽新幹線と直通しない博多~鹿児島中央の急行タイプも「さくら」の名前で運行する可能性もある。博多~熊本、博多~鹿児島中央の「つばめ」は各駅停車のみとする方向。

 国土交通省によると、鹿児島県と近畿圏を結ぶ交通機関のシェアは航空機9:JR1。所要時間は、航空機は空港までの移動時間を含め約2時間40分。JRは現在は約5時間かかるが、「みずほ」を3時間台で走らせ、航空機のシェアを奪いたいとしている。

 運賃は、大阪伊丹~鹿児島の航空機の普通運賃片道2万6800円に対し、JRは現在、山陽新幹線とJR九州の在来線、九州新幹線を乗り継ぎ2万1500円となっている。全線開通後の運賃は未定だが、JRは割引切符などで割安感を打ち出したい考えだ。

■みずほ
 旧国鉄時代の1961~1994年、東京~熊本・長崎を走った寝台特急(ブルートレイン)の名称。1961年のダイヤ改正で、「はやぶさ」が走っていた東京~熊本に増設され、1975年には東京~長崎にも導入された。新幹線や航空機需要増加を受け、1994年に廃止された。
山陽新幹線ひかり号で緊急ブレーキ 姫路駅 <神戸新聞 2010/09/24>を添削

 2010/09/24 10:55ごろ、山陽新幹線 姫路駅(姫路市)で、「ひかり470号」(岡山発東京行き、16両編成)がホームに着く直前、緊急ブレーキがかかり停止した。JR西日本は岡山~姫路の上り線の運転を見合わせ、ひかり470号をホームの所定位置まで動かして運転を打ち切り、乗客は後続に乗り替えた。上り線は11:20に運転を再開した。
 JR西日本によると、緊急停車したのはJR西日本所有の300系車両。原因などを調べている。
ベアリングの一部が脱落 <神戸新聞 2010/03/08>を添削

 山陽新幹線 西明石〜新神戸を走っていた「のぞみ56号」で歯車箱(ギアケース)が破損し油が漏れたトラブルで、JR西日本は2010/03/08、ギアケース内の軸受(ベアリング)の一部が壊れ、脱落しているのが見つかった、と発表した。脱落した部品が歯車にかみ込み、ギアケースを突き破った可能性がある。軸受が壊れた原因は分からず、鉄道総合技術研究所などと詳しく調べる。

 JR西日本によると、脱落したのは「コロ」と呼ばれる円錐台の形をした部品(直径約2.15cm、高さ2.4cm)。鋼鉄製で、軸を囲むように13個付いており、回転することでモーターや車輪の軸を滑らかに回す。ギアケースには大小2つの歯車があるが、壊れていたのは小さい歯車の軸受で、コロが全て脱落していた。一部が大きな歯車にかみ込み、ケースを内側から壊したとみられる。ケースの内側や歯車には多くの傷が付き、底にはコロや歯車などが削れてできたとみられる金属片が残っていた。

 同社は2010/02の検査で潤滑油を入替えたが、翌日の検査で油が黒く汚れていたため、再度入れ替えた。その後の2回の検査では変色は見つからなかったものの、「汚れが(削れた金属片などの)予兆だった可能性もある」(金平英彦・車両部長)としている。
 同社は当面、検査時にギアケース内の油の汚れが見つかれば、油を抜いてケース内の金属片の有無を確かめたり、軸受の蓋に温度の上昇が分かるラベルを貼り付けたりする。「最終的な原因が分かるまで続けたい」としている。

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小歯車のベアリング破損 <共同通信 2010/03/08>を添削

 山陽新幹線「のぞみ56号」12号車のギアボックスが破損、車内に白煙が充満したトラブルで、JR西日本は2010/03/08、解体検査の結果、ギアボックス内にある小歯車のベアリングの部品が外れ、部品が内側からボックスを突き破ったとみられると発表した。

 JR西日本によると、ギアボックスの内壁は大きく損傷。底には部品の残骸とみられる金属片が散乱していた。ベアリングの部品がなぜ外れたかは分かっておらず、鉄道総合技術研究所(東京)と協力し分析を進める。東海道・山陽新幹線でベアリングが破損したのは初めて。

 部品は「コロ」と呼ばれ、円錐形で長さ2.4cm、底面の直径は2.15cm。強化鋼製でベアリング内部に全部で26個ある。外れたうちの一部がボックス内の大歯車に巻き込まれ、内壁を突き破ったとみられる。

 2010/03/03 20:40頃、西明石〜新神戸を走行中の「のぞみ56号」の台車車軸付近で油漏れが発生。12号車に白煙が立ち込め、乗客約600人が新神戸駅で降りた。その後、12号車の車軸付近にあるギアボックスが長さ約55cmにわたり破損し、中の潤滑油が漏れていたことが分かった。

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