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ベアリングの一部が脱落 <神戸新聞 2010/03/08>を添削

 山陽新幹線 西明石〜新神戸を走っていた「のぞみ56号」で歯車箱(ギアケース)が破損し油が漏れたトラブルで、JR西日本は2010/03/08、ギアケース内の軸受(ベアリング)の一部が壊れ、脱落しているのが見つかった、と発表した。脱落した部品が歯車にかみ込み、ギアケースを突き破った可能性がある。軸受が壊れた原因は分からず、鉄道総合技術研究所などと詳しく調べる。

 JR西日本によると、脱落したのは「コロ」と呼ばれる円錐台の形をした部品(直径約2.15cm、高さ2.4cm)。鋼鉄製で、軸を囲むように13個付いており、回転することでモーターや車輪の軸を滑らかに回す。ギアケースには大小2つの歯車があるが、壊れていたのは小さい歯車の軸受で、コロが全て脱落していた。一部が大きな歯車にかみ込み、ケースを内側から壊したとみられる。ケースの内側や歯車には多くの傷が付き、底にはコロや歯車などが削れてできたとみられる金属片が残っていた。

 同社は2010/02の検査で潤滑油を入替えたが、翌日の検査で油が黒く汚れていたため、再度入れ替えた。その後の2回の検査では変色は見つからなかったものの、「汚れが(削れた金属片などの)予兆だった可能性もある」(金平英彦・車両部長)としている。
 同社は当面、検査時にギアケース内の油の汚れが見つかれば、油を抜いてケース内の金属片の有無を確かめたり、軸受の蓋に温度の上昇が分かるラベルを貼り付けたりする。「最終的な原因が分かるまで続けたい」としている。

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小歯車のベアリング破損 <共同通信 2010/03/08>を添削

 山陽新幹線「のぞみ56号」12号車のギアボックスが破損、車内に白煙が充満したトラブルで、JR西日本は2010/03/08、解体検査の結果、ギアボックス内にある小歯車のベアリングの部品が外れ、部品が内側からボックスを突き破ったとみられると発表した。

 JR西日本によると、ギアボックスの内壁は大きく損傷。底には部品の残骸とみられる金属片が散乱していた。ベアリングの部品がなぜ外れたかは分かっておらず、鉄道総合技術研究所(東京)と協力し分析を進める。東海道・山陽新幹線でベアリングが破損したのは初めて。

 部品は「コロ」と呼ばれ、円錐形で長さ2.4cm、底面の直径は2.15cm。強化鋼製でベアリング内部に全部で26個ある。外れたうちの一部がボックス内の大歯車に巻き込まれ、内壁を突き破ったとみられる。

 2010/03/03 20:40頃、西明石〜新神戸を走行中の「のぞみ56号」の台車車軸付近で油漏れが発生。12号車に白煙が立ち込め、乗客約600人が新神戸駅で降りた。その後、12号車の車軸付近にあるギアボックスが長さ約55cmにわたり破損し、中の潤滑油が漏れていたことが分かった。

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 大阪市北区のJR西日本本社で説明した新幹線統括部長の真野辰哉は「破損部分は列車の進行方向の逆側で何かがぶつかった外的要因は低い」とした上で、「歯車が欠けて内部で絡まり、箱を突き破った可能性も考えられる」と話した。ギアケース内部が確認できていないため、歯車が欠けているかどうかは不明だ。

 ギアケースの破損は1993/12に山陽新幹線の姫路〜西明石を走行中の列車で割れたケースがあるだけで、他の不具合は報告されておらず、JR西日本では「現段階では構造的な欠陥とは考えていない」としている。ギアケースの耐用年数は特に設けられていない。

 問題が起きたものと同時期に部品メーカーから購入した同様の車軸15本の使用も見合わせる。国土交通省近畿運輸局も同日、JR西日本の担当社員から報告を受け、原因を調査している。

■200人列車で一夜
 JR東海とJR西日本は2010/03/04未明、在来線に乗り継げなかった乗客ら用に、東京、名古屋、新大阪、岡山の4駅で車両を開放する列車ホテルを設け、計約200人が一夜を明かした。

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のぞみのギアボックス、1年で破損 JR西日本、調査へ <2010/03/05 共同通信>を添削

 山陽新幹線「のぞみ56号」のギアボックス破損トラブルで、ギアボックスは新幹線に付けて稼働し始めてから約1年しか経っていないことが2010/03/05、JR西日本への取材で分かった。
 ギアボックスが今回のトラブルのように大きく欠損した事例は「極めて稀なケース」(JR西日本幹部)。1年と短い期間で破損しており、JR西日本はギアボックスや車軸からなる台車を2010/03/05にも博多総合車両所(福岡県那珂川町)に移して分解、製品自体に問題がなかったかを含め詳しく調べる。

 JR西日本によると、ギアボックスは車軸につながる状態で2008/11に部品メーカーから購入。2009/02に別の列車に装着され、1年後の2010/02、トラブルを起こした列車に付け替えられた。JR西日本は付替えの際、台車検査を行い、異常は発見されなかったとしている。ただ、この検査はギアボックスの上蓋を外し、中の歯車の状態を目視で確認する程度の内容で、その段階で既に劣化や傷があった可能性もある。

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欠損後にひび割れか のぞみのギアボックス <2010/03/04 共同通信>を添削

 山陽新幹線「のぞみ56号」の12号車で2010/03/03、ギアボックスが破損、車内に白煙が充満したトラブルで、破損部位は五角形の欠損部分が脱落した後、ひび割れが広がったとみられることが2010/03/04、JR西日本への取材で分かった。
 脱落は、ギアボックスの特定部位に一気に何らかの強い力が加わって起きたとみられ、JR西日本は内部で歯車の破損がないか、トラブルがあった車両の台車を2010/03/05にも博多総合車両所(福岡県那珂川町)に移して詳しく調べる。
 ギアボックスや車軸には耐用年数が設定されておらず、走行距離や使用期間に応じて車両や台車の検査を実施する規定になっていたことも新たに分かった。担当者は「不具合が見つかれば随時交換する。今回も適切に検査しており、問題はなかった」と説明した。

 JR西日本によると、破損部位は欠損部分に加え、下に延びる形でひび割れが起きていた。12号車に白煙が充満して新神戸駅に停車した際には、縦約18.5cm、横約12.5cmの欠損部分が見つかったが、ひび割れは確認できず、その後、大阪第一車両所(大阪府摂津市)に移動して初めてひび割れが見つかった。

 事故を受け、国土交通省近畿運輸局は2010/03/04、早期の原因究明と再発防止策を取るようJR西日本を文書指導。JR西日本は故障車両と同じN700系のほか、同型のギアボックスを搭載した500系などJR西日本所有の約650両の一斉点検を始めた。

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新幹線のぞみ白煙事故:N700系は初期故障が目立つ時期 <MSN産経 2010/03/04>を添削

曽根悟・工学院大客員教授(鉄道工学)
「事故のあった最新型のN700系車両は、広い意味での製造ミスによる初期故障が目立つ時期に来ている。ギアボックスは外からの衝撃で破損するような設計になっていないので、内部に異物が混入した可能性が高い。ギアが回転できなくなれば、車輪やモーターも止まったままの状態で危険ではあるが、脱線は極めて起こりにくい」

鉄道ジャーナリスト・梅原淳 氏
「車両に不具合があったと考えられる。N700系車両から採用されたモーターと車軸をつなぐ低騒音型の駆動装置の故障か、台車の他の部分に何らかの不調があった可能性がある。外部から何かが当たったり、線路に異常があったりすれば、他の車両に影響がないのはおかしい。近くの車両連結部分にはトイレや洗面台がなく、何者かが異物を混入させたとも考えにくい。事故当日に受けた検査は部品を取り付けたまま目視する簡易なもので、機器の細部の状態までチェックするのは難しい」

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新幹線事故 ギアケース、内側から破損か <神戸新聞 2010/03/04>を添削

 山陽新幹線 西明石〜新神戸で2010/03/03夜、走行中の博多発東京行き「のぞみ56号」の車輪近くから油が漏れ、車内に白煙が充満した事故で、JR西日本は2010/03/04午前、12号車で破損していた歯車箱(ギアケース)について、歯車が欠けるなどして内側からケースを突き破った可能性があることを明らかにした。JR西日本は、同型のギアケースを1993年から採用しているが、同様のトラブルは報告されていない。JR西日本は車両を(自社の)博多総合車両所に搬送し、原因を詳しく調べる。

 JR西日本によると、厚さ約1.5cm、アルミ製のギアケースには長さ約18.5cm、幅12.5cmの五角形の穴があり、その下に約36cmのひび割れが走っていた。欠落した部分は見つかっていない。「走行中に外から物が当たったのではなく、内部から突き破った可能性が高い」と見ており、歯車の噛合せなどに不具合がなかったかを調べる。

 2010/02の検査時にケース内の歯車を確認したが異常はなく、2010/03/03に博多駅を出発前に実施した検査でも油漏れなどは見つからなかった。また走行当時、ギアケースの歯車が動かなくなった場合に異常を知らせる運転席の台車表示灯は点灯しなかった。

 JR西日本によると、1993/12、姫路〜西明石を走行中の300系車両のギアケースが2つに割れるトラブルがあったが、ケース周辺の部品の取付けが不十分だったのが原因で、今回との関連は考えにくいとのこと。

 車内に充満した白煙については、ギアケース近くに換気装置があり、ケースから漏れて霧状になった油が車内に流れ込んだ可能性が高い。

 JR西日本は同日、今回と同型のギアケースを搭載した新幹線車両(全637両)の点検を一斉に実施した。

 この事故でダイヤが大幅に乱れ、JR東海が2010/03/03夜用意した列車ホテルに、東京、名古屋、新大阪の3駅で計約200人が宿泊した。

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新幹線トラブル JR西日本、前例なく困惑 <神戸新聞 2010/03/04>を添削

 山陽新幹線 西明石〜新神戸を走行中の「のぞみ56号」の車内に白煙が充満した事故。JR西日本は2010/03/04、技術担当幹部らが本社で調査状況を説明した。幹部らは「歯車箱がなぜ破損したのか、前例がないので分からない」と困惑の表情を隠さず、「同じ構造の台車ではトラブルは起きていない。設計ミスではない」と繰り返した。

 当時、12号車に充満した白煙について、幹部らは漏れ出した潤滑油が霧状になって換気装置を通って車内に流れ込んだ可能性を指摘。吸い込んだ乗客の健康への影響については「成分を調査している」とした。また、12号車の乗客が異臭を感じ始めた岡山駅出発後、車掌が12号車を巡回。姫路駅を出発した後にも検札業務で12号車を通り抜けたが、異常に気付かなかった。
(後略)

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のぞみ事故:ギアボックス内側から破損か 全632車両を緊急検査 <MSN産経 2010/03/04>を添削

 山陽新幹線N700系「のぞみ56号」(博多発東京行き)の車内に白煙が充満した事故で、車軸付近にある歯車箱(ギアボックス)内部で歯車が欠けるなどのトラブルが起きてボックスが破損し、漏れ出た潤滑油が過熱、白煙を出した可能性が高いことが2010/03/04、JR西日本への取材で分かった。
 JR西日本は2010/03/04、車両を鳥飼車両基地(大阪府摂津市)へ移して詳しい原因を調べるとともに、同様のギアボックスを搭載する全新幹線632車両についても緊急検査を始めた。

 JR西日本によると、破損したギアボックスは、上部に縦18.5cm、横12.5cmの五角形の欠損があり、さらに下方に向かって長さ約36cmの亀裂ができていた。JR西日本は、破損部分から潤滑油が漏れて飛び散り、車輪や車軸に付着、過熱して白煙を発生させ、車両の換気口から入り込んだ可能性が高いとみている。JR西日本は、ギアボックスが破損した原因について、飛来物が走行中にぶつかった可能性は低いとみており、ボックス内部に収納されている歯車が欠けてボックスの内側にぶつかり、この衝撃で破損するなど、内側からの要因とみて歯車の状態を確認している。

 破損したギアボックスは2009/02から使用され、これまで50万〜60万km以上走行したが、これまでに不具合はなかった。ただ、同様の事故としては、1993年に走行中の300系新幹線のギアボックスが破損したケースがあった。

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のぞみ事故:JR西日本が本格調査 ギアボックス一部欠落か <共同通信 2010/03/04>を添削

 山陽新幹線 西明石〜新神戸を走行中の「のぞみ56号」の台車の車軸付近で油漏れし、白煙が上がった事故で、JR西日本は2010/03/04、鳥飼車両基地(大阪府摂津市)で当該車両の点検を始めた。原因を本格的に調べる。
 JR西日本によると、モーターの駆動を車軸に伝える歯車が入っている12号車のアルミ製ギアボックスの一部が、欠落するような形で破損していた。走行中に外部から物が当たるなどした可能性が考えられる。破損したボックスの中の潤滑油が流れ出た可能性もあるが、潤滑油が切れて歯車が動かなくなった場合に異常を知らせる運転席の台車表示灯は点灯しなかった。
 車両は2010/03/03に博多駅を出発する直前に簡易検査を受けていたが、問題のギアボックスは目視による検査で異常は見つからなかった。
 白煙について、兵庫県警はギアボックスの破片がオイルホースを傷つけて油漏れし、飛び散った油が走行中で熱を持った車体下部の金属に触れたためとみている。

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のぞみ事故:新幹線「のぞみ」車内で煙 姫路〜新神戸 車体下部から油漏れの跡 <MSN産経 2010/03/03>を添削

 2010/03/03 20:40頃、山陽新幹線 姫路駅から新神戸駅に向けて走行中の博多発東京行き「のぞみ56号」の12号車内の乗客から「煙が充満している」と110番通報があった。
 のぞみ号は新神戸駅で停車。神戸市消防局やJR西日本が、12号車の乗客を別の車両に避難させたうえで車体を調べたところ、12号車の車体下部の車輪カバーが破損し、油が漏れた跡が見つかった。葺合警察署や神戸市消防局が原因などを調べている。
 神戸市消防局によると、のぞみ56号の乗客は約600人で、男性(27)1人が気分が悪いと訴えて病院に運ばれたが、軽症だ。

 のぞみ56号の運転は再開されず、JR西日本は22:20すぎに運転打切りを決めた。新神戸駅では、駅員が乗客らに対し、神戸市営地下鉄を使って三宮へ向かい、在来線で新大阪駅に向かうよう案内している。

 博多から乗車し、12号車の最後列の座席に乗っていた男性は「姫路駅をすぎたあたりから車内に白い煙がうっすらと充満してきた。ゴムが燃えたような臭いもしたのでただごとではないなと思っていた」と話した。また12号車に乗っていた男性は「姫路を出て10分後くらいに煙が出て、気づいたら上の方にモヤがかかっていた。これはおかしいと思って車掌に知らせた。大騒ぎにはなっていなかったが、みんなまわりをキョロキョロ見回していた」と話した。

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のぞみ事故:走行中の新幹線車内で白煙 車輪付近の部品破損 <神戸新聞 2010/03/04>を添削

 2010/03/03 20:35頃、山陽新幹線 西明石〜新神戸を走行中の「のぞみ56号」(博多発東京行き、16両編成、乗客約600人)の男性乗客から、「12号車内で煙が出ている」と110番通報があった。新神戸駅に到着後、駆け付けた消防隊員が12号車内の煙とともに、車輪内側にある歯車箱が破損しているのを確認。周辺に大量の潤滑油が漏れた跡があった。葺合警察署は走行中に歯車箱が破損した影響で潤滑油が漏れ、煙が出たとみて調べている。

 神戸市消防局によると、12号車には30〜40人が乗車していたが、新神戸駅到着後、車外に避難。宝塚市内の男性(27)が煙を吸って気分が悪くなり、神戸市内の病院で手当てを受けた。他の車両の乗客を含め負傷者は確認されていない。
 12号車の乗客によると、広島駅を出発後、マッチを擦ったような臭いが漂い始め、姫路駅を出た後、車内に煙が充満した。また走行中、車両の下から異音が繰り返し聞こえた。この間、トラブルに関する車内アナウンスはなく、新神戸駅に到着後ようやく「原因を調べる」という内容のアナウンスがあった。

※なるほど、車掌に言っても取りあってもらえなかったから、110番通報したんですね。

 JR西日本によると、トラブルがあったのは最新鋭車両のN700系。破損した歯車箱は車軸に1つずつ取り付けられており、12号車の前から2つ目の右車輪側のものが破損していた。
 葺合警察署は、何らかの原因で歯車箱が壊れ、破片の一部が横に付いているオイルホースを傷つけたため、潤滑油が漏れたのではないかと判断。こうした状態で高速走行したことにより、煙が上がったのではないかとみている。
 JR西日本によると、のぞみ56号は博多駅で目視による定期検査を済ませたばかり。2月には、歯車箱を含む台車の検査も行っていた。

 このトラブルでJR西日本は新神戸駅でのぞみ56号の運転を打ち切ったほか、山陽新幹線区間で上下とも運転を見合わせた。約2時間半後、順次運転を再開したが、上下27本が最大3時間17分遅れ、約7千人に影響が出た。
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