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播磨臨海道路のルート「内陸・加古川」を選定 <2020/6/29 12:55神戸新聞NEXT>を編集

 「播磨臨海地域道路」のルートについて、国土交通省近畿地方整備局は2020/06/29、公表していた4案から「内陸・加古川ルート」を選定した。事業化の時期は未定だが、実質的な概略ルートの決定で大きな一歩を踏み出す。
 2020/06/29午前、大阪市内であった社会資本整備審議会道路分科会近畿地方小委員会で示された。
(中略)
 4つのルート案は一定の幅を持つ帯状で、「内陸案」とその約1.2km海側に設定した「沿岸案」。さらにそれぞれ東の接続部を加古川BPとする「加古川案」と、第二神明からとする「明石案」があった。

 小委員会では、「内陸・加古川ルート」は国道2号BPへのアクセスが良く、神戸・大阪方面への所要時間の短縮が見込まれる上、臨海部から内陸部への移動で、主要な渋滞の場所を通らなくてもよくなる点が評価された。約5900億円と4案で最も事業費が抑えられることからも、同意する意見が相次いだ。
 また、明石市市長の泉房穂は明石市内が含まれるルートに反対を表明。姫路市は内陸ルートを希望するなど、「内陸・加古川」が地元自治体の立場からも最も受け入れやすかったとみられる。
 一方、沿岸案に比べて大気汚染や騒音などの生活環境と自然環境への影響が懸念されることについて、近畿地方整備局は「今後の路線や構造の検討で影響を軽減させていきたい」と説明した。

 小委員会委員長の山下淳(関西学院大学教授)は「大きな節目を迎えたが、これから新ルートと既存の道路をどう組み合わせるのかが試される。国交省は丁寧で分かりやすい説明を続けてほしい」と話した。

 住民意見などを踏まえた「計画段階評価」の手続きはこれで終了となる。今後は、都市計画や環境影響調査などが進む。

【播磨臨海地域道路】 神戸市西区と兵庫県太子町の約50kmを結ぶ一般国道。2016年、第二神明道路~姫路市広畑区の約35kmが「当面、都市計画・環境影響評価を進める区間」に設定され、片側2車線の自動車専用道路とする整備方針が決まった。播但連絡道路とは姫路JCTで接続する。周辺の渋滞緩和のため、第二神明の明石西ICには直接つながない。

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播磨臨海地域道路:4案提示 各案に長所と短所 一部反発もあり調整難航も <2019/8/7 20:49神戸新聞NEXT>を編集

 播磨臨海地域道路(神戸市西区~兵庫県太子町、約50km)のルート案が2019/08/07、国土交通省近畿地方整備局の有識者委員会で明らかになった。内陸案と沿岸案があり、それぞれ東の接続部を加古川か明石とする計4案。いずれも播但連絡道路とは姫路JCTで接続する。要望の本格化から20年を経て、早期整備に向けた道筋として注目を集める。

 各案とも長所、短所があり、建設費用も約5900億円~約9500億円と幅がある。今後は都市計画決定に向けて地元自治体との協議が始まるが、一部のルート案については反発もあり、調整が難航する局面も予想される。

 ルート案は、第二神明道路~姫路市広畑区の約35kmで、概略的に帯状で提示。この区間は2016年に、第二神明や播但道との接続部など3カ所が整備を優先的に進める区間とされていた。

 内陸案は、住宅地と工業地の間にある緑地や水路を活用。国道2号バイパスへのアクセス性がより高く、大阪・神戸方面への所要時間が短縮すると見込まれるものの、市街地を通ることから生活環境への影響が大きいとされる。
 一方、沿岸案は内陸案の約1.2km南側に想定し、海上や工業地帯を主に高架で走らせる。建設に影響する住宅や工場の数が少ないが、主に海上を通ることから災害時の代替道路としての機能は劣るとされる。
 また2ルート案それぞれで、東の接続部を加古川バイパスからとする加古川案と、第二神明からとする明石案を示した。
 加古川案は加古川市と播磨町の境界を、明石案は明石市と播磨町の境界を臨海部から北上し、JCTを新設。渋滞緩和のため、第二神明の明石西ICには直接接続しない。
 コストが最も低いのは、内陸・加古川案の約5900億円。最も高いのは沿岸・明石案の約9500億円で、内陸ルートの方が建設費用を抑えられる。

 近畿地方整備局は、地域住民らへのアンケートを年内にも行う予定。

【播磨臨海地域道路】
 神戸市西区~太子町の約50kmを結ぶ道路。国道2号バイパスの渋滞解消や物流機能強化に加え、災害時の交通路として兵庫県や地元市町、経済界などが要望。優先的に整備する3区間が設定され、第二神明~姫路広畑の約35kmを「当面、都市計画・環境影響評価を進める区間」として、片側2車線の自動車専用道路とする整備方針が決まった。事業化に向け、国土交通省が概略ルートや構造の検討を進めている。

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播磨臨海地域道路:概略ルートなど検討始まる <2017/03/25 07:18 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市西区~兵庫県太子町の約50kmを結ぶ播磨臨海地域道路について、国土交通省 近畿地方整備局は2017/03/24、大阪市中央区で有識者委員会を開き、事業化に向けた概略ルートや構造の検討を始めた。道路整備で目指す政策目標案のほか、自治体や住民の意見を聞き取る案を示した。

 社会資本整備審議会道路分科会の近畿地方小委員会。近畿地方整備局は2016/05、姫路市の飾磨・広畑周辺の臨海部など3区間を優先的に整備する方針を決めていた。

 政策目標案は、製造業の活性化、投資促進、観光周遊の促進、交通事故の削減、災害に強いまちづくり。それに対する意見聴取を、沿線自治体、住民、業界団体などを対象に行っていく。委員からは「ルート選定につながるような意見聴取をしてほしい」などの意見が出た。

 住民らの意見聴取は、次回会合以降に複数のルート案を示した後、再び行う。概略ルートが決まれば、都市計画決定を経て事業化を目指す。

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播磨臨海地域道路:3つの優先区間選定 <2016/05/12 建設通信新聞>を編集

 国土交通省近畿地方整備局は、新設を計画する播磨臨海地域道路について、優先的に整備を進める区間(優先区間)を選定した。
 優先区間は、第二神明~明姫幹線、高砂~飾磨バイパス、飾磨バイパス~広畑の3区間。
 2016/05/09に行われた有識者による社会資本整備審議会道路分科会近畿地方小委員会(第15回会合)で優先区間案を了承。今後、概略ルート・構造の検討を進め、整備による早期の効果発現を目指す。
 播磨臨海地域道路は、兵庫県南西部の太子町、姫路市、高砂市、加古川市、播磨町、稲美町、明石市の4市3町で構成される播磨臨海地域に新設する計画。神戸と明石市境の第二神明道路付近~太子竜野バイパス付近の全長約50kmを結び、並行する現国道2号バイパスなどの混雑解消を図る。
 概略ルート・構造の検討に当たっては、3つの優先区間の東端・第二神明から西端・姫路市広畑付近までの延長約35km区間について、都市計画と環境アセスメントの手続きを進める計画だ。
 小委員会では、地域住民や道路利用者らの「国道2号バイパスへの交通集中がひどい。ほぼ毎日渋滞で使い物にならない」「渋滞に起因する事故が多すぎる」といった意見聴取結果が報告されるなど、早期整備の必要性があらためて示された。

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阪神高速道路(月見山)~第二神明道路(明石西)~加古川バイパス(高砂北)~姫路バイパス(太子東)~太子竜野バイパス(門前西)~と続く国道2号バイパス群。第二神明 明石西までは有料道路(高速道路)だが、そこから西は自動車専用道(無料区間)。したがって渋滞が激しい。

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兵庫県作成_播磨臨海道路1
兵庫県作成_播磨臨海道路2
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