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2012
05
08

摩耶ケーブル&ロープウェイ:廃止検討→とりあえず存続

摩耶ケーブル・摩耶ロープウェー(まやビューライン)のアクセス向上に向けたバス運行社会実験(山上・山麓)の検討を開始しました <神戸市記者資料提供 2012/04/25>を編集
神戸市企画調整局企画調整部調整課、神戸市都市計画総局計画部計画課、神戸市灘区役所まちづくり推進部まちづくり課

 神戸市では、六甲山・摩耶山のさらなる魅力向上と活性化に向けた取り組みの一環として、摩耶ケーブル・摩耶ロープウェー(まやビューライン)を挟む山上部と山麓部において、今年秋頃を目途にシャトルバス運行の社会実験を行う予定です。この社会実験に向け、このたび、2012/04/24に、それぞれの関係者等による検討体制として「六甲・摩耶山あちこち回遊推進委員会」と「まやビューラインアクセス向上実行委員会」を発足しました。
 今後、夏頃を目途にそれぞれの社会実験の実施計画をまとめるべく検討を進めていきますので、お知らせします。

【1.山上における社会実験】
1.概要:神戸の代表的観光地である「六甲・摩耶山」をモデルエリアとして、山上施設間の回遊性を高め、地域観光の活性化を図るため、現在公共交通路線の無い、六甲山牧場から森林植物園間のシャトルバス運行を含めた社会実験を実施する。
2.実施時期:秋頃の2か月程度(予定) ※土・日・祝日の実施を想定
3.ルート案:掬星台(摩耶ロープウェー山上駅)~六甲山牧場~森林植物園
4.実施主体:神戸市、六甲・摩耶山あちこち回遊推進委員会(一般財団法人神戸市都市整備公社(まやビューライン)、オテル・ド・摩耶、市立自然の家、市立森林植物園、市立六甲山牧場、阪急バス(株)、阪神総合レジャー(株)、摩耶山再生の会、摩耶山天上寺、六甲摩耶鉄道(株)、(事務局)都市計画総局計画部計画課)
5.今後の予定:「六甲・摩耶山あちこち回遊推進委員会」において、バス運行計画や広報・イベントの連携等について意見を聴取し、2012年夏頃を目途に山上における社会実験の実施計画をまとめる予定

【2.山麓における社会実験】
1.概要:主要駅から摩耶ケーブル下駅までのアクセス向上と灘山麓部での望ましい交通のあり方について検討を進めるため、JR灘駅を基点として、阪急王子公園駅、灘山麓部を通り、摩耶ケーブル下駅を結ぶシャトルバス運行の社会実験を実施する。
2.実施時期:秋頃の1か月程度(予定) ※平日、土・日・祝日の実施を想定
3.ルート案:JR灘駅~阪急王子公園駅~灘山麓部~摩耶ケーブル下駅
4.実施主体:神戸市、まやビューラインアクセス向上実行委員会(岩屋連合町会、上野地区自治連合会、灘中央自治会、原田住民自治会、摩耶自治会、上野婦人会、五毛婦人会、灘中央婦人会、原田婦人会、摩耶婦人会、岩屋ふれあいのまちづくり協議会、摩耶山再生の会、水道筋商店街協同組合、灘区民まちづくり会議企画運営委員会、(事務局)灘区役所まちづくり推進部まちづくり課
5.今後の予定:「まやビューラインアクセス向上実行委員会」において、バス運行計画等について協議を行い、2012年夏頃を目途に山麓における社会実験の実施計画をまとめる予定

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まやビューライン運行継続へ 車体更新、赤字を神戸市が負担 <MSN産経 2011/11/23 02:02>を編集

■摩耶山全体の活性化に

 神戸市は2011/11/22、利用低迷で赤字が続く「まやビューライン」(神戸市灘区)について、設備の更新費用や今後の赤字分を負担することで運行を継続する方針を表明した。神戸市長の矢田立郎は記者会見で「重要な公共交通手段で、神戸市の支援で安定的に運営する必要がある」と説明した。

 山頂からの眺望が1000万ドルの夜景として知られる摩耶山(標高698m)と市街地を結ぶ公共交通機関で、摩耶ケーブルと摩耶ロープウエーを乗り継ぐ。大正14年に摩耶山天上寺の参詣客を運ぶ路線としてケーブルカーの運行がスタートし、1955(昭和30)年にロープウエーが開通した。2001年から神戸市の外郭団体 財団法人神戸市都市整備公社が運営しているが、利用低迷から毎年1~2億円の赤字が続き、老朽化した設備の更新には約17億円の費用負担が予想されたことから公社が今年度末で撤退を表明。神戸市が存続のための支援策を検討していた。

 神戸市によると、公社が来年度以降も引き続き事業主体となって運行。設備全体を更新するのではなく、ケーブルカーの車体など必要部分に限定することで費用を約7億円に圧縮。運行経費についてもできる限り削り、更新費と赤字分を神戸市が負担する。神戸市は、必要額を2012年度の予算案に盛り込み、更新工事に踏み切る方針。神戸市は「費用面での支援と合わせて、鉄道とのアクセスの改善などで利便性を向上させ、摩耶山全体の活性化につなげたい」と強調している。

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まやビューライン存続目指す 摩耶山再生の会設立 <神戸新聞 2011/10/24 09:15>を編集

 摩耶山(神戸市灘区)と市街地をケーブルとロープウエーで結ぶ「まやビューライン」の存続活動に取り組む住民団体「摩耶山再生の会」の設立総会が2011/10/23、摩耶山のホテル「オテル・ド・摩耶」であった。イベント企画や土産物開発でまやビューラインの利用客を増やし、摩耶山の活性化を目指す。

 まやビューラインは、利用者低迷などによる経営難で財団法人神戸市都市整備公社が2011年度末での撤退を表明。存続を願う住民有志が2010/07に摩耶山再生会議を結成し、議論を重ねて神戸市に提案書を提出した。神戸市は2011/02、存続を決めた。

 摩耶山再生の会は摩耶山再生会議で出たアイデアを具体化するために設立。灘区内の婦人会、摩耶山を守ろう会、灘百選の会など7団体の代表ら26人が参加する。
 総会では、歴史好きの女性 歴女や山好きの女性 山ガールを呼ぶ企画、摩耶山案内人の導入、資金集めの仕組みづくりなどの事業計画案を発表。会長の玉田はる代(65)は「ビューラインを存続できるような活動を一つずつ実行し、市民に説明したい」と語った。また山上でのフリーマーケット リュックサックマーケットを始めた山納洋(40、芦屋市、会社員)が講演し、日替わりマスターのバーや六甲山でカフェを企画した活動を紹介。「とにかく楽しいから集まるという感覚を生かした仕掛けが活性化につながるのでは」と呼び掛けた。

 すでにPRバッジを3種類製作し、事務局長の慈憲一(45、神戸市灘区)は「要望だけでなく、住民側からできることを具体化していきたい」と話している。

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まやビューライン存続へ 新たな運営方針模索 <神戸新聞 2011/02/16 00:02>を添削

 神戸市は2011/02/15、外郭団体の財団法人神戸市都市整備公社が利用客の低迷などから2011年度末の撤退を表明していた「まやビューライン」(神戸市灘区)を存続させることを決めた。2011年度に再建策を検討し、2011秋までに新たな運営方針を固める。

(中略)
 神戸市都市整備公社は2011年度末の撤退を表明したが、地元では有志が摩耶山再生会議を結成するなど存続を求める声が高まり、これを受けた形で神戸市は方針を転換した。今後、老朽化した設備の更新や運営形態について協議を重ね、21億円の累積赤字や17億円とされる設備投資の負担についても公社と協議する。

 新たな運営方法は神戸市が神戸市都市整備公社から資産を引き継いだ上で、(1)民間委託(2)神戸市直営(3)運行のみ公社へ再委託などの案があるという。神戸市は「歴史のある観光資源に加え、公共交通の側面もある。ふさわしい存続方法を検討したい」としている。

 一方、地元の摩耶山再生会議は今後、市民に1000円単位の出資を呼びかけて支援基金を設立する方針で、2011/03からは「摩耶山へ行こうキャンペーン」を展開する。世話人の慈憲一(44、神戸市灘区)は「存続実現に、うれしさより責任を感じる。住民側もアイデアを出し、行政と一緒に再生の努力をしたい」と話す。

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絶景の「まやビューライン」が存廃の瀬戸際 <神戸新聞 2010/10/25>を添削

 山頂からの眺めが日本三大夜景に数えられる摩耶山(神戸市灘区、標高698m)と市街地をケーブルとロープウエーで結ぶ「まやビューライン」が存廃の瀬戸際にある。利用者の低迷による累積赤字の拡大で、経営する財団法人神戸市都市整備公社が2011年度中の撤退を表明。神戸市も2010/09の神戸市議会で追認した。だが「神戸のシンボル的存在。財政問題だけで切り捨てていいのか」と、地元住民が摩耶山再生会議を結成し、存続の道を模索している。

 「経営努力で利用者は微増したが、採算ラインの半分以下。継続は難しい」
 2010/10/13の神戸市議会決算特別委員会。民主、公明、共産など与野党を問わず撤退の再検討を求めたが、神戸市長 矢田立郎の答弁は変わらなかった。
 撤退の理由は恒常的な赤字体質だ。運営する神戸市都市整備公社によると、ピーク時の1956年に年間99万人だった乗客は2004年度は19万人に低迷。2009年度は27万人まで持ち直したが、採算ラインの70万人には遠く及ばない。設備も老朽化し、事業継続なら17億円の設備投資が必要。
 神戸市は事業の引受先を探すが、「採算面でハードルが高い」。神戸市都市整備公社は「財政に対する市民の目が厳しくなる中、これ以上、不採算施設の経営は無理」と、神戸市が2011年度予算案で何らかの支援策を示さなければ「廃止の手続きに入る」。「利用者低迷は、ケーブルは『必要ない』という市民の意思表示」と神戸市の関係者は話す。

 だが、行政主導の存廃に異議をとなえる声が上がり始めた。
 「まやビューラインは摩耶山と地元を結ぶ臍の緒。経営を行政任せにせず、住民も努力しよう」。利用客の低迷をみかねたデザイナー慈憲一(44、神戸市灘区)は4年前、山頂公園でフリーマーケットを開始。今では月1回、関西一円から約500人が集まるイベントに成長した。自然観察会や植樹など市民主体の活動も広がる。
 2010/07には、阪神・淡路大震災で休止したビューラインの復活を求めて運動した婦人会など地元団体が再結集し、摩耶山再生会議を設置。議論を重ねて2010/09、神戸市に提案書を渡した。(1)経営状況の開示、(2)市民と行政との協議の場の設定、(3)地域が主体の「摩耶山へ行こうキャンペーン」など、住民の積極的な関与を目指す。山上の公園でヨガ教室が開かれたり、若い女性が登山を楽しむ山ガールの人気スポットとして雑誌に紹介されたりと、「市民の庭として新たな魅力の発見が始まった」。「事業の存廃を行政だけで判断する時代ではない。歴史ある施設が本当にいらないのか、みんなで議論し、結論を出すべきだ」と話す。

■摩耶ケーブル
 1925(大正14)年、スタート。1955年には山頂に開園した遊園地(現在は閉園)と結ぶ神戸市営のロープウエーが完成、車なしで遊べるスポットとして一時、人気を集めた。が、復活を求める地元の強い声を受けた神戸市が2001年、民間会社から無償譲渡されたケーブルを神戸市都市整備公社に託していた。

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2011年度に「摩耶ケーブル」撤退へ 神戸市都市整備公社 <神戸新聞 2010/03/27>を大幅に添削

 神戸市灘区の摩耶ケーブルと摩耶ロープウエーを含む「まやビューライン」を経営する財団法人神戸市都市整備公社が、2011年度に経営から撤退することが分かった。

 阪神淡路大震災で摩耶ケーブルは駅舎などが損壊。自力再建は困難として神戸市都市整備公社に2000年に無償譲渡され、復興のシンボルとしてロープウエーと一体的に2001年に営業を再開した。
 再開した2001年度は44万人の利用があったものの、2002~2009年は18万~29万人と低迷し、採算ラインを大きく下回った。毎年1億円超の赤字を抱えていた。車両や線路の老朽化も進み、再投資には膨大な経費がかかるため、撤退を決めた。

 神戸市都市整備公社は「経営努力を続けたが、公社全体の経営が厳しくなる中、不採算施設を抱えるのは無理だと判断した」としている。神戸市は「廃止や民間譲渡も含め今後の在り方を検討する」としている。

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■摩耶ケーブル
 1925(大正14)年、摩耶鋼索鉄道が摩耶山天上寺の参詣客を乗せる路線として開業。1975年に阪神電鉄系の六甲摩耶鉄道となった。1995年に阪神淡路大震災で長期間休止、2000年に財団法人神戸市都市整備公社に無償譲渡された。

■摩耶ロープウェー
 1955年に神戸市交通局が開設した。1977年に財団法人神戸市都市整備公社に移管された。1995年に阪神淡路大震災で長期間休止。

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2012/05/08 (Tue.) Comment(0) 神戸市天下り【神戸新交通など】

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