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海難二審で逆転判断 <神戸新聞 2010/03/27>を添削

 神戸市沖の明石海峡で2008年、3隻が衝突し4人が死亡・行方不明になった事故で、海難審判の二審に当たる海難審判所(東京、供田仁男 審判長)は2010/03/26の裁決で、「見張りが不十分だった」として、砂利運搬船「第五栄政丸」の責任が重いと判断。その上で、刑事裁判の被告に当たる受審人で、第五栄政丸船長の池田敏勝(38)を業務停止2カ月、タンカー「オーシャンフェニックス」船長の田代清晴(61)と2等航海士の酒井正和(56)はともに業務停止1カ月とした。

 一審に当たる神戸地方海難審判所は2009年の裁決で、オーシャン号の責任を重くみて、池田を業務停止1カ月半、田代は業務停止1カ月、酒井は業務停止2カ月としていたが、海難審判所は異なる判断をした。
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 海難審判は二審制なので、これで行政処分は確定です。

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3人に業務停止の懲戒処分 明石海峡衝突で海難審判裁決 <神戸新聞 2009/01/16>を添削

 明石海峡で2008/03、船舶3隻が衝突し、3人が死亡、1人が行方不明になった事故で、神戸地方海難審判所(竹内伸二・審判長)は2009/01/16、「(沈没した貨物船)ゴールドリーダー号に事故原因は認められない」とし、衝突した他の2隻の乗組員3人に業務停止1〜2カ月の懲戒処分を言い渡した。

 裁決では、砂利運搬船「第五栄政丸」船長の池田敏勝(37、姫路市)は携帯電話のメールに気を取られて周囲への注意を怠り、タンカー「オーシャンフェニックス」船長の田代清晴(59、山口県下関市)と2等航海士の酒井正和(55、栃木県大田原市)は十分な見張りをせず、衝突の危険性が生じた後も適切な回避をしなかった、としている。

 酒井が業務停止2カ月、池田は業務停止1カ月15日、田代は業務停止1カ月の懲戒処分とした。

 裁決に不服がある場合、1週間以内に海難審判所(東京)に二審請求する。

 神戸地検は、業務上過失致死などの罪で、池田船長と酒井2等航海士を在宅起訴した。

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航海士2人を在宅起訴 神戸地検 <神戸新聞 2008/12/11>を添削

 明石海峡で3月、船舶3隻が衝突し、3人が死亡、1人が行方不明になった事故で、神戸地検は2008/12/11、業務上過失致死と業務上過失往来危険の罪で、栄政海運(姫路市家島町)の砂利運搬船「第五栄政丸」(496トン)と、第一タンカー(東京都)のタンカー「オーシャンフェニックス」(2948トン)をそれぞれ操船していた乗組員2人を在宅起訴した。不明の1人は死亡と認定した。
 起訴されたのは、栄政丸の1等航海士(37、姫路市)と、オーシャン号の2等航海士(55、栃木県大田原市)。いずれも起訴事実を認めている。

 起訴状によると、1等航海士は2008/03/05 14:55ごろ、明石海峡航路東側入口付近で、自動操舵にしたまま携帯電話のメール操作に気を取られて注意義務を怠り、オーシャン号と衝突。弾みでオーシャン号とベリーズ船籍の貨物船「ゴールドリーダー」(1466トン)を衝突させ、ゴールド号のフィリピン人の乗組員4人を水死させたとされる。2等航海士は同じころ、ゴールド号を追い抜こうとした際に見張りを怠り、栄政丸と衝突。ゴールド号にもぶつかって転覆、沈没させ、4人を水死させたとされる。

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第2回海難審判 業務停止求め結審 <毎日新聞 2008/09/20>を添削

 神戸市沖の明石海峡で2008/03/05、船舶3隻が衝突し、乗組員3人が死亡、1人が行方不明になった事故の第2回海難審判が2008/09/19、神戸地方海難審判庁(竹内伸二審判長)であった。
 刑事裁判の検察に当たる神戸地方海難審判理事所は、受審人の砂利運搬船「第5栄政丸」の池田敏勝船長(37)に業務停止2カ月、タンカー「オーシャンフェニックス」の田代清晴船長(59)に同1カ月、酒井正和2等航海士(54)に同1カ月15日を求め、結審した。
 一方、神戸地方海難審判理事所は指定海難関係人の栄政丸所有の「栄政海運」(姫路市)とオーシャン号所有の「第一タンカー」(東京都)については、安全管理規定について「速やかに対策を講じている」として、勧告の必要がなくなったとした。早ければ年内にも裁決が言い渡される。

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海難審判申立て <神戸新聞 2008/07/17>を添削

 明石海峡で2008/03、船舶3隻が衝突し、3人が死亡、1人が行方不明の事故で、神戸地方海難審判理事所は2008/07/17、原因究明が必要として、神戸地方海難審判庁に審判開始を申し立てた。

 事故は、砂利運搬船「第五栄政丸」(496t)とタンカー「オーシャンフェニックス」(2948t)が衝突。直後にオーシャン号と貨物船「ゴールドリーダー」(1466t)がぶつかり、ゴールド号が沈没した。

 事故原因にかかわるとされる関係者には次のものが指定された。
  第五栄政丸船長 池田敏勝(37)
  運航会社「栄政海運」(姫路市)
  オーシャン号船長 田代清晴(59)
  オーシャン号2等航海士 酒井正和(54)
  運航会社「第一タンカー」(東京都)
  ゴールド号2等航海士 ジョリコ・エタブレ・マリアーノ(31)

 申立によると、事故の主な原因は3隻の見張り不十分にあり、操船者が適切な回避措置をとらず、警告信号も出さなかったとした。過密航路の明石海峡でベテラン航海士を配置するなどの具体的な運航手順を、会社が策定していなかったことも一因としている。
 審判は早ければ今秋にも開かれる見込み。

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2隻の航海士を書類送検か <神戸新聞 2008/07/03>を添削

 神戸市沖の明石海峡でタンカーなど3隻が衝突した海難事故で、第五管区海上保安本部(神戸市)と神戸海上保安部は7/3、業務上過失致死と業務上過失往来危険容疑で、栄政海運(姫路市)の砂利運搬船「第5栄政丸」の1等航海士と、第一タンカー(東京都)のタンカー「オーシャンフェニックス」の2等航海士の 2人を神戸地検に書類送致する。同保安部は2人が周辺海域の監視を怠ったことが事故につながったとみている。

 調べでは、2008/03/05 14:55ごろ、神戸市沖2.5kmの明石海峡で、北東から進入した栄政丸がオーシャン号と衝突し、はずみでオーシャン号は並進していたベリーズ船籍の貨物船「ゴールドリーダー」にぶつかった。ゴールド号は転覆し沈没。フィリピン人乗組員3人が死亡、1人が行方不明になっている。
 衝突の直前、第五管区海上保安本部 大阪湾海上交通センター(淡路市)がオーシャン号に接近する栄政丸を確認し、無線で衝突の危険性を伝えた。2隻とも無線を受けることができる状態だったが、いずれも反応はなかった。
 調べに対し、2人は「直前まで相手の船に気づかなかった」などと供述している。

 一方、神戸海上保安部は、ゴールド号は航路進入前から手動操舵で航行していたことなどから過失割合は低いとみており、乗組員の立件を見送る方針。
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