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大阪市営地下鉄の信号無視・見落とし、3年間だけで21件。うち20件公表せず <MSN産経 2010/04/07>を添削

 人為的ミスによるトラブルが相次いでいる大阪市営地下鉄で、2007〜2009年度に赤信号の無視や見落としが21件に上り、大阪市交通局がうち20件について公表していなかったことが2010/04/07、分かった。大阪市役所のホームページに掲載されている。
 信号無視のケースでは、いずれも自動列車制御装置(ATC)が作動して緊急停止。うち1件は国土交通省近畿運輸局から是正勧告を受けていた。

 大阪市交通局によると、3年間に国土交通省近畿運輸局に報告したミスや人身事故などのトラブルは127件、報告しなかったトラブルは5件あった。大阪市交通局は、うち59件について「乗客にけがはなく、遅れが少ない」などとして公表していなかった。

 近畿運輸局から是正勧告を受けたのは、谷町線八尾南駅で2007/05、回送電車の運転士が赤信号を無視して引込み線から本線に進入し、緊急停止したトラブル。また、御堂筋線天王寺駅で2009/12、待機線からホームに入る電車が信号を無視して進み緊急停止したトラブルでは、運転士が運転指令所に無断でATCを解除して車両を後退させ、指令所にミスを報告しないまま再出発していた。
 大阪市交通局は「今後、安全上問題があるケースは公表したい」としている。

 また市営バスでも近畿運輸局に報告したトラブルが48件あったが、「過失割合がはっきりしない」などの理由で45件を公表していなかった。

〜〜〜〜
◇運転士と車掌、逆に乗り込み逆走20m

 大阪市営地下鉄谷町線で2009/09、始発の大日駅(大阪府守口市)を出発する電車が、行止りの壁に向かって約20m逆走していたことが明らかになった。自動列車制御装置(ATC)が作動したため、壁から約200mの位置で緊急停止し、けが人などはなかったが、運転士と車掌がそれぞれ本来と逆の運転室に乗り込み、進行方向を勘違いした初歩的ミスが原因。

 大阪市交通局によると、2009/09/03 07:25頃、大日発八尾南行き電車(6両編成)の運転士(37)が、本来とは逆の最後尾の運転室に乗車。信号が赤だったのに確認せず、壁に向かって発車させた。先頭車両の運転室には車掌(37)が乗り込んでいた。先頭車両には、運転を指導する役目の助役(44)も乗っていたが、異常に気付かなかった。電車は定位置に戻ったうえで、11分遅れで出発した。
 大阪市交通局の調査に対し、運転士と車掌は「出発が遅れ気味で、焦って間違えた」と話している。

〜〜〜〜
地下鉄が壁に向かって逆走=運転士反対に乗り信号無視 <時事通信 2010/04/03>

 大阪市営地下鉄谷町線終点の大日駅(守口市)で2009/09、大日駅発八尾南行き電車(6両編成)が逆走、壁に向かって約20m走行していたことが2010/04/03、大阪市交通局への取材で分かった。運転士(37)と車掌(37)がそれぞれ進行方向と逆の運転室に乗り込んだ上、運転士は赤信号も無視。上司の大日駅助役(44)も指導のため添乗していたが、ミスに気付かなかった。
 大阪市交通局によると、2009/09/03 07:24頃、遅刻した運転士らがあわててそれぞれ逆の運転室に乗り込み、前方と信号の確認をせずに電車を発進させた。
 指導のために進行方向側の運転室に乗車していた助役もミスに気付かず、信号が赤だったため自動列車制御装置(ATC)がすぐに作動、約20m進んだところで非常ブレーキがかかった。壁までは約200mの距離だった。電車は11分遅れで再出発。通勤時間帯だったため、車内には多数の乗客がいたとみられるが、けが人はいなかった。
 翌2009/09/04、大阪市交通局は国土交通省近畿運輸局にミスを報告。現在この運転士は乗務から外れており、車掌は復帰している。
 大阪市交通局は「衝突の恐れはなく、公表もしなかった。」としている。
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