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新金谷駅に転車台、全線正面運転へ <MSN産経 2011/09/13 10:58>を編集

 大井川鉄道(静岡県島田市)は、新金谷駅構内にSL機関車の向きを変える転車台(ターンテーブル)を新設し、2011/10/07から運用を始める。
 大井川鉄道の目玉であるSLはこれまで、千頭行きは機関車が正面を向いて走るが、金谷行きは向きが逆となる逆行運転を強いられていた。「格好悪い」「期待外れ」などと鉄道ファンをがっかりさせていたため、弱点の解消を狙う。

 ターンテーブルはこれまで千頭駅にしかなく、イベント時に使う程度で活用されていなかった。新金谷駅に新設して一対での運用が可能となり、今後のSLは運行列車すべてが正面を向いて走る。

 新金谷駅に新設されるターンテーブルは全長17.5m、重さ22.8t。観光施策の一環で工事費約9000万円は島田市が拠出した。機関車を載せて回転する橋桁は、名古屋鉄道で1988年に作られたものを改造して再利用している。手動でも扱うことが可能で、イベントなどで鉄道ファンに取扱いを体験してもらうことなどを想定している。大井川鉄道は「近くでSLの動きを観察でき、SLを身近なものに感じてもらえれば」と話している。

 大井川鉄道によれば、逆行運転している金谷行きのSLは、これまでゴールデンウイークや紅葉シーズンなど限られた時期にしか満席にならなかったという。集客の面でも期待しており、2011/10/07のSLフェスタにあわせて使用を始める予定だ。

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お尻が前のSLでは…転車台設置で解消へ <2010/11/07 読売新聞>を編集

 島田市(静岡県)は2011年秋をメドに、大井川鉄道のSLの向きを回転させるための転車台を、新金谷駅近くに整備する方針を固めた。

 1976年のSL復活以来、金谷行きの列車の運行で強いられてきた逆行運転(機関車のお尻を前に向けた状態)が解消される。島田市は、設計費用などを盛り込んだ関連議案を、11月定例議会に提出する。

 大井川鉄道は、JR東海道線と接続する金谷駅(島田市)を始発に、終着の千頭駅(川根本町)まで約40kmでSL列車を運行し、利用客は年間約28万人と静岡県内有数の集客力を誇る。ただ、転車台は千頭駅にしかなく、千頭駅で方向転換すると同じ列車が次に金谷駅側を出発する際、機関車のお尻が先頭に来てしまう。

 このため千頭発の列車は、機関車の向きはそのままで側線を利用して先頭位置に移動させており、SLのお尻が前方を向いた不格好な運転を強いられてきた。結果的に、千頭駅の転車台も通常運行では出番がなく、イベントなどで活用されるだけの状態となっている。

 転車台を金谷駅側にも整備して千頭駅の転車台と合わせて活用すれば、上下線とも機関車を前向きにして客車の進行方向先頭に付けることが出来る。

 島田市によると、新転車台は金谷駅の1駅先にある新金谷駅南側の市有地などに設置し、周辺を「SL広場」(仮称)として整備する。また、観光客らが転車台を手でも動かせるよう設計する。島田市はSLを地元の観光資源と位置づけており、転車台の整備で更なる観光客増加につなげたい考えだ。

 2011/09中旬までに整備し、2011/10に島田市が開催する鉄道愛好者や家族連れを主な対象にしたSLや鉄道に関するイベントに合わせて、転車台を稼働させる。

 島田市長の桜井勝郎は「静岡空港の開港もあり、大井川流域の観光開発の一環として転車台を設置したい」と話している。
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