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2011
08
16

北近畿タンゴ鉄道 経営改善へ向け、値上げ、減便、一部廃止を検討

北近畿タンゴ鉄道 経営改善に模索続く <神戸新聞 2011/08/16 11:56>を添削

 京都府と京都府北部の市町を中心に、兵庫県と豊岡市も出資する第3セクター 北近畿タンゴ鉄道(KTR、京都府福知山市)の経営改善に向けた動きが活発化している。沿線の2府県7市町などでつくる北部地域総合公共交通検討会が2011/04に発足し、年内に改善策をまとめる計画。しかし、関係する自治体が多いため、運賃値上げ、減便、各自治体が出す補助金の負担割合など課題が山積しており、決着に向けては難航が予想される。

 KTRは1990年、豊岡市と京都府舞鶴市を結ぶ旧国鉄の赤字路線 宮津線を引き継ぐ3セクとしてスタート。赤字は続き、各自治体の資金で穴埋めしてきた。しかし2009年度、経常損失が7億円を超えると、補助金で補填ができなくなった。
 経営改善の検討会立ち上げのきっかけは、補助金支出を巡る京都府と兵庫県の不協和音。京都府が求める兵庫県と豊岡市の負担合計3706万円に対し、兵庫県側が支払ったのは豊岡市の1853万円に1000万円を加えた2853万円。2010年度も合計3681万円の要求に対し、応じたのは計2840万円だった。

 毎年一定割合の負担を求める京都府に対し「KTRが廃線になった場合、代替交通手段の利用に必要な補助額」を拠出根拠とし、「この試算を超える額は出せない」とする兵庫県。両者の折り合いがつかなかったことが、抜本的な改革着手を後押しした。

 3セク鉄道は旧国鉄の赤字路線を自治体が引き継いだケースが多く、乗客数が極端に少ないなど経営環境がおおむね悪い。第3セクター鉄道等協議会に加盟する35社のうち、2010年度は31社が赤字。KTRの赤字額は1996年度から15年連続で最多となっている。

# 黒字なのは智頭急行、伊勢鉄道、北越急行、鹿島臨海鉄道かな? 鹿島臨海は貨物が好調。他は全てJR特急が乗り入れ。

 2011/07/20に京都市内で開かれた検討会の第2回会合では、事務局の京都府が、運賃値上げと運行本数削減の2本柱による改革案を提示した。KTRは消費税率アップの時を除いて、運賃を値上げしたことはない。運行本数は利便性向上のため旧国鉄時代よりむしろ増やしてきており、両案に着手すれば大きな方針転換。だが、路線が最も長い京丹後市は「値上げと運行本数の削減がそのまま経営改善につながるかは分からない。利用促進策にもっと力を入れるべき」とする。一方、豊岡市は確実な赤字削減策への着手を求めており、自治体間には温度差がある。

 KTRを含め、多くの3セク鉄道は、沿線の人口減と加速する過疎化で収益の好転は期待しにくい。検討会座長で、交通政策に詳しい神戸大学大学院経営学研究科教授の正司健一は「設備投資費も含め、各自治体がどの程度なら補助できるかを考え、その額に応じたレベルでの鉄道維持に切り替える時期に来ている」と話している。

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KTR 公的支援や減便など議論へ 京都府が検討委設置 <京都新聞 2011/02/01 22:16>を添削

 京都府は今春、京都府などが出資する第3セクター 北近畿タンゴ鉄道(KTR)をはじめとした京都府北部の公共交通の今後を考える検討委員会を設置する。特に赤字が続くKTRへの公的支援や減便など経営改善策について今秋に方向性をまとめる考え。地元市町や有識者のほか兵庫県にも参加を呼びかける。

 KTRは乗客の減少で20期連続で赤字を計上しており、京都府、沿線市町、兵庫県から毎年4~5億円の経営対策補助金の拠出を受けて経営を維持している。2010/06に始まった舞鶴若狭自動車道の無料化実験で乗客がさらに減っており、抜本的な対策が迫られている。

 検討委員会では、KTRの利用促進策のほか運行本数を間引くなどのコスト削減策を議論する。参考として、一部路線を廃止し路線バスで代替する手段についてもコスト、利便性、影響を調べる。

 兵庫県との間で経営対策補助金の負担割合について折り合いがつかず、2009年度は800万円の不足額が生じた経緯があることから、今後の補助金の在り方についても兵庫県や地元市町と合意形成を図る考えだ。

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2011/08/16 (Tue.) Comment(0) 鉄道:旧国鉄第3セクター

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