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台風12号災害:紀勢線不通

撮り鉄警戒 特急救出作戦 JR新宮駅留置、京都まで385km <MSN産経 2011/11/12 22:50>を編集

 台風12号による紀伊半島豪雨のため、和歌山県新宮市のJR紀勢線新宮駅に留め置かれたままだった特急車両を機関車で牽引し、名古屋方面から京都へ回送する作業が2011/11/12夜、鉄道ファンが熱い視線を送る中で始まった。話題を呼んでいるのはJR西日本の車両がJR貨物の機関車に引かれJR東海の線路を走る、という光景が極めて珍しいためだ。過去には行きすぎたファンによるトラブルが問題化したことがあり、3社は警戒を強めている。

■ダイヤ流出

 2011/11/12 20時、「オーシャンアロー」として使われる283系1編成(6両)が機関車と牽引車に引っ張られ新宮駅を出発。駅のホームが見渡せる道路脇には約30人の撮り鉄が全国から駆け付け、車両をカメラで追った。
 出発時間は非公表だったが、鉄道ファン向けのインターネットサイトには、詳細なダイヤが流出。JR西日本の申入れにより情報は削除されたが、情報は口コミで広がり、夕方には脚立や三脚を置いて場所取りをするファンも。和歌山県警新宮警察署は線路内にファンが侵入することを警戒、パトカーを出して署員数人が目を光らせた。
 神戸市の男性会社員(24)は「機関車がオーシャンアローを牽引するのは珍しい。何としても撮りたいと思った」と興奮気味だった。

■話題に拍車

 和歌山県内の紀伊勝浦~新宮は橋梁が流され不通になり、三重県内の区間も非電化区間で走行できないため、新宮駅には特急「スーパーくろしお」2編成と特急「オーシャンアロー」1編成が取り残された。2011/12/03の紀勢線全線開通に向けて紀伊勝浦~新宮は橋梁の架替え工事が続いており、現在も不通のままだ。
 そのため、JR西日本は名古屋経由でJR西日本京都総合運転所(京都府向日市)に至る約385kmの区間を回送する計画を立案。JR東海、JR貨物に協力を依頼した。京都総合運転所では紀勢線の全面復旧に向け、車両を点検する。
 ファンが関心を寄せるのは、機関車が車両を牽引するのが新造車両の納品ぐらいに限られているため。しかも名古屋経由になったことに伴い、新宮駅以北の非電化区間を電車が走ることや、伊勢鉄道などの線路を走ることも珍しく、話題に拍車をかけているという。

■沿線にも…

 撮り鉄をめぐっては2010/02に大阪府柏原市のJR大和路線で、お座敷列車「あすか」を撮影しようと、約10人が線路内に侵入。大阪府警が鉄道営業法違反(鉄道地内立入)容疑で捜査する事態が起きた。
 回送日時を非公表としたのは、ファンが殺到しないよう混乱を防ぐためだったが、ダイヤがネットに掲載されたことについて、JR西日本関係者は「内部の人間しか知り得ないはずの情報なのに…」と困惑を隠せない。
 JR西日本はこれまで、沿線で撮影ポイントを探したり、回送を待ったりするファンの姿も確認。今後も残る2編成を順次回送する予定で、JR西日本社員は「トラブルが起こらなければいいが」と気をもんでいる。

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JRのドクター列車を救出、紀勢線再開で <MSN産経 2011/10/10 18:48>を編集

 台風12号の影響で不通になっていたJR紀勢線 熊野市~新宮の運転が2011/10/11に再開されることになり、新宮駅構内の留置線で孤立状態だった特急車両や在来線設備の安全を守る特殊車両が救出されることになった。
 この車両は、在来線の線路や信号通信設備などに異常がないか調べる特殊車両キヤ95系気動車(軌道・電気総合試験車、3両編成)で、安全を診断するという意味で、ドクター東海の愛称で呼ばれている。JR東海管内に2編成しかない貴重な車両だが、線路が寸断され、回送して他の路線で使えない状態が続いていた。

 JR東海によると、紀勢線では豪雨による増水で熊野市駅近くの井戸川橋梁の橋脚が流失、不通になったほか、新宮駅から和歌山寄りの区間でも橋梁が流され、線路が寸断。新宮駅構内に止めてあったドクター東海や特急車両など計15両が取り残されていた。
 特急車両が取り残されたことで車両不足に陥り、特急「ワイドビュー南紀」号は1日4往復から2往復に減便を余儀なくされていたが、熊野市~新宮が開通したことで車両の救出が可能になり、2011/10/11からは通常通りの4往復に戻るという。

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復旧しても「特急電車足りない」JR紀勢線 流された橋の向こうに3編成 <MSN産経 2011/09/26 14:00>を編集

 台風12号による紀伊半島豪雨で、半島を一周するJR紀勢線の複数の橋梁が流されたことから、新宮駅(和歌山県新宮市)の留置線にJR西日本とJR東海の特急列車が閉じ込められ、車両のやりくりがつかない状態となっている。特にJR西日本では影響が大きく、紀伊勝浦まで復旧したものの、運行本数は災害前の半分以下となる。

 JR西日本によると、紀勢線の特急には、京都・新大阪~白浜・新宮の「スーパーくろしお」「くろしお」「オーシャンアロー」があり、災害以前は白浜~新宮でも1日7往復が走っていた。だが、豪雨で那智川にかかる那智川橋梁(那智勝浦町)が流失したため、橋より東側にある新宮駅では、止めてあった「スーパーくろしお」2編成(12両)と「オーシャンアロー」1編成(6両)の計3編成が取り残されたため、特急3編成はしばらく使用不能だ。さらに白浜に止まっていた「オーシャンアロー」1編成も冠水で機器類が故障し、修理に手間取っている。計4編成が使えなくなったため、災害前と同規模での運行は難しいといい、2011/09/26に橋の手前にある紀伊勝浦まで復旧したものの、特急は2往復に減便する。

 一方、JR東海では、熊野市駅(三重県熊野市)構内の橋梁設備の一部が流されたことから、熊野市~新宮が不通となり、ディーゼル特急「ワイドビュー南紀」(名古屋~紀伊勝浦)2編成(8両)がやはり新宮駅に取り残された。熊野市駅の設備は2011/10には復旧する見込みというが、JR西日本が管理する新宮駅で冠水によるポイント故障もあり、JR東海では「駅のポイントが戻らなくては、不通は解消できない」としている。

 JR西日本の状況はさらに厳しい。紀勢線の特急は全て電車のため、非電化の熊野市~新宮を復旧させ、三重県経由で大回りをさせようとしても、自宅のある日根野電車区(大阪府泉佐野市)まで自力では戻れないからだ。解決に向けた具体的な計画や方法について両社とも「今の段階では何とも言えない」としており、問題の解決までにはまだ時間が必要という。

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紀勢線120km不通「復旧めど立たず」 <MSN産経 2011/09/13 11:29>を編集

 台風12号の豪雨に見舞われた和歌山県沿岸部の鉄道網の復旧が滞っている。和歌山県南部のJR紀勢線が約120kmにわたって運休。被害状況の把握すらままならない場所もあり、全線復旧の見通しは立っていない。

■バスで三重県に…強いられる大回り

 和歌山県那智勝浦町を流れる那智川の氾濫で崩落した那智川橋梁は、全長約40mのうち約25mが流失した。変電所の浸水や踏切への土砂の流入といった被害もあり、JR紀勢線は白浜~新宮の95.2km、新宮~熊野市の22.6kmが不通となっている。

 JR西日本は京都・新大阪~新宮の特急「オーシャンアロー」「スーパーくろしお」の一部などの運転をとりやめ、住民の足を確保するため代替バスの運行を始めたが、利用者の不便は解消されていない。

 那智勝浦町の住民(41)は「通勤で列車を利用しているが、車がないのでバスを使うしかない」。和歌山県新宮市の住民(58)は「バスで三重県に向かい、そこから大阪を目指すしかない」と話し、不通の影響で出張ルートの変更を余儀なくされたという。

 南海高野線も、和歌山県橋本市の紀ノ川橋梁(全長約217m)で橋脚の一部が最大約6cm、線路も約1.2cmずれていることが判明。橋本~紀伊清水の3.1kmが運休となっている。

 運行再開の見通しについて、JR西日本和歌山支社は「相当な時間を要するとみられるが、めどは立っていない」と説明。復旧の遅れは、秋の行楽シーズンを迎える南紀の観光地にも影響を与えるのは必至だ。

 ホエールウオッチングやダイビングスポットとして人気が高い串本町では、宿泊予約のキャンセルが相次いでおり、串本町観光協会の女性職員(24)は「影響がどれくらい広がるのか、想像もつかない」と表情を曇らせている。

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<JR西日本 社長会見 2011/09/14>を編集

1.台風12号に関する今後の取り組みについて
 台風12号により白浜駅および新宮駅の冠水や、橋梁の流失、車両が一部使用不能となるなどの被害が発生し、2011/09/14現在、白浜~新宮駅間において運転を見合わせております。
 まず、現在使用不能になっております紀伊日置~周参見駅間の橋梁を2011/09/17より使用再開します。現在、関西方面からは白浜駅まで運行しておりますが、使用再開後は串本駅までの運行が可能となります。
 次に、現在使用不能になっております紀伊浦神~下里駅間の橋梁を2011/09/26より使用再開します。これにより、串本~紀伊勝浦駅間において運行が可能となります。
 これにあわせ、京都・新大阪~紀伊勝浦駅間において特急列車を2往復運行させます。関西方面からは、京都駅08:36発で紀伊勝浦駅12:42着、および新大阪駅13:00発で紀伊勝浦駅16:38着の2本を設定します。観光のお客様が旅館にちょうどよい時間帯に到着することができるよう、時刻を設定しております。
 2往復しか設定できないのは、大雨の影響により、現在使用できない車両があるためです。白浜駅に留置中のオーシャンアロー編成については、床下への浸水のため当分の間使用不可能です。新宮駅に留置中のオーシャンアロー1編成およびスーパーくろしお2編成については、線路寸断の影響により回送ができない状態です。線路復旧後はこれらを早く回送させ、特急列車の運行本数を増やしたいと考えております。
 紀伊勝浦~新宮駅間約15kmの区間においては、現在被害状況を調査中です。今後、和歌山県とも協議し、できるだけ早い復旧を目指し取り組みたいと考えております。しかし、調査、設計、着工という手順が必要である以上、復旧までは時間を要すると考えております。復旧まではバスによる代行輸送を行います。

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2011/11/12 (Sat.) Comment(0) 鉄道:新快速!【JR西日本】

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