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洲本~関空航路の継続断念 淡路島3市にきょう通知へ <2018/07/05 06:00 神戸新聞NEXT>を編集

 淡路関空ライン(洲本市)は2018/07/04までに、洲本港~関西空港航路の運航継続を断念する方針を固めた。
 2018/07/13を最後に運航を休止すると発表してから3週間。初期経費を助成した淡路島内3市の反発を受け、事業継続を模索する異例の事態となっていたが、利用者増や経営改善への道筋が見通せないことから休止を最終決定した。2018/07/05、3市に申し入れる。

 淡路関空ラインは初年度の赤字が想定の2.5倍の1億5000万円に膨らんだことと、乗客増の見通しが立たないことを理由に、2018/06/13、国土交通省神戸運輸監理部に運航休止届を提出したが、計6000万円を助成した淡路島内3市が事業継続を強く要望。神戸運輸監理部に相談するなどして、運航経費が抑えられる小型船での事業継続を模索していた。
 しかし、小型船に変えることで着岸時に桟橋との間に生じる段差解消に2~3000万円の出費が必要なことや、荒天の影響による欠航が増えて利便性が低下し、さらなる乗客減を招く恐れもあるため、事業継続の妥当性は低いと判断した。
 いったん解雇通告した従業員の雇用継続協議も、うまく進まなかったとみられる。

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洲本~関空航路2018/07休止へ 就航1年、訪日客呼べず <2018/6/13 14:00神戸新聞NEXT>を編集

 洲本港~関西空港間で高速船を運航している「淡路関空ライン」は2018/06/13までに、運航を休止する方針を固めた。2018/06/13午後にも国土交通省神戸運輸監理部に届け出る。休止は2018/07/13付の見通し。関空に降り立つ訪日外国人客を淡路島に呼び込もうと、2017/07に10年ぶりに復活させた航路だったが、利用客数が低迷。わずか1年で姿を消すこととなる。

 淡路関空ラインは2017/02設立。訪日外国人客を関空から淡路島内観光地に招き寄せたい地元経済界などの意向を受け、2017/07/09に就航した。1日5往復を運航し、年間9万人の利用を目指したが、2018/05末までの利用客は約1万5千人にとどまっていた。

 初期投資への補助として洲本市と、淡路島内3市でつくる淡路広域行政事務組合から計6000万円の助成を取り付けたが、それを上回る赤字が発生。初年度となる2018/06月期決算は、最終損益の赤字額が当初予想の2.5倍となる1億5千万円に上る見通し。支援先も見つからず、経営改善の見通しが立たないため運航休止を決めた。

 淡路関空ラインは2018/06/13までに、淡路島内3市に運航休止を説明した。会社は清算せずに残す方針で、淡路関空ライン会長の吉村静穂は神戸新聞社の取材に「航路廃止とは考えていない。燃料費の高騰も足かせとなったので、現行より小型の船での運航など、3市と協議して再開の道を模索する」と話した。

 淡路島~関空間の航路を巡っては、かつて津名港からも定期便が出ていたが、不採算により2001/03に廃止。洲本港では、洲本市などが出資する第3セクターが2001/04に運航を始めた「洲本パールライン」が、高速バスとの競合などから2007/03に運航を取りやめた経緯がある。

【淡路関空ライン】2017/02設立。資本金3250万円。従業員数17人。下着・宝飾販売の「ジェノバ」(大阪市)の子会社で、岩屋港~明石港間で高速船を運航している「淡路ジェノバライン」の兄弟会社。

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10年ぶりに洲本~関空航路の運航を開始 <2017/07/09 21:39 神戸新聞NEXT>を編集

 淡路島の洲本港(洲本市)と関西空港を結ぶ定期船が2017/07/09、10年ぶりに復活した。5往復10便を運航。初日は全便が定刻に発着し、延べ40人が利用した。

 日の出前の4:45。空が朝焼けに染まり始めたころ、関空行きの始発便が洲本港を出発。運航会社の淡路関空ライン(洲本市)の幹部らが船出を見送った。

 洲本港側の始発便の利用者はゼロだったが、第2便には6人が乗船した。
#帰省を終え淡路市から勤務地の中国・上海に戻る建築設計士、出張で沖縄に向かう洲本市の団体職員、関空見学に向かう洲本市の夫婦、徳島市の夫婦

 関空へは従来、明石海峡大橋を渡り、大阪湾を回り込む必要があったが、直線距離で結ぶ船では所要時間がほぼ半分の65分になる。この日は洲本港発に計26人、関空発に14人が乗船した。

 片道大人2800円、小児1400円。ホームページ、電話で予約できる。

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関空~洲本航路、2017春にも復活へ 訪日客誘致狙う <2016/09/28 06:45 神戸新聞NEXT>を編集

 関西空港と淡路島を結ぶ定期航路の復活を目指している旅客船運航会社「淡路ジェノバライン」(淡路市岩屋)が、2017/04にも関空~洲本港間で運航を開始する方針を固めたことが、2016/09/27までに分かった。増加する訪日外国人観光客を淡路島内観光地などに誘導するのが主な狙い。関空と淡路島が海路でつながれば、2007年以来となる。

 淡路ジェノバラインは現在、明石港と岩屋港(淡路市)を結ぶ旅客船を運航。淡路ジェノバラインによると、関空~洲本では淡路ジェノバラインが保有する旅客船を使用する予定で、車は運べない。1日の便数は6往復程度を想定している。陸路では高速バスで最短でも約2時間かかるところ、約1時間に短縮されるという。
 淡路ジェノバラインは現在、関空側の船着場の調整などを行っているといい、淡路島内3市などと連携しながら、2017/01末までには国土交通省神戸運輸監理部に事業開始を申請したい考え。

 2016/09/27に洲本市内であった淡路島内3市長らとの会合で、兵庫県知事の井戸敏三は「(運航が始まれば洲本が)インバウンドにとって四国の玄関口ともなり、淡路島と四国の入り込みが増えるのではと期待している」と話した。
# ↑そんなこたない。

 関空~洲本には、かつて、洲本市などが出資する第三セクターが運航する定期航路「洲本パールライン」があったが、高速バスとの競合で利用者数が低迷し、2007/03に運航を取りやめた。一度廃止された航路が復活するのは全国的にも珍しい。

 航路復活を巡っては、2015/10に淡路ジェノバライン幹部や淡路島内観光業関係者らが一般社団法人「瀬戸内海 島めぐり協会」を設立し、可能性を検討してきた。岬町(大阪府)も洲本港~深日港の航路復活を目指しているが、関空航路が先に運航を開始すれば計画に影響しそうだ。
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