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JR東日本新幹線COSMOSトラブル:JR東日本、データ変更で容量超えると発表 <JR東日本http://www.jreast.co.jp/press/2010/20110106.pdf 2011/01/18>を添削

2.2011/01/17に発生した新幹線システム障害について

(1)概況
○8:23にダイヤの変更入力を行う予想ダイヤ画面の表示が消えたことから、中央装置と駅とのデータの整合を確認するため、「判断」として全列車を停止させた。
○8:52に予想ダイヤが回復し、更に、9:15に駅の制御が確実に行われていることを確認し、9:30に3本の列車の運転再開により異常のないことを確認した上で、9:38に全線で運転再開した。

(2)原因
 一時的に予想ダイヤの表示が消えた原因は、発生した輸送障害に伴う運転整理を行うために、列車を各駅に抑止させるという変更入力を行った際、必要なデータ修正数が大きくなり、システムの限度値を越え、予想ダイヤを表示できなかったためである。
・7:00に新白河駅、7:43に福島駅においてポイント不転換が発生したため、8:00頃から、駅間に列車を止めないようにするため、短時間に24本の列車に対して各駅に停止させる変更入力を行った。
・COSMOSでは、変更入力を行うと、その後予想ダイヤにデータ修正が必要な箇所を表示する仕組みとなっている。
・指令員は、データ修正が必要な箇所を順次解消すべく変更入力し、運転整理を行った。
・2008/05にCOSMOSを現在のバージョンにリニューアルした。旧システムでは予想ダイヤの範囲が4時間先までであったものを、終日できるようにした。
・システムは、1分毎にデータ修正が必要な箇所をチェックしており、その数は600件が限度で、限度を超えると予想ダイヤを表示することができない仕組みとなっていた。
・一時的にデータ修正が必要な箇所が600件を超えたことにより、予想ダイヤを表示できなくなった。

(3)対策
①データ修正が必要な箇所が多く生じる入力を連続して行う場合、修正箇所を解消してから新たな入力を行う。
②データ修正が必要な箇所が600件を超えても、予想ダイヤを表示できるようにプログラムを改修することを検討する。

以上
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# COSMOSは、ジェイアール東日本情報システムと日立製作所の共同開発。
# 2008/12に起きたCOSMOSトラブルと原因の根本が同じでは?

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JR東日本新幹線COSMOSトラブル:枝分かれ路線体系が障害招く? 復旧理由も分からないまま… <MSN産経 2011/01/18>を添削

 8万人以上の乗客に影響が出たJR東日本の新幹線運行トラブル。JR東日本の新幹線は東京~大宮を起点に新青森、秋田、山形、新潟、長野と枝分かれする路線体系で、1つのシステムトラブルが全線に波及する危険性を秘める。こうした複雑な路線を一元管理する運行システムには緊急時のバックアップ体制も整っていたが、切替えは行われなかった。一方でシステムは約30分後に自然復旧しており、JR東日本は当面の間、メーカーの技術員を運行本部に常駐させて対応するという。

 JR東日本によると、08:23ごろ、東京都内にある新幹線運行本部総合指令室に設置されたダイヤを表示する計22台のモニターが一斉についたり消えたりしたため、安全を考慮し全線の運行を停止。ダイヤのデータが各駅に正常に届いているかどうかを確認した。

 モニター不具合の原因箇所は特定できなかったが、08:52にシステムが正常に作動していることが確認されたため、JR東日本は試験運転を実施。09:38に全線を復旧させた。

 今回障害が起きたCOSMOSはJR東日本の各新幹線の運転状況や輸送計画などを一元的に管理、監視する。トラブル時には電気系統などをバックアップに切替え運用することも可能だが、「原因箇所がはっきりせず、正常な部分にも影響する恐れがある」(JR東日本)として切り替えなかった。

 JR東日本では2011/01/15にも東北新幹線の小山駅(栃木県小山市)で電気設備の故障に伴う混乱が発生。2010/12に東北新幹線が新青森駅まで全線開業し、2011/03には国内最速となる300km/h運転のE5系「はやぶさ」の営業運転開始を控えるが、幹部社員は「度重なるトラブルでお客さまに不安を与えて申し訳ない。早期の原因究明に努めたい」と話した。
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# COSMOSは、ジェイアール東日本情報システムと日立製作所の共同開発。

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JR東日本新幹線COSMOSトラブル:新幹線ダイヤほぼ正常化 影響8万人超、JR東日本が原因調査 <共同通信 2011/01/17>を添削

 システム障害で1時間15分にわたり運転が全面的にストップしたJR東日本の5新幹線は2011/01/17夜までに、大幅に乱れたダイヤがほぼ正常化した。障害発生のはっきりとした原因は分からず、JR東日本が調査を続ける。

 東北、上越、長野、山形、秋田の各新幹線は15本が運休。124本が最大2時間13分遅れ、約8万1200人が影響を受けた。

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JR東日本の新幹線が一時、全面運行停止 システム障害で5万3000人の足に乱れ <MSN産経 2011/01/17>を添削

 2011/01/17 08:23ごろ、JR東日本の新幹線の運行ダイヤなどを管理しているシステムに障害が発生。東北、上越、長野、山形、秋田の各新幹線が一時、全線で運転を見合わせたが、約1時間15分後の09:38に各新幹線とも運転を再開した。JR東日本によると、このトラブルで東北・上越新幹線の上野~大宮や長野新幹線の大宮~熊谷など計8本が乗客を乗せたまま駅間で一時立ち往生するなどダイヤは大きく乱れた。

 障害が起きたのは5新幹線の運行計画を管理するCOSMOSと呼ばれるシステム。1995年に運用が開始された。
 東京都内にある新幹線運行本部総合指令室にあるモニターに表示されたダイヤ表示がついたり消えたりするようになったため、走行中の安全確保ができなくなったとして全線で車両を停止させた。

 JR東日本は、ダイヤのデータが正常に各駅に届いているかどうかを確認した後、試験運転を行いシステムが正常に作動していることを確認し、運転を再開した。ダイヤのモニター表示がついたり消えたりするトラブルは初めてといい、詳しい原因を調査している。

 JR東日本の新幹線では、2008/12/29にも同じCOSMOSでシステム障害が発生。始発から約3時間にわたり運転を見合わせたため、上下100本以上が運休し、乗客13万8000人に影響が出た。
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# COSMOSは、ジェイアール東日本情報システムと日立製作所の共同開発。
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