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山陽電鉄の脱線事故は、単なる脱線事故ではなく、踏切事故の大規模バージョンと捉えるのが正しい。

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山電脱線、トラック運転手逮捕へ <神戸新聞 2013/02/12 22:49>を編集

 2012/02/12 15:50頃、山陽電鉄神鋼前踏切(高砂市荒井町南栄町)で、山陽姫路発阪神梅田行き直通特急電車(6両編成、乗客約70人)が、踏切で立ち往生していた中古車引取業「那須商会」(大阪府池田市)の車両運搬用のトラックに衝突した。踏切から東約120mの荒井駅上りホームに先頭車両が激突して乗り上げる形で脱線、2両目も脱線して停車した。

 高砂警察署などによると、この事故で、電車運転士の角銅祐也(34)が右足を骨折するなどの重傷。トラックの運転手 延東恵一郎(36)が顔に軽傷を負った他、男女17~85歳の乗客13人も軽傷で、計15人が負傷した。

 高砂警察署によると、トラックは南側から踏切に進入したが、約15m先の交差点で信号待ちの車があったため、後部の車両積降し用の可動式スロープが遮断機に引っかかった状態で停車。そこに電車が突っ込み、電車は約120m東の荒井駅ホーム西端に激突したという。トラックもはずみで、踏切北側の対向車線に停車していたタクシーにも衝突した。

 調べに対し、延東は「遮断機を外そうと、車から降り、スロープを倒した。車を発進させようとしたが間に合わなかった」と話しているという。高砂警察署は、自動車運転過失傷害容疑で、延東を逮捕する方針を固めた。

 一方、現場の踏切は幅約16.5mで、事故当時、警報機や遮断機は正常に作動し、非常ボタンも押してあったという。同乗していた車掌は「踏切から西約80mの地点で非常ブレーキがかかった」と説明しているという。

 立ち往生した車両を検知して電車の運転士や駅に知らせる障害物検知装置もあったが、高さ80cm以上の障害物に反応する仕組みで、今回は作動していないという。

 運輸安全委員会は2012/02/12、鉄道事故調査官3人を現地に派遣した。

 この事故で東二見~飾磨が上下線で不通となっており、復旧のめどはたっていない。JR三ノ宮~姫路で振替輸送を実施しているが、約80本が運休し、2.8万人に影響が出ている。
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