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パンタグラフバネ伸び架線接触か <2019/11/08 17:14 NHK ONLINE>を編集

 2019/11/07、山陽電鉄で、列車からパンタグラフが落下したトラブルで、現場で見つかった切れた架線は本来、パンタグラフと接触するはずのない高さに設置されていたことがわかりました。山陽電鉄は、パンタグラフが通常より高い位置にまで伸び、架線に接触したとみて調べています。

 2019/11/07、山陽明石駅で、特急列車のパンタグラフが壊れて落下し、一部の区間で7時間にわたって運転できなくなりました。これまでの山陽電鉄の調査で、現場では架線が切れているのが見つかっていましたが、この架線は特急列車の線路から分岐した別の線路に張られたもので、特急列車が通過しても接触しない高さに設置されていたことが新たにわかりました。
 一方、特急列車の線路の架線は、現場からおよそ600mで切れているのが確認されています。
 パンタグラフは、バネの力で架線を押し上げながら走行する仕組みになっていて、山陽電鉄は特急列車の架線が切れ、パンタグラフのバネが伸びたため、本来、接触するはずのない高さにある別の架線に引っかかったとみて調べています。

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山陽電鉄 約7時間運転できず <2019/11/07 17:59 NHK ONLINE>を編集

 山陽電鉄で2019/11/07朝、特急列車のパンタグラフが落下し、一部の区間でおよそ7時間にわたって運転できなくなりました。現場では架線が切れているのが見つかっていて、山陽電鉄はトラブルの原因を調べています。

 2019/11/07 08:00前、山陽電鉄の山陽明石駅で、停止しようと進入してきた特急列車が突然、停電し、そのまま動けなくなりました。列車にはおよそ900人が乗っていていましたが、先頭車両がすでにホームに入っていたため誘導し、乗客にけがなどはありませんでした。このトラブルの影響で、山陽電鉄は霞ヶ丘駅と東二見駅の間でおよそ7時間にわたり運転できなくなりました。

 山陽電鉄によりますと、パンタグラフは6両編成の車両のうち、前から2両目と5両目にそれぞれ2台ずつ設置されていて、このうち、5両目のパンタグラフがいずれも大きく壊れ、1つは線路脇に落下していました。また、現場からおよそ600m後ろを走行していた回送列車でもパンタグラフが壊れているのが見つかったということです。さらに、2つの現場ではいずれも架線が切れていました。
 山陽電鉄によりますと、特急列車のパンタグラフは2019/11/02に点検したほか、架線も2019/10/24に点検しており、いずれも異常はなかったということで、山陽電鉄はトラブルの原因を調べています。

【登校中の高校生の写真】
 パンタグラフが落ちた特急列車とは逆の上り列車に乗り登校していた高校生が撮影した写真です。写真には、列車に設置された1台のパンタグラフが折れて傾き、もう1台が列車のそばにまるごと落下している様子が写されています。高校生の乗っていた列車は事故の影響で、山陽明石駅で停車し、高校生は下車させられたということです。

【パンタグラフ撮影した乗客は】
 パンタグラフが落ちた電車のいちばん後ろの6両目に乗っていたという女性がNHKの電話取材に応じました。
 電車が停止したときの状況について、「特にアナウンスもなく、急にがーんという鉄がぶつかったような音と、ブレーキをかける音がして緊急停止しました。ホームの直前だったのでスピードはそれほど出ておらず、満員でしたが、みんなつり革を握っていて倒れたりこけたりした人はいませんでした。突然のことでびっくりしました」と説明しました。
 その後の車内の様子ついては、「『少々お待ちください。確認しております」というアナウンスが流れましたが、特に混乱は起きていなくてみなさん冷静でした」と振り返っていました。停止してから10分ほどたったあと、乗客は誘導に従って先頭車両から明石駅のホームまで移動したということです。女性は、この移動の際に落ちたパンタグラフを携帯電話で撮影していて「最初は何かわかりませんでしたが、ツイッターに投稿したら『パンタグラフだよ』と教えられました。ふだん通勤に使っている電車ですので、今後はこういうことがないように対策してほしい」と話していました。

【専門家は】
 鉄道の技術に詳しい工学院大学特任教授の曽根悟は、「パンタグラフの上部にあり、架線との摩耗を抑える役割をする『すり板』が、何らかの原因で外れ、架線を傷つけやすくなっていた可能性がある」と指摘します。そのうえで、「今回のケースでは架線が切れ、バランスを崩したパンタグラフが別の架線に引っかかり落下や損壊につながったのではないか」としています。
 また、曽根は、山陽明石駅は特急が停車するため、直前で線路が2本に分かれていることに注目し、「線路が分岐する場所では架線が交差している。1本の架線が切れたことで、進行方向に向かって斜めに張られている残りの架線とパンタグラフがぶつかり、大きな衝撃が加わってパンタグラフが破損したのではないか」と指摘しています。

【パンタグラフとは】
 パンタグラフは電車の屋根に設置され、線路の上に張られた架線から車両に電気を取り入れるための装置です。車両の振動や強風などで架線の高さが変わっても電気を取り入れ続けられるよう、走行中はばねによる一定の力で架線を押し上げる仕組みになっています。

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山陽電鉄が7時間ぶり運転再開 架線トラブル、2.9万人に影響 <2019/11/7 15:50神戸新聞NEXT>を編集

 2019/11/07 07:40頃、山陽電鉄 山陽明石~人丸前間の計2カ所で発生した架線トラブルで、不通になっていた霞ケ丘~東二見の上下線が14:30過ぎに運転再開された。山陽電鉄によると、JR西日本や神戸市営地下鉄への振替え輸送などを実施。直通特急58本を含む計121本が運転取りやめになり、約2.9万人に影響した。

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山陽電鉄で架線切れ、パンタグラフ折れる 運転再開、午後4時ごろか <2019/11/7 12:40神戸新聞NEXT>を編集

 2019/11/07 07:40頃、山陽電鉄 山陽明石~人丸前間で架線が切れるトラブルが発生した。霞ケ丘~東二見などの上下線で運転を見合わせ、JR西日本や神戸市営地下鉄への振替え輸送、神姫バスの代行輸送を実施。2019/11/07正午現在、直通特急38本を含む計81本が取り消しになり、約2.3万人に影響した。

 山陽電鉄によると、架線は山陽明石駅付近と人丸前駅付近で計2か所切れていた。走行中の大阪梅田発 山陽姫路行き直通特急(6両編成)の5両目車両のパンタグラフ2カ所が折れ、運転士が異常に気付いて山陽明石駅近くで停車。乗客約900人は駅員らが誘導し山陽明石駅で降ろしたという。直後の回送車両でも同様に2カ所パンタグラフが折れていたが、直通特急の約10分前に走行した車両にトラブルはなかった。山陽電鉄社員は「走行中に電車のパンタグラフが折れるトラブルは聞いたことがない」としている。2019/11/07 16時ごろに運転を再開する見込み。
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